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【妄想】着ぐるみ小説スレ第5章【連載?】
1名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/18(日) 01:18:39
文才よ集まれ!ここは着ぐるみを題材にした小説を載せるスレです。

【ルール】
■あなたが作ったオリジナルの文章を募集します。
■長い文章は何回かに分けて連載してください。(何話でも可)
■1回の投稿では30行以内で書いてください。
■執筆者は識別の為、名前欄には『必ず』ペンネームとトリップを入れてください。
■1度使ったトリップは変えないでください。
■題材が着ぐるみならどんな内容でもOKです。(アダルト可)
■文章を読んだ人はこのスレに感想を書いてください。(任意)
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

2名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/18(日) 01:19:39
過去スレ
【妄想】着ぐるみ小説スレ【連載?】
http://jbbs.livedoor.jp/anime/846/storage/1067870090.html
【妄想】着ぐるみ小説スレ第2章【連載?】
http://jbbs.livedoor.jp/anime/846/storage/1081325649.html
【妄想】着ぐるみ小説スレ第3章【連載?】
http://jbbs.livedoor.jp/anime/846/storage/1122950720.html
【妄想】着ぐるみ小説スレ第4章【連載?】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/846/1184654919/

3名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/18(日) 13:54:04
1さん乙。

4名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/19(月) 12:33:24
まだ完結してない話があるけど
作者さん来てくれるよね?(´・ω・`)

5名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/19(月) 12:49:54
それはどうかな?

6名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/19(月) 14:54:50
新スレいらなくね?

7真菜香:2008/05/19(月) 17:42:54
私はコレを見ていくのが生活の一部ですよ

8名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/19(月) 17:44:26
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

9名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/20(火) 12:32:13
つまり>>7は生粋のマゾっ娘って訳か。

10名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/20(火) 19:15:08
娘じゃないよネカマだよ。

11名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/20(火) 21:37:00
痛い小説書いたりと、とことん自虐的な奴だな。

12ななし、ですわ〜:2008/05/20(火) 21:55:43
そろそろ、だれか、かかないと、つまらない、でしょう、だから、わたくしが、かいて、さしあげますわ〜!と、いいたい、のですけど、あいにく、わたくしは、かくよりも、みるほうが、このみ、なので、たのしみに、してますわ!

13名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/20(火) 21:59:23
お上品っす!おれも言いたいっす!「早く、書けっす!」と、なるべく長編恋愛ストーリーがいいっす!

14名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/20(火) 22:00:35
12と13は同一人物だべ!おれもだべさ〜

15名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/20(火) 22:01:36
つるつるいっぱい

16名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/20(火) 22:02:46
福井だ…

17名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/20(火) 22:29:18
恋愛ね・・・そんな名前で長々書いてた人もいたね。
また書いてよ。

18名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/20(火) 22:48:08
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

19457 ― 着ぐるみの囚人服 ―  ◆sAEsqgy2Kg:2008/05/23(金) 22:02:01
目が覚めた。ここはどこだろう?
寝返ると安物のバネの音がする。
簡素なベッドに寝かされているようだ。
思考はまだ定まらないが全身に抗いようの無い圧迫感。
まだ着ぐるみのままでいるようだ。
無意識に動かした指先に柔らかな布が触れる。
散々恥ずかしい思いをさせられたあの衣装だ。
周囲を見回すと壁に鏡がある。
「うーーーーん…」
上半身を起こして伸びをすると可愛らしいあくびがでる。
ゆっくり息を吐いて鏡を見た。
「こ、これが…わたし… 私なのよね?」
思わず聖美子がつぶやく。
すでに何度も鏡で見ていたが、やはりその生身の身体では有り得ない容姿に心がときめき、鼓動が高鳴る。
落ち着いて見ることができなかった全身をあらためて見る。
小柄な身体、白いタイツを穿いた形のいい細い足、バランスよく広がった腰には派手なフリルの付いた薄いピンクのミニスカートとその裾から隠しきれずにはみ出た股間には女の子にはありえない微かな膨らみ、理想的なまでにくびれた胴、人前ではこれはこれでちょっと恥ずかしい程の存在感を主張する胸、その上半身を覆うこれまた薄いピンクのフリルブラウス、アニメから出てきたような可愛らしい顔の美少女着ぐるみ、髪は艶のある緑の黒髪。
衣装はいろんな意味でもうすこし大人しいほうが好みだが、これはこれで可愛いと思う、
ただし、これは自分でなく他の誰かが着るのを見るほうが楽しいだろう。
股間以外はほぼ進一の理想だった。
真っ先にその気に入らない股間が反応するが、同時にそれは心地よい刺激を生み出す。
若干の問題があるものの、表情を変えて自由に動ける可愛い理想の等身大の人形が両肩を抱いて目の前にいる。
さっきはこの格好で酷い目に遭わされた。
その後でパニックを起こし気を失ってしまったらしい。
そう、死ぬほどに恥ずかしい目にあわされた。
ふと、そのとき鏡に映った苦痛に耐えかねて歪む聖美子の顔が甦る。
股間の刺激が強まる。
鏡の中の聖美子が俯いてスカートの裾を引き下げるが気になる股間を完全に隠せない。
そのまま鏡に目をやり、我ながらなんて淫らな格好なのかしら…頭の中で思う。
こんな姿…人には絶対見られたくないのに、さっきは3体もの美少女着ぐるみに見られてしまった。
恥ずかしさがこみ上げてくると同時に、尚も膨れた股間がショーツ越しにタイツを押し広げようとする。

20457 ― 着ぐるみの囚人服 ―  ◆sAEsqgy2Kg:2008/05/23(金) 22:03:09
もともと美少女着ぐるみに興味があった。
着ぐるみで淫らな格好や行為をしている画像も見たことがある。
中には股間が膨れた美少女着ぐるみや男根を生やした美少女着ぐるみもいた。
進一にとってそれら全てはネット上で与えられるものだった。
着ぐるみを着てみたいという淡い願望はあったが、それは漠然とながら最初は普通に着るものだと思っていた。
それが、特殊な着ぐるみで、しかも己のあられもない格好を人前で晒す羽目になったのだ。
夢にも思っていなかった。
なにより人前に出るとやはり羞恥心が起こりマスクに埋め込まれたチップが聖美子として更にオーバーに行動を演出してしまう。
その声は進一にも聞こえるし、どういう行動をしているかも分かるから、より一層進一の羞恥心を煽るようだ。
「私が望んだこと…?」
美人着ぐるみ婦警さんが言った言葉が蘇り、聖美子の口で自問自答する。
「そう。最初は冗談で言ってみたのに本当に穴があるんだもの… 驚いたけど、直ぐに着てみたくなったのよ…」
普段ならこんな独り言はしないだろう。
口調も音程も少女のものになっている。
脳内で思ったことが普段は使わない言葉と声質に変わり耳を通して戻ってくる。
理屈では分かっているのだが、その違和感が新鮮で進一の耳をくすぐる。
さっきは他人に聞かれる恥ずかしさがあったが、今は室内に誰も居ない。
聖美子が敏感になった進一の身体を弄りだす。
視覚による刺激と聴覚による刺激と全身に感じる刺激とで股間が大きく膨らみ固さを増す。
体中を弄っていた両手を股間へやる。
進一は今までに無い高揚を感じながら聖美子にワザと声を出させようとする。
「わたしったら… ココをこんなにしちゃって… なんていけないコ。 アフ!」
指先で軽く触れただけなのに圧迫されて敏感になっているソコがなんともいえない刺激を受ける。
片手を胸に移して両方を同時に弄る。
「え? すごい! 気持ちいいの。こんなの初めて!」
鏡の中の聖美子が揺れる。
初めて体験する刺激に我を忘れて股間のモノを擦る。
「だめ、とまらない! こんなことって! あ、いやっ んく、いい!」
瞬く間に進一を強烈な刺激が襲い、普段ならまだ序の口という早さで一気に上り詰めてしまった。
聖美子はさっきと違う細く甲高い悲鳴を上げると大きくのけぞり両足をつま先まで伸ばして硬直した後にベッドの上にその身体を横たえてまた動かなくなった。

21457 ― 着ぐるみの囚人服 ―  ◆sAEsqgy2Kg:2008/05/23(金) 22:05:23
暫くして再度進一は覚醒した。
聖美子が目を開く。
完全に時間の感覚が失われていた。
どうやら着ぐるみのままイケナイことをして気を失ってしまったようだ。
こんなことでは身が持たない。
ハッとして股間に両手をやる。
確かに出してしまったはずだが、下着を捲ってスーツの上から確認してもその感触が無い。
そういえば避妊具を被せていたはずだ。
身体が収縮するほどだ。あの避妊具には分解吸収する機能でも付いているのかもしれない。
進一は都合のいいように考えることにした。
下着を元に戻すと今度は余計なことを考えないようにして部屋の中を見回す。
ベッドの傍らの机に箱が置いてある。
ノロノロと起き上がってベッドの上を這うように四つん這いで近寄り中を見てみると聖美子と同じマスクが入っていた。
今被ってるのと同じ口内が閉じている最初に手にしたマスクだ。
鏡を見ると、自分と同じ顔のマスクを右手に持った聖美子が四つん這いになっていた。
左手を箱の縁にかけて可愛いお尻を丸出しにして子犬のようなあどけない表情で見つめる。
あわてて座り直しマスクの正面を両手で持って広げる。
口を開けても声を出すことができないマスク。
何故かさっきの一人遊びの刺激が蘇る。
進一は猛烈にそのマスクを被ってみたいという衝動に駆られた。
最初に受けた仕打ちを忘れたわけではないが抑え切れなかった。
マスクを交換するにはウイッグを外さなければならない。
マスクを持って鏡の近くへ行くと手探りでウィッグを締めているベルトを探す。
程なくしてウイッグの内側にベルトを見つけ緩めて外す。
またスキンヘッドの聖美子が現れる。
マスクのファスナーはスーツと同じ構造だったが念のため手元のマスクを見て頭頂部の金具の位置を確認する。
マスクの後頭部にある開口部は左右が垂直に分割されているが、その断面は垂直でなく斜めに切った刺身のように右端の上に左端を重ね合わせるようになっている。
重ね合わさった根元部分を捲るとその奥の窪みにはまっている金具が指に触れた。
マスクの左端がファスナーや金具の上に被さって隠してしまい、閉じるとファスナーや金具が見えなくなる仕組みだ。
マスクの開口部の端は極限まで薄く仕上げられており透明感があるため右側に重ねると張り付いてその境界は見た目にはほとんど判らなくなる。

22457 ― 着ぐるみの囚人服 ―  ◆sAEsqgy2Kg:2008/05/23(金) 22:06:28
ウィッグを被るとまったくといっていいほど境目が分からない。
また、金具を上げて閉じるのでウイッグを被ったままではマスクを脱ぐことができないというわけだ。
慣れない手つきでファスナーを外しマスクを脱ぐとスーツを被った進一の頭が現れた。
「ふー」長いため息が出る。
鏡を見るとモジモジ君のようなノッペラボウの姿がこっちを見ている。
これはこれでそそるものがあるが聖美子を見慣れた目にはあまり見たくない格好だった。
持ってきたマスクの後頭部を左右に開いて口内部分と舌の部分を引っ張る。
進一は口を開けて口内部分を飲み込みながらゆっくり顔を突っ込む。
舌が大きく作ってあって思ったよりスムーズに入る。
軽く口から息を吸うとマスクの口内部分が喉に向かって滑っていき、舌の部分も先端まで被さった。
普段、進一は口で息をすることは無い。
欠伸など特別なとき以外はほとんど鼻で呼吸するほうだ。
当然、最初のマスクを被ってからも普段どおりに鼻で呼吸していた。
後頭部に手を回してファスナーを探る。
左右のファスナーを合わせるため、進一は少し多めに息を吸って鼻呼吸を止めて指先に意識を手中する。
程なくしてファスナーの金具が合わさるとそのまま締め上げた。
金具が上がるにつれて純粋にマスクが密着していく感覚が気持ちよい。
すぐに最初に被ったマスクと同じく頭部が圧迫され口内も膨れて密着しだした。
もしやと思っていたが、同時に余裕のあったマスクの舌が収縮して密着する。
そのままウイッグを取ってスキンヘッドの聖美子が被る。
ベルトの部分を持って被ったので手探りでも直ぐに締めることができた。
ベルトが締まるとウイッグがマスクに密着して外れなくなる。
鏡の中で聖美子が微笑んだ。
実は進一はここまで息を止めたまま一挙動でこなしていたのだ。
その結果、一連の作業に集中した脳が次の活動を行うために大量の酸素を要求する。
つまり進一は深呼吸をしたくなった。
しかしそんな欲求に応えるべく口を開いて大きく息を吸おうとしても呼吸ができない!
生命維持に支障をきたすような事態に陥り進一の脳がパニックを起こす。
深呼吸をしようとしているため無意識に鼻の気道を閉じてしまっているのだが、パニックを起こした進一の脳はそんなことにも気づかない。
息ができない! 可愛い格好の聖美子が髪を振り乱してのたうちまわる。

23457 ― 着ぐるみの囚人服 ―  ◆sAEsqgy2Kg:2008/05/23(金) 22:07:34
喉をかきむしって口をパクパクさせるが一向にそこから空気を取り込むことができない。
鏡の聖美子の顔に恐怖が浮かぶ。このままでは死んでしてしまう。
鏡の聖美子に向かって右腕を伸ばすが、同じようにもがいて手を伸ばすだけで助けてはくれない。
しかしその鏡の中の脱いだマスクに気づいてハッと気づく。
俺はナニ間抜けなことをしてるんだ。
鼻の気道を開けてゆっくりおおきく鼻で深呼吸する。
身体が前後に大きく揺れる。
危うく死ぬところだった。
我ながら間抜けな失敗だったが、安堵感とともに全身から力が抜けて聖美子が何度も肩で息をする。
落ち着きを取り戻すとその場に横たわった。
暫くすると聖美子がもそもそ動き出し横たわったまま鏡に向き直るとその異変に気付き慌てて両手を股間へやる。
「え!?まさか? 無くなっちゃった!?」
ちょっとした焦りを感じて股間を弄る。
鏡に映る股間は、窒息の苦痛で萎えていたのかショーツとタイツの圧迫で殆ど少女のように平らだった。
これこそ完璧な状態だった。できればこの状態を維持していたいのに…
しかし、それも長くは続かない。
理想の状態を見ているだけで徐々に膨らみが戻ってしまう。
結局、我慢できずに股間を弄り始める。
心地よい刺激に鼓動が高鳴り呼吸が荒くなる。今度は間違いなく鼻で深呼吸する。
口では息ができないけど開けたり閉じたりしてみると喘いでいるように見えた。
唇に右手の人差し指を当てる。
甘えたような聖美子が鏡の中で見つめる。
そのまま口の中に指を入れて口内に指先を走らせる。
乾いた口内に今まで感じたことのない刺激が走る。
舌で指を舐めまわす。
いや、この場合は濡れないので撫で回すといったほうが妥当かもしれない。
親指も入れて舌を摘んで引っ張ってみる。
軽く聖美子が仰け反る。ベッドのバネが軋んで音をたてる。
口を大きく開けたことでまた無意識に鼻を閉じてしまったようだ。
口で深呼吸をしようとして軽いパニックを起こし全身が小さく反応するが、今度は落ち着いて鼻で呼吸をする。

24457 ― 着ぐるみの囚人服 ―  ◆sAEsqgy2Kg:2008/05/23(金) 22:08:38
口で呼吸できないことが分かっていても、ふとしたことで鼻の気道を閉じて口で呼吸してしまうようだ。
直ぐに落ち着きを取り戻すと、一旦引っ込めた舌を出して軽く握った右手で自分の頭を小突いてみせた。
ちょっとドジっ娘なお嬢さんといった風情だ。
出した舌で手のひらを撫でまわす。
普通なら涎でベトベトになるような行為をしているのに手も指も口の周りも乾いたままだ。
まるで、身体が生き物でないただの物、人形かマネキンにでもなってしまったようだった。
左腕が胸へ伸び、舌で撫で飽きた右手が股間へ伸びる。
ついさっき淫らな行為は自粛しようと思ったのに、舌の根も乾かぬ内というが元々舌が濡れていない今の聖美子には無縁だ。
最初は両手とも遠慮がちに触っていたが次第に大胆に弄りだした。

「ねえねえ、今度のデータ、これまた凄い値なんだから〜」
「こっちの数値もさっき以上に乱高下してるぜ」
「なかなか興味深い結果が得られたようね」
「そろそろ、アレ試した方がいいんじゃねーか?」
「そうね」
「じゃ、スイッチ押すんだから〜」
「まって、まだよ。私が押します。そのスイッチをよこしなさい」
「えーずるいんだから〜」
「つべこべ言わないの」
「はーい」
美少女着ぐるみ婦警さんが抱えていた怪しいスイッチを美人着ぐるみ婦警さんが取り上げる。
「こういうのはタイミングが大事よ。世の中そんなに甘くはないってことも経験しないといけないわね」
「鞭の次は飴。そのまた次は… おー怖い怖い、クワバラクワバラ」
「…今ね!」
暫くモニタ画面を見ながらタイミングを見計らっていた美人着ぐるみ婦警さんがセーフティを跳ね上げ、ぽちっ!とスイッチを押す。
見守っていた二体が息を呑む。
「さ、さすがはおねーさま…なんだから〜」
「こりゃ、すげーわな…」
「さあ、迎えに行きましょうか。私たちの新商品を…」
そういうと傍らのリモコンを持って立ち上がった。

25名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/24(土) 11:50:00
新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!

26名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/24(土) 15:47:53
胸の刺激も伝わるスーツってある意味理想的な感じですね。

まだ残されたギミックがあるようで、続き楽しみにしています。

27名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/24(土) 19:19:01
>>19-24
GJ!

28名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/24(土) 21:39:22
進一は自分の身に何が起こったのか理解できなかった。
鏡の中、横たわった聖美子が股間と胸に手をやったまま動かない。
いや、進一が動けなくなったのだ。
今まで通り鼻で息はできるし視線も動かすことができるのに、首を回すことはおろか指一本でさえも動かせない。
しかも、あとちょっとで絶頂に上り詰めそうだというとんでもないタイミングで全身が動かなくなってしまった。
欲望のなすがまま淫らな行為に走ってしまったのだが、その最高の…いや最悪の格好で固まってしまったのだ。
鏡の中の聖美子はなんともいえないほど淫らな格好だった。
切なげに目を細め小さな口を目いっぱい開け舌が下唇に軽く触れている。
腰のタイツとショーツは太ももまで下ろされ、股間の右手はその人差し指をお尻の穴に突っ込んでいた。
手首の横で進一のモノが交差するようにそそり勃っている。
左手はブラウスの胸のボタンを外しその中の右の膨らみを掴んでいる。
指が肛門に入っているため微妙な刺激があるがそれでは足りない。
胸を掴んだ手もやはり動かせず。進一を自ら焦らすだけだった。
鏡に映る聖美子の淫らな格好を見ても、もやもやとした切ない気持ちになるだけでそれ以上どうすることもできなかった。
進一の股間のモノは正直に膨れ上がったまま、その奔流を解き放つことができない。
つまり絶頂に上り詰める直前で逝くことはおろか萎えることすらもできなくなったのだ。
切なさと情けなさのあまり涙が出てきた。
聖美子が鼻ですすり泣く。
すると鏡にノイズが走り間髪をおかずに映像が映る。
スーツを興味なさそうに眺める進一が映った。
『ゴクリ…着ぐるみにも穴はあるんだよな』
進一の頭の中にハンマーで打たれたような撃が走った!
間違いなく自分の声だ。
映像が早送りになる。
スーツやマスクをあちこち見回す自分が映る。
三体の着ぐるみの婦警さんもいる。
その場では見逃したが、一体の着ぐるみ婦警さんが面を脱ぐとおっさんが顔を出す。
あの美人着ぐるみ婦警さんの容姿振る舞い言動からはとても想像できないふてぶてしい顔だ。
聖美子がすすり泣きしながら軽く噴出す。
進一がまたマスクを見てると三人が手拍子を打ち始めた。

29名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/24(土) 21:40:25
その後、意を決した進一が服を脱いでスーツを着始める。
早送りで時間が短縮されているのであっという間に両足を穿き終わる。
圧縮されていく様子が映像からもはっきりとわかる。
見る見るうちに足が小さくなっていく。
次に股間のモノに避妊具を被せてスーツの中に通す。
スーツの凹部を肛門に挿入する映像になると手間取ってるのが分かる。
どこで隠し撮りをしていたのか分からないがカメラが切り替わると進一の苦痛に満ちた表情まで捉えている。
こんなところまで撮られているなんて…
止めてくれと叫ぼうと持ってもこのマスクでは喋ることすらできない。
しかもどういうわけかまったく動けないからこの状況を受け入れるしかなかった。
映像のなかで進一は何度か深呼吸をし、落ち着きを取り戻すと腰を通してたくし上げ両手も通して頭まで着てしまう。
多少上半身が大きかったが、見る間にバランスの取れた女の子の身体になる。
胸も腰も肩も丸みを帯びていた。
しかし、股間のモノは多少小さくなったものの異性であることを誇示するかのようにいきり勃っている。
三体の着ぐるみが寄ってきてアップになる。
やはり進一が一番小さい。
体格と身長の変化に半ば呆然として動かなくなった進一に寄って集って身体検査を始める。
いつの間にか股間のモノが萎え垂れ下がっていた。
進一はこの光景になんとなく見覚えがあった。
鏡に映った光景とほとんど同じだ。
マジックミラーの裏側からずっと撮影されていたのだろう。
カメラは何台も設置されているようで、ときどき映像が切り替わる。
進一のモノが大きくなると股間を押さえてしゃがみこんだ。
やはり全部撮られているようだ。
小柄になった進一が更にうずくまるように座っている。
すぐに画面を覗き込むようにアップになる。
点鼻薬を貰うと立ち上がって鼻に点す。
『あの、その前に… えっ!!なんで!?』
突然、通常の再生になって聖美子の声が再生される。
三体が進一を取り囲んで騒いでいる。

30名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/24(土) 21:41:47
スーツを着た進一が初めて喋ったら女の子の声になっていたのだ。
『あ、あの…』
『なあに?』
『何か穿くものが欲しいんですけど…』
客観的に聞いても可愛い声だ。とても自分の声が元になっているとは思えない。
しかもこのときはまだ性格をコントロールされていない。
かつての自分の感情がそのまま飾られずに聖美子の声で発せられているのを聞いて、今までと違った刺激が進一の脳をくすぐり鼓動を早める。
しかし進一が下着を要求したのを他所に三体が話し合うと一体が部屋を出て行く。
「あ、あの…」進一が弱々しく口を開く。
「あらまあ、ごめんなさいね。あなたのキャラクターはね、そ・う・い・う 設定なのよ。」
「え゛!!」まだ頭部はスーツを被った進一のままで聖美子の小さな悲鳴がする。
「でも安心しろや。そこに囚人服があるだろ。」
束の間フリルの洋服が映る。
そう、もはや隠せるのなら何でもよかった。
進一が衣装を掴もうとするが、その腕を着ぐるみ婦警さんが捕らえて自由を奪う。
胸も股間も丸映しになった。
映像を見つめる進一は恥ずかしさで一杯になったが、依然どうすることも出来ない。
出て行った美少女着ぐるみ婦警さんが箱を抱えて帰ってくる。
箱から取り出したのは最初に被ったマスクだ。
進一は裸の女の子の格好のまま椅子に座らされて手錠をかけられてしまう。
胸も股間のモノも隠せずに真正面から映ってしまっている。
周囲に居るのは着ぐるみの婦警さんだ。
AVでしか見れないような光景に進一の心境は複雑になる。
その中の主役であろう、この直後に着ぐるみにされてしまうのが自分なのだ。
マスクを持った婦警さんが進一に近づく。
それまでは口や目鼻と股間のモノが進一の記号としてまだ残っていた。
その股間のモノは形こそ進一のものであるがスーツで完全に覆われてしまっている。
客観的に映像を見ていると張子を股間に咥えたただのマネキンのように見えてくる。
そしてあのマスクが被せられると自分を示す記号は何一つなくなってしまうのだ。
しかし、普通のマネキンには手錠などかけられていないだろう。

31名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/24(土) 21:43:45
その手錠が生々しく映る。
無抵抗のままマスクが被せられる。
この世から自分が居なくなる…
過去の映像ではあるが、見せ付けられている進一にはこれまでと違う別の感情、切なさが押し寄せる。
そんな進一を知ってか知らずか、とうとうスキンヘッドの聖美子が映しだされた。
ファスナーが閉じらると目を瞬きさせて大きく見開く。口内が膨張してちょっと驚いたのだ。
丸坊主とはいえフタナリ全裸での荒い呼吸がなんともそそる。
すぐに黒のウイッグが被せられ、正真正銘のお嬢様が完成した。
促されて立ち上がると小さなフリルつきのショーツが穿かせられた。
股間のものを突かれたりと暫く弄ばれる。
そう、アレは自分のモノだ。
スーツ越しとはいえ他人に自分のモノを弄ばれたのは初めてだった。
映像の中で進一はささやかな抵抗の意思を示してみせるが手錠をかけられているので抗えずにいい玩具にされている。
今度は悲壮感で一杯になる。
ようやく衣装を着る場面になる。
後ろ手に手錠を掛けられたまま聖美子は着せ替え人形のようにキャミソールが着せられタイツを穿かせられていく。
映像を見ている進一は慣れてきたタイツの圧迫感がまた気になりだした。
問題のミニスカートが穿かせられるが、下からのカメラには股間がはっきり映されていた。
聖美子がカメラ目線になると進一は映像に釘付けになった。
鏡に映った股間に気付いた聖美子が驚いた表情をすると蚊の鳴くような声で訴える。
「こんなの恥ずかしすぎます…」
うつむいたままの聖美子から手錠が外された。
やっと自由になると顔を覆って座り込んでしまう。
恥らう聖美子の姿は進一の心に得も言われぬ劣情を興し、いつしか魅入ってしまっていた。




書き溜めた分を掲載しました。
又暫く間が空くと思います。

32457 ― 着ぐるみの囚人服 ―  ◆sAEsqgy2Kg:2008/05/24(土) 21:47:01
>>28-31
トリップ忘れてました。

33名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/24(土) 23:48:08
トリック?なんだそれ…

34名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/25(日) 00:01:37
>>33
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

35名無しさん@着ぐるみすと:2008/05/31(土) 11:36:16
もしかしたら>>33は最初に書き始めて途中乗っ取られて暴れてた作者=執筆者じゃね?>>34

36名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/01(日) 18:07:09
何が?

37540 ◆QUBRgNxGtU:2008/06/06(金) 22:53:00
すんません、板の諸兄。
色々触発されてまた、戻ってきました。
ttp://www11.axfc.net/uploader/He/so/107340
pass:orz

いつも通りのフェチの偏執的な文章です。
俺の文章嫌いな方は構わず叩いちゃってくださいorz

38名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/07(土) 04:02:07
もう落ちてるのか!?

再うpプリーズ

39540 ◆QUBRgNxGtU:2008/06/07(土) 12:06:11
>>38
まだ残ってますよー

ここに最初にupした、とある以来の分割ですorz
なんだよつまんねー上に、尻切れトンボじゃねえかよ、とお怒りの方。
すいませんまとめてupじゃなく今回は続きが有るので、待って頂ければ幸いですorz

40名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/07(土) 22:25:28
>>37
なんでわざわざページとんでパスを入力させて見せようとするの?
文章ができてるならここにコピペすればいいだけなのに。
何のためのスレなんだよ?

41540 ◆QUBRgNxGtU:2008/06/07(土) 23:02:21
>>40
すいません。
分割投稿よりも見やすいからという点と、俺の稚拙な文章を好まない人が見ないで済むようにupと言う形式をとっていました。
パスに関してはupローダーの性質上つけないといけないのでつけていました。
自分なりの配慮のつもりでしたが、不快に思われたようで、誠に申し訳ありません。
以後気をつけます。

42名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/07(土) 23:24:54
投稿の仕方なんてそれぞれでいいと思うが。
ウイルスとかの心配があるなら見なければいいだけ。


個人的には続きが気になるんで好きなようにUPしてください。

43名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/07(土) 23:48:53
>>42
同意見

44名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/09(月) 07:22:28
>>42
異意見

45名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/09(月) 12:15:45
どうでもいい意見>>44

46名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/09(月) 19:06:55
さらにどうでもいい意見>>45
そして漏れも>>46
そして>>47も。

47名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/09(月) 21:20:05
>>45が優勝

48名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/09(月) 22:48:57
あの夫婦の話はどうなった?

49名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/09(月) 22:50:56
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

50名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/09(月) 22:52:17
>>46が準優勝

51名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/09(月) 23:27:35
>>47は第三位

52名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/10(火) 02:53:47
自演やめろよ。カスが。

53名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/10(火) 06:44:55
つまり異意見だと?

54名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/22(日) 06:00:10
夫婦の噺の人と転校生の噺の作者帰ってきてぇ〜!

55名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/22(日) 22:25:19
第4章の sai さんどこ言ったんだろう・・・
続きを待っているのに・・・

56名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/28(土) 11:58:41
僕は昔から着ぐるみが好きでよく妄想していた。
あるとき遊園地がキャラクターを募集していたので応募した。

面接を実施すると連絡があり遊園地を運営する会社に行った。
面接を受け合格した。
しかし条件つきだった。
その条件を聞いて僕は驚いた。
女性として仕事をして欲しいということだった。
僕は了承した。

次の日会社から荷物が届いた。
中身は会社のセキュリティーを通るパス、
パスの名前は愛になっていた。
股間の膨らみが分からない特殊ショーツ、
あとパットとブラ、スパッツ、セパレートのレオタードが入っていた。
「あれ」
中に封筒が入っていた。
中身は現金20万と手紙だった。

同封のお金でジャージとお洒落な服と靴を買ってください。

「じゃあ、買い物行くか」

57名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/28(土) 22:00:30
あげるよりも、トリップつけるべき。

58名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/28(土) 22:25:28
■執筆者は識別の為、名前欄には『必ず』ペンネームとトリップを入れてください。

59名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 12:54:07
いろいろと買い物をした。
明日仕事なので早めに寝る事にした。

次の日朝食を食べ終わると準備をした。
裸になりショーツ、パット、ブラをつけた。
あと、セパレートのレオタード、スパッツを履いた。
「あと、服を着るか」
昨日買った夏物のワンピースを着た。
自分の姿を鏡でみて
「女だ」
ぽろっといってしまった。
僕は小柄で顔も女ぽいため違和感がなかった。
そろそろ出て行かないといけないの時間になった。
カバンにジャージと着替えを入れた。
玄関に行って靴を履く。
靴は夏でも履いて大丈夫なブーツ。
「忘れ物ないし、出かけよう」

60名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 12:57:41
■執筆者は識別の為、名前欄には『必ず』ペンネームとトリップを入れてください。

61名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 14:38:29
なんて文章力のない文だ……。
「僕は」からはじめるなんて、小学生レベルもいいとこ。
しかも箇条書き……。こんなのを小説だと自称してたら、超叩かれますよ。

20〜30冊、活字の小説本を読んで勉強してから書くことをお奨めします。

62名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 15:17:15
どうでもいいですよ。

63名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 19:27:19
何々をした
何々を見た
何々だった
たしかにこれでは小学生の日記レベルだな…
つうかバイトをするために支度金って世界が100回滅んで再生してもありえん。

64名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 19:59:24
まあ、妄想だからな。
そういう美味しい条件があってもいいじゃまいか?

65名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 20:34:31
で、続きマダー (・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン

66名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 21:17:40
そこまで計算高いとは思わないけど、
敢えて短いセンテンスでテンポのよさを狙うという文体を知らないの?
まあ61とか63は所詮自分では何も書けない卑怯者だからな、プッ

67名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 21:25:28
>>65-66
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

68名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 21:25:53
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

69名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 21:26:58
か、被ったorz

70名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 21:28:09
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

71名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 22:08:33
会社に着くと受付で担当の人を呼んでもらった。
「斉藤愛さんですね」
「はい、そうです。よろしくお願いします」
「ちょっと話があるので外の喫茶店行きましょう」

少し歩くとお洒落な喫茶店があった。
席に着き注文を済ませると担当の人が話し始めた。
「愛さんになってもらったのはある事情があってね。
キャラクターやってる子みんな女の子なんだ。
最近欠員がでてね募集したんけど
着ぐるみの身長規定にあうのが君しかいなかったんだよ。
でも女性しかキャラクター採用できない。
それで上司と相談して君を採用したんだ。
だから会社で君の秘密を知っているのは私と課長だけだ。
しかも男性を採用したとばれたら私と課長は間違いなく処分される。
だから現金を送ったんだよ」
「そうなんですか・・」

コーヒーを飲みながら仕事の注意事項を説明してくれた。
人前で着ぐるみの頭を取らない。着ぐるみを着たら喋らない。
殴られたり蹴られたりしても怒らない。
「じゃあ、よろしく頼むよ」
担当の人と別れ会社に戻った。

72名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/29(日) 22:23:05
■執筆者は識別の為、名前欄には『必ず』ペンネームとトリップを入れてください。

73名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 00:46:37
着ぐるみなんてバイトの仕事。新たに正社員を雇うなんてメルヘンだね。
メルヘンちゃんに「ペンネームとトリップ」って言うだけ無駄。

74名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 04:24:43
作者フルボッコだな

75名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 07:49:13
なかなか良いね。
なんか粘着されてるけど気にすんな。

76名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 10:00:32
まあ >> で連続をはっきりさせるとか、 初回のレス番を酉にするのもいいかもな。

77名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 13:42:11
って、服とジャージに20万の支給ってありえないし、そういう事情なら着ぐるみ一式といっしょに服も送るだろうって部分の詰めが甘いと思うのですよ。
>>75

78名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 17:27:03
>>66
言いたいことはよく分かるんだが、テンポの速い戦闘シーンとかならともかく、
買い物シーンは店の様子や服の細かい描写に主人公の主観などを取り入れてじっくり読ませるもんだろう。

79名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 17:55:56
着ぐるみを着て何時間だろうか。
私は着ぐるみを着たまま手足を縛られた。

80名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 18:48:57
ってゆうか一度に何度かに分けて投稿汁!
メモ帳など文章を最後まで完成させてから投稿汁!
のばされると他の人が投稿しづらいし、叩かれて途中でフェードアウトする人もいるから。

81名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 18:50:50
メモ帳など文章を最後まで完成させてから投稿汁!
 ↓
メモ帳などを使って文章を最後まで完成させてから投稿汁!

82名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 20:54:46
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

83名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 21:03:18
>>79は作者と見られてないようだ…かわいそす…orz

84名無しさん@着ぐるみすと:2008/06/30(月) 21:32:14
雑談スレの雑談と同レベルとみなされたんだろう。それと・・・

■執筆者は識別の為、名前欄には『必ず』ペンネームとトリップを入れてください。

・・・って書いてあるのにトリップすらないのはただの雑談レスとみなされるのかも?

85名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/02(水) 02:38:24
お前らが辛口だから誰も書かないんじゃねーの?
まあ、今更無駄だろうけど。

86名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/02(水) 11:23:59
で、続きマダー (・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン >>71>>79

87名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/02(水) 20:41:39
未熟なためやめます。
ご迷惑おかけしました

88名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/02(水) 20:51:21
はい、お疲れ。

89名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/02(水) 21:11:38
ここでえらそうなこといってるやつの作品を読んでみたいです。
おねがいします。

90名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/02(水) 21:23:11
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

91名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/03(木) 02:20:48
ほらな。やっぱ、こうなるんだよ。
未熟でも載せる事に意義があると思うんだ。
でも、メモ帳とトリは必須な。

92名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/03(木) 11:31:50
叩かれずに上達したヤツはいないな。
叩かれても続けることが大事なんだが、
耳を貸さずに進歩せずだらだら続けてるのはかえって見苦しいだけだな。

93名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/03(木) 18:17:09
叩いてるわけじゃなくて、改善点を指摘してるんだけどな。
毎回同じ指摘をされるってのはぜんぜん進歩してないってことだ罠。

94名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/03(木) 20:22:27
何でもそうですけど、勉強なくして良いものは作れないのですよ。
どんな世界でも「できる奴」というのは「勉強や努力のやりかたを知っている奴」。
文字や単語を並べただけで小説になるわけありません。
「1%の閃きがあれば99%の努力も苦にならない」とキバット先生もおっしゃってるし〜。

95名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/03(木) 20:54:57
アイデアはいいものを持ってるのに惜しいよ。

96名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/04(金) 11:48:30
来る者は拒まず。
去る者は追わず。

97名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/04(金) 11:57:08
着る者は厭わず。
脱ぐ者は現れず。

98名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/04(金) 16:00:51
ツマラン。

99名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/04(金) 16:52:38
こんな言いスレッドがあるとは・・・、過去ログ保管庫とかあるんでしょうか?

100名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/04(金) 17:58:13
勿論ありますよ>>89

101名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/04(金) 18:28:06
あ、ありました・・・。
前スレそのまま開いてたっ

102名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/04(金) 18:59:29
執筆者は>>1のルールを読んでから書き込もうよ。
ちなみに過去スレは>>2

103名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/05(土) 00:35:00
小説わどなたん!?

104名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/05(土) 07:22:36
>>103
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

105名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/05(土) 12:20:24
スレ読者も>>1のルールを読んでから書き込もうよ。
ちなみに過去スレは>>2

106夢幻征四郎:2008/07/13(日) 00:06:35
注意!この小説は18禁です!ご了承ください。
夢幻征四郎 調査ファイル001 “Dollers”
私は夢幻征四郎(むげん・せいしろう)。都内で探偵事務所を営んでいる。といってもボロ雑居ビルの一室を間借りした小さいもので、従業員は私一人。当然依頼など滅多にこない。賃貸の料金もろくに払えないくらいだから当然独身だし、伸び放題の髪に無精ひげときたもんだから彼女もいない。
「さて、と」私は机のパソコンを立ち上げる。食パンを焼きもしないで水で流し込みながら、調査報告書のタイトルを打つ。
「Dollers」所在調査の中間報告

一週間前、私は珍しく依頼を受けクライアントの家を訪れていた。夏真っ盛りの、せみ時雨を全身に感じる日だった。玄関の前に立ち、インターホンを押す。
「はい、どちらさまでしょうか」
「夢幻探偵事務所の夢幻です」
ガチャ。鍵が開いて、ドアが開くとそこには細身で小柄な男が立っていた。
「よくいらっしゃいました。さあ、リビングにどうぞ」と男。
「おいおい。堅苦しい挨拶は無しにしようぜ」と私。
実は今回のクライアントは私の大学の同期であった。趣味でつくっていたPCソフトがあたり、在学中に大金を得て、今では「億ション」と称される高級マンションに住んでいる。これほどの経済力の差にもかかわらず、不思議と交流が続いていた。ここで友人を仮にAと呼ぼう。Aには変わって趣味があった。彼に言わせると、それは「着ぐるみコスプレ」というもので、肌色の全身タイツとプラスチック製の美少女キャラの面で体を完全に覆い、かわいらしいコスチュームをまとって「変身」をするのだそうだ。Aは同じ趣味の人とコスプレイベントやオフ会なるものに積極的に参加しているのだそうだ。
 リビングに入ると、そこには部屋の壁一面にかわいらしいお面がかけてあった。ざっと100はあろうか。色とりどりの髪の少女の顔達が惜しげもなく笑顔を振りまいていた。
「どうぞ」とAはソファーに座るよう促した。
「しかし、相変わらず、すごい部屋だね」と私はソファーに浅く腰掛けながら言う。
「フフ、そうかな。でも嫌な気はしないでしょ」
「あぁ、まあね」

107夢幻征四郎:2008/07/13(日) 00:08:57
「さて本題に入ろう。この話は君にしか話せないんだ。ほかの人が聞いても信じてくれないだろうから」
「と、いうと」
「とある店の所在を調べてほしいんだ。それも不思議な店の、ね」とAは話を始めた。

うだるような熱帯夜だった。エロティックな光であふれる夜の町を僕は地団太でも踏むようにして歩いていた。やり場のない怒りをぶつけるように。しかし、怒りは収まるどころか蒸し暑さのせいもあって増幅していった。ふと、1つのネオン灯が目にとまった。赤のネオン灯で効こう書かれていた。“Dollers”その下に暑苦しい木の扉があった。どういうわけか気になって重い扉をためらいなく押した。扉の中は洋館の一室のようであった。古めかしいテーブルといすがいくつか置かれ、床には高級そうなじゅうたん。照明はオレンジ色の光を放つアンティークのスタンドだけで、店内は薄暗かった。辺りを見回していると「いらっしゃいませっ」
背後から、耳がキンキンするようなアニメ声がした。振り向くとそこにはメイド服に身をつつんだアニメ顔の少女が立っていた。一瞬ギョッとした。はじけるようなメイドさんの笑顔が僕の顔を見ている。彼女は身長150センチくらいで黒のロングヘアであった。黒い瞳がクリクリとして愛らしい。
「あの、ここは?君は何でそんな着ぐるみを着てるの?」
「私、着ぐるみじゃないもん!お人形だもん!ここはね、私達人形が人間の悲しみを癒してあげる場所なんだよ」とメイドさん。
わけが分からず、ポカンとしているとメイドさんは言葉を続けた。
「私達人形はね、人間の悲しみに寄り添うために存在するの。だから、ここは人間とお話したり、触れ合ったりして気持ちよくしてあげる場所なんだよ」
ハハァ、どうやら僕は怪しげな風俗店にはいってしまったようだ。今はこんなのがはやっているのだろうか。どうせ暇だし、付き合ってやるか。
「じゃあ、僕も癒してもらおうかな」
「はい。この中から好きな子を選んでね」とカタログを手渡してくれるメイドさん。
そこには様々なタイプの着ぐるみ・・・もとい人形の写真が載っていた。金髪碧眼、赤髪赤目、茶髪オッドアイ・・・。僕は青目青髪ポニーテールの子を選んだ。

108夢幻征四郎:2008/07/13(日) 00:10:16
「コスチュームのご希望はありますか?」とメイドさん。
「いえ、お任せします」
「分かりました。料金は1時間二万円、その後、1時間延長するごとに追加料金1万円がかかりますが、よろしいでしょうか?」
「はい」僕はこう見えても金ならある。金しかない。
「では、奥の部屋にご案内します」とパタパタと前を歩くメイドさん。やがてドアの前に着く。
「では、中でお待ちください」とメイドさんはドアを開けて僕を中に入れた。部屋の中はほとんど普通だった。普通のツインベット、普通のいす、ロープ、手錠、ローター等の攻め具がおかれている普通のテーブル、ただ1つ普通でなかったのは、部屋の壁とすべての家具が青かったということだ。蛍光灯の光さえ青い。まるで精神世界を表しているようであった。
 そうこうするうちに、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。「どうぞ」と声をかける僕。ドアが開き、カタログの写真そのままの少女が入ってきた。ひらがな4文字で略される18禁PCゲームに出てきそうな制服に身を包んで、凛とした立ち姿であった。
「私、淫子(いんこ)っていいます。学校では生徒会長をやっています」とハキハキと自己紹介をする彼女。しかし、僕の頭では疑問が渦巻いていた。
「僕はAといいます。あのさ、どうして着ぐるみなんて着ているの?」
「なにいっているの?私は人形なのよ。に・ん・ぎょ・う!生きている人形なの。分かる?」
「じゃ、じゃあ、一体どうやってしゃべっているの?」
「どうって、人間達と同じに決まっているでしょう」
あくまでも白を切るつもりのようだ。淫子は腕を組んで少し怒ったようなしぐさをしている。腕によって、寄せて上げられた豊満な胸が、僕を挑発しているように見えた。
「わかった、わかった、もう聞かないよ」と僕は降参した。

109夢幻征四郎:2008/07/13(日) 00:11:18
「じゃ、何しようか」と尋ねる淫子。
「あの、何してもいいんだよね」
「うん、何でもAの好きなことしていいのよ」
「じゃあ、ゲームをしようよ。それも、とっておきの」
僕は邪悪な笑みを浮かべた。
「5分交代で相手の体を弄ぶんだ。テーブルの上の攻め具も自由に使える。先に意識が飛んだほうの負け。どう?」
淫子は少し考えるしぐさをした後、大きくうなずいた。
「ただやるんじゃつまらないな。そうだ何か賭けよう。賭けるものは自分の一番大事なものでないと意味ないからな」
僕はかばんから、札束をぽんと取り出した。「僕にとって金が一番大事だ。この100万円を賭けよう。君は?」
淫子は困ったようなしぐさをした後、言った。「じゃあ、私は体を賭けるわ。料金は無料にしてあげるから、好きなだけ私の体を弄んでいいよ。私がコワれちゃうまで・・・ね」
これを聞いて、僕の顔にはますますいやらしい笑みがあふれ、息子も膨れ上がっていく。淫子はそれを指差して、いたずらっぽく笑う。
「笑っていられるのも今のうちだぞ。さ、服を脱ごうか。フェアプレイといこうぜ」
と僕。すると、淫子は目の前で制服を脱ぎ始めたではないか。普通後ろを向くだろうと思っていた僕は動揺した。しかし淫子は僕のことなんかお構いなしだ。上着、スカート、ワイシャツと実にねっとりとした手つきでゆっくりと脱いでいく。まさに、ストリップショーだ。僕は完全に見入っていた。やがて清潔感あふれる白いブラジャーとショーツというあられもない姿になる。ブラのホックに手を掛け、外す。押さえ込まれていた胸が解放されて狂喜するようにプルンポヨンと飛び出してくる。おや、乳首まである。桃色のそれは何かを主張するようにツンとしていた。そしてショーツに手を掛け、ゆっくりとおろしていく。
「あれ、穴がない」僕はつい口走ってしまった。

110夢幻征四郎:2008/07/13(日) 00:12:28
「うふふ、私はお人形だから穴はないの。だから私の中に息子さんを迎えることはできないわ。でも、手で刺激すれば人間と同じように感じることができるのよ」
そういう意味ではなかった。そういう性の穴やア○ルは確かになかったが、淫子の中に人が入るとき通ったであろう穴や呼吸口すらどこにもなかったのだ。
「どうしたの?脱がないの?」
淫子の声ではっと我に返り、急いで服を脱いでいった。「あらあら、元気な息子さんね」と淫子は目覆いながら笑った。
「準備はできた。じゃあ、はじめよう。僕の先攻でいいね」
淫子はベッドにペタンと座って「いつでもいいわよ」という。
「よし、5、4、3、2、1、スタート!」
僕の一回目の攻撃が始まった。開始と同時に淫子の胸に手を当て、乳を搾るように握り締めた。「はひいぃぃぃいぃぃぃ」
ぐいっ。「ひいやあぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁ」
ぐにゅぅ。「胸え、コワレるッ、コワレちゃうよおおおぉぉぉぉぉぉ」
一回握るごとに激しく体をよじりながら反応する。目の前で悶えるエッチな着ぐるみに、僕の興奮は早くも最高潮に達していた。
ぎゅうッ、ぐにゅぐにゅう。「やめて、もうやめてぇ、あ・・・あ・・・・ああああぁ」
「聞こえないなぁ。もっと大きな声でいわなきゃ。この乳首みたいに」そういうと僕は夏子の乳首をつまむと強く弄んだ。淫子の体がピクンッピクンット反応する。
コリッ「ひくっ」
コリッ「あうっ。Aさ・・・・んっ。ひ・・・あっ。あ・・・あ・・・あああっ」
コリッ「わ・・・わた、私もうダ・・・メ、ダメェ。あっ、あああああああああ」
大きくビクンッとして、淫子はくずおれてしまった。勝った・・・のだろうか?
淫子の顔を覗き込む。先ほどのエッチさとは裏腹に凛としたままの顔があった。と突然2本の腕が伸びてきて、僕を捕らえ胸にうずめた。ふぐっ・・・ふぐうっ。窒息しそうだ。なんとか脱出すると、
「あはははははははははっ、びっくりした?あわてちゃって、かーわいいー」と淫子がはしゃいでいた。

111夢幻征四郎:2008/07/13(日) 00:13:29
「なんだ、心配して損した」
「ううん、本当にイっちゃってたモン。一歩リードされちゃったかな」
ピピピピピ・・・とタイマーのアラームがなる。
「交代だね。よーし、がんばるぞー」とファイティングポーズをとる淫子。先ほどの攻撃のダメージが感じられない。
「じゃあ、よーい、スタート」
淫子の1回目の攻撃が始まった。彼女は美しい宝石でも手に取るかのように優しく僕の息子に触れてきた。「本当に素敵な息子さんね」
時に小動物をめでるようにやさしく撫で回し、時に僕が淫子の乳首にしたようにゴリゴリとこすった。緩急を利かせた上に、確実に弱点を付いてくる。「ハア・・・ハア・・・ハア・・・」
息が荒くなる。やばいイキそうだ。もう限界だ、もたない。意識が飛ばなければいいのだから出してしまおう。そう考えて絶頂を迎えようとしたそのとき、ピピピピピ・・・・・。
「ああ時間切れか・・・。つまんないの」と淫子。僕は1回目の攻撃を乗り切ったことで優越感に浸っていた。だが一方で切ない思いをしていた。

ゲームは延々と続いた。僕は知りうる限りの女性のツボを攻撃した。特に股は執拗に攻めた。
しゅっ。「いや、押さないでぇ・・・くいっ、こんでっ、くるっ」
シュッ。「ひゃう・・・。こ・・・す・・・れ・・・て・・・くうぅ」
しゅっ。「やめて、そんなところぉ」
シュッ。「激しすぎるよぉ、もう私が・・・コワレちゃうっ」
しゅっ。「助け・・・助けて」
シュッ。「もう許して・・・Aさん。私さっきからイきっ、イきっぱなしなの。あ・・・ひあ」
しゅっ。「あうっ。私の、お豆さんを、いじら、な、いでぇ」
彼女の乱れっぷりは半端ではなかった。しかし攻撃後は何もなかったかのように振舞っている。これには焦りを隠せなかった。
淫子の中ではきっと汗と涙と粘っこい液体にまみれた人が快楽に耐えているはずだ。だが、淫子の表情は凛としたまま。このギャップに悶々としていたし、淫子の攻撃で一度もいけない僕の心のざわつきは大きくなっていった。

112夢幻征四郎:2008/07/13(日) 00:14:41
20回目の淫子の攻撃が始まった。「ふふっ、Aさんにはたーくさん気持ちよくしてもらったから、そろそろお礼をしないとね」というと彼女は今までと違う独特のリズムで攻め始めた。このとき僕はイけなかったのではなく、イかされなかったのだと、この一撃のための布石だということにいまさら気づいた。淫子のほうが数段上手だった。そう思ったときにはもう、白濁した液を鯨の潮吹きのごとく噴出していた。僕の意識は、最高の快楽とともに闇に落ちていった。

「う・・・ん」と目を開けると淫子の顔があった。
「目が覚めたかしら?」
彼女はすでに制服を着ていた。僕の服も着せてくれたようだ。
「ハア、人形の女にも弄ばれるとは情けない。ほら約束だ」
と札束を差し出した。
「僕は子供のころからずーっともてなかった。地味だし、ヲタだったから。でも、半年前合コンで会った飛び切りの美人がデートに誘ってくれたんだ。彼女に喜んでもらおうと必死だった。ほしいものは何だって買ってあげた。送り迎えもしてあげた。そして今日、思い切って付き合ってほしいって告白したんだ。そしたら彼女なんていったと思う?『私が好きなのはあなたのお金よ。あなたじゃないわ。勘違いしないでよ。キモ男』何で僕はもっと早く彼女の本性に気づけなかったのかって、自分に腹が立って。いらいらして歩いていたらここを見つけたんだ』

113夢幻征四郎:2008/07/13(日) 00:15:51
淫子は黙って聞いていた。僕が話し終わると淫子はこういった。
「ねえ、どうして私達人形がおとなしい表情をしていると思う?」
「さあ」
「人間と感情を共有するためよ。うれしいときは共に喜び、悲しいときは共に悲しむように人間には見えるの。そうして苦楽を分かち合うの。苦しみを半分に、喜びを2倍にできるのよ」
「君は優しいんだね・・・。君みたいな人間に会いたかった」
「会えるわ。Aさんの人生はまだ長いもの」
「でも、僕はまた悪い人に出会ってしまって、傷つくのが怖いんだ」
「そのときはまたここにいらっしゃい。Dollersの扉はいつも苦しんでいる人の前にあらわれるの」
と淫子は微笑んでいった。どっと涙が溢れ出し、淫子の胸に顔をうずめて泣いた。その胸は、人のぬくもりであふれていた。
「これは受け取れないわ」と淫子は札束を突っ返す。
「じゃあ、これは料金と君へのお礼だよ」と札束から10万円取り出して、淫子の胸の谷間に突っ込んだ。
「キャッ、もう、Aさんのエッチ」

114夢幻征四郎:2008/07/13(日) 00:20:53
私はAの話を時に悶々と、時に目を潤ませて聞いていた。Aはその後着ぐるみコスプレに目覚めたのだそうだ。
「どうしても淫子を超える子ができないんだ。」とAはいう。
「それにあのときのお礼を改めてしたいんだ」

私は一週間にわたりAに聞いた場所とその周辺を調べたが、何の手がかりも得られなかった。
「Dollarsの扉はいつも苦しむ人の前にここに現れる」と淫子さんはいった。他にも目撃者がいるかもしれない。そこで2ちゃんねるにも報告書を書いたのだ。誰か情報を提供していただけないか。心あたりがあればこの掲示板に書き込んでいただけないだろうか。
終わり
この物語はフィクションです。登場する人物、団体組織名、Dollarsは架空のものです。
また、不快感を感じる人が出ないよう、人物名は絶対にありえない名前を使っています。

お目汚し失礼いたしました。夢幻征四郎です。駄文お許しください。着ぐるみのあり方というものをクローズアップしたので、皆様の求めるものとは大きくずれてしまったかもしれません。
どうかお許しください。では失礼いたしました。

115夢幻征四郎:2008/07/13(日) 00:22:52
114 DollarsでなくてDollersです。すみません。

116名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/13(日) 00:47:58
GJです!

117名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/13(日) 10:38:52
良作キタ! お疲れ様です!

118名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/13(日) 12:53:21
良かったーー。

119名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/14(月) 01:08:40
最高だ。。。よすぎる。

性的な興奮とともに、なんかストーリーとしても
すごくいい。小説としては短い部類だけど気持ちイイ性的興奮と
なにか人間の心の中が少しみえたようで読みごたえもありますた。

よかったらコテでもしてください。また可能であれば次回作期待しています。

120名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/14(月) 21:40:53
http://moemoe.homeip.net/view.php/12773
これもこのスレでoK??

121名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/14(月) 22:35:57
>>120
本当はNGだけどおk!

122夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:14:24
夢幻征四郎 調査ファイル002 “リンドウ”
「うぅ・・・」
小さな窓から朝日がさんさんと差し込んでいる。
ここは都内のボロ雑居ビルにある小さな探偵事務所「夢幻探偵事務所」。ソファーの上に横たわっている伸び放題の髪に無精ひげをたくわえた男が、私、夢幻征四郎だ。私はこの探偵事務所で寝泊りしているので、ここが仕事場兼我が家だ。このソファーは私がここを借りたときにはすでにあった。あちこち破けていてボロッちいが寝心地は抜群なのだ。
「頭、痛ってぇ」昨日飲みすぎたせいか頭がズキズキと痛む。私はあまり酒に強いほうではない。ふらつきながら流し台まで歩き、生ぬるい水道水を一気に飲み干した。おっとそうだ、忘れないうちにあれを書いておかねば、とあわててパソコンのスイッチを入れた。
「なにせ願ってもない重要な手がかりだからな」

123夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:15:33
私はDollersの捜索を続けていた。Dollersとは着ぐるみが人間の悲しみを癒すという謎の店である。大学の同期で着ぐるみコスプレイヤーのAからDollersの所在調査を受けた後、街での聞き込み調査を続けていたが手詰まりになりつつあった。だが5日前、事態は思わぬ展開を見せた。
プルルルル、プルルルル、ガチャッ
「はい、夢幻探偵事務所です」
「あ、もしもし、Aなんだけども、君に知らせたいことがあるんだ」
「何だ」
「僕、この前のオフ会で思い切って皆にDollersのことを話してみたんだ。そしたらBさんという人が知っているらしくて、君に話したいって言ってくれたんだ」
「え?どうしてお前じゃなく、俺なんだ?」
「さあ?あまり人に聞かれたくないからって言ってたけど」
その後Bに連絡を取り、次の金曜日の夜9時に直接会って話を聞くことになった。

124夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:17:07
約束の夜、私は某ヒルズにある超高層マンションでBの部屋の扉の前に立っていた。時間ぴったりにインターホンを押す。
「はい、どちらさまで?」
「夢幻探偵事務所の夢幻です」
ピーッ。電子ロックが外れる音と共に、おっさんが勢いよく出てきて私に抱き付き、熱いマウス・トゥー・マウスのキスをしてきた。
「〜〜〜〜〜〜〜っ」
私は手足をばたつかせて抵抗し、何とか離れることができた。
「な、何をするんですかぁっ。いきなり!?」
「何って歓迎のキスに決まっているじゃないか、君ぃ。常識だろ?」
男とキスするなんて生まれて初めてだ。最も女とキスしたことは皆無なのだが。
「ささ、中へどうぞ。狭い家ですまないね」
男の言葉とは裏腹に、通されたリビングは20畳くらいあった。白いソファーとガラスの低いテーブルが置かれ、その下には丸まる1頭分のトラの毛皮のじゅうたんが敷かれていた。南側の壁はガラス張りになっていて、眼下には見事な夜景が広がっていた。リビングの真ん中には1枚の姿見があり、その周りには、何着ものセーラー服やブレザーが散乱していた。
「ついさっきまで、新しく買った衣装で1人ファッションショーをしていたんだ。ちなみに今、私が着ているのがかの有名なギャルゲー「どきどきメモリーズ」にでてくる山の上学院のものだよ。どうかな?」
腰をひねってポーズをとって見せるB。肌色タイツの顔の穴からのぞく初老の顔が微笑んでいた。
Bというのは彼のハンドルネームだ。彼は表の世界では、先日40代前半という若さで、国内最大のシェアを占めるIT産業グループのトップに就任した。週刊誌は彼の顔立ちから、「IT産業のライオン」の異名をつけた。年の割に王としての貫禄をすでに持っていた。こんな輝かしい経歴を持つ彼は、キャリア15年の古株の着ぐるみコスプレイヤーでもあり、着ぐるみコスプレを世界に誇れるレベルにまで押し上げた人なのだそうだ。彼は着ぐるみの世界でも王として君臨しているのだ。

125夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:18:26
「どうぞおかけください」とB。
「はい。ありがとうございます」私はソファーに浅く腰掛けながら言う。
Bは酒のビン1本とグラスを2つを持ってきた。
「1杯いかがですか」
「いえ、仕事中ですので遠慮します」
「そうですか、では私だけ失礼」
Bはそういうと酒をグラスに注いだ。輝くような黄色い液体だった。
「あ、こちらが私の着ぐるみの錫子(すずこ)です」
ガラステーブルの上には、黒い目、栗色のセミロングのまだ幼さの抜け切らない少女のお面が微笑んでいた。Bはキャリアは長いが錫子一筋を貫いている。また学生服に思い入れがあるのか、Bのサイトのギャラリーには、ありとあらゆるアニメ、ゲームの学生服を着た錫子の写真が飾られている。
「君はDollersについて聞きたいのだったね」
「はい。何でも知っていることを教えてください」
「僕も未だに不思議に思う。しかし、確かに見たんだ」
酒を1口飲んでBは話を始めた。

126夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:19:36
「どうぞおかけください」とB。
「はい。ありがとうございます」私はソファーに浅く腰掛けながら言う。
Bは酒のビン1本とグラスを2つを持ってきた。
「1杯いかがですか」
「いえ、仕事中ですので遠慮します」
「そうですか、では私だけ失礼」
Bはそういうと酒をグラスに注いだ。輝くような黄色い液体だった。
「あ、こちらが私の着ぐるみの錫子(すずこ)です」
ガラステーブルの上には、黒い目、栗色のセミロングのまだ幼さの抜け切らない少女のお面が微笑んでいた。Bはキャリアは長いが錫子一筋を貫いている。また学生服に思い入れがあるのか、Bのサイトのギャラリーには、ありとあらゆるアニメ、ゲームの学生服を着た錫子の写真が飾られている。
「君はDollersについて聞きたいのだったね」
「はい。何でも知っていることを教えてください」
「僕も未だに不思議に思う。しかし、確かに見たんだ」
酒を1口飲んでBは話を始めた。

127夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:21:12
15年前のあの日、真っ黒いスーツと真っ黒いネクタイといった格好で僕は夜の街を歩いていた。足取りはふらふらと心もとない。顔はすっかりやつれてしまって、青白かった。あてもなく歩いているうちに何かにつまずいてバランスを崩し、何かに思い切り顔をぶつけた。
「アイタタタタタ・・・」
顔をさすりながら、自分のぶつかったところをよく見ると、木の扉だった。見上げると赤いネオン灯の看板が光っていた。“Dollers”何かの店だろうか。なぜか気になり、扉を押して中に入ってみた。中は洋館そのものであった。アンティークのテーブルといすが3セット行儀よく並んでいて、古いスタンドが辺りをやさしく照らしていた。応接間であろうか。
「いらっしゃいませっ」突然後ろから黄色い声を掛けられたので、驚いてしりもちをついてしまった。
「だ、大丈夫ですかっ!?」差し出された小さな手。見上げると、黒髪、黒い目をキラキラさせたメイドさん・・・の着ぐるみがいた。何がなんだか分からない。やっとこさ立ち上がり、何度も深呼吸をした。落ち着け、まず状況を把握しよう。
「お怪我はありませんか?」
「大丈夫です。でも、ここは一体?」
「ここはDollers。私達人形が人間の悲しみを癒してあげる場所なんだよ」
「あの、よく分からないんだけど」
「私達人形はね、人間の悲しみに寄り添うために存在しているの。ここはね、あなたのように『悲しいよぉ、』『苦しいよぉ』って泣いている魂を持つ人と、お話したり、触れ合ったりして、気持ちよくなってもらう場所なの」
「まあ、よくわかんないけど。お願いしていいかな」
「はい。喜んで。じゃあ、この中から好きな子を選んでね」とメイドさんはカタログを手渡してくれた。カタログにはありとあらゆる人形の写真が並んでいた。写真の下には、名前と一言自己PR(「ピアノが得意です」「たっぷりいぢめてア・ゲ・ル」等)が書かれている。

128夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:22:32
「あの、この子をおねがいしたいのですが」
「はい、大丈夫ですよ。料金は1時間2万円、1時間延長するごとに1万円ずつ追加料金をいただいています。よろしいですか」
「はい」
「はい。では奥の部屋へどうぞ」メイドさんに連れられて黄色いドアの前に案内される。
「中にお入りください」とメイドさんはドアを開けて僕を中に入れてくれた。
「すぐにご指名の子を呼んできますので少々お待ちください」といってメイドさんはドアを閉めた。部屋はリビングと小さなダイニングキッチンといった1LDK。ダイニングには花瓶が載っているテーブルが1つと椅子が2脚。リビングにはカーペットがしかれ、その上にローター、手錠などの攻め具が散乱していた。驚いたのはこの部屋の壁、天井、家具が鮮やかな黄色だったことだ。幸福そうな新婚さんの部屋といった感じで、自分にとって最もふさわしくない部屋だと思った。
コンコンッ。ついに来たようだ。
「どうぞ」
ドアを開けて1人の少女の着ぐるみが入ってきた。栗色のショートヘア、吸い込まれそうな深いブラックの瞳の女の子が口を小さいワの字にして健全な笑顔を振りまいていた。白いブラウスにチェックのミニスカート、白いハイソックス。歩くたびに明るいピンクのショーツが見え隠れした。バスト1メートル位の胸がブラウスの中で窮屈そうにしていた。
「私、恥ん子(ち○こ)っていうの。花の17歳でーす。お料理するのが得意なんだ。食べたいものがあったら遠慮せず言ってね」
声はどこから出しているのか。中の人がしゃべっているにしては声が曇ってないし、他の人が声を当てているにしては身振りに合いすぎている。
「ぼ、僕はBといいます。ち・・・恥ん・・・」
「恥ずかしがらなくても大丈夫だよ。ここにはあなたと私しかいないから」
「あ・・・うん、でもよくできた着ぐるみだね」
「着ぐるみじゃないよ、恥ん子はお人形さんだよ」
「ははは、こんなによく動く人形がいるわけないよ。どうせ背中にチャックとかあるんでしょ」
「・・・じゃあ証拠見せてあげる」

129夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:24:25
と恥ん子は目の前で服を脱ぎだしたではないか。僕はあわてて目を覆った。恥ん子は僕にお構いなしで脱ぎ続ける。
「ほら、よーく見て。チャックなんてないでしょ」
確かにチャックの穴はなかった。呼吸口もない。体は柔らかいゴムでできているようだ。
「・・・分かったよ、お人形さんということにしてやる」
「分かればいいの。じゃあ何しよっか?何かわたしにやってほしいことある?」
「じゃ、じゃあ、この部屋の中にいるときだけ僕の奥さんになって。それも新妻に」
「え?」
「ダメ?」
「・・・いいよ、あ・な・た。疲れてるでしょ。先にご飯にする?それともお風呂?」
そのとき、急に足の力が抜けて僕はその場にへなへなと座り込んでしまった。
「大丈夫!?あなた」
「ああ、たいしたことないよ。この3日間何も食べてなくて」
「大変、おかゆ作ってあげるから、そこで休んでて」
「うん」
恥ん子はキッチンに行くと、てきぱきと調理にとりかかった。僕は恥ん子の後姿を見ていた。なんと恥ん子は裸のままエプロンをつけて調理をしていたのだ。すもものようなかわいいお尻をふりふりして米を研いでいる。時折こちらを気にして振り向くのだが、そのときエプロンの脇からはみ出た乳房が僕を誘惑してくる。

130夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:25:36
と恥ん子は目の前で服を脱ぎだしたではないか。僕はあわてて目を覆った。恥ん子は僕にお構いなしで脱ぎ続ける。
「ほら、よーく見て。チャックなんてないでしょ」
確かにチャックの穴はなかった。呼吸口もない。体は柔らかいゴムでできているようだ。
「・・・分かったよ、お人形さんということにしてやる」
「分かればいいの。じゃあ何しよっか?何かわたしにやってほしいことある?」
「じゃ、じゃあ、この部屋の中にいるときだけ僕の奥さんになって。それも新妻に」
「え?」
「ダメ?」
「・・・いいよ、あ・な・た。疲れてるでしょ。先にご飯にする?それともお風呂?」
そのとき、急に足の力が抜けて僕はその場にへなへなと座り込んでしまった。
「大丈夫!?あなた」
「ああ、たいしたことないよ。この3日間何も食べてなくて」
「大変、おかゆ作ってあげるから、そこで休んでて」
「うん」
恥ん子はキッチンに行くと、てきぱきと調理にとりかかった。僕は恥ん子の後姿を見ていた。なんと恥ん子は裸のままエプロンをつけて調理をしていたのだ。すもものようなかわいいお尻をふりふりして米を研いでいる。時折こちらを気にして振り向くのだが、そのときエプロンの脇からはみ出た乳房が僕を誘惑してくる。

131夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:26:51
「よし、後は待つだけっと。もうちょっとだから待っててね」と鍋を火にかける恥ん子。
「うん」だが僕は見逃さなかった。恥ん子が足をもじもじさせたり、ギュッと太もも二力を入れているのを。まるで何かに耐えるかのように。
「やだ、体が火照ってきちゃった。でも夫の目の前でなんて、破廉恥だわ。でも、でも・・・」
かすかに独り言が聞こえてくる。僕は見てしまった。恥ん子が1人エッチをしているところを。後ろから見る限り、エプロンの内側に手をいれて、自分の胸を、円を描くように揉んでいるようだ。
「あうっ」「んふっ」甘く切ない声がかすかに聞こえてくる。
目の前には、夫の前で自慰をするエッチな新妻。でも恥ん子は着ぐるみで、表情は変えられないから、こんなに淫らなときでもさっきと同じ健全な笑顔のままでいるのだろう。そのギャップを考えるだけで僕の息子は爆発寸前だった。
そうこうしている間におかゆが完成し、恥ん子はおかゆをこちらに持ってきてくれた。
「はい。恥ん子特製卵がゆだよ。はい、アーンして」
「うん、ありがと・・・うわ!」
なんと恥ん子は自らの乳房でつくったくぼみにおかゆを流し込み、召し上がれとばかりに胸を差し出したのだ。
「どうしたの?食べないの?」
「そ、そんなことしたらやけどしちゃうよ!」
「私は人形なのよ。やけどなんかしないわ。さあ、冷めないうちに食べて」
僕は意を決しておかゆの池にダイブした。
恥ん子の卵がゆは絶品だった。卵はふわふわ。ちょうど良い塩加減、熱すぎず冷たすぎずの温度。ただうっかり舌や唇が恥ん子に触れると、小さく身をよじって悶えるので、気が気でなかった。

132夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:28:13
何とか完食すると、恥ん子はまた足をもじもじさせたり、ギュッと太ももに力を入れたりして、誘惑と戦っていた。快楽に屈してしまいたい、でも夫の前でエッチな姿をさらすことは許されないという葛藤を表に出すまいと1人で耐えているのだ。
もう切なくて見ていられなかった。楽にしてあげたかった。
「ねえ、キスしよう」
「え?・・・むぐっ!?」返事も聞かぬうちに僕は恥ん子の唇を奪っていた。
「ん、んぶうぅ!・・・・やっ、んうううっ!・・・んーっ!・・・ふううっ!・・・ふっ、ふううっ!あ、あなた、んんっ、ん・・・ぐうっ!・・・や・・・やあああ」
互いの舌を絡めあった濃厚なキス。恥ん子の口の中はゴムのようなものでできていて乾いていたが、舌は自由に動いていた。
「もう、我慢しなくていいよ!見ていられないよ!」
「わ、分かったわ、認めるわ。私はエッチな新妻なの。エッチなことばかり考えているイケナイ新妻なの・・・。私、こんなに濃いキスしたの初めて。こ、今度はここに・・・キ、キスして」
恥ん子はエプロンを脱いで乳首を僕のほうに突き出す。
れる、ちゅ「ひあ、だめえ」
ちゅうっ「胸、やああっ」
れる、れる、ちゅっ「はっ、あっあっ・・・そこっ、やめっ」
ぢゅうっ、ぢゅっ「いやああっ!先っちょ、弄ばれてるぅっ、あうっ」
「こ、今度は、わ、私の、ア、ア・・・アワビを。私、さっきから、ずっと疼いていて、もどかしいのっ。助けて、お願いぃぃ・・・」
「そんなこといっていいの?新妻さん。こんなに乱れちゃって。コワレちゃうよ」
「いっ、いいのっ・・・。私は・・・エッチな新妻なのよっ。アワビがっ、アワビがヒクヒクして・・・。もう我慢できないのぉ。お願い、早くイかせて、あなたぁ、お願いよおおおっ」
「やれやれ君がそんなにエッチだとは知らなかったよ」
れる、ちゅう、「はひいっ、やああっ」
ぢゅう、ちゅっ、ぢゅう「あっあっあっ」
ちゅうちゅう「ひゃう、やめてぇ」

133夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:29:26
「これはおかゆのお礼だよ」
ペロッ「ふあああっ」
ペロッ「お股がっ、お股が擦れちゃうっふわっ」
ペロッ「お股が、ぐちゃぐちゃにいぃ」
レロレロレロレロレロ・・・「やっ、そこ、お豆さんっ。アフッ、ひいぃん。蕩けちゃうぅ・・・。は、激しすぎっ、こ、こんなの、駄目なのにいっ。でも・・・うわああああああっ。気持ち良すぎるのおおおおっ」
ビクンッビクンッと大きく震え、動きを止めた恥ん子。
「大丈夫?」
「ううん、いいの。すごく気持ちよかった・・・。私もキスしたくなっちゃった。いい
よね?」
「う・・・うん」顔を赤らめる私。
「さっきはあなたに私の唇をあげたから、今度は・・・あなたのオチ○チンにもらってほしいの」
そういうと恥ん子は僕のズボンを脱がせ、パンツの中から僕の息子を取り出した。
「いくらなんでも、それは・・・」
「あら、『お父さんばっかりずるい』って息子さん怒っているわよ」
確かに私の息子はカチカチになっていて怒りをあらわにしているように見えた。
「よしよし、お母さんが今から、たっぷり遊んであげるからね」
そういうと恥ん子は柔らかい唇を僕の息子につけた。キスだけでは飽き足らず、息子をくわえて舌で転がし始めた。滑らかなゴムの舌の触感は今まで感じたことのない切ない刺激を僕に与えた。耐えかねて身をよじり逃れようをする。
「なんれひへふほ?んんっ。わたひのひほひ、ふへほっへ、んふぅ(何で逃げるの?私の気持ち、受け取って)」
恥ん子はその健全な笑顔を白濁したベトベトの液で淫らに穢してしまうまで、蕩けるようなキスをやめなかった。

134夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:30:39
「ねえ、1つ聞いても良い?」恥ん子がティッシュで体をふきながら、尋ねた。
「どうして、あなたはそんなに悲しそうな目で私を見るの?」
「そんなことないよ」と僕。
「うそよ!私には分かるの。だから慰めようとして、エッチなふりをしたの。好きでしょ?ああいうの・・・ねえ、もう1回キスしよう、そしたら元気になるかも知れ・・・」
「もういいよ!!」
恥ん子は怯えて身を縮めた。
「・・・ごめん。実は今日は妻の三回忌なんだ。妻は僕の前ではいつも笑顔を絶やさなかった。愚痴をこぼしたり、怒るところを1度も見たことはなかった。妻のために懸命に働いた。妻の笑顔を守りたい一心で、他人よりも長い時間働き、嫌な上司と付き合って酒を飲むことも厭わなかった。でも、結果的に僕は妻の笑顔を捨ててしまったんだ。・・・妻は自宅でくも膜下出血で倒れた。必死に救急車を呼んだんだ。たった一人で・・・。そのとき僕は海外出張中だったんだけど、妻が生死の境をさまよっていたとき、何をしていたと思う?取引先の奥さんの誕生日パーティーに出席していたんだよ!ワイン片手に愛想笑いをして!・・・妻は僕の帰国を待たずに死んだ。帰ってきたときに迎えてくれたのは妻の笑顔ではなく、物言わぬ骨壷だった。僕はいっそう仕事に没頭した。犠牲になった妻の無念のためにも勝ちつづけなければならないんだと自分に言い聞かせて。でも三回忌が近づいてきて気づいたんだ。妻に何一つ夫らしいことをしてやれなかった後悔から逃げているだけだったんだって。こんなことならもっと妻と過ごす時間をつくるべきだった。」
「それであんなにやつれてたのね。ご飯も食べられないくらいに」
「うん。僕はキス魔で、出かけるときと帰ってきた時に妻とキスするのが夢だったんだ。結局永遠に叶わなくなってしまったが。そんな小さな後悔がとげのように心に刺さって抜けない」
「なら私がぬいてあげるわ」
「抜いたところで、また別のとげが刺さる。生きている限り、小さな後悔からは逃げられない」
「刺さるたびに抜いてあげるわ。そのためにDollersがあり、私がいるのだから」
「・・・・・・・もう少し楽に生きられるかな?」
「うん、きっと」

135夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:31:58
「・・・・・・恥ん子さん、お願いだ、僕と結婚してくれ!君は人形でアニメチックな顔してるけど、君の笑顔に妻の面影を見たんだ!」
「・・・ごめんなさい。お母様は私達人形がこのDollersを出て行くことをお許しにならないの」
「お母様?」
「創造主(クリエイター)よ。私達人形をおつくりになった方なの。全知全能の存在で、優しいお母様なの」
「クリエイターは人間なの?それとも人形?」
「そのどちらでもないわ。特別の存在なのよ」
「そうか。でも僕は君を愛してしまった。愛する人を2度も失うのは辛すぎる」
というと、恥ん子は花瓶から青い花を取り出し、私にくれた。
「この花を私だと思って大切にして。どんなときでもあなたに寄り添う存在があることを忘れないで」
恥ん子は僕のほほに優しくキスをした。
「はい、これが本日のラストキッス」

136夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:32:59
ここまで話し終えるとBはポケットから青い押し花が貼られたしおりを取り出した。
「これはリンドウですよね」
「はい。帰ってから調べたら面白いことが分かりましてね。リンドウの花言葉はsorrowful you『君の悲しみに寄り添う』なんです」
「ひょっとして今飲んでいるお酒はスーズですか?」
「はい。リンドウ科のゲンチアナという植物の根のリキュールです。よくご存知ですね。この酒の中に恥ん子の顔が見えるような気がするんです」
「あの、お酒、やっぱりいただいていいですか」
「ええ、どうぞ」
グラスに黄色く輝く液体が注がれる。その中にBの人生に再び輝きを取り戻させた恥ん子の顔を私は確かに見た。
「錫子は僕と恥ん子の娘という設定なんです。僕は妻と1度も性的に交われなかったから。いつか錫子を恥ん子に会わせたいんです。もちろん錫子の祖母にあたる、クリエイターにも」

私はその後、スーズを飲みすぎてグデングデンになって帰宅し、ソファーに倒れこんだ。
薄れすく意識の中、謎の人物「クリエイター」とは何者なのかと、思いを巡らせながら・・・。

137夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:35:50
一方ここは“Dollersの応接間。メイドさんが1人紅茶をすすりながら読書を楽しんでいる。そこへ、恥ん子がやってきた。
恥ん子です。お仕事終わりました。お母様」
「ご苦労様でした、恥ん子。次のご指名があるまで休んでいいですよ」とメイドさん、いやクリエイター。
「ねえ、お母様。どうして人間を助けようとするの」
「どうしてそんなこと聞くの?」
「だって人間ってちょっとした事でくじける愚かな生き物なんだもん」
「うふふ、確かに人間は愚かね。でもだからこそ私は愛しているの。頑張れよって、少しだけ背中を押してあげたくなるの」


この物語はフィクションです。登場する人物、団体、組織名、Dollersは架空のものです。
なお不快感を感じる人が出ないよう、人物名は絶対にありえないものにしてあります。

138夢幻征四郎:2008/07/16(水) 13:47:54
お目汚し失礼いたしました。夢幻征四郎です。
元々前作と今作は、しばらく前に自分で読むために書いたものです。この掲示板を知って思い切って前作を載せたところ、暖かいメッセージをいただくことができました。この場を借りてお礼申し上げると共に今作の発表に踏み切りました。

相変わらず小学生以下のネーミングセンスですみません。また、着ぐるみは人の悲しみに寄り添うために存在するという私のポリシーを前面に出しているので、自分勝手なものになってしまったことを反省しています。

139名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/16(水) 16:15:30
■執筆者は識別の為、名前欄には『必ず』ペンネームとトリップを入れてください。

140名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/16(水) 18:41:46
>>138
たまりませんなぁ。。。
興奮しますた。

でももし次書かれるならトリップよろよろです。

141名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/16(水) 22:58:58
>>138
ファンタジー的なノリですけど、かなり惹かれるものがありました。
着ぐるみ(?)に謎がたっぷり仕込まれている所がたまりませんでした。
出入り口が見当たらず、素材も密閉感が強く、それでいて口の中まで包まれているってのはかなりそそられます。

もっとこの世界観の話を読んでみたいですね。創造主や彼女たちが一体何者なのか、非常に惹かれる話でした。
>>140でも指摘されてますが、スレのルールでもあるんで次があるならトリップをつけるのがよろしいかと。
(ちょっと調べればつけ方はわかるかと思います)



そういえば、囚人服の方はどうしているのでしょう・・・
ここが落ち着いている時にでも続きが投下されないだろうか、と思わずにはいられないです。

142名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/17(木) 18:17:23
>>138
着ぐるみの風俗店って基本コンセプトは面白いと思います。
方向性は違いますが私の好きな妖魔夜行という小説にでてくるバー「うさぎの穴」を彷彿とさせます。
突き詰めると良作になる可能性があります。
ただ、折角の着ぐるみ小説なのにエロシーンが会話だけで進むので着ぐるみならでは状況を把握しきれず物足りなさを感じます。
また、冒頭で18禁の旨が宣言されていますがそれだけでは訪れる人全員に対する配慮に欠けるのではないでしょうか。
なかにはエロい表現が目に入るだけで不快感をもよおす人もいるでしょう。
実際、私も文中、何箇所かで後味の悪くなるような表現に眉をしかめるような思いで読みました。
>不快感を感じる人が出ないよう、
と気を配るならやはりsageて投稿するべきだと思います。

しかし作品としては私も続編が気になります。
楽しみにしています。

143名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/18(金) 16:33:01
■執筆者は識別の為、名前欄には『必ず』ペンネームとトリップを入れてください。

144名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/18(金) 17:45:31
これで感想ってもなあ。
どうでもいい部分の描写は細かいのに肝心の山場は卑猥な叫び声の応酬だしなあ。
三流のエロ小説でももちっとましじゃないかなあ。
自分の読みたい小説だったらなおさらもっとましなの書くよ。
それに気を遣う必要など無いじゃん。
それこそ最初か最後で、フィクションで実在する人物や団体などと無関係であることを明言したらいいだけだし。
主人公の設定や性格も取ってつけたような感じだしなあ。
なんか、こんな感想前にも書いたような希ガス。
そういうのは無いほうがシンプルでいいと思うよ。

145名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/18(金) 19:10:57
>>138
ショーの最中に性癖を暴露されちゃう話があったね。
作風がなんとなく似てるけど同じ作者さん?

146名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/20(日) 16:45:20
よくわからん。

147名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/20(日) 19:37:17
>>144
 フィクションどうのというのは>>114に書かれてるけどね。
 ただ、その直後に名前も捻ったって書いてるけど、着ぐるみの名前のことか。
 人物の名前はAとかBだし。

着ぐるみにエロを求めるのはいいと思うんだけどね。
ただ、トリップをつけないで投稿=スレルールーは守らないけど
自分の小説はエロイから覚悟してねって最初に書いておくのは自分勝手で卑怯だと思う。
自分勝手な内容の小説と理解しての押し付け投稿ならsageとけ。

148名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/20(日) 20:49:33
同じ文章を連投しているのって単なる投稿ミス?
それともよく読むと違うことが書いてあるのかな?

149夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/07/21(月) 14:56:52
トリップ、sageに関してのご指摘ありがとうございます。そして申し訳ありませんでした。
2ちゃんねるへの初書き込み&初小説書き、ということで至らない点が多々あったことをこの場を借りてお詫び申し上げます。
きちんと調べてから投稿しなかったことを深く反省しております。今回からトリップをつけて、sage投稿を試みましたが大丈夫でしょうか。

同じ文章の連投は投稿ミスです。「多重書き込み」エラーが出てしまって、よく分からずに2回投稿しまったのです。

初めてだからといって許されることではないということ、取り返しの付かないことをしてしまったということは重々承知しております。
本当に申し訳ありませんでした。

150名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/21(月) 15:00:53
>>149
トリップを付けるのは当然の行為だが、執筆者はsageを強要されるものではない。
sageなくてもいいよ。執筆者以外のレスはsageるべきだな。

151名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/21(月) 16:15:16
>>149
夢幻征四郎氏という登場人物での投稿はすべてをフィクションとしてると考えられるね。
その氏が着ぐるみに対するポリシーを掲げているという。
着ぐるみのあり方としてかのような小説を投稿された背景、
すなわち何を憂いてどう改善したいと考えたのかを物語にすると面白いのではないでしょうか。

152名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/21(月) 16:30:38
>>151
意味不明棚。

153名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/21(月) 19:26:55
>>150>>152
作者へもちっと作品の為になる感想やアドバイスをしてあげたらどうだい?
あと>>150よ。おまいこそageるように強要してないか?
sageに関しての発言は、どれも本人の意思を尊重したアドバイスになってるように受け取れる。

漏れか?
漏れはどれとは言わないが感想やアドバイスを書いたよ。

154名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/21(月) 19:43:09
>>153*
おまいは何を勘違いしているのか分からんがこのスレはsage進行のスレじゃないんだよ。
あくまでも執筆者以外はsage進行なんだよ。
執筆者がageようがsageようが自由なんだよ。

155名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/21(月) 20:38:49
要点はそこですね?
回りくどいことをせずに直にそう切り出したらどうですか?
修行が足りません。

156名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/21(月) 20:59:22
>>155
意味不明棚。

157名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/21(月) 21:11:48
>>146=>>152=>>156
核心に触れられると混乱しちゃうんですね?
分かります。

158名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/21(月) 23:38:36
大事なところに触れられると(*´Д`*)ハァハァ しちゃう…

159名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/22(火) 19:51:44
>>157
流石に夏休み期間中は芳ばしいのが湧くねえ。

160名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/22(火) 21:14:54
妄想だからな、得てして痛いのが普通。
というか議論も喧騒もイラン。
妄想を読ませてくれ。

161名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/26(土) 15:50:37
現時点で
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/846/1167898896/928-942
のネタから。

こんなん見つけた。
ttp://www.quizilla.com/poems/7427925/barbie-doll-mask
訳してエロイ人orz

162名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/26(土) 23:08:59
自分以外のすべてが嫌いなニセモノたちへ。
あなた自身ではないことはクールではないし、あなたではない仮面をつけるのは愚かなだけだ。
あなたで(?)なければ私はあなたを愛し、幸せに生きられる。
他の誰かに無理になろうとしてる人を見るのに私はただ疲れたのだ。

163161:2008/07/27(日) 19:00:54
おお、凄いです。
可能なら続きもお願いします。

164名無しさん@着ぐるみすと:2008/07/29(火) 04:10:41
>>162
日本語ておk!

165飛竜 ◆NpXxXoZQmk:2008/08/04(月) 18:59:10
来た。
ついに来た。
リビングに正座している僕の目の前には1つの段ボール箱が置かれている。意を決しダンボールの封を切る。息があがり、手が震えてうまく開けられない。一度深呼吸を整える。しかし心臓は痛いくらい強く胸を打っている。この中にいるのだ。僕が長い間会いたかった人が・・・。ついにガムテープをはがし終わり箱を開ける。中には透明なエアクッションのベールをまとった彼女がいた。ゆっくりと神秘のベールをはがしていく。
彼女を見た瞬間、時が止まった。ショッキングピンクのカールしたショートヘアに金色の目の、透き通るような肌をもつ顔が小さい口で笑っている。頭には僕はすぐに他のパーツを取り出し、衣装を持ってくると、自分の服を脱いで肌タイツを着始めた。タイツは意外と伸縮自在で着やすかったが、しかし体に張り付いてくる。某最新水着もこんな感じなのだろうか。ネットの意見を参考にウレタンを削って胸や股や尻やのどに詰め物をしていたので体のラインは完全に女のものになっていた。レースの付いたショーツとブラジャーの上にパニエを着てお姫様らしい白いドレスをまとい、優しく体を締め付けられる刺激が心地よかった。最後に深呼吸して彼女の顔をかぶる。この瞬間、僕はこの世から消え、彼女が生れ落ちた。鏡の前にはおしとやかなドレスを着た、おてんばそうなお姫様がいた。
「やっと会えた」
「やっと会えたね」
「!」僕がしゃべるのと同時にどこからか明るい声がした。

166飛竜 ◆NpXxXoZQmk:2008/08/04(月) 19:00:56
「え!?誰?」
「私よ、アイだよ。レン」
アイ!?誰だ?僕は部屋を見回したが、僕以外には誰もいない。まさか・・・。
「まさか、君はこの着ぐるみなのか!?」
「・・・・・・覚えてないのね。私は着ぐるみであって着ぐるみじゃないわ。私はレン君のこと忘れたことないのに。ずっと見ていたのに・・・。覚えてないんだ・・・。ふふふふふふはははははあひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ・・・・ハアハアハァ」
突然甲高い狂った声が響いた。ぞっとした。鏡に映る笑顔はいまや、無邪気であるがゆえに恐ろしく残酷な狂気の笑みと化していた。
「レン君は私をあんなところに閉じ込めたのに・・・全部忘れちゃったんだ。ひどい、ヒドイ、酷い、ヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイ・・・まあいいわ。私はやっとケン君を手に入れたもの」
手に入れただって・・・?まさかと思い面に手をかけるが・・・外れない。
「レン君はもうレン君には戻れないわ。今ここで死ぬから」
僕の思考回路はもう機能しなくなっていた。何が起こっているのかわからない。
「私が殺してあげる。そしたらレン君はずっと私のもの。レン君の体はアイとして残りの人生を生きるの」

167飛竜 ◆NpXxXoZQmk:2008/08/04(月) 19:02:41
なんということだ。突然知らない誰かがやってきて僕の体をのっとろうというのだ。
「こんな格好をすれば女の子になれると思ってるの?バッカじゃないのッ。このド変態。カス、穢らわしい豚め。私の知っているレン君はそんな人じゃなかったのに。こうしてやるッ」
すると着ぐるみの腕が勝手に着ぐるみの首に手をかけ、じわじわと締め始めた。
「すぐには殺さないわ。私がレン君から受けた苦痛をたっぷりと味わせてあげる。苦しんで死んでね☆」
何とか手を離そうとするが、体が言うことをきかない。そうしている間にも締め付ける力がどんどん強くなる。助けてくれ、死にたく・・・ない。
「『助けて』なんてよく言えるわねぇ。こんなときでも私の中で感じているんでしょ。鏡に映る悶絶した着ぐるみに興奮して、何枚も重ね着した衣装に弄ばれているくせに。おまけに私の中を汚らわしい液で穢してくれたわよねぇ」
アイの言葉攻めは続いた。だが意識が朦朧として、もう最後のほうは聞き取れなかった。もう駄目だ。そう思ったとき、一瞬女性の姿が脳裏をかすめ、同時に手が離れた。
ゲホゲホゲホゲホ。僕は必死に酸素を取り入れようとした。それと同時にすべてを理解した。
「どうして急に手をゆるめたんだ?」
「ほ、ほら、言ったでしょ、すぐには殺さない、ゆっくりと苦しめてから・・・」
「君は僕を殺す気なんかないんだろ。君は僕自身だ。僕の中の『女性』なんだろ」

168飛竜 ◆NpXxXoZQmk:2008/08/04(月) 19:04:02
コクリ。鏡に映る着ぐるみは小さくうなずいた。

僕は小さい頃、どうして男は女の服を着てはいけないのか分からなかった。どうして女の人はズボンをはいていいのに男はスカートをはいちゃいけないんだろう、と。僕にとってスカートなどの女性の衣服はかわいらしくて着てみたいと思っていた。だが僕は疑問に明確な答えが出せぬまま、いつしか忘れてしまっていた。

「あれは君のせいだったんだね」
コクリ。再び着ぐるみはうなずいた。
「私は女の子だもの。かわいらしいお洋服が着てみたかったのよ、悪い?」
軽く首をかしげて、アイは言葉を続けた。
「私、レン君のこと、ずっと好きだったの・・・。レン君は私を心の奥深くに閉じ込めてしまったけれど、恨まなかったわ。私はレン君のことをずっと見てきた。一緒に笑い、一緒に悲しんできたの。ある日、レン君が女の子になりたいって思って、着ぐるみを注文したとき、私のこと覚えていてくれたんだって、すごくうれしかったの。でもレン君は私のことを忘れていて・・・。それであんな意地悪をしちゃったの」
アイは僕自身だから、僕の体を動かせる。面が外れなかったのではなく、アイが僕の腕の動きを妨害したのだ。
僕は黙ってアイの言葉を聴いていた。しばしの沈黙の後、僕はある決心をして口を
開いた。

169飛竜 ◆NpXxXoZQmk:2008/08/04(月) 19:05:18
「ひとつになろう、アイ」
「え!?」
「僕は着ぐるみで誰かを具現化しようとしていたんだ。今になってようやくそれが誰か分かった・・・アイだったんだ。それにほら、君の着ている服は、ウェディングドレスなんだ」
「でも、私、レン君の子供を生んであげられないわ」
「いいんだ。僕はね、アイ、君と結婚したい。受け取ってくれるね?」
着ぐるみの右手はそばに置いていた小箱を開け、結婚指輪を取り出し着ぐるみの左手にはめた。
「私、喜んでレン君のお嫁さんになります」
そういうと着ぐるみの左手は小箱の中から指輪を取り出し、着ぐるみの右手にはめた。
「アイ、僕達ずっと一緒だよね」
「ええ、ずっとよ」
ウェディングドレスの着ぐるみは、鏡に映る着ぐるみに、そっと誓いのキスをした。


その日、僕とアイはついに結ばれた。精神的にも、肉体的にも。

170飛竜 ◆NpXxXoZQmk:2008/08/04(月) 19:06:27
人間誰しも性別に関係なく男性的な面と女性的な面を持っている。着ぐるみによって僕の中の女性の自我が目覚め動き出し、ついには僕の中で男性と女性がお互いを補完できるまでになった。僕は、自分ひとりで世界を完成できる。僕はいつでもアイと一緒にいられて
本当に幸せだ。着ぐるみに出会えなければ、自分の正直な気持ちを押し殺したままだった。


着ぐるみという存在に僕は救われたのだ。
<完>

171飛竜 ◆NpXxXoZQmk:2008/08/05(火) 09:05:07
>>169
左手にはめた→左手の薬指にはめた
右手にはめた→右手の薬指にはめた

172飛竜 ◆NpXxXoZQmk:2008/08/05(火) 10:08:59
>>166
9行目 ケン君を手に入れた→レン君を手に入れた

173飛竜 ◆NpXxXoZQmk:2008/08/06(水) 14:48:31
はじめまして。飛竜と申します。着ぐるみをきっかけにした自分の中にいる異性的自我の目覚めと自己愛をテーマに書きました。
意味のわからない作品になってしまったと反省しています。

174名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 15:09:43
感想が欲しいなら欲しいと書けばいいものを。

175名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 15:17:58
表現にパクリがみうけられるな。
他人の表現を真似するのもいいけど他の表現と馴染まず文章がぎこちなくていかん。

176175:2008/08/06(水) 15:19:17
ちなみに、前の作品もそこんとこ同じな。

177名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 18:06:49
前の作品?

178名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 18:23:44
UBC上島珈琲?

179名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 18:29:28
>>178
楽しいか?
雑談スレへ池!

180名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 18:44:15
そっくりそのままお返しするよ。
毎回毎回自虐的なSS載せて楽しいか?

181名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 19:09:28
気に入らなければスルー汁!
どのスレでも同じ鉄則棚。

182名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 19:47:52
SSって何?

183名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 20:32:49
ショートストーリーのことですだよ。
そんなことも知らないんですかい?

184名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 20:46:30
サービス・ステーションじゃないのね?

185名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 21:04:27
三遍真でみる? の略。

186名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 21:24:49
サムライ・スピリッツのことだYO!

187名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/06(水) 21:35:24
そっとしといてやれ。

188名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/07(木) 11:29:18
見事な脱線ぶりだな。

189名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/08(金) 22:19:28
辛口だったね。

190名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/08(金) 23:16:54
小学生のころな、版画の図案でクラスの子が非常に特徴的な表現をしてたのがとても気に入ったんだ。
で、俺はその真似をしてしまったんだ。
でも、その子の絵はダイナミックで人物も大きく表情は生き生きしてて見る者に向かってくるような構図、
その特徴的な表現と相まってとても素晴らしいものだったんだよ。
対して俺の絵は、線はヒョロヒョロ、人の顔は丸書いてちょんののっぺらぼう、構図は平面のとんでも駄作。
その真似た部分も何じゃコリャ?ってな具合で浮きまくり、誰の目にも形だけ真似たことが明らかだった。
当然、クラスの連中の非難は俺に集中したよ。
これ、○○くんの真似してる!ってな。
まあ、そんとき俺はとことんシラを切ったけど、そんな言い分は誰も信じなかったな。
悪いことはいわん、書くなら自分の表現をしたほうがいい。
人の目を気にして作られた作品など面白くもなんとも無い。
気持ち悪いだけだ。吐き気がする。
卑猥な喘ぎ声をだらだら連ねるだけの作品も糞喰らえだ。

191名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/08(金) 23:18:44
(゚Д゚)ハァ?

192名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/08(金) 23:45:41
Σ( ̄□ ̄;)!!飯能ハエエエエーYO!>>191

1937000系:2008/08/10(日) 09:52:14
妻は、10年のブランクを感じさせない見事な着ぐるみ操演で、ゴールデンウイークのアルバイトを無事に終える事が出来た。
妻の全身タイツ姿に満足し、妻も久しぶりの着ぐるみ仕事に満足し、そしてイベント会社の部長も満足して、全てにうまく行った妻の着ぐるみバイトだった。
そして、着ぐるみ仕事の需要の多い夏休みがやってきた。私は、家事と育児に差しさわりが無ければ続けても良いと思っていたが、案の定イベント会社の佐々木部長から依頼の電話が来た。
それは、夏休み期間中に地元の屋内ドームで開かれるアニメフェアの仕事だった。
ステージショーはショー専門チームが行うが、会場内の記念写真コーナーやグリーティングを担当してほしいとの相談だった。
既にバイトの短大生10人は確保してあるそうで、チーフとして着ぐるみの所作指導をお願いしたいとの事だった。
妻は即答でOKした。

194名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/10(日) 12:27:25
これは…いつぞやの作者の方!

195名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/10(日) 14:06:49
どこの7000系かが気になる漏れがいるw

196名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/10(日) 17:01:59
トリップを付けない執筆者は>>1の【ルール】を読み直してから書き込め.

197名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/10(日) 19:43:40
そして7000系になりすました香具師が登場。

1987000系 ◆DG3WWE3z/M:2008/08/10(日) 23:00:04
呼んだ?

199名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/11(月) 07:34:09
呼んでない。

200名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/11(月) 11:22:11
 200ゲットー

201夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/08/14(木) 22:04:13
Dollersシリーズ3 “sadistic garden”
着ぐるみ達が癒してくれる不思議な店、”Dollers”
今宵も傷つき血を流した心をもつ人々が癒しを求めやってくる。

トレーニングルームの中で、物々しいトレーニングマシンに囲まれて「彼女」は立っていた。
金髪を前と後ろで1つずつ縛って「ちょんぼりちょろり」をつくり、サファイヤを埋め込んだような輝く瞳をもち、スレンダーな肉体に目のやり場に困るほどの豊かな胸、ぴっちりとしたスポーツウェアに身を包んだ彼女は、「深夜の通販番組の健康器具コーナーに出てくるお姉さん」という出立ちであった。
「あ、コーチ。おはようございます」
元気のよい声が部屋の中に響き、彼女は軽く会釈した。しかし、彼女の口は動いてはいない・・・彼女はDollersの着ぐるみだったのだ。
「やあ、おはよう。担当のタジマです。えっと名前は・・・」
「アンナです。今日はよろしくお願いします」
アンナの目の前には身長2メートルはあろうかという大男が立っていた。大きな図体に似合わず温厚そうな顔だ。この「タジマ」という中年、スポーツインスタラクターとして働いている。今日も仕事帰りにDollersに寄ったらしく、ジャージを着ていて、なにやら大きなかばんを肩からかけていた。

202夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/08/14(木) 22:07:32
「よし、早速だが、君はどうなりたいんだい?」
「ええと、もう少しおなか周りを細くして、スタイル良くなりたいんです」
「よし、じゃあ僕のオリジナルのトレーニング法を教えてあげるよ」
そういうとタジマはかばんの中から、たくさんのイボの付いた円筒形の装置を取り出した。
「おなかを細くするためには、体の内側の筋肉から鍛えないといけないんだ。だからこの装置を君の中に入れるんだ」
「中に入れるって・・・どこから入れるんですか?」
怪訝そうな声でアンナは尋ねた。
「決まってるじゃないか・・・君の前の穴からだよ」
タジマはにっこりと笑った。
アンナは特殊なDollersの着ぐるみの中でも、さらに特殊だった。
人間と同じように股間の前と後ろに穴があったのだ。タジマはこれのためにアンナを指名したのだ。
「え・・・それはいくらなんでも・・・恥ずかしすぎるというか・・・」
「スタイル良くなりたいんでしょ。これくらい我慢しなきゃ」
「・・・・・・分かりました。入れてください」
アンナがそういうと、タジマはその装置にたっぷりとジェルを塗りたくり、彼女の下を脱がすと、秘所にねじ込んだ。
「・・・くぅ・・・」
声を押し殺して刺激に耐えるアンナをよそに、タジマはそれを奥の奥まで押し込んでゆく。
「あの・・・これからどうするんですか?」アンナは立っているのがやっとという感じだ。
「ここからが本番だよ。スイッチオン」
「ひぃっ・・・」
アンナはその場に崩れ落ち、四つんばいになった。小刻みに震えながら何かに耐えているようである。
「いや・・・私の体、どうしちゃったの?」
「心配しなくていいよ。その装置はね、微弱な電気を発しているんだ。それによって君の穴の周りの筋肉を強制的に動かしているんだ。でも、大丈夫?立てる?」
アンナの穴の中も当然ゴム状のもので覆われていたが、とても薄いので、電気を通してしまう。そしてアンナの中の人の穴の筋肉を痙攣させ、筆舌尽くせないほど気持ち良い世界へといざなうのだ。
「・・・大丈夫です。立てます」
常に襲う刺激に腰を引かせながらも、アンナはやっと立ち上がった。
「じゃあ、軽くエアロビでもやってみようか」
アンナは笑顔を曇らせずにうなずいた。いや曇らせることができなかった。アンナは表情を変える権利を持っていなかったのだ。

203夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/08/14(木) 22:10:19
・・・・・20分後
「はいっ、今度は横にステップしてみよう。ワン、ツー、ワン、ツー」
「わん、ひっ、つー。わん、あっ、つー」
1ステップごとにアンナの体の中で例の装置が暴れている。足ツボ刺激のスリッパが足裏を刺激するのと同じように、装置の突起が彼女の体内のつぼを突いていく。さらに相変わらず続く電気信号による刺激もあいまって、彼女の思考力を奪っていく。
「はい、じゃあこれで終了!ちょっと休憩しよう。」
「ふう、ありがとう・・・ございました」
アンナは一瞬ほっとしたが、突然半減した刺激のために逆に体がムズついてしまっていたし、正気に戻るにつれ今までの自分の醜態を思い出し体を熱くしていた。床にへたり込みながら、目の前の鏡に映る下のウェアのできたジェルのシミを見て、自分を弄んでしまいたい衝動と戦っていた。
「よし、それでは次のトレーニングに移ろうか」
「あの・・・その前に、私の中のものをとってくれませんか?」
アンナは懇願した。
「駄目だよ。ある程度長い時間続けなきゃ。頑張ろ、な」
タジマはにっこりと笑ってアンナの顔を覗き込んだ。いや、にやりと笑ったのかもしれない。
「・・・はい」アンナは伏し目がちに、消えそうな声で返事をした。

204夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/08/14(木) 22:11:50
「今度は、これを使うんだ」
タジマは近くにある鉄棒を指差した。高さは約2メートル位ある。
「これにぶら下がるんだよ。簡単でしょ」
「分かりました。そぅれっ」
アンナは鉄棒に飛びついた。と同時に違和感を覚える。
「あれ、この鉄棒なんかベトベトして、手が離れません」
「それでいいんだ。君はすぐ我慢できなくなるようだから・・・もうその手を離すことはできないよ。それに、今回はこれだけじゃないよ」
そういうとタジマはかばんの中から、ゴルフボール大のゴム球がいくつかつながったものを取り出した。
「まだ何かあるんですか!?」
「前の穴だけを鍛えたらバランス悪いからねぇ。後ろのも鍛えないと」
タジマはゴム球にたっぷりとジェルを塗りたくり1つ1つアンナの後ろの穴に押し込んでゆく。
「あ・・・ああっ・・・あ゛あ゛っ」
お尻の穴が広げられるごとに、アンナの体はピクンピクンと波打つ。鉄棒にぶら下がることしかできないアンナに抵抗する術はない。
「準備は整った。これから君の中に入れたゴム球つき紐の先端に重りをつける。君はしっかり穴を締めて中のものが出ないようにするんだ。さもないと・・・気持ち良―くなっちゃうよ。ぐふふふ・・・」
タジマの口からよだれがたれ始めていた。それは彼の仮面が外れ始めた証であった。
「や・・・コーチ、それだけは・・・許してぇ」
アンナの懇願もむなしく、タジマはニヤニヤしながらアンナの穴から出ていたフックに重りをつけた。アンナは必死に穴を締めたが重さに耐えられず、ボールが2個出てしまった。
「あ゛・・・いやぁ」
アンナは身を硬くして刺激に耐えていた。派手に取り乱せばかえって被害を大きくしてしまうからだ。手が封じられ、足も地に着かない上、前の穴への電気攻めが続いている今、アンナにできることは体じゅうを硬くして気を強く持って、それこそ人形のように前後の穴への執拗な責めに耐えるしかなかった。そうこうしている間に重りはどんどん追加されていく。
アンナの精神と肉体は確実に限界へと近づいていった。

205夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/08/14(木) 22:13:27
「・・・さあ、これでちょうど2キロ目だ」
「お願い・・・お願いだから!もうやめてぇ!」
「ふふふ、この重りをつけるかつけないかを決めるのは僕だよ。君じゃない」
無常にもタジマは重りを取り付けた。その瞬間、アンナは我慢の限界を超えた。
「あっ・・・あ゛!あ゛!あ゛!あ゛!あ゛!あ゛!あ゛!あ゛!あ゛!あ゛!あ゛!」
耳をつんざくような叫び声は、重りの落ちる音をかき消した。
「あーあ、君は本当に根性ないね。これだから最近の若い子は・・・」
タジマは接着剤のはがし液を取り出し、アンナの手に塗って鉄棒からはがしていく。やっとはがし終わると、アンナは床にぺたんと座って動かなくなった。アンナは頭の中が真っ白になってしまっているらしく、ただただうつむき、惚けていた。
「君は体を鍛える前に精神を鍛える必要がありそうだな」
タジマはアンナの前に仁王立ちすると言葉を続けた。

206夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/08/14(木) 22:14:48
タジマは左手でアンナの髪の毛をわしづかみにし、無理やり上を向かせた。内心、気弱だと思っていた自分から、こんな激しい言葉が出たことに驚きながら。
「人が真剣に話しているのに、ヘラヘラ笑いやがって・・・。そんなに俺の話が可笑しいか!」
「コーチ、私はお人形だから表情は変えられないの。私は真面目にコーチのお話を聞いて・・・」
「言い訳するな!!だいたい髪なんか染めやがって、染め直してやる!!」
タジマは右手で自分の下を下ろし、自分の肉棒を取り出してこすり始めた。
「コーチ、何をするつもりですか。あの、ほんとにごめんなさい。私もっと頑張りますから、だから、だから、もう・・・許してええぇ!」
言葉が切れるのと同時に、粘っこい液がアンナの髪を真っ白く染め上げた。アンナは顔を手で覆ってすすり泣き始めた。もちろん、笑顔のままで・・・。
「ひっく、これは、あんまりですぅ・・・ひっくひっく」
「『あんまり』だって?君はこうなることを望んでいたんじゃないの?」
「え、それは・・・」
「君は逃げようと思えば逃げられた。入り口にいたメイドさんとかに助けを求めることもできたはずだ。でも君はそれをしなかった」
「それは、それは・・・・・・」
「もう快楽に屈しちまえよ。何もかも捨ててラクーになりな」
「・・・・・・・・・・・・」
アンナの頭の中で花火がはじけた。その音は理性がはじけた音、これまでの自分が壊れてしまった音。
「・・・・・・コーチ、私を、もっと鍛えてください」
アンナは小さくつぶやいた。その声はまるで誰かに言わされているかのようにたどたどしかった。

207夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/08/14(木) 22:16:28
「ぐふふふ、正直でよろしい。こっちに君にぴったりのマシンがあるんだよ」
タジマの指した先には、いわゆる乗馬マシンがあった。座席にまたがってバランスをとる健康器具だ。ただ、目の前の器具は座席が三角屋根のごとく尖がっていた。
「さあ、これにまたがるんだ」
コクリと頷いて無言で従うアンナ。アンナがまたがると、タジマは後ろ手に縛りあげてしまった。さらに両足首にも重りをつけていく。
「さあ、レッツ・エクササイズ!」
タジマはスイッチを入れた。座席は滑りやすく、アンナの座る位置が少しずつずれていく。そのたびに股がこすれ、座席がアンナに食い込む。アンナは今までとは打って変わって派手に嬌声を上げた。アンナの人格はもう消えてしまった。アンナはもう快楽のなすがままになってしまったからだ。あとに残ったのは、ただの抜け殻だけ。アンナはもう立派なマゾヒストになってしまっていた。
「もっともっと、私を鍛えてください。お願い、お願いよおおお・・・」
「心配しなくていいよ。最後までしっかり付き合ってやるよ。最後の最後までなぁ。ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ・・・」
トレーニングルームにはタジマの気味悪い高笑いとアンナのあえぎ声が延々と響いた。それこそ、世界が終わるまで続くかと思うくらい・・・。

そこはまさに、サディストの庭。

208夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/08/14(木) 22:18:33
店を後にしたタジマはついさっきまでの自分の行動に戸惑いを感じていた。自分の中にかのような感情がひそんでいたとは、思いもしなかった。・・・いや、目を背けていただけなのかも知れない。確かに自分の中で大きな獣が爪を研いでいたが、自分は良い人であり続けようとしてそれを押さえ込んできた。そうなのかもしれない。しかし、何でかばんの中にあんなものが入っていたのだろう・・・?

薄暗いトレーニングルームには、アンナが体じゅう白濁液にまみれ鉄の鎖でぐるぐる巻きにされて横たわっていた。
「コーチ・・・もっと・・・鍛えて・・・くだ・・・さいぃ」
何度も何度もつぶやく声が誰もいない部屋に響いていた。いつまでもいつまでも・・・。

Dollers待合室ではメイドさんが読書をしながら1人でつぶやいていた。
(人間誰しも善意と悪意を両方持っている。あの人の心は悪意を忌み嫌って押さえ込んでいたからバランスを崩したのね。あのまま放っておいたら大変なことになっていたわ。あの人は優しいから。私達は人の心の最も奥深くに触れることができる存在。アンナ、お疲れ様。あなたは私の指示どおり、あの人のガス抜きをしてくれた。そして恨まないでちょうだい。これがあなたの望んだ「不老不死の法」を施してあげた代償なのだから。あなたにはここで私と一緒に、永遠に人の心に寄り添ってもらうわ。ヨ・シ・エさん)
アンナが「人間」だった頃の名を口に出すと、メイドさんは椅子から立ち上がって、アンナを助けに向かった。
<終わり>

209名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/15(金) 08:35:40
<終わり>

210名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/15(金) 16:06:03
<糸冬>

211名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/15(金) 21:07:43
<おしまい>

212名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/15(金) 22:01:19
<FIN>

213名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/15(金) 22:56:55
<THE END>

214名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/15(金) 23:57:32
<完>

215名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/16(土) 00:13:13
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

216名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/16(土) 04:17:42
>>214-215
そういうオチかぃ。w

217名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/16(土) 07:20:14
どこに落ちがあるんだYO!

218名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/16(土) 09:18:27
さあ?

219名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/16(土) 12:18:24
>>208
乙です。

性的な表現がとってもいいっすなぁ。
ただもう少し着ぐるみ感を出すというか
着ぐるみでヤってるんだということが分かり易ければなおさらgjです。

220名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/16(土) 17:39:14
>>208
秘密が少しだけ垣間見えたって感じですね・・・
彼女達がどういう事情で、どうやってあの姿になったのか。
またこの話が読んでみたいです。

221名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/17(日) 13:42:06
221

222名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/17(日) 15:04:12
(σ・∀・)σ222ゲッツ!!

223名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/23(土) 21:02:19
多少マシになったかなあ。
でもチクチクと突き刺さってくるものは感じるよ。
恐らくそれは確信犯的なものだろうからもう言ってもしょうがないだろうし指摘するのは諦めたよ。
ツボではあるんだけど素直に楽しめないんだ。
ただ、一点、説明不足なのか俺が見落としてるのか、最後の「不老不死の法を施した代償」と客の行為が直接結びつかない(様に見える)のが惜しいね。
もし後で書かれるのなら楽しみにしてるよ。

224223:2008/08/23(土) 22:40:29
なんか自分で読み直して分かりにくいな。
でも理解できた。
客の多少の無理を受けても死なないってことやね。
でも、苦痛や快楽などの刺激は通常人と同じように受けると。

225夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/08/24(日) 00:49:16
たくさんのご感想ありがとうございます。

着ぐるみとヤってる感ですか・・・、自分の小説の着ぐるみさん達は、ほとんど中の人を意識していませんので、普通の性表現になってしまうのでしょうか・・・。善処してみます。

多少マシになっていたとのご意見をいただき、私、本当にうれしく思います。
自分で書いた小説を読み返してみて、確かにご指摘のとおりだと思い、自分なりに小説の書き方のハウツー本などで得たものをパくるだけではなく、自分なりに消化する努力をした甲斐がありました。アマチュアなりにゆるりといきたいと思います。

「不老不死の法」の話なんですが、ご指摘のとおり着ぐるみさん達は、人間同様五感を持っていますし、多少の責め苦にも耐えられます。ですが・・・本当に不老不死の存在にしてもいいんじゃないか、と。着ぐるみはとても長い間人間と共に歩いて来ました。自分の中で不滅の象徴になっているんです。

また、言ってからでアレですが真相バラすと興ざめしそうなんでスルーした方がいいのか正直なやんでます。
一話完結方式の着ぐるみさんが気持ちよくしてくれるショートストーリーを書くのが第一目標なので。

226名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/24(日) 01:35:55
続けるのであれば、第一目標に忠実でいいと思います。
でも、「真相」が気になるのも確かなんですよね・・・

性描写も重要ですけれど、着ぐるみ自体の描写や構造のほうにより惹かれるっていう人も少なからずいますので。

227名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/24(日) 11:58:52
性的表現や快楽から堕落していく様子をメインに押し出すと>>219にも指摘されてるように着ぐるみである部分の説得力が薄れてしまうんだよ。
それをやるのに着ぐるみでなきゃならない理由を考えないとならず、中途半端になってしまい興ざめしてしまうんじゃないかな。
まあ、着ぐるみの構造があるに越したことはないけど、やはり性描写以上に着ぐるみの描写は欲しいと思うよ。
あと不老不死になっても精神障害起こして復帰できなくなると何のための不老不死っつうか、まあそういう流れを書きたかったんだろうけど、
教訓っぽい一発ネタで終わらないようにしないと折角の設定が勿体無いんじゃないかな。

228名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/25(月) 00:07:52
これはこれでいいじゃん。
着ぐるみの構造や中の人にクローズアップした作品はきっと別の人が描いてくれるよ。

229名無しさん@着ぐるみすと:2008/08/25(月) 11:15:38
そうだね。
好きなことを書くといいと思うよ。

230名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/03(水) 22:17:31
作者来ないね(´・ω・`)

231名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/08(月) 00:53:34
Inside Dollも更新止まったな

232名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/13(土) 02:15:35
夢幻征四郎氏のも、囚人服の人のも、あるならばゆっくり続きを待ってます。

233夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/09/13(土) 02:41:13
>>232
うれしいお言葉をありがとうございます。ですが、早くても年末頃になりそうです。
ご期待にはすぐにお答えできませんが、がんばります。

234ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 02:49:56
キャラショーの悪夢
都内にあるビルのイベントホールで、「ブレザーカーニバル」が催されている。ブレザーカーニバルというのは、夢見る少女達に絶大な支持を受けている変身美少女アニメ「学園戦士ブレザー・ベガ」の同人イベントである。会場ではいくつかのサークルが力作の同人誌を販売している。他に昨日放送された第35話での衝撃の展開について喧々諤々の議論をする集団、大声でオープニングテーマを歌っている集団がいくつか見られる。一見よくあるオンリーイベントのように見える。しかし、ただ一点他のオンリーイベントとは決定的に異なっていた。会場の壁際に設けられた特設ステージには、こんな看板がかかっていた。
学園戦士ブレザー・ベガ 着ぐるみショー
1回目11:00〜
2回目14:00〜
イベント主催者の粋な計らいで、プロの着ぐるみショーチームが招致されていたのだ。開演30分前であるにもかかわらず、ステージの前はすでに満員で、各々の自慢のカメラの準備に余念がない。

235ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 02:51:03
一方こちらはステージ裏。壁とステージの間の空間は控え室となっている。ステージの両脇には出入り口の扉がそれぞれ付いていて、そこから入りとハケを行うのだ。
「ただいまー」
明るい声と共に1人の女性が控え室に入ってきた。彼女の名はプラム。うら若き19歳である。今回のショーでは主役のブレザー・ベガの中に入っている。
「おかえりー。ずいぶんと遅いですわね。ひょっとして“大”のほうじゃなくって?」
お嬢様口調でプラムを茶化したのはミウラだ。彼はスレンダーというか骨が目立つひょろりとした男で、ブレザー・デネブを演じている。
「デネブ、悪ふざけはよしなさい!厳罰に処すわよ!」
そういって、悪乗りした男はカワチだ。彼は少しむっちりとした肉付きのよい体格だ。ブレザー・アルタイルの中の人だ。
「んもう、違いますって!ちょっと会場の中を見て回っていただけですってば!」
膨れるプラム。「でも、大人ばっかりで子供が1人もいない会場なんて初めて。いたずらされたら嫌だな・・・」
「大丈夫、ほとんどのオタクはマナーいいですし、心配ないですよ」
「そうそう、普段のショーでも子供達と一緒に盛り上げてくれるんでありがたいっすよ」
ブレザー・ベガ達の敵、バンカラ団の幹部を演じる2人の青年、クルシマとオガワが優しい言葉をかける。
「何くっちゃべってるんだぁープラム!!開演時間迫ってんだぞ!さっさと着替えて来い!」音響担当のオヤジ、ウツギがどやす。プラム以外のメンバーは全員着替えを済ませ、後は面をかぶるだけという状態だ。
「は、はいっ。行ってきますぅー!」

236ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 02:52:38
プラムは急いでカーテンで区切られた彼女専用の着替えスペースに向かった。
着替えスペースに入って、急いで服を脱ぎ捨てた。そして、肌色のタイツに身を包んでいく。少し管理がいい加減なので、前任者達の汗のにおいが鼻を突く。
その後で白くテカテカしたレオタードを着ていく。このレオタードは首周りにワイシャツの襟がくっついている。そこに短めの赤いネクタイを通して結ぶ。ちょうどネクタイが彼女の豊かな胸の上にちょこんと乗っかって、健康的なお色気を振りまいている。レオタードの下の部分には赤を主調としたチェック柄のミニスカートがついているが、直立しているときでもレオタードの股間の白い部分がちらついて、恥ずかしい。さらに上には胸の辺りまでの長さまでしかないブレザーを着る。胸には「全ブ連」のエンブレムの刺繍がはいっている。最後に太もも中ほどまでの長さの真っ白なソックスと黒いローファーを履いて・・・と。おっと、変身道具のブレイズウォッチを付けるの忘れてた・・・これでよしっと。ちなみにデネブはネクタイ、ブレザー、スカートの色が緑、アルタイルは青となっていて、コスチュームの形状は3人とも同じである。着替え終わると同時プラムはみんなのところに駆けていった。

237ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 02:53:39
ここで、学園戦士ブレザー・ベガについて説明しておこうと思う。全国ブレザー連盟(全ブ連)の指導の元、ブレザーは順調に普及していた。しかし突如、ブレザー殲滅をもくろむ謎の集団「バンカラ団」が現れた。バンカラ団は「レトロンディ」という怪人を使って、「ブレザー狩り」を始めた。全ブ連はスーパーコンピュータで3人の女学生を選び出し、彼女らに協力を求めたのだった。かくして、元気いっぱいの赤毛そばかす娘「ブレザー・ベガ」金髪縦ロールの高ビーお嬢様「ブレザー・デネブ」、「厳罰に処す!」が口癖の厳しい委員長キャラの眼鏡っ子「ブレザー・アルタイル」の3人は今日も制服の選択の自由を守るべく戦い続ける、とまあこんなしょうもない感じのアニメなんだが、なぜか大ヒットして、来年度春からの新シリーズで「ブレザー・スピカ」なる新キャラが登場するんだとか。

「よし、じゃあ台本の確認を始めるぞ」ウツギが中心となって台本の最終チェックを行う。
今回のショーのストーリーのおまかな流れは以下のとおりである。
1. レトロンディ登場。会場の“お友達”に襲い掛かる。
2. ブレザー・ベガ、ブレザー・デネブ、ブレザー・アルタイル登場。レトロンディ撃退。
3. ブレザー・ベガ、学校に忘れ物を取りに帰るため、はける。
4. レトロンディ再登場。催眠装置でデネブ、アルタイルを操ることに成功、4人ともステージから掃ける
5. ベガ登場。レトロンディと一緒にいるデネブ、アルタイルに会う。
6. 操られた2人に攻撃され、ベガ、ピンチ。
7. お友達の声援で復活し、催眠装置を破壊。
8. 3人の合体技「インフィニット・サマー・トライアングル」でレトロンディを浄化。めでたしめでたし
確認が終わると開演の五分前。通信用のイヤホンをつけ、ライムはベガの面を手に取った。燃えるようなカーリーな短髪、そばかすの目立つ笑顔。
「今日もよろしくね」ライムはそうつぶやくとベガの顔をかぶり、外れないようにしっかりと固定した。他の全員も面をかぶり、所定の位置に付く。
「よしじゃあ行くぞ」ウツギが音楽を流す。

238ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 02:55:01
低重音の不気味な音が響き渡り、学ランを着た2人の怪人が出てきた。2人とも毛深く、ゴリラのようである。赤い目にとがった歯の醜悪な顔つきだ。
レトロンディ1(クルシマ)「我らはバンカラ団の忠実な戦士レトロンディ。この世から憎きブレザーを消し去るために日々戦っているのだ」
レトロンディ2(オガワ)「おおっと、ここには人間がたくさんいるぞ。もしかすると、この中にもブレザーの奴が隠れているかもしれないぞ」
「よし、しらみつぶしに探して、引きずり出してやる!」
2人がステージから降りて、“お友達”に襲いかかろうとしたその時、
「待ちなさい!! ブレザアアァ、オンッッ!」×3
変身シーンの効果音が流れ、ベガ、アルタイル、デネブの三人が勢いよく飛び出した。
ステージの中央に立ち、名乗りを上げる。
「希望の星、ブレザー・ベガッ!」シャキーン!
「裁きの星、ブレザー・アルタイルッ!」シュピーン!
「魅惑の星、ブレザー・デネブッ!」キラーン!
三人とも効果音にあわせてケレンミたっぷりに見得を切る。
べ「私達には制服を選ぶ権利がある!」
デ「レトロンディみたいなイケナイ子は!」
ア「厳罰に処す!銀河のチリになりなさい!」
レ1「また出たな、今日こそ貴様らを倒す!」
レトロンディ達がステージに上り、バトルが始まった。
「ガンバレー、ベガアアァ!」
「デネブ、負けんなああぁ!」
「アルタイル、立てええぇ!」
観客達は惜しげもなく声援を送る。カメラのシャッター音が絶え間なく響く。外付けのフラッシュの光が互いの目を焼く。
レトロンディを撃退し、はけていくベガ達。観客達はしばし小休止したり、カメラの絞りをいじったりしている。

239ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 02:56:43
再びレトロンディがステージに現れた。
「・・・やれやれ、またやられてしまった」
「そうっスねえ」
「一体奴らの弱点は何なんだ?」
「・・・そうだ、奴ら3人一緒じゃないと力を発揮できないっスよ」
「なるほど・・・、しかしいったいどうやってばらばらにするんだ?」
「先輩、僕にいい考えがあるっス」
耳元で何かヒソヒソと内緒話をしている。
「・・・さすがだな、お前のような天才を後輩にもって俺はうれしいぞ!」
「これで先輩と僕は幹部昇進間違いなし。グッフッフ」
「早速準備をしよう。今日がベガどもの最後の日だ」
・・・そういって舞台袖にはけていく2人。

軽快な音楽と共に、アルタイル、デネブがステージから出てきた。
「この公園においしい移動クレープ屋さんが来ているのよ」
「庶民の味も、たまにはいいですわね。楽しみですわぁ」
ザアアァ〜、ガッ、ぴぃ〜
「あー、ただいまマイクのテスト中」
ア「この声は!」
デ「レトロンディ!」
あたりをきょろきょろと見回す2人。
「あいつら、公園にある防災用のスピーカーでしゃべっているのね」
「忌々しきブレザーの戦士ども、これが貴様達の最後になるのだ!」
「何ですって!?」
次の瞬間、ウォンウォンウォン・・・という奇妙な音が流れてきた。
デ「・・・・・・何ですの、この感覚」
ア「体に力が入らない」
デ「はあはあ・・・それに・・・なんだか・・・眠い」
ア「もうだ・・・め」
2人ともその場に倒れてしまった。そこへレトロンディ達がやってくる。
「作戦成功っスね」
「ああ、これで後はベガだけだ。ふふふ・・・はははははは」
レトロンディ達は2人を担ぎ上げ、はけていく。

240ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 02:57:50
レトロンディ達は2人を担ぎ上げ、はけていく。
「おまたせー、あれ、2人共もう帰っちゃったのかな?」
再び、登場したベガはきょろきょろと辺りを見回す。
「おやおや、誰を探しているのかな?ブレザー・ベガ」
レトロンディが出てきてベガに尋ねる
「ひょっとしてお友達を探しているのかい?」
「あんた達の仕業ね。2人を返しなさい!!」
すごむベガ。
「ああ、返してやるよ。出て来い。デネブ、アルタイル」
次の瞬間、観客達とプラムはみな凍りついた。
「デネブ!アルタイル!」
完全パッケージショーなのでせりふが流れていくが、ベガは棒立ちしたままだ。

舞台袖から出てきたベガとアルタイルは、エナメルのボンデージに身を包み、後ろ手にロープで縛られ、目隠しをしていたのだ。こんなの台本にない。

「ライム、声のとおりに演技をするんだ。さもないとクビだ」
イヤホンからウツギの冷たい声がする。ライムはパニックになっていたが、クビがかかっているので、とりあえず演技を続ける。
「今、ほどいてあげるからね」
ベガは2人のロープと目隠しを外してあげた。その途端、デネブはベガの後ろに回って、ベガの両腕を上に伸ばさせ、右の腕でがっちりと固定してしまった。さらにアルタイルも、あぐらをかくような感じで足を組み、ベガの足を動かせないようにしてしまった。
べ「ふ、2人とも、どうしちゃったの!?」
ベガの声が震えている。完パケの内容も練習時のものとは違っているようだ。中にいるプラムも脳内がショート寸前だった。
(一体何がどうなってんのよ!?)

241ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 03:00:23
デ「わたくし、ずっと前からベガのこと、好きだったんですの・・・。友達としてではなく、恋愛対象として・・・。今、やっと自分に正直になれましたの。もう迷いませんわ」
そういうとデネブは左手でベガの胸をつかみ、もみ始めた。
デネブ「あぁ、ベガのここ、暖かくて柔らかい。学校で、隣の席のあなたを見るたび、あなたの胸をモミモミしてみたいって、私の手で形を変えてみたいって思ってた。学校から帰ると、私のショーツには恥ずかしいシミができてたわ・・・。できることなら、もっと早くこうしたかった・・・」
このせりふを言っている間にも、次第に愛撫が激しく、早くなっていく。プラムは大声を出して助けを求めていた(ちょっ、ミウラさん止めて、あうっ)が、面の中でむなしくこだまするばかりで、誰にも聞こえない。
ア「私もベガを性的に欲していたの・・・。でも、私、女の子だから、ベガに嫌われるのが怖くて・・・。でも、私はもう我慢できないの」
そういうと、ベガのスカートをまくり上げ、レオタードの上から人差し指の腹を使ってツゥ―と指を割れ目に沿って滑らせる。
「ハアァ、割れ目、スッゴク蒸れてる・・・。あら、小さいベガもかわいい〜。あ、今ピクピクってした。そんなにシてほしいのね。小さいほうのベガは悪い子ですねえ。厳罰に・・・処しちゃうんだからぁ」
いまや、アルタイルの指はレオタードの内部に侵入し肌タイツ1枚隔ててプラムの豆を刺激していた。
観客達はもはや、写真を撮るのも忘れ、目を皿のようにして3人の行為を見ていた。彼らはもう何も考えようとしなかった。目玉だけの存在となっていたから。
一方、プラムは残酷なほどの快楽の中、1人あえいでいた。ベガの面の穴はピンホールなので、視界が狭く、自分の体がまったく見えない。だから、誰がどのような刺激を与えてくるのか分からない。身構えて防御することができない。ゆえに、急に刺激箇所を変えられると、実に切なくなってしまい大きく腰が引けてしまうのだ。
(ミウラさんもカワチさんも、どうしてこんな、くうぅ)

242ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 03:01:23
ザァ〜、イヤホンからの声だ。「楽しんでいるかね」
(ウツギさん、一体これはどういうことなんですか)
「これは、約束を破った君への罰なんだよ」
(約束、一体何のこと?)
「君の歓迎会を開いたとき、こう言っていた。『私、まだ経験がないんですよ』そして君はこんなことを言っちゃった。『この中の誰か、私の“初めて”もらってよ〜』」
(あれは、酔った勢いで、約束ってわけじゃないです!)
だが、通信は一方向。プラムの声は面の中で響き、耳がキ―ンとなっただけだった。
「だが君は最近彼氏ができて、一夜をともにしたそうじゃないか。我々は君に罰を与えようと決意した。そう、君以外のメンバー、観客達はすべてグルだ。皆、君の処罰される姿を見に来たってわけだ。このオフ回を開いたのも俺達だよ。安心しろ。何もケガさせようってわけじゃない。究極の快楽の世界への片道旅行にいってもらうだけさ・・・。じゃあな、永遠に。」
ライムの心はぽっきりと折れた。自分はそんな身勝手な理由で罰せられるのか。だが、ここからの脱出は不可能だ。もう自分は自分には戻れないかもしれない・・・。突然、ベガの面が外れ、プラムの顔がさらされた。それは美しく淫らな、快楽と絶望で彩られた表情だった。

「はい、カットー、以上でクランクアップですー。おつかれさまでしたー」
向こうから、スーツ姿の男が駆け寄ってくる。
「プラムちゃん、初めてにしては上出来だよ!君はきっと大物になるぞ!」

243ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 03:02:28
数ヵ月後、DVDレンタルショップの一角で、あるDVDが大量に貸し出されていた。パッケージにはこう書いてある。
「キャラショーの悪夢 〜美人Fカップ着ぐるみアクターを襲う淫乱な罠〜
AV界の新しいキラ星、にじいろプラム デビュー作!!
映像特典として、お面内に小型赤外線カメラを取り付けて撮影したショー中の面下の顔を完全収録!!」
<完>
この物語はすべてフィクションです。

ご感想お待ちしています。

244名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/13(土) 08:38:17
乙。

245名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/13(土) 10:32:01
彼。

246名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/13(土) 10:54:35
産。

247名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/13(土) 14:08:33
弟。

248ピカ星 ◆LMKplaQJMQ:2008/09/13(土) 14:17:51
申し訳ないです。「ライム」って書いてあるところ、「プラム」に脳内変換してください。

249名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/13(土) 14:26:51
無理です。

250名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/13(土) 19:13:01
下。

251名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/13(土) 19:16:25
ここは漢字一文字スレでつか?

252名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/13(土) 20:06:04


253名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/13(土) 20:28:15
>>243
いやいや、なかなか濃密な設定で話もしっかりしてて楽しめたよ。
本当にアニメ化してもおかしくないような設定だね。もしかして関係者?
没ネタだったりしてね。
落ちも毎回?のように急転直下で破壊的、まあこれはこれでいいかもしれない。
なんつうか、そこはよくあるエロ漫画の落ちを彷彿とさせるんだけどね。
でも、インカムで無条件に演技を強要させられたり、助けた仲間(登場の仕方も定番だけど非常にいいね)に遣られてしまうあたりは
非常にツボだし楽しめた。
GJ!!だよ。

254名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/14(日) 14:18:42
 AVで、マスクものって、たまにあるから、そういう設定で、AVを作ってもいいかも。

255名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/14(日) 18:20:47
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

256名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/15(月) 06:02:21
gigaが着ぐるみシリーズ復活させてこのシチュエーションでやってくんないかな。

257KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:14:19

「お疲れ〜。」
「はふ〜〜、お疲れ様でした〜。」
そんな会話をかわしているのはとあるスタジオの一角にある更衣室での会話である。
なにをしているのかというと、新作企業CMの撮影で動物の着ぐるみが出演して製品を宣伝するという企画なのだ。

今回使われたのは皇帝ペンギンの着ぐるみで、CM中ではCG加工されて小さくなったり大きくなったりする。
着ぐるみは全部で3体用意された、たった15秒間のCMでも何時間も撮影する場合も少なくないので着ぐるみ演者も体力勝負である。

表からは見えにくい隠しのマジックテープをはずして、さらに中にもファスナーがある、アシスタントがすばやくマジックテープをはずしてファスナーを降ろす、ベリベリという音とのあとに、着ぐるみの中から頭にバンダナを巻いた女性たちがでてくる。

彼女たちが今回のCMのペンギンの内臓を勤めている、新人タレント学校の研修生たちである。
名前は、みか、あや、さなえ、3人は同期の新人でいつも仲のがよく、普段の姿は着ぐるみに入っているとは考えつかない普通の女性である。

みか「あつ〜、今回、ガチで長かったね。」
あや「うん、何回も撮り直したし。」
さなえ「2人はいいよ、私なんかアクション多かったし。」

258KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:17:20
少し身長のあるさなえは今回、親子ペンギンのお父さん役で、みかは母親ペンギン、あやは子供ペンギンの役だった。
みか「私たちは見てるだけだったけど、さなえは動きっぱだしね。」
さなえ「うん、もっと体力つけないと。」
3人の着替えも無事終わると、更衣室のドアをノックする音が聞こえた
D「お疲れ様、なかなかよかったよ。CMは編集して来月からテレビ放送されると思うから楽しみにしててね。」
あや「お疲れ様でした。」
D「これは今日の分のギャラだよ。」
みか「ありがとうございます、お疲れ様でした。」
さなえ「ありがとうございます、次もがんばります。」
あや「ありがとうございます。」
D「とくに父親ペンギンよかったわ〜、アクションがきれてたよ。誰がやってたんだっけ?」
みか「さなえちゃんですよ。」
さなえ「私です。」
D「女性なのにがんばってるね。」
さなえ「失礼ですけど、それは差別的発言です、女性は関係ないと思います。」
D「おお〜そうだね、撤回するよ、ごめん。」
そして3人は帰路につく、帰りの電車の中で3人は今日のことを話していた。

259KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:18:46
みか「さなえもディレクター相手によくあんなこと言うわね。」
さなえ「だって、女性だからどうだって差別じゃない、そういう発言は私許せないわ。」
あや「さなえはそういうとこ曲げないよね。」
さなえ「女性だからってなめられたくないだけよ。」
みか「まあね、私たちだって体はってやってるんだし。」
あや「そうね・・・。」
みか「明日からまたレッスンね〜。」
さなえ「うん、私はこれからジムだよ。」
あや「え〜、まだやるの?」
さなえ「当たり前よ、私、普通の女性より身長も高いしスポーツ好きだし。」
みか「まあ、体こわさない程度にしなよ。」
さなえ「うん、わかってるよ。」
みか「そういえば、2人とも次の仕事決まってる?」
あや「う〜ん、いまのとこはショーの手伝いくらいかな。」
さなえ「私もそんなとこ。」
みか「そっか。」
さなえ「ん?そういうみかは?」
みか「私はまだ・・・。」

260KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:20:11
あや「私のとこで空きあるか聞いてみるよ。」
みか「え?悪いよ。」
あや「いいよ、私たちは仲間でしょ。」
さなえ「うん、そうだよ。3人でプロデビューするって誓ったでしょ。」
あや「そうよ、困ったときはお互い様、助けあわないと。」
みか「ありがとう、2人は永遠の親友よ。」

土曜日

みかの携帯にあやから連絡が入る。
みか「もしもし、あや、どうしたのこんな朝早くから・・・。」
あや「おはよう、みか、明日なんか予定ある?」
みか「別にないよ、どうしたの?」
あや「明日、私の現場にこない?」
みか「ん?なんかあるの?」
あや「うん、急にキャストほしいっていってきてるからさ。」
みか「ええ、いいの?」
あや「いいよ、明日、朝5時に私の家にきてね。」
みか「早いわね、わかったいくわ。」

261KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:21:34
電話をきるみかは小さくガッツポーズをとる。
みか「よし。」

日曜日

あやの部屋にみかがくる。
みか「おはよ〜〜。」
あや「おはよう、さ、時間ないから一緒にきて。」
みか「うん。」
二人の今日の仕事はキャラクターショーのキャストである、あやはピンク役のようである。
みか「私はなにすればいいの?」
あや「私の交代要員なんだけど、出番ないかもしれないんだけど。」
みか「うん、わかった。見るだけでも勉強にはなるし。」
あや「うん、今から軽くリハするから客席で見てて。」
みか「うん。」
お客さんがまだ入っていない時間帯にショーの立ち回りのリハーサルが行われる。
レンジャー5人と怪人、悪ボス、戦闘員の組み合わせでアテレコのようだ。

262KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:23:08
劇中では音楽であまり聞こえないが、キャストは面の中からでも声をだしてアクションをしている、視界が制限される舞台において声をたよりに立ち回らないといけないためだ。
ピンクが敵に捕まって、それを他のレンジャーが救出するシナリオで、あやも必死に演技をこなしているようだ。
ピンクは応援と敵の一瞬の隙をついて脱出する、5人で名乗ってポーズ、その後2人、2人、1人の場面から5人で悪ボスと怪人を倒すようだ。
真剣なリハーサルが終了してから、お客さんが会場に入ってくる。
あや「ふ〜、おつかれ〜。」
みか「おつかれ〜、あやがんばってね。」
あや「うん、ありがとう。」
みか「かっこいいだろうな〜。」
キャストリーダー「そろそろ着替えて用意してください。」
あや「はい。」
あや「じゃあ、ちょっとやってくるね。」
みか「うん。」
あや「みかは、邪魔にならないとこで見てて。」
みか「うん。」

263KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:24:19
10分ほどして、ピンクのレンジャーがみかのとこにやってくる
みか「おお〜、かわいい。」
ポーズなどをとってくつろいでいるとリーダーの声がする。
キャストリーダー「おーい、なにやってんだ、本番はじまるぞ。」
ピンクはみかに手をふって舞台の袖に待機する。
MCの登場とともに、ショーがはじまった、みかは舞台裏で待っていた、舞台は見ることはできないが
たまにとおりすがるキャストやあやの行く末をみていた。
30分あまりステージが終了して、レンジャーが裏にかえってくる、しかしピンクの姿がないことにみかが気づく、心配そうにみていると他のレンジャーに肩をかつがれてでてくるピンクの姿があった。
急いで、マスクをはずして横に寝かせる。
みか「どうしたんですか?あや大丈夫なんですか?」
キャストリーダー「いや、ちょっと足を捻挫したみたいなんだ・・・まいったな・・・これから握手会なのに・・・。」
あや「す、すみません・・・私は大丈夫ですから・・・くぅ・・。」
キャストリーダー「大丈夫じゃないだろ、見せてみろ。」
ブーツをはずすと、くるぶしのあたりが紫にはれているのがわかる。

264KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:25:37
キャストリーダー「無理はするな。」
MC「そろそろ、レンジャー出撃準備お願いします。」
キャストリーダー「わかった。」
キャストリーダーはしばらく考えこんで、すぐに答えをだした。
キャストリーダー「君?みかさんだったね?こういう事態になったんだ、すまないが君がピンクに入ってかわりに握手会にでてくれ。」
みか「え?でも・・・。」
あや「ごめん、みか、お願い。」
みか「あや・・・。」
キャストリーダー「頼む、これ以上、お客さんを待たせてはだめだ。」
あや「みか、お願い。」
みか「わかった。」
キャストリーダー「じゃあ、俺はここからでていくなるべくはやく着替えてくれ。」
キャストリーダーはそのまま部屋をでていく
あや「じゃあ、スーツはみかにあずける、お願い。」
すばやくファスナをさげて足に負担がかからないようにスーツをあやから脱がせる。

265KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:26:45
みかも、Tシャツスパッツに着替えて、さっきまであやが着ていたピンクのスーツを着る、まだあやの体温がスーツに残っている。
下面は汗がまだ残っている、そのままかぶって、膝をまげて低くしたところであやがファスナをあげる。
ブーツと手袋、ベルトをつけて、最後はマスクをかぶる鼻をつく匂いがするが仕方ない。
あや「準備OKよ、がんばってね。」
みかはうなづいて楽屋のドアをあけて外にでる。
握手会は30分程度続いて、ようやく開放されたレンジャーが楽屋に戻ってくる。
あや「お疲れ様、本当にすみません。」
キャストリーダー「気にするな、こういうことはよくあることだ。」
ピンクもマスクをはずしてあやの元によってくる。
あや「みか、ありがとう。」
みか「ううん、いいよ。」

266KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:28:07
みかも、Tシャツスパッツに着替えて、さっきまであやが着ていたピンクのスーツを着る、まだあやの体温がスーツに残っている。
下面は汗がまだ残っている、そのままかぶって、膝をまげて低くしたところであやがファスナをあげる。
ブーツと手袋、ベルトをつけて、最後はマスクをかぶる鼻をつく匂いがするが仕方ない。
あや「準備OKよ、がんばってね。」
みかはうなづいて楽屋のドアをあけて外にでる。
握手会は30分程度続いて、ようやく開放されたレンジャーが楽屋に戻ってくる。
あや「お疲れ様、本当にすみません。」
キャストリーダー「気にするな、こういうことはよくあることだ。」
ピンクもマスクをはずしてあやの元によってくる。
あや「みか、ありがとう。」
みか「ううん、いいよ。」

267KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:29:27
キャストリーダー「すまないが、2ステもでてくれ。」
みか「え?でも私・・・。」
あや「さっきリハーサルのステージ見てたし、みかならできるよ。」
みか「でも・・・。」
キャストリーダー「きみはあやちゃんのサポで来たんだろ?だったらやるしかないんじゃないか?」
みか「は、はい。」
キャストリーダー「昼休みにもう一回軽く立ち回り復習して修正するから頼むよ、待ってる子供たちをがっかりさせたくない。」
みか「はい、私、がんばります。」
昼休みは、動きの再確認とできる立ち回りに修正された動きを覚える、あっという間に2ステの時間がせまってくる。
キャストリーダー「うん、そろそろだみんなもフォローしてくれるからきっと大丈夫。」
周りのキャストも首をたてにふったり親指をたてたりしている。
みか「はい、よろしくお願いします。」
あや「さ、時間ないわ、ピンクに変身よ。」
みか「うん。」

268KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:30:32
キャストリーダー「すまないが、2ステもでてくれ。」
みか「え?でも私・・・。」
あや「さっきリハーサルのステージ見てたし、みかならできるよ。」
みか「でも・・・。」
キャストリーダー「きみはあやちゃんのサポで来たんだろ?だったらやるしかないんじゃないか?」
みか「は、はい。」
キャストリーダー「昼休みにもう一回軽く立ち回り復習して修正するから頼むよ、待ってる子供たちをがっかりさせたくない。」
みか「はい、私、がんばります。」
昼休みは、動きの再確認とできる立ち回りに修正された動きを覚える、あっという間に2ステの時間がせまってくる。
キャストリーダー「うん、そろそろだみんなもフォローしてくれるからきっと大丈夫。」
周りのキャストも首をたてにふったり親指をたてたりしている。
みか「はい、よろしくお願いします。」
あや「さ、時間ないわ、ピンクに変身よ。」
みか「うん。」

269KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:31:48
10分ほどでレンジャーに着替えられる、マスクだけをもった下面すがたのみかが立っている、すでに緊張は限界を超えようとしていた。
あや「力ぬいて、怪我しちゃうよ。」
みか「うん、ありがと。」
MC「レンジャー準備してください。」
みか「行ってきます。」
マスクをかぶって舞台袖に待機する。
30分後、無事ステージを終了したみかが一旦楽屋にもどってくる。
あや「お帰り。」
マスクをはずして、あやに近寄る。
みか「あやの応援もあってなんとかやれたよ、ありがと。」
あや「ううん、まだ気を抜かないまだ握手会があるでしょ。」
みか「うん。」
キャストリーダー「よし、レンジャー出撃。」
みかは再びマスクをかぶると勢いよくステージに向かっていった。

270KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:33:05
ステージも無事すべて終了して、楽屋にもどってくるレンジャー
みか「ただいま。」
あや「お疲れ様。」
みか「あや、足のほうはどう?」
あや「うん、アイシングも適切だったからはれもだいぶ落ち着いたけどまだ動かすと痛い。」
みか「無理はだめだよ。」
キャストリーダー「よくがんばったね、よかったよ。」
みか「ありがとうございます。」
キャストリーダー「さ、すぐにスーツを脱いで、帰る準備だ、みかさんはスーツなどをみんなから回収してたたんで元の箱にもどしてくれ、俺たちは什器を片付けるから。」
みか「はい。」

271KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:34:36
帰りの車内、あやの側にずっとついているみか
あや「本当に今日はありがとう、みかが来てくれなかったらやばかった。」
みか「あやの役にたててよかった。」
キャストリーダー「いや、本当にありがとう。」
みか「いえ、たいしたことできなかったですけど。」
あや「そんなことないよ、みか初めてでもがんばってたし。」
キャストリーダー「うん、今度練習に参加してみない?」
みか「え?でも私たちは・・・。」
キャストリーダー「役者の勉強してるんだろ?この仕事は結構役者が通る道なんだよ経験してても損はないはず。」
みか「はい。」
あや「私も足が治ったらいくから。」
みか「あや・・・わかった。」

続く

272KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:36:05
ベターな展開ですが書いてみました。

273KG ◆pHmPE/M9is:2008/09/29(月) 15:39:09
2重で同じのだしてますね・・・すみません。

274名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/29(月) 16:24:18
乙。

275名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/29(月) 17:13:56
なにやらきた。
続きが楽しみです。

276名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/29(月) 18:54:03
萌えた王道かもしれないが萌えたぞ。

277名無しさん@着ぐるみすと:2008/09/29(月) 22:58:25
お、つづくのかこれ。

278名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/08(水) 15:49:18
さあ?

279名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/08(水) 18:02:29
ボヤボヤしてると知恵〓れがやる気を削いでくぞ!

280名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/10(金) 06:52:19
意味不明。

281名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/12(日) 07:45:27
何が言いたい?>>279

282夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:25:21
KG様、割り込んで書くことをお許しください。
Dollersシリーズ4 〜そして真相へ〜
私はついにたどり着いた。深夜の色町の中にひっそりと灯る赤いネオン、重苦しい扉・・・。そう、私はついにDollersの入り口を発見したのだ!Aの依頼を受けてからすでに2ヶ月が経過していた。ああ、なんと言うことか。まさかこんなにぎやかな通りに店を構えているなんて、一度探していた場所なのになぜ見落としていたのだろう!いや、そんなことはどうでもいい。早速潜入捜査だ。彼女達が一体何者なのだろうかという疑問、それ以上に継ぎ目のない着ぐるみとは一体どのようなものなのかという好奇心が私を突き動かしていた。早速扉を開けて中にはいってみる。
「いらっしゃいませ」
西洋のアンティーク様式の待合室で、肘掛け椅子に腰掛けていた黒髪のメイドさんがこちらに歩み寄ってきた。
「ここは私達人形が人間の悲しみを癒してさしあげる場所でございます」
顔や首周りを見る限り、Aの言っていた通り彼女には継ぎ目らしきものは一切見られない。本当にどこから中に入っているのだろう。いや、いくら見ても無駄だろう。AやBさんは衣服を脱いだ彼女達を目の前で見ていたにもかかわらず構造を見抜けなかったのだから。ここは一か八か、ここのオーナーに直接話を聞くしかないか。
「あの、どうかなさいましたか?」と小首をかしげるメイドさん。
「ここのオーナーと直接話がしたい」
はっきり言って駄目で元々だった。メイドさんの返答を待つ2,3秒がこんなにも長い。
「・・・・・・分かりました。こちらにどうぞ」
メイドさんはあっさり許可してくれた。オーナーの部屋に案内してくれるという。
途中、薄暗い廊下を延々歩いたり、階段を何度も上ったり降りたりした。外から見た限りでは、あのビルはここまでの広さはなかったはずだが・・・。
メイドさんは迷うことなく私を導き、やがて、黒い扉の前にたどり着いた。“VIP room”
と書かれている。

283夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:26:49
「この部屋でお待ちください。すぐオーナーを呼んでまいります。お茶もお持ちしますね」
メイドさんは私を部屋に通し、パタパタと駆けていった。
部屋の中は薄暗く、オレンジ色の背の高い電気スタンドが優しく輝いている。天蓋つきの二人用ベッドが部屋のど真ん中にあり、近くに洒落たデザインの飴色の木のテーブルと椅子が置かれている。部屋の中は霞がかかっているようにぼんやりとしか見えないので正確な広さや様子はわからない。お香でもたかれているのだろうか?頭の中がトロリとなるような強烈で甘美な香りだ。私は椅子に座るとメイドさんのいない間にポケットのなかの小型録音器のスイッチを入れておいた。
「お待たせしました」
メイドさんがティーポットとカップを銀盆に持って入ってきた。しかし、彼女はメイド服ではなく、アダルティーなランジェリーに身を包んだあられのない姿だった。漆黒のレースの長い手袋と靴下(ガーターで引っ張り上げ、いわゆる“絶対領域”を形成していた)、見えてはいけないところがうっすら透けていそうなショーツとブラジャー(メイド服のときは分からなかったが、意外とふっくらした胸をしていた)。ウブな私にはかなり刺激が強い。しかし、おかしなことに部屋に入って来たのはメイドさん1人であった。彼女はテーブルにティーセットを広げ、目の前でポットからお茶を注いでくれた。透明に近い緑色で、なにやらミントのような香りが立ち上る。早速一口飲んでみると、すっきりとした味で歯磨き粉のようなピリピリした後味が残る。
「あの、オーナーはどこに?」
「ワタクシがオーナー兼案内人の「リュネ」と申します。“夢幻征四郎”様」
「!!なぜ、私の名を!?」
リュネはおもむろに立ち上がると、奥からノートパソコンを持ってきた。その画面には、こう書かれていた。

284夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:30:22
【妄想】着ぐるみ小説スレ第5章【連載?】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
114:夢幻征四郎:2008/07/13(日)00:20:53
私はAの話を時に悶々と、時に目を潤ませて聞いていた。Aはその後着ぐるみコスプレに目覚めたのだそうだ。
「どうしても淫子を超える子ができないんだ。」とAはいう。
「それにあのときのお礼を改めてしたいんだ」

私は一週間にわたりAに聞いた場所とその周辺を調べたが、何の手がかりも得られなかった。
「Dollersの扉はいつも苦しむ人の前にここに現れる」と淫子さんはいった。他にも目撃者がいるかもしれない。そこで2ちゃんねるにも報告書を書いたのだ。誰か情報を提供していただけないか。心あたりがあればこの掲示板に書き込んでいただけないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ネット掲示板に実名で書き込みをするのはあまりお勧めできませんね・・・あなたのことはいろいろと調べさせていただきました。顔写真やら経歴やら見つけるのは造作ないことでしたよ。夢幻様はここに入る資格があることを「自覚」していなかったので今までここには入れなかったのですが、一応ここに入る資格がおありでしたので、このたびお招きいたしました」
「なぜ今更・・・。秘密をかぎまわる私を始末するつもりか?」
私は走って逃げようと思ったが、椅子から立ち上がらないうちにリュネは私を強く押さえつけると私の顔を両手でつかみ強引に彼女の唇に引き寄せた。
「む〜〜〜」
私は激しく暴れて抵抗したがリュネの腕力は強く逃れることができない。しかも彼女は自分の口の中に舌を侵入させて私の舌に絡め始めた。
「んん〜〜〜」
私は激しく困惑した。彼女はその豊満な乳房を私の胸に押し付けムニュムニュさせてきたし、ひざを私のモノのある位置にあてがい、ズボンの上からグリグリと刺激してきたからだ。リュネの舌が私の敏感な口腔をくすぐり、胸の感触をアピールし、モノを弄ぶ。女の武器をフル活用した攻撃が私の戦意を削ぐのに5分とかからなかった。

285夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:31:52
「落ち着きましたか?」
もう逃げ出さないと判断したのか、私がぐったりとしてしまうと彼女はテーブルの向こう側の椅子に腰掛けた
「夢幻様を始末しようなんて・・・・・・いえいえ、逆です。憶測で物を言われてしまうと皆さん誤解してしまうではありませんか。他の仲間達と話し合って、いっそ真実をお話したほうがいいと決まりましてね。」
「へ・・・?ということは?」
「お答えできる範囲で、お話いたしますわ」
と、リュネは軽く微笑んだ(様に見えた)。内心あまりにも簡単に話が進んでいることに肩透かしを食っていたが、いよいよ彼女達の秘密に迫れるのだから、そこは表情に出さないように努めていた。
「先ほども申し上げたように、ワタクシ達はお客様の悲しみを癒すために存在しています」
「そこがよく分からないのです。その『悲しみ』とは何ですか?」
少しの間をおいてリュネははっきりとした声で答えた。
「・・・・・・孤独、特に性的な孤独です。食欲は食物によって満たせます。睡眠欲は寝ることによって満たせます。ですが性欲は・・・人によってしか、人による愛でしか満たすことはできません。しかし、それを望んでも得られないばかりに傷つき苦悩する人はあまりにも多い・・・。ワタクシ達は信じているのです。人形の仮初めの愛でも、お客様の苦悩を少しだけ軽くすることができる、と」
「あの、もしかしてここに入る資格というのは、その孤独感を自覚しているということですか」
ふられてしまったA、奥さんとの死別を改めて痛感していたBさん、確かに彼らは孤独感を強く感じていたはずだ。(夢幻は知らないが、タジマもまた、パートナーがおらず、性欲を発散できない孤独感をかかえていたのであのような行為に及んだのである)

286夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:33:38
「はい。大なり小なりの孤独感を感じているお客様のみ、ここの扉を見つけることができるのです。そういえば、AさんとBさんはもう一度ここに来たいとおっしゃっているようですね。ここに入れなくなったのは孤独感から解放されて資格を失ったからでしょう。お気に召しましたようでうれしいのですが、早くここでのことは忘れて、明日を向いて生きていくように、とお伝え願いたいです」
 私はすっかり圧倒された。ただの風変わりな風俗店だと思っていたが、あまりにもしっかりとした営業方針にすっかり惹かれてしまったのだ。会話が途切れ、しばしの沈黙。会話を切りたくなかったので、私はハーブティーを一気に飲み干すと一つ質問を投げかけた。
「なかなか立派な営業方針ですね。しかし、一体この店どうなっているんですか?たての野の外見よりずっと広いですが。それに、いつから営業しているんですか?」
すると、リュネはハーブティーを注ぎながら思いもよらぬことを言った。
「ここは、あのビルの中ではありませんよ。おそらく『始まりも終わりもない空間』なんです。広さにも終わりがないので、こんなにも広いのです。時間的にも始まりと終わりがない、つまりワタクシとこの空間は『最初からあった』のです。人間の孤独を癒すことも『最初からやっていた』という具合なのです。ワタクシは不老不死の体で終わらない時の中、志を同じくする者に不老不死の法を施して、少しずつ仲間を増やしながら人間の孤独に寄り添ってきました」
私は口をぽかんと開けて、彼女の話に聞き入っていた。冷静に考えると彼女の話は信じがたかったが、不思議とうそを言っているようには思えなかった。

287夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:34:44
「さて、そろそろ効いてきたようですね」
リュネが意味深な言葉をつぶやき、私の下半身を指差す。指の先を見るとなんと私のモノが、ズボンをつき破らんとばかりにいきり立っていたのだ。あまりの恥ずかしさに必死に手で隠す。何てことだ。いくらリュネが下着姿だからって・・・。そこまで考えた後、頭が真っ白になってしまった。
「照れることはありません。この部屋を満たしている香りには性欲を増進させる効果がありますから。自然なことです」
リュネはさらりととんでもないことを言う。
「なぜそんなことを!?私は別にサービスなんて求めてなんか・・・」
「お話ばかりでは退屈かと思いましてね。ご無理をなさらずとも、よく分かっていますよ。あなた、今まで女性を避けてきましたね?女性との付き合い方がよく分からない。ましてや性関係なんて皆目検討がつかない。そう思ったのでしょう?そのぼうぼうの髭と髪も、野暮ったい格好をすれば絶対に女性は寄ってこないと思ったからですよね?」
心の中を完璧に見透かされた私は、ぐうの音も出ず黙りこくってしまった。
「恐れることはありません、何一つ。ここでの秘密は永遠に守られます。ありのままの気持ちをさらけ出してもよいのですよ。メニューもございますが、お好みを言っていただけたほうがいいかもしれませんね」
女性経験のない私を見下すことなく、リュネは優しく誘ってくれているのだ。しかし女性への懐疑心が先にたち、私は頑なに口を閉じたままだった。
「特になしということは、お任せでよろしいですね。途中で気が変わりましたら、いつでもお申し付けくださいませ」
リュネはティーセットを端に寄せると、テーブルの上にぺたりと座り、ショーツの両脇の蝶結びを解いた。白いつるりとした恥部があらわになる。ブラジャーのホックにも手をかけ、押さえつけられていた乳房を解放した。

288夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:36:35
「まずは女性の体をよく知っていただけたらと思いまして。人形ですのでワタクシの体は確かに作り物ですが、女性のそれを正確に模しております。たぶん中に人がいるとすれば、女性ではないでしょうか?」
そういうと、リュネは自分の割れ目に手をかけ目一杯開き、私に見せつけてきた。
「ここがク○○トス、女性の勃起体ですね。本物なら性的に興奮するとここが勃起し、股全体が湿ってくるのですが、私は人形ですゆえ、そうはいきません。ご了承ください。そしてここがいわゆる性の穴、ワタクシのは途中でふさがっていますが本物の女性でしたら・・・・・・」
知識のない私にも自らの体で分かりやすく示してくれる。私は好奇心に勝てず、そこをじっと見つめてしまっていた。
「そうそう、先ほどワタクシ達人形の体の仕組みについてお話しませんでしたね。私はただの人形ですが、もし仮に中に人が入っているとすれば、中の人はこれを体に塗っているのです」
リュネはそういうとお茶を持ってきたお盆の上にあった小瓶を手に取った。中には肌色のドロドロした流体が入っている。
「これは熱で収縮、凝固する液体です。これを体に塗ることで薄い膜を形成し、体温でちょうど良い固さで固まります。顔の部分は私のみが自由自在につくり換えることができます。仲間の顔もすべて私が作りましたの。それゆえに仲間達はワタクシを創造主(クリエイター)と呼びます。」
リュネは私の目の前で小瓶を振りながら話を続ける。
「それで、もし、もしもワタクシの中に誰かいるとしたら、その人は大変でしょうね。想像してみてください。熱で収縮してくる皮に、身長が縮む位ぎゅうぎゅう締め付けられて、そこから逃れようとしてとっさに皮を引っ張っても体に張り付いて決してはがれない。それに少しでも体を動かすと他のところがグイって引っ張られて切なくなってしまうでしょう。まるで無数の手がまとわりついているように。例えば・・・・・・」

289夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:37:53
そういうとリュネは自分の胸をつかみ、円を描くように揉み始めた。
「ほら、ワタクシのお股、皮が食い込んでいっているの、お分かりですか?」
確かにリュネが胸を揉む1サイクルごとに股の皮が上下どうしているのが分かる。
しかも、皮が食い込むときと元の位置に戻るとき、何かに反応してピクッと痙攣し、ばつが悪そうに足がもじもじするのである。
「その上、皮が熱の放出を阻害して、体じゅうがすぐに熱くなって、特に恥ずかしいところなんか、足を閉じていることが多いし、スカートやショーツやパニエに覆われているから、嫌らしい熱にさいなまれるのです。それにワタクシ達は穴がふさがっているから人間みたいにイって性的興奮を発散することもできませんし、細胞を活性化させているから気絶して逃れることさえ出来ないのです。それこそ、快感から逃れるためには服をすべて脱ぎ捨て指一本動かさずにじっとしているか、中から出てくるかしかないのです」
こう言いながらもリュネは自らを攻める手を止めない。むしろ、どんどん加速していく。
「じゃあ、そうしたらいいじゃないか。どうしてそんな苦しいところでがんばり続けるんだ?そんなことで一体何の得があるっていうんだ!?」
私は強い口調でリュネを問うた。なんとも悶々として、彼女の嫌らしいショーを見ていられなかった。
「裸になっているところを他の誰かに見られたら、羞恥心でかえって悶えてしまいますわ。結局、どうあっても快楽から逃げられません。でも、ここは素晴らしい場所なのです。この皮は細胞の活性化作用があって私たちに永遠の命を保障してくれますし、普通の人間には到達できない快楽の極致を味わうことができますから」
私は彼女の言葉攻めにすっかりやられてしまったようだ。口の中にたまった生唾をごくりと飲み込んで、リュネの体をまじまじと見ていた。こんなにきれいなのに・・・。常人が決して覗き見ることができない淫靡な世界を内包しているのだ。

290夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:39:02
「あらあら、申し訳ありません。ワタクシばかり気持ちよくなってしまって・・・。でもご満足していただけたようですね。今度こそ夢幻様が気持ちよくなる番です。どうぞ、ベッドに入りましょうか」
私はリュネに手を引かれてベッドまで行き、服を脱がされる。思わず自分のモノを隠した私の手をリュネは優しく解き、彼女に促されるままベッドに寝ころがった。彼女はベッドの周りの藤色の薄いカーテンを締めてこう言った。
「夢幻様は横になっているだけでよいのです。自分だけ気持ちよくなっては悪いなんて考えないでください。ワタクシのことはお気遣いなく」
そういうとリュネは右手の手袋を外し、私のモノをこすり始めた。右手のすべすべと滑らかな感触は、まるで、シルクのハンカチがまとわりついているようだ。また左手はレースの布が私の敏感なところをくすぐる。そう、リュネは親切にも二つの触感を同時に楽しませてくれているのだ。普段の自慰ならまだ序の口という時間で、簡単に上り詰めてしまった。もう出るというところで突然リュネの手が止まる。
「え、どうしてやめちゃうの?」
「・・・・・・夢幻様、ワタクシが普段どんな気持ちになっているか、興味はありませんか?」
確かに、先ほどの彼女の話を聞いて、この行為の最中にもいやらしい熱と無数の手がまとわりついているように皮が体に張り付き弄ばれて、どんなにか悩ましいのかと興味があったし、常人に到達できない性感の境地に招待されたらどんなにかいいだろうと、リュネをうらやましく思っていた。
「そりゃ、興味あるけど・・・・・・」
「でしたら、先ほどの液体を塗って差し上げますわ」

291夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:40:10
そういうとリュネはベッドに持ってきていた先ほどの小瓶を取り出し、中の液体を私のモノに塗ってくれた。あるいは最初から私に体験させてくれるつもりだったのかも知れない。
液体は即座に固まって、次の瞬間、私はまるで牛の乳絞りのような感じで、モノを握られているような感覚に襲われた。予想をはるかに上回る締め付けと断熱性による自らの嫌らしい熱に軽く悲鳴を上げながら、リュネのことを考えていた。こんなのに全身覆われていたらさぞ辛いだろうに。さっき私のために、胸を擦り付けたり揉んだりしていたとき、ピクピク動くだけですむはずがないのだ。激しく身をよじって、床でもんどりうってもおかしくないのになぜそうまでして、慎ましやかであり続けるのか、メイド人形としての意地がそうさせるのか、それとも何か別の目的のためか・・・・・・。その疑問の答えが後者だと気付くのにさほど時間はかからなかった。
「せっかくです。ワタクシの中も味わっていってくださいませ」
そういうとリュネは仰向けになっている私にまたがり、滑りやすくするためのローションと私のモノにたっぷりと塗りたくり、彼女の割れ目を目いっぱい押し広げ、モノを彼女の穴にゆっくりと埋没させていく。
「はっ、ううぅん・・・、大丈夫、大丈夫だから、あうっ・・・くうぅ」
リュネの体は明らかに異物の進入を拒んでいた。少し入れると体が強く痙攣して辛そうだ。しかし、必死で自己暗示をかけて自身をなだめすかしながら、激しく悶えることなく、徐々に体内に沈めていく。あくまで余裕があるように、凛として振舞おうとする様子がいじらしく、かえって私の興奮を煽った。私のモノがこれ異常ないくらいガチガチになったころ、ようやく根元が隠れるくらいのところまで来た。
「いかがですか、ワタクシの中のお味は?」
「なんか、上手く言えないけど、こう、壁がムニュムニュして、時々キューと締め付けられて、すごく熱い・・・・・・」
「そうですか、ワタクシも夢幻様のモノの律動を確かに感じております・・・・・・。それではもう少しお楽しみを増やして差し上げます」

292夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:41:20
一時間くらいたったころ、私はもう5回はお預けを食らってかなりグロッキーだった。
「ふふふ、ワタクシの中の熱、ちゃんと夢幻様をエッチな気分にさせていますか?」
「もうそういうこと言うのはやめて!頭が変になる!」
そう言って私は手で耳をふさいだ。
「ワタクシ達人形は、お客様の心に直接声を送っております。耳などふさがれましても、ワタクシの言葉が夢幻様を悩ませるのを防ぐことはできません」
次の瞬間だった。突然私の体から汗が噴き出し、ガクガクと震え始めた。今までにない感覚。その刺激の激しさに私はすっかりパニックに陥った。
「あああああああっぁぁぁぁぁぁぁあああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああ」
叫びを押さえられず、無意識にズンズンとモノをリュネの中に突き立てる。
「ああ、そんなに激しく腰をお振りになっては、私がもちません」
「はあはあ、助けて、お願いだから!」
私が懇願すると、リュネはすばやくモノを引き抜き、枕元にあった無職透明の液体を私のモノにかけた。すると、皮が見る見るうちに干からびて、ひび割れてぽろぽろとはがれた。それを見届けるとリュネは、今度は一気にモノを穴に埋め、再び腰を振り始めた。
「せっかくですから、中に出していただけますか?案内役をやっておりますとなかなか出番がなくて。久々に濃厚なお汁が飲みたいのですよ」
「そんな、中で出すなんて・・・・・・うわあっ」
結局我慢しきれずに中で出してしまった。ドプドプと音を立て注がれたそれは、穴から湧き水のようにあふれ出し、ベッドと彼女の下半身をねっとりと潤した。
「はあぁ、き・も・ち・イ・イ・・・・・・」
リュネは軽く身震いして嘆息した声を上げると、再びモノを引き抜きティッシュできれいに後始末してくれた。

293夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:43:07
「ゴメン、シーツよごしちゃった・・・」
「いいのです。夢幻様のお汁のにおいに包まれて眠れるなら本望です」
「な、ななななな・・・」
「というのは冗談です。うふふ」
オイオイ。
「・・・・・・いかがでしたか。『初めて』は?」
「うん、いろいろあったけれど、そんなに悪くないかな。本当に愛し合える相手と寝るのだったら大丈夫かもしれない。でも、さっきのは一体?」
「あれこそが快楽の極致です。何度も何度も放出を我慢した結果、どんどん快感が強くなって、通常の10倍から100倍の快感を味わえるのです。これなら皮の中も良いものでしょう。どうです?夢幻様もここに残り、人形として生きてみませんか?」
「いや、それは・・・・・・」モノだけでも大変だったのに全身覆われたら・・・。そう思うと、私のモノは急激に回復した。
「うふふ。実際、この中に入り続けることができるのは、1万人に1人位です。先日も1人の女性が仲間に入ったのですが、最初のお客様がハードなプレイを御所網になりまして。精神崩壊してしまったのです。ワタクシは慌てて彼女を術で回復させ、記憶を書き換えた上で辞めていただきました」
その話を聞いてさらにモノが立ち上がってしまう。
「あら、回復が早いですね。まあ、先ほどのお茶には精液の生産を促進させる効能がありますから」
「あの、今度は、その・・・・・・。胸、触ってもいいかな?」
「はい、もちろんですとも。お茶の効果は最大12時間持続します。その間は何度お汁を出しても苦痛はありません。時間はたっぷりあります。ごゆっくりお楽しみください」

294夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:44:18
「ゴメン、シーツよごしちゃった・・・」
「いいのです。夢幻様のお汁のにおいに包まれて眠れるなら本望です」
「な、ななななな・・・」
「というのは冗談です。うふふ」
オイオイ。
「・・・・・・いかがでしたか。『初めて』は?」
「うん、いろいろあったけれど、そんなに悪くないかな。本当に愛し合える相手と寝るのだったら大丈夫かもしれない。でも、さっきのは一体?」
「あれこそが快楽の極致です。何度も何度も放出を我慢した結果、どんどん快感が強くなって、通常の10倍から100倍の快感を味わえるのです。これなら皮の中も良いものでしょう。どうです?夢幻様もここに残り、人形として生きてみませんか?」
「いや、それは・・・・・・」モノだけでも大変だったのに全身覆われたら・・・。そう思うと、私のモノは急激に回復した。
「うふふ。実際、この中に入り続けることができるのは、1万人に1人位です。先日も1人の女性が仲間に入ったのですが、最初のお客様がハードなプレイを御所網になりまして。精神崩壊してしまったのです。ワタクシは慌てて彼女を術で回復させ、記憶を書き換えた上で辞めていただきました」
その話を聞いてさらにモノが立ち上がってしまう。
「あら、回復が早いですね。まあ、先ほどのお茶には精液の生産を促進させる効能がありますから」
「あの、今度は、その・・・・・・。胸、触ってもいいかな?」
「はい、もちろんですとも。お茶の効果は最大12時間持続します。その間は何度お汁を出しても苦痛はありません。時間はたっぷりあります。ごゆっくりお楽しみください」

295名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/12(日) 23:46:15
また同じの2回投稿キタ━━━━━━(゚∀゚;)━━━━━━━!!!!!

296夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:47:55
最終的に私はあの皮を使って、5回も快楽の極致を味わうことができた。大満足してそろそろ帰ろうと思い、お金を払うというと、リュネは、
「御代は結構です。ここはお客様の警戒心を解くために風俗店に擬態しています。最初から無料だというと、かえって怪しまれるので。お会計のときは、お客様だけにサービス、とか言って、ごまかしております」
と答えた。

「夢幻様、『青い月』という言葉をご存知ですか?」
「青い月?」
「あり得ないこと、という意味です。ワタクシ達人形もまた、『青い月』です」
「・・・・・・できればそうならないといいけど、もしこれから先孤独を感じたら、また来ていいかな?」

297夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:49:07
「常に月が空にあるように、ワタクシ達は人間と共にあります」

298夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:51:06
店を出ると、東の空が明るくなり始めていた。帰ったらAやBさんに、そしてあの掲示板に報告書を書かなければ。一度振り返ると、そこにもう扉はなかった。再び前を向いて歩き出す。

299夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:52:11
私達は青い月に照らされているのかも知れない。

300名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/12(日) 23:53:19
(σ・∀・)σ300ゲッツ!!

301夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/12(日) 23:53:32
<終わり>
筆者の私が長いこと追いかけてきたのもまた、着ぐるみという名の「青い月」。月には決して手が届かないと知りつつも。
・・・・・・まあ、キザで気持ちの悪いあとがきはこれ位にして、と。真相を書きました。伏線はすべて回収したつもりです。
ご感想お待ちしておりますm( _ _ )m

302名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/13(月) 00:16:51
月乙!

303名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/13(月) 01:48:47
>>301
お疲れ様でした。
なんというか、凄く魅力的な素材に包まれてるんだなあと思いました。
こういう素材に前や後ろの穴まで隙間無く覆われてるってだけでものすごいフェティッシュなものになってると思いますから。

読んでて、密閉されていても吐き出されるものが皮の内側から出てこれないだけで絶頂は迎えられるのでは、と思いましたが何かの要因で逝けないってことなんでしょうかね。

ともかくここまで来ると、着せられる話や脱がされる話も見てみたくなってしまいますね。
あるいは、人形同士で弄くりあうような話とか・・・

304名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/14(火) 09:20:15
乙。

305KG ◆QkRJTXcpFI:2008/10/14(火) 13:03:01
前とトリップ違いますけど、本人です・・・たぶん

続きできましたんで載せます。

すごいい作品の後でかなり恐縮ですが・・・。

306KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:04:10
派遣着ぐるみ


さなえの今回の仕事はここののヘルプである。なにをするのかというと着ぐるみに入って、接客するというもの。
さなえ「ここね、今日の私の現場は。」
ぎぃ〜〜裏の勝手口が中に入る
さなえ「すみませ〜〜ん。ヘルプできた者なんですけど・・・。」
すると奥から男がでてきた
男「とりあえず、ドア閉めて。」
さなえ「あ、はい、すみません。」
男「んじゃ、履歴書見せて。」
さなえ「はい。」
さなえはかばんから履歴書をだして男に渡す、それをしばらく眺めて
男「じゃあ、今日1日だけだけど、仕事内容よかったらまたヘルプお願いするよ、奥の部屋にきて。」
さなえ「はい。」
男に案内されるままに狭い通路を奥に進んでいく、建物の中は電気もろくについておらず薄暗い
男「暗いから気をつけて。」
さなえ「はい。」
しばらくして、ドアを開ける
男「さ、入って。」
さなえ「はい。」

307KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:05:22
中には数台のパソコンやテレビモニターが備えつけてあった、そこには客室の様子が写っていた
さなえ「こ、これは・・・。」
男「驚いたかい?」
さなえ「はい・・・でも・・・これって・・・。」
男「うん、言わなくてもいいよね。」
さなえ「・・・。」
男「1日だからね、でも給料はいいよ。」
さなえ「こんな・・・。」
男「ん?どうした?」
さなえ「これ、私がやるんですか?」
男「そうだよ。」
さなえ「・・・できません。」
男「面白いことをいうね。」
さなえ「だって、これ・・・。」
男「ああ、でもきみの仕事はこういうこともあるはずだよ、これから先ね。」
さなえ「でも・・・。」
男「まあ、拒否するのもわかるけど、そうしたらどうなるかな・・・。」
さなえ「どういうこと?」
男「さあ・・・、どうする?」
さなえ「く・・・わ、わかりました。」

308KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:06:25
男「従業員控え室に案内するから。」
さなえ「は、はい。」
管理室をあとにして、また薄暗い通路を男についていく
男「さ、ここだよ、呼び出しがあるまでここで待機してて、他の人と話すもよし。」
さなえ「はい。」
男「では。」
そういって男はドアを閉める
控え室には、数人の男女が座っている、化粧台、洗面台、トイレ、テレビなど家具などはそろっている。
とりあえず、隅っこの椅子に座って様子をみることにした。
1時間・・・2時間・・・、その間に部屋から人が出入りする。
すると、一人の女性がこっちにやってくる
女「新人さん?」
さなえ「え?あ・・・はい、ヘルプで今日だけ。」
女「へ〜、ここかなりじゃないとヘルプなんて呼ばないんだけどね。」
さなえ「そうなんですか。」
女「あんたここでなにするかわかってる?」
さなえ「え?まあ・・・。」
女「どんな事情があるかしらないけど、中途半端じゃだめよ、今日だけでもかなりよ。」
さなえ「あ・・・・はい。」
女「本当にわかってるのかしら・・。」

309KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:07:47
さなえ「どうして、男性もいるんですか?」
女「あ?ああ男もやるからよ。」
さなえ「え?でもあれって・・・。」
女「ちょっと割引価格のは男もやるのよ。」
さなえ「そ、そうなんですか。」
女「ちょっと驚きでしょ。」
さなえ「え、ええ。」
女「こっから部屋の様子はわかんないけどね。」
さなえ「・・・。」
女「不安なの?」
さなえ「はい。」
女「まあ、あたいも最初はそうだったわ。」
さなえ「そ、そうなんですか。」
女「こんなことするなんてまともじゃないことくらいわかるでしょ?」
さなえ「あ・・・はい・・・そうですね。」
女「まあ、体験だけどあっちはそんなこと知らないし、私らは金もらってやってるプロだから、そこんとこ忘れちゃだめよ。」
さなえ「は、はい。」
女「にしても、かわいい顔、お面で隠すにはもったいないわね。」
さなえ「え?あぅ・・・。」

310KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:08:58
女は場もわきまえずさなえにキスをした、回りの人間はそんなことが行われえているのにまるで興味のないように携帯電話や本に視線を集中させている。
さなえ「んん・・・。」
ちゅぱ・・・唾液が糸を引いてさなえと女の唇が離れる
さなえ「な、いきなりなにするんですか・・・。」
女「これがここの挨拶よ。」
さなえ「うう。」
女「まあ、けっこうきついからだめそうだったらすぐチェンジできるからさ、無理するなよ新人。」
さなえ「う・・・あ、はい。」
バタン、別のドアからかわいい女の子の着ぐるみがふらふらになって入ってくる
女「あらあら、そこに座って脱がすから。」
着ぐるみは椅子にようかい腰をかける、かなり衰弱しているようだ。
さなえも興味本位でその現場に近寄ってみる。
女「ちょうどいい、あんたも見てな。」
さなえ「あ、はい。」
女は彼女の背中に手をあててごそごそなにかを探しているようだ。
女「あった、いくよ。」
なにをしたかわからないが、着ぐるみの背中が割れて中から全身タイツの人間がでてきた。
着ぐるみを腰のところまで脱がして、さらに内臓の人間を覆っているタイツを脱がす。
するとなんと、男性がでてきたではないか。
さなえ「だ、男性?。」
女「そうだよ、さっきいったろ。」

311KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:10:21
女「今日はもうこの娘はシフトないだろ、ほらさっさと着替える。」
さなえは内心かなりどきどきしていた、まさか本当に中から男性があらわれると思っていなかったからだ。
女「おや、どうしたんだい?」
さなえ「え、ちょっと。」
女「こんなの日常茶飯事だよ。」
さなえ「そ、そうなんですか?」
女「次きたら、あんたが中に入るんだよ、わかってるの?」
さなえ「え?あたしですか?」
女「そのためにきたんだろ。」
さなえ「え、まあそうなんですけど・・・。」
女「はは〜ん、前任者がどんな人なのか心配なんだろ?」
さなえ「そ、そんなことは・・。」
女「大丈夫、今日やってるのはあと全員、女だから。」
さなえ「そ、そうですか。」
いきなりの出来事で混乱してしまうさなえを無視するかのように次がくる
女「新人、あんたの出番だよ。」
さなえ「え?いきなりですか。」
女「そうだよ、とにかく先にこの子ひっぺがさないとだめだから。」
さなえ「は、はい。」

312KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:11:41
髪の長い女の子の着ぐるみが控え室に帰ってくる、ひどく疲れているようだ。
女「さ、ここに座って背中だしな。」
着ぐるみはうなずいて背中をむけて座る。
さっきと同じようにジッパーをあけて中身を着ぐるみからひきずりだす。
女「さ、交代だよ、新人さんがんばりな。」
さなえ「は、はい。」
女「ん?なに服きてんだい、裸になりな。」
さなえ「えええ、そ、そんな。」
女「当たり前じゃないか、ほら見てみな。」
女が指さした方向にはさっき帰ってきたばかりの人が全身タイツをぬいでいる、下着などは一切つけておらず全裸である。
さなえ「え?だ、男性は?」
女「ああ、そこの更衣室で着替えな、タイツは彼女からもらいなよ。」
さなえ「え?使いまわしですか?」
女「そうだよ、あんた新人のくせにいきなりそんなのあるわけないでしょ。」
さなえ「え・・・ま、まあ、そうなんでしょうけど・・・。」
女「なに、グズグズしてんだい、時間ないんだよ、さっさと着替える。」
さなえ「は、はい。」
前任者からタイツを受け取るとカーテンの中にかくれて服を全部脱ぎ、タイツに足を通す前任者の汗もありなかなか肌を通ってくれない。
なんとか、顔までかぶることができたが、前任者の香水のにおいと汗が混じって頭が割れそうにいたい。

313KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:13:42
女「着替えたら、こっちきて。」
さなえ「は、はい。」
女「あ、あとわかってると思うけど、着たら絶対に声はだしちゃだめ。」
うんうんとうなづく
女「それでOK。」
そのまま女の子の着ぐるみに体をいれる、足からとおして、腰、腕といれていき、最後に頭をかぶる化粧台にはかわいいお人形さんがいる。
さなえ(これが・・・私・・・うそ・・・かわいい)
しげしげ眺めているところに女の声がする
女「なに、感動してんだい、かわいいだろ。」
うなづくさなえ
女「衣装を着るよ、これだ。」
ぴちぴちのドレスをもってきた、普段の自分じゃまず着る機会などない高そうなドレスだ。
サテンの手袋や宝石をつけてもらう。
女「いいかい、あんたの役は花嫁さんだから、その姿のまま結婚するんだよ。」
さなえ(そ、そんな)
女「いわゆるお色直しの時間なんだよ、クライアントは着ぐるみと本気で結婚しようとしているんだから、あんたは新婦役なんだ、クライアントも人生かけてやってるんだからそそうのないように。」
スタッフ「そろそろ時間ですので新婦は式場までお願いします。」
女「さ、がんばりな。」

314KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:16:40
ほとんどなにも聞かされないまま式場にでてしまう。親族であろう人間たちがじろじろこっちを見ている、そりゃそうだ、生の人間ではないのだから。
すると、年配の男性がこっちにくる。
男「新婦の父役で派遣されました小林といいます、一緒に手をつないでバージンロードを歩き、新郎に受け渡しまでやりますので、よろしくお願いします。」
小さくうなずく
スタッフ「入場です。」
男「さ、腕を組んでください。」
いわれるがままに父親役の男性にエスコートされながら式場のバージンロードをゆっくり歩く。
視線の先には白いタキシードを着た男性が待っている。
着ぐるみとはいえ本当の彼氏でもない人と擬似的に結婚式を挙げている自分が信じられない。
そのまま新郎にバトンタッチされる、二人で手をつないで神父さんのとこにいく。
誓いの言葉と指輪を交わして、いよいよキスというところまでくる。
顔にかかっていたベールをうえにあげて新郎が耳元でささやく
新郎「きみ、さっきまでの子じゃないね、いいんだなにも心配いらない僕にまかせて。」
そのまま軽くキスをする。
式は順調に終わり、ようやくおお仕事も終わったかのように見えた。
新郎「ようやく式も終わったね、父さん、母さん、悪いけど二人きりになりたいんだ。」
そういうと新郎の両親は部屋をでていった。
新郎「今日はありがとう、仕事とはいえつらい役だったね。」

315KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:18:22
首を横に振る。
新郎「いいよ、無理しなくても、とりあえず着替えてね。」
といって、新郎はどこかに電話すると、しばらくして部屋のドアをたたく音がする
スタッフ「新婦をお迎えに参りました。」
新郎「入って。」
スタッフは部屋に入ってくる
新郎「じゃあ、お願いします。」
新郎は部屋をでていった。
スタッフ「ここで脱いでください。」
スタッフはすばやくドレスや靴、宝石をはずしていく、ジッパーをあけ中身のさなえが新婦から開放される。
タイツをぬいで、顔だす。
さなえ「え?ここでですか?」
スタッフ「そうですよ、あなたの着替えはここにもってきましたから、あそこのシャワーを浴びてすぐに着替えてください。」
さなえ「あ、はい。」
言われるがままに、さなえは部屋のシャワーを借りて汗を流す。もってきてもらった自分の服に着替えてでてくる。」
さなえ「あの、私はどうすれば?」

316KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:19:44
スタッフ「はい、今日のぶんのギャラです、それとアンダーのタイツは会社の備品ですので返してください。」
さなえ「あ、はい。」
たたんだタイツをスタッフに返す。
スタッフ「お疲れ様でした、あとは私たちがやっておきますのでこのままお帰りください、あとくれぐれも新郎には会わないように。」
さなえ「え?あ、はい。」
スタッフ「そこの非常連絡通路を行けばあうことはないので。」
さなえ「はい、お疲れ様でした。」


その後のその着ぐるみは新郎の男性の所有物ということが判明しただけでその後どうなったかはわかっていない・・・。

終わり

317KG ◆JEhW0nJ.FE:2008/10/14(火) 13:21:39
雑な文章ですみません、もっときれいにまとめられればよかったのですが・・・。

読んでいただいてありがとうございます。

318名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/14(火) 13:33:29
読んでないのにお礼を言われても。

319名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/14(火) 15:56:24
突っ込みどころ満載で、まあそういうムズムズ感を楽しめばいいのかなと思った。
ムズムズムズムズ…

320名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/15(水) 23:01:38
乙。

321名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/16(木) 07:41:07
彼。

322名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/16(木) 08:44:44
参。

323名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/17(金) 08:30:48
夢幻征四郎様
お疲れ様です!とても楽しく読ませていただきました!
次はリュネが脱いだり着たりを希望します!

324夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/18(土) 00:25:03
ご感想ありがとうございました。申し訳ないです。読み返してたら抜けてた箇所があったのであげておきます。291と292の間に以下の文章が入ります。

そういうとリュネはゆっくりと自分の腰を上下に動かし始めた。動かすたびにぢゅぷぢゅぷと淫靡な水音が響く。
「ああ、や、やめて、それは、僕には、強すぎる」
「ご遠慮なさらずに、まだまだ序の口ですから、一段スピードを上げますね」
そういって、さっきまでの倍の速度で上下し始めた。初めての経験で我慢できるはずもなく、即座に限界に達する。
「も、もう駄目だ、出ちゃう」
「何が出てしまうんですか?夢幻様」
「何がって、くああっ・・・・・・!?」
刺激に耐え切れずリュネの中で放出してしまった・・・はずだった。しかし、私のモノはビクンビクンと動いただけで、肝心の淫液は皮に邪魔されて体内に押し戻されてしまったのだ。さっきリュネが言っていた「イって発散できない」というのはこういうことなんだと理解した。そんな私の様子の変化には気付かぬふりをして、リュネは腰を振り続ける。部屋の中にはギュポギュポとエッチな音が延々響いた。

・・・・・・以上です。毎回投稿ミスして本当にすみません。

正直、「液体を体に『塗る』なんて『着』ぐるみじゃない!」とお叱りを受けることを覚悟していましたので、ほっとしています。
ところで、まさかメイドさん(リュネ)がこのBBS見てたとはねぇ。案外フィクションでもなかったりして。(なんちゃって。本当にそうだったらいいですが)。不思議な空間で人の孤独を癒す着ぐるみ達って本当にありえないですね。
でも、そんなありえない月があってもいいと思うんです。優しく照らす青い月があっても。

325名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/18(土) 12:45:52
乙。

326名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/18(土) 18:04:00
>>324
ますますもってすごい素材な感じですね・・・
皮膚に完全接着しているか穴の中まで入り込んでる感じで、尚更密閉感を強めてるわけで。

>「液体を体に『塗る』なんて『着』ぐるみじゃない!」
逆にそういうのに惹かれるって人も少なからずいるってことだと思います。
液体が全身を覆って着ぐるみになるってシチュは個人的に好きなものですし、色んな応用ができると思うんですよね。

そちらの話のノリを見てたら色々なシチュが想像できるんでたまらないですね。

327あぼーん:あぼーん
あぼーん

328名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/21(火) 16:42:36
宣伝。

329名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/21(火) 20:24:51
>>282-291
>>324
>>292-293
>>296
順番にしてみた

330名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/23(木) 19:33:56
乙。

331名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/23(木) 22:22:51
次いってみよぅ〜!

332Dr.J:2008/10/26(日) 10:59:11

最近は美少女着ぐるみばっかりなのがなあ……。
以前みたいに、女の子が怪獣やウルトラマンの着ぐるみを着る話を、誰か書かないものだろうか。

333名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/26(日) 11:47:47
(σ・∀・)σ333ゲッツ!!

334名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/26(日) 12:00:41
>>332
暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう。

335名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/28(火) 22:24:10
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

336夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:03:41
Dollersシリーズ5 “兄妹考証”
着ぐるみ達が癒してくれる不思議な店、”Dollers”
今宵も孤独を抱えた人々が癒しを求めやってくる。

床一面に散らばったおもちゃやぬいぐるみ。扉を開けて目に飛び込んできたのはそんな、誰もが幼い日に見たありふれた光景だった。部屋の真ん中で2人の女の子がちょこんと座って仲良く遊んでいる。俺が部屋に入ってくると彼女達はぱっと振り返り我先にと俺の所に駆け寄ってきた。
「おかえりなさいお兄ちゃん♪」
「おかえりー☆ ねえねえお兄ちゃん、おみやげ買ってきてくれたー?」
ショートヘアの方の子が俺の顔を期待をこめた目で見ている(もっともその瞳は作り物なので、俺にそう見えただけだが)。
「えーと・・・・・・ゴメンな。今日忙しくておみやげ買い忘れちまったんだ」
「えぇーそんなぁ、楽しみにしてたのにぃー☆」
とショートヘアの方が俺の袖をぐいぐい引っ張りながら駄々をこねる。
「しょうがないわよ、ジャン。お兄ちゃんはお仕事大変なんだから♪」
とロングヘアの方が優しくたしなめショートヘアの方の頭を優しくなでる。そんな何気ない日常ドラマを展開している彼ら達3人だが無論本当の兄妹ではない。彼女達は生き人形、つまり一寸の隙のない着ぐるみなのだ。

337夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:05:30
10分程前、俺はこの奇妙な場所に来てしまった。どういう訳かぼろいビルにあった扉が目に付いてフラッと中に入ってしまったのだ。
「いらっしゃいませ。ここは私達人形が人間の悲しみを癒してさしあげる場所でございます」
古い西洋建築様式の応接間で、案内人を名乗るメイドさんからざっと説明を受け、成り行きにまかせてちょっと遊んでいこうと思い、指名する子を探してカタログを眺めていた。1枚の写真に目が留まる。
「あの、この写真、1枚に2人写っているんですけど?」
「はい、その子たちは必ず2人セットでご指名ください。料金は1人の時と同じでございます」
「それってめっちゃお得だね。どんな子達なの?」
「2人とも大変人懐こくて妹みたいな子達です。きっとフルヤ様のお気に召すと思います」
そこまで聞いて、再び写真に視線を落とす。
その写真の女の子達は軽く抱き合い、こちらにきらきらした笑顔を振りまいている。双子と言う設定らしく顔は瓜二つだ。写真の下にはこう書かれている。
「アン&ジャン 〜Mischievous Twins〜」
向かって右の子がアン、こっちが姉だそうだ。ブロンドのロングヘアは腰に届くくらいの長さで、軽くウェーブがかかっている。服装は黒と白を基調にした典型的なゴスロリ服で、レースがいたるところについたそれはふわりとした曲線を形作っている。描いてあるだけのはずなのに透明感のある、とび色の目に吸い込まれそうな気がした。あどけない顔立ちなのに結構発育のいい胸につい目がいってしまう。向かって左のショートヘアの子が双子の妹のジャン。彼は白いYシャツに黒い燕尾服、襟元にはちょこんと黒い蝶ネクタイをつけている。下はチェック柄の短パンといった感じだ。頭には小さなシルクハットがちょこんとのっている。双子らしくアンと同じブロンドにとび色の目だが、アンと比べてやんちゃな印象が強い。胸はお姉ちゃんに吸い取られてしまったのか、控えめである。なんだか双子と言うよりお坊ちゃんお嬢ちゃんといった表現がしっくりくる。ともかく俺は一度に2人相手にできると言う点に惹かれ、指名するに至ったのだった。それにしてもメイドさんの別れ際の言葉が気になる。
「くれぐれも寛容なお心で接してあげてくださいませ。たとえフルヤ様の貞操が狙われるようなことがあっても・・・・・・」

338夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:07:49
「お兄ちゃんどうかしたの?ボーッとしてないで、アン達と一緒に遊びましょっ♪」
アンが俺の左腕にギュッと抱きついてくる。胸がムニュムニュとあたって兄としてイケナイ気持ちになってしまう。
「遊ぼ〜、遊ぼ〜、お兄ちゃ〜ん、一緒に遊ぼうよ〜☆」
ジャンも右腕に抱きついて揺さぶり、可愛らしくせがんでくる。見た目は結構いい年頃だと思うが、中身は結構あどけないようだ。そんな二人にせまられたら断れない。
「分かった、わーかったてば。・・・それじゃ何して遊ぼうか?」
「う〜んとね、う〜んとね、トランプやりたい☆」ピョンピョン跳ねながらジャンが言う。
「そうね、せっかく三人いるから、神経衰弱にしましょう。いいわよね、お兄ちゃん♪」
アンが同意を求めて俺の目を見てくる。ちくしょう、これじゃ格闘ゲームで対戦やりたいなんて言えねえよ!
「よし、神経衰弱な。かつてトランプ王と呼ばれた俺の実力を見せてやるぜぇ!」
「ジャンだって負けないよ☆」
「アンもがんばるわ♪」

とまあハイテンションなノリでカードを床に散らしてゲームを始めたわけだが、ここからが長かった。さすがに全力でやるのは大人げ無いと思い、少し手加減してわざと間違ったカードをめくったし、「7のカードはきっとこの辺にあるじゃないかな」とか「あっ、しまった。ハートの3はここにあったのか、ダイヤの3があそこにあったのになあ」とさりげなくヒントも出していた。だがアンもジャンもことごとく外して、一枚もカードが減らない。それにどうやらアンもジャンもわざと自分から遠いところにあるカードをめくっているようだ。しかもそのとき、二人ともピクンと身震いしては動きを止めるのだ。それにソックスをはいているため良くは分からないが、身震いすると同時に足の指がキュッと握られているようだ。ゲームを続けながら、いつしか俺の頭はなぜそんな動きをするのか解き明かそうとフル回転していた。ふと一週間前のことが頭をよぎる。

・・・・・・深夜、ネット上で恒例の掲示板巡りをしていたところ、とあるスレッドに行き着いた。「【連載?】着ぐるみ妄想小説スレッド」?覗いてみると、そこには着ぐるみを題材にした小説がいくつも書かれていた。読んでいくうち、こういう趣味もいいなと思っていると、1つ気になる小説があった。それは少しの隙もない完全な生き人形のような着ぐるみ達が孤独に喘ぐ人々を救済していく話だった。この文脈だとDollersは実在するって言っているようだが、まさかそんな。単なる都市伝説じゃねえか?と軽く流した・・・・・・・

そういえばこの店の名前は確か・・・・・・Dollers!まさか!?実在するわけがない。あれはフィクションなのだから。だがそれでは彼女達は何者なのか説明がつかない。小説どおり体には継ぎ目が見当たらないし、口の中まで素材で覆われている。こんな手の込んだことをするなんて普通では考えられない。ならば・・・・・・自分で出した信じられない答えに自分で絶句した。
Dollersは実在する!俺はそこに招かれた!

339夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:09:28
「う〜んと、これ♪あとは・・・・・・」
俺が考え込んでいる間にアンの番が来ていた。やはりカードをめくるときに自分から遠いところまでわざわざめくりに来ている。
「あれにしようかしら」
そういうとアンは俺の目の前のカードをめくろうと、散らしたカードの上をハイハイして近づいてきたではないか。1歩ごとに、ずっしりと垂れ下がった胸がぷるんぷるんと揺れる。俺は今設定上、兄として振舞っているが、こんな魅力的なものを男として見逃すわけにはいかず、つい視線が胸にいってしまう。
「あ、残念。また外れたわ・・・・・・お兄ちゃんどうしたの?お顔が赤いわ♪」
アンが不思議そうに首をかしげる。とっさにごまかそうと思ったが言葉が出てこない。
「い、いや、これは、なんでもないよ」
だがここでジャンがとんでもないことを言う。
「アン、お兄ちゃんはアンのおっぱいが気になってるみたいだよ☆」
うわ〜これじゃ完全にスケベ兄貴じゃんか!?終わったよ、うん絶対嫌われた。
「お兄ちゃんはアンのおっぱいに興味あるの?」アンが無垢な目でこちらを見てくる。
「いや、その、あの・・・・・・」(いや、全然そんなことないですから!)
「見せてあげよっか?」
「・・・・・・へ?」
「お兄ちゃんが見たいのなら、アンのおっぱい見せてあげる♪」
そういうとアンはその場にぺたんと座ってゴスロリ服のジッパーをおろし、上を半分脱いだ状態になり、あらわになった白いブラジャーを下にずらすと、彼女の体つきに不釣合いなほど大きな乳房が姿を現した。部屋の照明が鈍く反射して、艶かしい陰影を演出している。
「うわ、すごく、きれいだ」
自分の体裁を考えもせず率直な感想が口から出た。アンは恥ずかしそうに斜め下を向き、ジャンは右手で俺を指差しながら口に左手をやり「クックック」と声を殺して笑っている。今度はアンの口から衝撃発言が飛び出す。
「お兄ちゃん、アンのおっぱい吸ってみてほしいの♪」
「え!いくらなんでも、それはちょっとダメだよ」
「どうして?アン、おっぱいが大きくなったのにミルクが出ないの♪お兄ちゃんに手伝ってもらえたら、きっと出るようになると思ったのに・・・・・・うっうっうっ」
アンは肩を震わせて泣き出してしまった(顔は笑ったままだが)。こうなると弱いのが兄の性なのだ。あわててアンをなだめる。
「分かった、分かったから泣かないでよぉ」
「・・・・・・じゃあ、おっぱい吸って♪」
もう逃げられない。意を決し、アンの乳首に口をつけ、軽くちゅうっと吸った。
「あん、もう少しで出そう。もっと強く吸って♪」
また泣かれても困るので、希望通りぢゅうぢゅうと思いっきり吸った。
「あはぁん、すごい♪こんなに引っ張られて、くすぐったくて気持ちいい♪」
アンは乳首から発せられる快感の波によって震えている。
「うん、ミルクまでは出ないけどアンのおっぱい甘くてすごくおいしいよ」

340夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:11:06
と突然、ジャンが駆け寄ってきた。なんと燕尾服やシャツの前がはだけて、乳房が丸出しではないか。
「アンばっかりずるいよ!ジャンのも吸ってみて☆」
そういうと、ジャンは俺の顔をつかんで無理やり自分の胸に押し付けた。着衣のときは洗濯板かと思っていたが、実物は小ぶりだが形がよかった。仕方がないのでジャンのも全力で吸った。ぢゅううっ
「んはぁっ、お兄ちゃん、すごい、強過ぎっ、ぅわっ☆」
ジャンは1吸いごとに仰け反ってよがった。アンのふんわりした乳房に比べなかなか弾力がある乳房だ。
「ダメ、お兄ちゃんはアンのおっぱいが好きなの♪」
アンはそういうと俺の顔を捕まえて再び自らの乳房に押しつける。マシュマロのような柔らかな胸に顔がめり込む。
「違うよ。お兄ちゃんはジャンのおっぱいの方が好きなんだもん。好きだよね?お兄ちゃん☆」
そういって俺の顔をアンから取り返し、再び自らの胸の弾力を俺に楽しませる。ひとつしかない俺の口を取り合って、少しでも長い間自らの胸に押し当て続けようとするなんてうれしいハプニングだったが、正直ちょっと参ってしまう。二人とも胸に俺の顔を押し当てるたびに、体の筋肉がキュッっと収縮するのだ。もしも、小説に書かれていたことが事実なら、二人の中ではぎゅうぎゅう締め付けられた胸をさらに俺の顔を埋めることでむちゃくちゃに変形させ、相当感じているはずなのだ。しかも着ぐるみを着ている最中は気絶したりして興奮から逃れることはできないそうだから、もう大変なはずなのに中から出てこないで俺を心地よくさせ続ける。俺の脳は急速に濁っていき、クリアな思考判断などできなくなった。流れに身を任せ俺の顔を二人の双丘にうずめるだけである。

「ねえ、アン見て☆」
突然アンが争奪戦をやめ、何かを指差す。彼女の人差し指の先で俺のズボンがまるでテントを張ったように盛り上がっている。恥ずかしくてぱっと手で隠した。
「あらあら♪お兄ちゃん興奮しちゃったのかしら?」
「ち、違うよ!そんなんじゃない!」
すると、アンとジャンはお互いに向き合い、
「ここは☆」
「やっぱり♪」

「確かめるしかないよね☆」
「確かめるしかないわね♪」

と声をそろえて言うと、俺にのしかかり仰向けに倒してしまった。
「な、なにをするん、うわっ」
一瞬、ふりふりのレースがついた白ショーツが見えた後、俺の視界は完全に黒で埋め尽くされてしまった。
アンが俺の胸の上に腰掛けて俺の動きを封じた。ロングスカートをふわりとひろげて座られたのだ。スカートの中の空気はかなり熱せられていてサウナのようだ。俺をとろかせるようなこの甘美なにおいは布がはき出した石鹸のにおいだろうか、それともアン自身がはき出したにおいだろうか。なんにせよおれの更なる興奮を煽ってくる。俺のズボンがはちきれる寸前までモノが膨らんでゆく。

341夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:12:06
カチャカチャというかすかな金属音が下半身のほうから聞こえている。一瞬何か分からなかったが、それはジャンが俺のベルトを外す音だと気付かされるまで時間はかからなかった。ズボンと下着がずり下げられ、下腹部一帯に涼しい空気を感じた。俺のモノが可愛い少女達の眼前に晒されてしまったようだ。
「うわあっお兄ちゃんのお○○チン、さっきよりもおっきくなっているよ☆ それにピクピク動いてる☆」
「そうね♪ アンのスカートの中のにおいをかいで、一層興奮しちゃったのかしら?」
「え〜、お兄ちゃんって、エッチなんだなあ☆」
こんな破廉恥な会話がアンのロングスカートやパニエによって吸収されずにクリアに聞こえてくる。あの小説どおり彼女達は直接心に話しかけてくるからだろうか。これでは、興奮がとどまることはない。とうとうこれ以上ないくらいビンビンの最高硬度に至ってしまった。
そのとき、ズリズリと音がしたかと思うと、アンのお尻が迫ってきて、俺の口と鼻をふさぐ位置まできて止まった。口が利けないように、かつ窒息しないようにショーツを押し当て絶妙な高さで腰を浮かせている。パンツのにおいがより濃厚になる。どうも人間の体臭がほのかに感じられる。おそらく液体が硬化してできた彼女達の皮膚は、熱によってばらばらだった分子が結合し巨大分子となっているのだろうと想像していた。ある程度伸縮するそうだから、結構分子構造に隙間があると思われる。そこから皮膚呼吸したり、汗を水蒸気として放出することができるのだろう。それでも皮膚呼吸だけでは普通の人間が生命維持できるだけの酸素を供給できないが、この着ぐるみは何らかの方法で生命力を強めるそうだから・・・・・・いや、あくまでも想像だ。ただ、彼女達の中に間違いなく人はいること、そしてその中の様子を想像させる、汗のにおいをたっぷりと吸収したショーツのいやらしい香りを俺の肺腑の奥まで吸い込ませようとしていることは確かだ。
「うふふふ。ねえジャン、エッチなお兄ちゃんにいたずらしちゃいましょう♪」
「うん!いーたずーらいーたずーら、それっ☆」
4本の手が一斉に攻撃を開始した。玉袋をやわやわと刺激する手、棒をゴシゴシとこする手。ゴムのようなすべすべした、かつ弾力のある未体験の触感は俺をすぐさま上り詰めさせる。
「むご〜、むごご〜(やめてくれ〜)」
「あれれ☆ 今何か聞こえなかった?」
「さあ?風の音じゃないかしら♪」
俺は必死に声を上げたつもりだったが、二人には届かない。いや聞き届けてなんかくれないだろう。あのメイドさんの言葉はこういうことだったのか。しかしなぜだろう、俺は二人のいたずらにいまひとつ乗り気になれない。
「ほらジャン、ここ触ってみて。カチカチよ♪」
「ほーんとエッチなおに〜いちゃん☆ もっともっといたずらしちゃえー☆」
そうは言っても20本の指が休みなく絡みつき、それはもう素敵な香りのショーツのにおいを直にかがされて俺の意識は深い暗闇に落ちていった。

342夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:13:18
俺は無音の闇の中ではっきりとビジョンを見た。その中で俺が下着のにおいをかいでいる。そうだ。俺の家は両親共働きで、平日も休日も親達は家にいないことが多かった。そんなわけで俺はよく家事の手伝いをさせられてきた。ある時、洗濯物を洗濯機に放り込んでいると、見慣れないものが混じっていることに気がついた。母さんのブラジャーにしては小さすぎるし、何よりオシャレすぎる。それが一歳下の妹の初めてのブラジャーだと言うことに気付くまでさほど時間はかからなかった。さっきも言ったが母親はあまり家にいなかったので、自分にとっての一番身近な異性は妹だったのだ。不意に俺の中から何かが湧き上がり、家に誰もいなかったのをいいことに、妹のブラを、その・・・・・・鼻に押し当てクンクンにおいをかいでしまった。ショックだった。自分が気付かないうちに妹がこんなに大人の女性に近づいていたことに。それ以上にその妹に欲情してしまった自分に。
自分はひょっとして妹のことが好きなんじゃなかろうか?
その日以来、そんな思いが頭の中にこびりついてはなれなかった。長い間この思いを伝えるべきかどうか悩み苦しんだ。結局、思いを伝えられぬまま時は流れた。時は残酷にも、妹を美しい女性に、そして俺の知らなかった男の花嫁に変えてしまった。明日、あんなに可愛がっていた妹が嫁いでいくのだ。表向きは祝福したが自分の中で割り切れなかった。妹のウェディングドレス姿を見たくなくて明日の結婚式に出るのをやめてしまおうかとさえ思った。だが、アンとジャンに弄ばれてはっきりと分かった。

あれは恋なんかじゃなかった。

俺は妹と肉体関係を持ちたかったわけじゃない。ブラのにおいをかいだのは単に女性への好奇心からだったんだ。結婚を祝福できなかったのは、多分親よりも長い時間一緒にすごしてきた妹を取られるのが悔しかったからだ。彼、いい人そうだったな。安心して任せられるじゃないか。ハハハ・・・・・・。

343夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:14:29
「あれ、何か汁が出てきたよ☆」
「本当ね♪ ねえジャン、今度はこんないたずらはどうかしら?」
はっと我に返った。双子の攻撃は一旦小休止して、作戦会議のようだ。突然やんだ刺激に反応しながら、俺は強い決心をした。自分の気持ちにふんぎりをつけてくれたお礼に、妹としてではなく、愛する女性として、

彼女に、シてあげなければならない。

「・・・・・・それじゃ、早速はじめま、ふひゃぁっ♪」
俺は床に投げ出していた両手で、おおよその見当をつけて掴みにかかった。当たりだ。俺の両手は正確にアンの豊かな乳房の、それも乳首を捕らえた。それをこりこりと刺激するのに加え、自分のあごと鼻を少し動かしてアンの一番敏感な割れ目を攻撃する。ショーツ越しだから、適度に刺激が弱まり、敏感になっているはずだ。
「ふあぁん、そこ、ダメ、ひゃンッ♪」
「エッチなお兄ちゃんはこーしちゃうぞっ☆」
モノの先端に締め付けられるようなムニュムニュした感触。と同時に快感神経が衝撃的な刺激を電気信号に変え、瞬く間に脳に達し、しびれさせる。その電撃は高速で全身を駆けめぐり俺の意に反して震えさせる。ジャンは俺のモノをくわえ唇で締め付けたのだ。アンも俺の攻めに負けずにモノの根元を甘噛みする。今なら心置きなくできる。3人で思いっきり攻め合える。何より二人は、自分達の中で恐ろしいほどの快感に包まれ、いつ壊れるかもしれない精神の形をとどめようと必死になっているはずだ。だがその快感を完全に押さえ込まないで、お客さんを楽しませるため適度に快感を言葉や仕草で表現しなければならない。だが自分自身もその言葉を聞き、一層快感を燃え上がらせてしまう。きっとけなげに振舞うキャラの外見を想像し「私ったら外はこんなきれいなのに中はなんて淫乱なのかしら」と思っているに違いない。そんな妄想をしていると、あっという間に終わりがきた。ジャンが俺の一番弱いところである棒の筋をぺロぺロなめたのだ。耐え切れず白濁液を吐き出してしまった。
「ドロドロになっちゃったー☆ しかもくさいー☆」
どうやらジャンの顔にだいぶかけてしまったようだ。アンは立ち上がると、ティッシュを持ってきて、後処理をしてくれた。

344夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:16:17
「お兄ちゃん♪もうここから出て行っちゃうの?」
行為の後、すぐにズボンをはき、帰り支度をする俺を見てアンがさびしそうに言う。
「ああ、明日俺の本当の妹の結婚式なんだ。行くかどうか迷ったけど兄として出席しないわけにはいかないからな」
「えぇー、ジャンもっとお兄ちゃんと遊びたいよぉ☆」
地団太を踏むジャンを制してアンは言った。
「そうね。妹にとってお兄ちゃんは世界でただ1人のヒーローだもの」
「ヒーローか。だったらなおさら行かねえと・・・・・・。妹の結婚式すっぽかしたりしたら、ヒーローの名に傷がついちまうからなっ!」
二人に向かってウインクをすると俺は部屋を後にした。

きっとDollersは病院なんだ。孤独に喘ぐ人の心の傷を塞ぎ続けてるんだ。

345夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:17:35
さて、フルヤが帰った後のアンとジャンの部屋では・・・・・・。
「あーあ、アンのせいでお兄ちゃん帰っちゃったじゃないか☆」
ジャンが小突くとアンは床にへたり込んでしまった。見るとアンはガクガク震えている。口をきくのも辛そうだ
「あれれ☆ アン、もしかして、カイラクのキョクチにたどり着いたの?」
そう、アンはフルヤの攻めと彼を攻める自分に悶えた結果、限界を超えて究極の快楽を体感していたのだ。
ふと、ジャンは部屋のおもちゃ箱の中から何かを取り出した。ダンベルのように見えるが、両端が重りではなく、円錐が両端から飛び出している。円錐は先端こそ丸まっているものの螺旋の溝がついており、棒の前にも後ろにもドリルがついているといった代物である。
ジャンは顔にべっとりとついていたフルヤの愛液を手に取り、ジェル代わりに両端の円錐に塗りつけた。そして半ズボンを脱ぎ捨てると円錐の先端を自らの穴に当て、スイッチを入れると円錐が回転して、ジャンの穴を広げながらドリルが穴に飲み込まれていく。その間ジャンは経っていられず、ひざを突いてしまうがすぐ持ち直して、立ち上がる。奥まで飲み込んだので円錐は抜け落ちることなく、立派な擬似ぺ○スとしてそそり立っている。先端からぽたぽたと愛液を滴らせてアンに近づき、アンの恥ずかしい割れ目を自分の方に抜けておっぴろげるように座らせる。きれいなピンク色をした秘めたる場所にジャンは擬似ペ○スをあてがう。快楽のなすがままになって悦びに震えているアンには逃げる術はない
「本当は入れてほしかったんだよね☆ ジャンが代わりに入れてあげる☆」
そういうと、ジャンは再びスイッチを入れた。
「あはあああああああっ」
アンは刺激に耐え切れず床に寝転がり身をよじってよがる。今度は外側のドリルが勢いよく回転し、瞬く間にアンの中に飲み込まれていく。
「ジャン、お願い、やめてええぇ♪」
「えー、よく聞こえないなぁ☆」
そういうとジャンは腰を使ってズンッと擬似ぺ○スを奥に突き立てる。ゴスンとアンの中で鈍い音が響き、壁に当たる。アンの穴の最奥に到達したようだ。しかし、ジャンはスイッチを切らない。ちょうどそこはアンのGス○ットがある位置だった。ドリルはアンの穴の壁をゴリゴリとこすり、螺旋の溝が内壁を絡め取って引っ張りかき回す。普通の人ならただ痛いだけだろう。だが着ぐるみ達を覆う膜は丈夫で決して破れない。そのため適度に刺激が弱められ最高の快感を与えてくれるのだ。アンは一番大切なGス○ットを刺激され理性を保てるぎりぎりのところだった。

346夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:18:47
「気持ちよさそうだね。もっといい気持ちにしてあげる☆」
ジャンはそういうと一気に擬似ぺ○スをアンの中から引き抜いた。奥に行こうというドリルの意思を無視した攻撃はあまりにも強烈だった。
「なんれっ♪ らめ、そんらのらめえぇ!」
アンは背骨が折れそうなくらい背をそらせる。それにかまわず、ジャンはピストン運動をやめない。ズンッ、ゴスンッ、ズチュッと言う音のサイクルがしばらく続いた。その刺激はアンから言語を奪うのに十分すぎるものだった。
「おく、いっぱい♪ らめ、らめなのにぃ!んおっ、ふあっ、あ・・・・・・」
だが、アンはまだ完全に快楽に身をゆだねたわけではなかった。無抵抗だったアンが突然ジャンの胸を掴んだのだ。
「!?」
予期せぬ反撃でジャンに一瞬の隙が出来た。次の瞬間、アンがジャンを突き飛ばして上から覆いかぶさるような形になり、一気にジャンの中から、引き抜いた。
「ふわわっ」
突然の刺激でジャンは寝転がったまま身動きできなくなってしまった。アンはジャンをうつぶせにし、彼女のア○ルにドリルを突きたてる。
「っあああああっ、んおおおおっ」
ドリルが奥に到達すると、アンは一気に擬似ぺ○スを引き抜く。
「抜かないで、お願い、ひゃぅっ」
ジャンは思いっきり弓なりになって刺激に耐える。そんなジャンに対して、アンは容赦なく擬似ぺ○スを再び突き立てる。
「ジャン、アンはね、ジャンだけに苦しい思いはさせないわ。一緒にやりましょう。1、2の、3!」
そういうと、アンは両方のドリルのスイッチを入れる。二人のよがる声が同時に響く・・・・・・。

347夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/10/31(金) 01:21:34
フルヤの想像には間違いがひとつある。Dollersの着ぐるみに、中の人などいないのだ。分かりやすくいうとだ、着ぐるみ達は人間であった頃の、顔などのアイデンティティを膜で覆い尽くし、新しく与えられた顔を自らのアイデンティティとして受け入れる。永遠の生命を生きるため、着ぐるみを気の遠くなるほど長く着続けることを強いられる彼女達は、いつしか完全に人間だった頃のアイデンティティを忘れてしまうのだ。そうなると彼女達が着ぐるみを脱ぐこと、それは自分の存在が死に、無に帰すことを意味する。だから彼女達は極力着ぐるみを脱がない。そして、彼女達は与えられたキャラクターの生を全うしようとするのだ。アンとジャンの悪戯もそれに準じてやっていると言えるのだ。

その意味で、Dollersの着ぐるみ達は、本当の意味でキャラとしての人格を持ち生きる者達なのだ。
〈終わり〉

この物語はすべてフィクションです。リクエストにあった、人形同士の絡みをおまけ程度に入れてみたのですが、いかがでしょうか。ところで夢幻征四郎は今着ぐるみを作ることも、発注することもできず、イベントに写真取りに行くなど畏れ多くてできません。小説という形でしか着ぐるみへの愛情を表現できない。しかし、自分の小説は諸先輩方ののようにきれいにはかけません。どうしても悪意がたっぷりと混じってしまう。着ぐるみが好き。孤独を癒してくれるから好き。このことをどうしてもっときれいな言葉でかけないのか?悔しくて悔しくて、今作がんばりましたが、どうもまだまだでした。悔しいです。もっときれいに着ぐるみへの愛を説けるようなりたい。凡人ながら精進して戻ってこようと思います。ご感想お待ちしております。

348名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/31(金) 07:37:31
>>336-347
乙。

349名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/31(金) 07:50:00
>>336-347
彼。

350名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/31(金) 08:59:16
>>336-347
山。

351名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/31(金) 10:09:54
もっと精進してください。

352名無しさん@着ぐるみすと:2008/10/31(金) 19:29:37
はい!がんがりまつ!

353名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/01(土) 07:18:33
がんがれ〜!

354名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/01(土) 07:57:45
がんがる〜!

355名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/01(土) 18:11:20
カンガルー!

356名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/05(水) 17:58:09
有袋ルイー!

357名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/06(木) 21:01:20
>>347
毎度お疲れさまです。
極力脱がないということは、脱がざるを得ない事態というのもあるということですか・・・
しかし、人としてのアイデンティティをなくすというのも悲しいことだと思いますね。
身につけた着ぐるみを人間として楽しむことが無くなるって事なのでしょうから。(それを望まないのでしょうが)

ただ、首から下のみ、あるいは顔の部分だけ露出して全身が皮に覆われた姿というのも想像してみるとかなりいいと思うんですよね。
皮を塗られる時はやっぱりいきなり顔からってのも無い気がしますし、顔を塗り固められる前にはそんな状態になっていそうな気がします。
正に、普通の着ぐるみなら面をかぶる前の肌タイだけを身につけた姿。
しかし、全身を覆っているのは胸や股間までくっきり浮かびあがらせ快楽を与え続ける不思議な皮・・・
そんなシチュエーションも考えてしまいます。



・・・今このスレ見ている方って何人いるんでしょうか。
もう"まともに"閲覧しているのが自分だけなんじゃないかって思える時があります。
続きを楽しみにしている作品も、書き手が去ってしまったら永遠に見られない気がします。
それを考えると、ひじょうに煮え切らないです。
囚人服の人の続きとか、他の方の話の続きとかを今になっても期待してるのですが、
もう無理なんでしょうか。
(一念発起して自分で何か書いてみるのもいいかもしれないですが、出来上がるかどうか・・・)

358名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/06(木) 23:32:52
>>357
見ているし、期待してるよ〜

359名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/07(金) 01:44:19
>>358
俺も楽しみにしている

360名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/15(土) 06:21:01
夢幻征四郎 様

毎回楽しく読ませて頂いてます。
番外編でもいいので、ぜひ脱着の話を希望です!
楽しみにしていますので、是非ぜひ宜しくお願いします。

361夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 13:52:20
Dollersシリーズ6 “人形の恋”
「一体何が言いたいのよ、お母様は!?」
白と黒のタイルが壁一面に貼られた廊下を1人、女の子がプリプリしながら歩いている。ショートヘアの茶髪を左右に振り乱しながら、つかつかと足音を立てて早足で歩いている。猫耳のカチューシャをつけ、ビキニのような露出度の高い衣装に身を包んだ彼女もまた、Dollersに住まう人形の1人であった。やがて彼女はドアの前で立ち止まる。よく磨かれたあめ色のドア。表札には“Yuri’s room”と書かれている。彼女はドアをノックした。しばらくすると中から女性(の人形)が出てきた。青みがかった黒の長髪、黒いタンクトップにデニム、胸元には金のネックレスといったクールないでたち。そのシャープな目は猫耳少女を捉えると、少し和らいだ様に見えた。
「あら、かわいらしい仔猫ちゃんだこと」
「ユリ姉さん、今、時間大丈夫ですか?」
「ええ、雨でお客様もあまり来ないみたいだから大丈夫よ。中に入って、アスナ」
ユリはアスナにとって頼れる先輩であり恩師だ。アスナが人間だったとき、Dollersにやってきた彼女に至高のサービスをしたのはユリだし、その後、やっとの思いでDollersに戻り働かせてほしいと嘆願したときに、渋るリュネを説得してくれたのもまたユリだった。お客様へのサービスの仕方から掃除のやり方まで丁寧に教えてくれたユリを、アスナは尊敬と親しみをこめて「姉さん」と呼んでいた。
ユリはアスナを部屋に招きいれると、ベッドに腰掛けた。
「それで今日はどうしたの?また仕事のグチでしょ?」
「さすが姉さん。話が分かるなあ。実はですね・・・・・・」

362夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 13:54:02
数時間前・・・・・・コンコンとドアをノックする音がする。
「はぁ〜い」
アスナは最高の笑顔で来客を出迎える。
「やあ、また来ちゃったよ、アスナ」
ワンポイントフレームの眼鏡の向こうから、優しい目がこちらを見ている。紺のスーツを着たその青年は、名をユウジと言った。彼はアスナについた常連客で、毎週金曜日の夜9時に決まって現れた。
「待ってたわ、早く中に入って」
ユウジは少し照れながら部屋に入った。壁は一面薄いピンク色で、ぬいぐるみをはじめとしてかわいらしい小物が隙間無く並べられたその部屋は、正に女の子の部屋という感じで何度来てもこそばゆい感じがするのだ。ユウジがきょろきょろしている間に、アスナは熱い紅茶を入れる。
「ありがとう」
ユウジはすっかり上の空で、紅茶を冷まさずに飲んで口の中を火傷してしまった。
「そのネクタイ。すごくよく似合ってるわ」
「・・・・・・うん」
「最近、お仕事のほうはどう?」
「・・・・・・うん」
「そんなに私とシたいの?」
「うぇ!?」
ユウジは紅茶をすすりながらアスナの胸元やスカートから伸びる足ばかり見て、質問など頭に入っていなかったのだ。
「そ、そんなわけないじゃん」
「へえ、じゃあこの膨らみは何?」
アスナが指差す先で、ズボンが見事に盛り上がっていた。
「こ、これはその」
「正直に言ったほうが身のためよ」
アスナはユウジのふくらみに人差し指を置き、ゆっくりと往復させ始めた。その中で何かがピクリと反応する。

363夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 13:55:11
「や、やめて」
「ほらほら、下のモノみたいにはっきり言えば?」
アスナの顔はユウジの顔からほんの3センチしか離れていない。
「あう、ここ一週間、出すの、我慢していて・・・・・・溜まっているんだ」
「それは体に悪いわ。どうしてそんなことしたの?」
言葉を促すために、今度は指でグリグリと棒と思しき部分を責める。
「自分で出すよりも、アスナが、出させてくれる方が、ずっと・・・・・・気持ち良いから」
「仕方ないわね。またシてあげるわ。今日も着替えたほうがいいの?」
「うん、そのブラウスも素敵だけど・・・・・・・今日はこれでお願い」
ユウジは部屋のクローゼットから一着の衣装を取り出した。それは猫をモチーフにしたピンク色の衣装で、かなりの露出面積を誇るセクシーなものだった。早速アスナは着替え始める。もちろん、ユウジの目の前で。
「そんなにじろじろ見ないでよ。・・・・・・恥ずかしいじゃない」
しかし、アスナは表情一つ変えることなく(人形なので)淡々と着替えていく。だが内心はどうだったのだろう。年頃の男に自分の着替えを、一糸纏わぬ姿をさらす。この男は今、何をオカズにして興奮しているのだろう。目の前にいるアスナに対して?それともアスナの中で羞恥心に悶える操演者に対して?どちらにしてもアスナはこの男の欲望の餌食にされ、しかも彼の視線によって、それを常に自覚させられるのだ。これに興奮しない人間がいようか?アスナはユウジの視線を察知し、その集中する場所に興奮できるイベントを仕掛けた。例えば、ユウジが形のいい胸に注目しているときは、わざと手で押さえていた胸をこぼれさせて、淡い桃色の乳首を見せ付けるのである。こうして、自分の思いどおりに相手の興奮を煽っていると言う考えが、絶えず襲う皮からの締め付けと、汗が皮に吸収され(そのため皮は乾燥することなく、人肌に近い弾力を保てる)体熱が皮の中にこもることによる熱責め同様、アスナの興奮を高めることにもなるのだ。ユウジは苦しそうなくらい肩を上下させて息をしながらアスナのショーを見ていた。

364夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 13:56:39
「これで完成っと。似合ってるかニャ?」
アスナは手をグーにして猫手を作り、ポーズをとる。頭には猫耳のカチューシャ、もこもこの布でできたビキニ(尻尾までついている)、指が出るタイプのグローブには肉球があり、オーバーニーのふわふわした布のソックス。まるでファンタジーゲームに出てきそうなそのシルエット。
「うん、よく似合ってる。僕の目に狂いはなかったな・・・・・・」
「ん?何?」
「なんでもない。じゃあ、早速気持ちよくしてもらおうかな」
アスナは早速ユウジのズボンとパンツを脱がせた。そそり立つユウジのモノにそっと手を添えて、指の腹で軽くなでてやる。ユウジは滑らかな皮の触感に耐え切れない。声をかみ殺そうとしても漏らしてしまう。すぐにユウジのモノは限界硬度に達した。
「もうそんなに感じちゃってるの?お楽しみはこれからよ」
アスナは相変わらず微笑みながら責めの手を止めない。(そう、本番はこれからよ。私がどんな風に感じているのか、あなたには想像がつかないでしょうね?ぎゅうぎゅうに締め付けられて敏感になった胸やお股を衣装にくすぐられて、その上快感で緩んできたあなたの顔でいやらしい気持ちが増していく。私だけが楽しんじゃ悪いわよね。少しだけ分けてあげる。)アスナはユウジのモノを左手でぎゅっと握り締め、充血した棒の先端を右の人差し指の先でクリクリと刺激する。
「うわあっ、ダメだ、強すぎる!」
しかしアスナは手を休めずに、しかしイかない程度に行為を続け、仕上げにペロッと一舐めするとユウジは盛大に放出してしまった。

365夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 13:57:46
「・・・・・・アスナはウチに来て何年になりますか?」
ユウジを入り口まで送り、満足そうに彼が帰っていくのを見届けた後、リュネがアスナに質問をしてきた。
「ええと、だいたい5年になります」
リュネは目を合わせずにこう言った。
「まだまだ、サービスというものが分かっていませんね」

「・・・・・・それで不機嫌だったってワケかぁ」
「そうなんですよ。あの人、いつもワケ分からないことばかり言って。いつかガツンと言ってやるんだから!」
ユリは少し笑ってからこう尋ねた。
「ねえ、そのユウジってどんな人なの?」
「いいお客様ですよ。カッコ良くて、そして結構エッチで。でも、いつも私のことを気遣ってくれます」
ユリはあごに手を当ててさらにこう言った。
「アスナはユウジさんのことが好きなのね。ずいぶん積極的にサービスしてるみたいだし」
「えへへ、バレちゃいましたか。ユウジさんは私の初恋の人なんですよ」
ユウジはアスナの中の人の近所に住んでいたお兄さんで、よく一緒に遊んだりご飯を食べたりした仲だった。自身の恋心を意識したのは中学生の頃。その後彼一筋の片思いを続けていた。そして3ヶ月前、突然彼はDollersに現れた。地元に残って働いていたが出張でこちらに来ていてふらりと立ち寄ったのだと言う。彼はいつも決まってアスナを指名した。自分が人間だった頃の恋心が再燃したのは言うまでもない。彼はアスナの中身がかつての幼馴染だとは夢にも思っていない。だが、恋焦がれていた相手が自分の体に魅惑され、自分のサービスに酔いしれ、自分だけにエッチな姿をさらけ出すというのは、アスナにとってはうれしくて、心の底から自分にできる最高のサービスをしてあげようと思えるのだ。
「姉さんは恋をしたことあるんですか?」
「そうねえ、一時ものすごいイチモツのお客様がいらして、すっかり虜になったことはあったけれど・・・・・・・フフッ、冗談よ」
そのときドアが開いてリュネが入ってきた。
「ユリ、ご指名が入りました。キャバレーで一緒にお酒を飲みたいそうです」
「分かりました、お母様。すぐにそちらに向かいます。あ、それと・・・・・・アスナをサポートとして同行させたいのですが?」
リュネはユリの顔を見て、何かを察したようにうなずいた。
「いいですよ。あなたに任せます」
そういうとリュネはあわただしく部屋を出て行った。
「あの、姉さん?」
「昔に返ったつもりで、私のサービスを見ていきなさい。たまには気分転換もいいでしょう?」
そう言ったユリの笑顔は、なにやら意味深に見えた。

366夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 13:59:03
高度経済成長期の華やかさを思わせる広々としたキャバレーで、ユリとアスナ、そして客であるオオウラが三人で談笑を楽しんでいた。ユリは真紅のボディーコンシャス、アスナはユリから借りた、淡いピンク色のボディーコンシャスに身を包み、すっかりホステスになりきっていた。
「部長就任おめでとうございます、オオウラ様」
とユリがシャンパンをオオウラの持つグラスに注ぎながら言う。
「ありがとう、せっかくの祝い事なのに報告したい人が誰も思い浮かばなくて、結局ここに来てしまったよ。この年になって独り者とは寂しいものだ・・・・・・いや、今はそんなことは忘れよう。君たちも遠慮せずに飲みなさい」
「いえ、残念ながら私たちは人形ですから飲むことはできません」
「そうかい、そりゃ残念だ。だが、こんなにかわいらしいお嬢さんに囲まれて飲む酒は一段とうまいな」
そんな、たわいのない会話を続けていたが、アスナはもどかしくて仕方がなかった。オオウラがユリの後ろに回した手で、ユリの豊かな胸をグニュリとつかんでいたのだ。ただでさえピチピチの衣装に圧迫されていた胸を、死角からムンズとつかまれては、とてつもない刺激に襲われるだろう。しかしユリは少しもけいれんすることなく、それどころかその手に自分の手を添えて、グニュグニュと一緒に乳房を弄びだした。じらすようにゆっくりと、しかし確実にツボをとらえながらイタズラは続く。アスナは止めなかった。サービス中は黙って見学するというのが見習いの頃からのルールだったからだ。しかし、そんな光景を目にしては、触られていないアスナの体もすぐに火照っていく。
「オオウラ様、よろしければ胸だけでなく、お尻のほうもお楽しみください」

367夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 14:02:41
ユリはそういうと立ち上がり、テーブルに手を着いて自らの尻をオオウラに差し出した。
オオウラは待ってましたとばかりに手を尻に当て、服の上からさすり始めた。アスナとしては、それはもう見るに耐えないものであった。無防備な尻を相手にさらけ出すだけでも気恥ずかしさでむずむずするのに、後ろを向いて相手の顔が見えない中、時折聞こえてくる卑猥な独り言を聞いてくると、そこからいやらしいことをされている自分の姿を想像してしまうのだ。体は快楽に屈したとしても決して取り乱さないで、凛とした表情で耐えている自分を。アスナならそんなことをされたら、10分と持たずに悶絶してみだらな姿をさらしてしまうだろう。しかし、アスナが見習いの時代からユリが悶絶して醜態をさらしたところを一度も見たことがないのだ。事実、オオウラは今、ボディコンの下から手をいれ、パンティの中に侵入させて直接尻を触っていた。
「ええのう、ええ桃尻しとるのう。本来ならここで俺のモノをねじ込むのが道理なんじゃけど、この年になると、尻をなでるだけで精一杯じゃ。カンニンしてくれや」
「お気になさらず。オオウラ様に楽しんでいただけることが第一ですから」
尻など直に触られては、穴の中に張られている皮まで引っ張られてたまらない状態になるはずだが、ユリはそんなそぶりを見せず、むしろ計算された言葉と体のけいれんでオオウラの興奮を的確に煽っている。アスナは辛抱堪らずボディコンの上から自分の下腹部をさすって、悶々とした気持ちをやり過ごしていた。

368夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 14:05:06
「さすが姉さんですね。見ているだけだった私まで火照っちゃいました。お客様も大満足でしたし」
自分の普段着に着替えながらアスナが言う。結局オオウラは、1時間にわたりユリの弾力のある尻を肴に酒を飲み、大満足して帰っていった。
「そうね。でも正直アブなかったわ。もう少しで堕ちそうだったもの」
ユリも普段着に戻り、ほっとしたような声色で答えた。
「またまたぁ。でもあんなに触られてよく平気ですね」
「ええ。体を触れてくるって事はこちらに心を開いてくれているってことだし、それによってお客様の心の中が見えやすくなるわ。体温、脈拍、呼吸・・・・・・たくさんの情報が私の体に伝わってくるの。でもそれだけではダメ。一番大切な物は・・・・・・」
「“イメージ”ですよね。それ何回も聞きましたよぉ」
「そう、お客様はどんな孤独を抱えてここにいらしたのか、一体何を期待して自分を指名してくれたのか・・・・・・それをイメージし、きちんと答えるのが私達人形の一番のお仕事。アスナ、あなたにはそれができているのかしら?努力を怠るとすぐにサービスに影響が出るわよ」
(はいはい。お母様といい姉さんといい、どうしてここの人はこうサービスにうるさいのかしら?)
そう考えながら、ふとユリの顔を見た。なぜか「分かってないなあ」とユリの顔に書いてあるような、そんな表情に見えた。

369夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 14:06:15
そして一週間が経ち、金曜日がやってきた。Dollersでは決まった時間に来て決まった娘を指名するお客様がいるとき、そこだけ予約と言う形であけておくことになっている。アスナはリュネから「夜九時ごろまでに準備をしておくように」と言われていた。せっかくユウジに会えるのだから、体をきれいにしておこうと思い、大浴場に向かった。
大浴場には男湯と女湯があり、それぞれスパリゾートさながらの規模を誇っていた。人形達は脱衣所で服を脱ぐとまず、脱衣所と大浴場の間の通路にある「脱皮所」に行く。あの薬品が満たされた浴槽につかる。顔はリュネに作ってもらわなければならないので、通常は首から下だけ脱ぐ。薬品が浸透して皮がひび割れてきたら、浴槽を出て皮をはがしてゆくのだ。アスナの皮の下から、真っ白に輝く本当の肌が現れた。普段、光にさらされないため皆雪のように白い肌になるのだ。そして、いよいよ穴の中の皮をはがすときがやってきた。穴の中には薬品が入っていかないので、穴の周りの皮をはがし、そこをつかんで無理やり引っ張り出すしかないのだ。
「んん・・・・・・」アスナは無理やり肛門から皮を引っ張り出している。人形になってからというものご無沙汰になりがちな排泄の悦びを思い出す瞬間である。腸がめくれ、皮と一緒に出て行きそうな感覚は、それだけで最高の愛撫となる。やっとのことで後ろの穴の皮を引きずり出すと、今度は前の穴に手を掛ける。これから起こることを思うと手が震えるが、覚悟を決めて一気に引っ張り出す。
「んんっ、こんなところでっ、だめぇ」
何とか抜き出すことができたが肛門の刺激ですでに敏感になっていた体には強すぎる刺激だった。人形の間溜まりに溜まった芳しい匂いのする淫液をここぞとばかりに噴出した。アスナは2、3回空腰を使って、その場にへたり込んでしまっていた。
「あ〜あ、そんなに勢いよく抜くからよ。まぁ、ゆっくり抜いたら抜いたで、じらされて感じちゃうから同じかな」
そういって手を差し伸べてきたのは淫子であった。アスナは手をとってどうにか立ち上がった。
「淫子、ありがとう。恥ずかしいところを見られちゃったわね」
「いいって、これくらい。今日の日替わり風呂は、バラ風呂だって。一緒に入ろうよ」

370夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 14:07:45
その後、念入りに体を洗い(鏡に映る自分の姿は人間の体に人形の頭とちぐはぐで、久々にみる生の乳房をみて自分に興奮していた)、バラ風呂をたっぷりと堪能した後、先ほどの通路の途中にある脱皮所に再びやってきた。脱皮所には先ほどの浴槽のほかに大きな噴水があるのだ。噴水と言っても噴き出しているのは皮になるあのどろどろの液体である。
「先に私が淫子に塗ってあげる」
そういうと、アスナは液体を手で一すくいして、淫子の肌に塗ってあげた。均一な厚さに塗るのは最初こそ難しいが、慣れてしまえばどうという方はない。それは塗られた瞬間から淫子の体熱を吸収し、収縮しようとする。足に塗ったとはいえ、皮膚が引っ張られる感じはなんともむずがゆい。そんな淫子にかまわずアスナはどんどん塗っていく。下半身に差し掛かったとき、アスナは近くにあった黒い円筒を2本つかみ、肌色の液体をたっぷりつけた。
「じゃあ、入れるよ」
アスナはその筒を淫子の前の穴と後ろの穴に突っ込んだ。
「くああっ・・・んおおぅ、毎度のことだけど、キツいな。穴の中でゴリゴリいってる」
完全に固まるまでこの状態でいなければならないので、淫子はこの上なく興奮し、アスナはこの上なくうらやましく思った。快楽を我慢する淫子を見ていたアスナは少しイタズラをしてやろうと思った。胸に塗る際に、強く揉んでやったのだ。ただでさえ下が大変なことになっている淫子にはたまらない愛撫であった。その場に崩れ落ち、ひざを着く。
「ちょっと、やめてよ〜。くすぐったいよ〜、ひゃぅ、あんっ」
仲間に自分の醜態を晒さぬようヘラヘラ笑いつつ、淫子は必死で興奮を押さえ込もうとするが、体がいうことを利かずピクンピクン反応してしまい、口からは嬌声が漏れる。それは煽っているアスナの興奮を高めさせ、さらに行為をエスカレートさせる。穴をふさがれているのでイくこともできず、地肌を直接触られる。淫子の置かれた状況は、悲惨というよりはうらやましく思える。猫のようにじゃれあいながらの隠微な遊戯もやがて終わりを告げる。
硬化した皮には、乳首など色の濃い部分がくっきりと桃色に浮かび上がり、黒い筒を抜いてやるとしっかりと挿入のための穴ができていた。抜く瞬間に淫子が悶絶したのは言うまでもない。首の周りには継ぎ目もなく、中に人を入れた痕跡はどこにも見られない。
「それじゃ、今度はアスナの番ね。たっぷり気持ちよくしてあげるから覚悟しなさい」
そういうと淫子は同様の手順でアスナに液体を塗りつけていく。先ほど弄ばれた分をきっちりアスナに返すべく、興奮を煽るようなねっとりとした手つき液体を塗り広げていく。アスナとしては、先ほどの遊戯で温まっていた体を優しく撫で回され、収縮していく皮に締め付けられていくのだから、淫子よりも一段と強い刺激を受けているだろう。しかし、淫子もまた、それを想像してわざと敏感なところに執拗に塗りつけたり、白く美しいアスナの肢体が肌色の快楽に塗りつぶされ飲み込まれていく一部始終を近くから見ているのだから、先ほど塗っていたアスナ以上に興奮を煽られていた。
「ねえ淫子、こういうのはできないかな」
塗り終わった後、アスナは淫子にコショコショと耳打ちをした。
「うん。すごくいいじゃない。がんばってやってみる」

371夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 14:08:54
そして夜九時、アスナは白いシャツにピンクのカーディガン、チェックのスカートと言った飾らない格好で、ユウジが来るのを今か今かと待っていた。心臓が喉の辺りで鼓動しているような気がした。コンコンとドアをノックする音。アスナはドアまで走っていき急いでドアを開けた。勢いが良すぎてユウジの顔面にドアをぶつけてしまった。
「ごめんなさい。だだだ大丈夫!?」
「うん・・・・・・何とか」
ユウジは鼻を押さえながら笑った。アスナはユウジをせかして部屋に入れた。
「今日は何がいい?仲間に頼んで、いろいろな衣装を借りてきたの。セクシーなレオタードからフリルがたっくさん付いたゴスロリやセーラー服まで何でもあるわ」
「・・・・・・今日は何も着なくていいよ。むしろ何も着ないでほしいんだ。君のきれいな体をよく見ておきたい」
予想外のユウジのリクエストに少し戸惑いながらも承諾し、いつものようにじらしながら、1着ずつ脱いでいく。珍しいことにいつも着衣のままだったユウジも一緒になって服を脱いでいく。5分後には、すっかり裸になった二人がいた。
「アスナ、裸の男と女が部屋で二人きりになってすることと言ったら、ひとつしかないよな」
「そうかしら?私は人形だから良くは分からないわ。人間の男と女なら一体何をするの?」
アスナはとぼけてユウジの言葉を促す。赤面しながらユウジははっきりと答えた。
「今日は・・・・・・今日こそはアスナの中に入れたいんだ」
「その言葉を、ずっと待ってた」
アスナはゆっくり頷くとその場に座って開脚し、指で自分の割れ目を押し広げた。
「さあ、早く来て。私の中に」
だがユウジはしばらくその場に棒のように突っ立っていたかと思うと、くるっと体を後ろに向けてしまった。
「やっぱり、後ろからにするよ。恥ずかしくて目を合わせられないし」
「仕方ないわね・・・・・・ほら、これでいいでしょ」
ユウジが振り返ると、床に四つんばいになり、こちらに肉付きの良い尻を向けているアスナがいた。ユウジは少しほっとして、アスナの腰に両手を当て、自分のモノをアスナの穴にあてがう。
「じらさないで。待ってるほうも辛いの。」
ユウジは固くなった棒を少しずつアスナにねじ込んでいく。カリ首のあたりまで入ったところで先端に何か当たるものを感じた。
「あれ、これはなんだろう」
「ユウジさん、女の子には“乙女の膜”があるの。そこが破れると大人の女性になれるの。お願い、もっと突き上げて、私の処女を散らしてほしいの!」

372夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 14:10:02
ここで風呂場の場面まで時間を少し巻き戻す。
「うん。すごく良いじゃない!がんばってやってみる」
そういうと淫子は円筒の底面に液体を薄く塗りつける。厚すぎれば破れないし、薄すぎてもきれいに膜を張ることができない。淫子は苦労しながらも、絶妙な厚さの膜を仕上げ、アスナの穴の入り口付近のところにねじ込んで固めた。
「ふぅ、やっと完成〜。でも、処○膜を作りたいなんて、アスナにとってそのお客様は本当に特別な人なんだねぇ・・・・・・」

さて、まさかアスナに処○膜があるなんて思いもよらなかったユウジは激しく混乱していた。しかし、せっかく女の子の処女をもらえるという心遣いをしてくれたアスナに報いるため、ユウジは一層強く突き上げた。ズンッ、ズンッ、ズンッッ!
「ふわわぁっ、私、人間の男に処女を捧げちゃった。もう乙女じゃなくなってしまったのね」
膜は作り物だから傷みはなかったが、破れる際に、引っ張り上げられていた内壁が皮の弾性で元の位置に戻るときの刺激で強く感じていた。ユウジのモノを最奥まで飲み込んだその後は、ゆっくりとピストン運動をして、お互いに興奮を高めていく。ユウジはアスナの中の襞にモノをこすられ、内壁からの締め付けを強く感じながら、アスナのきれいな背中のラインに見とれていた。一方、アスナも自分の中に入ってきている待望の感触を楽しみながら、時々振り返ってユウジの表情をうかがう。ユウジはアスナの愛撫に夢中でそれに気付かず、しまりのない顔をアスナにさらしてしまっていた。
(ユウジさんったら、こんなにしまりのない顔しちゃって。人間だった頃の私には絶対に見せてくれなかったエッチな顔を・・・・・・。)
ユウジのエッチなところをもっと引き出してやろうと、さらに腰を振る速度を速める。それに呼応するかのようにユウジの右手がアスナの乳房に伸びてきて、目いっぱい変形させてきた。もはや二人は何も考えず、今ある快楽に身を預けていた。
「アスナ、アスナ、ああアスナ・・・・・・・」
「ユウジさん、ユウジ、ユウジ・・・・・・・」
二人でお互いの名前を呼び合うばかりである。そしてやがて、二人同時に絶頂を迎える。
「アスナアァーーーーー!!」
「ユウジイィーーーーー!!」
びゅるるっ!びゅるるっ!と盛大な水音がアスナの体内で響いた。穴に収まりきらない愛液があふれ、アスナの尻と太ももを濡らした。ユウジは力が抜けたのか、がっくりとアスナの背中に寄りかかった。皮一枚隔てて、ユウジの早鐘のような鼓動が、やけどしそうなほどの熱がアスナに伝わってくる。熱い吐息を首筋に感じる。
(人間だった頃には、こんなこと考えられなかった。私は人形になれたからユウジさんとエッチできた。たくさんの言葉を交わして、たくさんの表情を私に見せてくれた。私、人形になって本当に良かった・・・・・・。)

373夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 14:11:28
物思いにふけっていると、再び内壁の締め付けが強くなる。それに気付いたユウジは起き上がってまた腰を振り始めた。それに共振するようにアスナもひたすら腰を振り始める。どうかこの幸せな時間が続きますようにと、それだけを願いながら・・・・・・。

「・・・・・・今日は今までで一番楽しかったよ。もう大満足」
「良かった。ここではお客様の笑顔がチップだから」
二人は彼は枯れ果てるまで後体位のままつながり続け、やっとのことでつながり続けたいという未練を断ち切ってDollers入り口までやってきたのだった。
「また来たいけど、明日地元に帰るからしばらくは来られないな。また東京に来たら寄るよ」
「はい。お待ちしています」メイドさんが笑顔で言う。
アスナは顔では笑っていたが、内心とても寂しかった。もうどうせしばらく会うことはないのだからと思い、自分の正体をばらしてしまおうと思った。自分の思いを伝えるには今しかないと・・・・・・。
「あの、私、実は・・・・・・」
「さて、向こうに帰ったらすぐに妻にサービスしなきゃ。食事にでも連れて行くかなぁ」
ユウジがスーツの内ポケットから指輪を取り出し左の指にはめる。そう、結婚指輪を。
「え・・・・・・」
「君、俺の嫁さんに良く似ていてさ。ウチの嫁さん仮装してエッチなんて絶対やってくれないから、本当に楽しかったよ。君テクニックもあるし。これからもがんばってね」
「・・・・・・そ、そう。じゃあ、またいつかいらしてくださいね」
アスナは笑ってユウジを送り出そうとした。しかしドアが閉まりきる直前とうとう我慢できなくなり、しまってゆく扉に駆け寄る。
「待って!私は!ずっと!ユウジさんのことが!」

・・・・・・好きでした・・・・・・

言い終わる前に、扉は閉まり、再び開くことはなかった。アスナの体は扉の前で震えていた。無論それは快楽によるものではなく、悲しみからくるものであった。

(ユウジさんが見ていたのは、人間の私でもなく、人形の私でもなく、自分の奥さんだったのね・・・・・・・。)

374夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 14:19:03
「知っていたんですか?お母様」
「ええ、来るたびここで指輪を外していました。それでなくともお客様が何を抱えているのか一目見れば分かるものです。アスナといるときは独身男性として振舞いたかったのでしょう」
「どうして、どうしてそれを言ってくれなかったんですか?」
「お客様が見せたい顔だけを見て差し上げる。それもまたサービスの内です。色恋沙汰に浮かれてお客様のことをろくに見ようとしないで、ただ性のご奉仕だけしていたあなたには分からないかもしれませんが」
そこまで聞くと、アスナは全力で走り出した。手で顔を覆って流れてもいない涙を隠しながら。
「お母様。一体何があったんですか、アスナは。すごい勢いで走っていきましたけど」
「ああ、淫子。ちょうど良いところに来てくれました。実はお願いがあるのですが・・・・・・」

長い廊下を駆け抜け、階段を二段飛ばしして、ユリの部屋にノックもせずに入るなり、ユリの胸に飛び込んで泣きに泣いた。泣きながらワケを話した。ユリはただ「うん・・・・・・・うん・・・・・・」と相槌を打つだけだった。
ひとしきり泣いた後、アスナは部屋にあった姿見に映る自分の顔を見てこういった。
「こんなに悲しいのに。涙の一滴も流せないで、顔に笑いが張り付いていて・・・・・・。
ホント、私って・・・・・・。」
「何を言ってんの!!辛いときにしみったれた顔を見たい奴がいるか!?」
突然のユリの苦言にばつが悪くなり、うつむいてだまりこむアスナ。
「いい?この笑顔はお客様を癒すためだけのものじゃなく、自分自身を癒すためのものでもあるの。他人の孤独に向き合い共有することやそれと実らない恋。私たちは人形と言っても、生きているから不完全で、そんな些細なことで傷つくこともあるわ。そんな時笑っている自分の顔を見れば悲しさが薄らいで、乗り越えることができるの。そのための笑顔なの。感情を表情に出せないのは少し悲しいけれど」
アスナは黙って聞いていた。少し間をおいて、ユリは言葉を続けた。
「ねえ、アスナ。着ぐるみショーって見に行ったことある?」
「ええ。幼稚園で何か女の子向けアニメのショーを何回か」
「楽しかった?」
「はい。ショーの後に握手会があったんですけど、そのヒロインがほっぺたにチューしてくれたんですよ。アレはうれしかったなあ。後でこっそり、楽屋を覗いたら中身が中年のオジさんだと分かってがっかりしたんですが」
ユリは腕を組んでこういった。
「それで良いと思うの。お客様は自分の孤独を癒すので精一杯。中の人がおじさんだろうが昔の幼馴染だろうが知ったこっちゃない。でも、ここで過ごした、まさに夢幻のような時間の思い出はいつまでも心に残る。それで十分だと思うの。それこそが私達人形の生き方の1つよ」
アスナはハッと顔を上げた。目の前のユリの顔は穏やかで、かつ強い信念を秘めた顔をしていた。

375夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 14:20:21
なんてね」
「全然OKですよ。恥ん子も聞きたいです」
「いや、恥ん子。ここ突っ込むところだから。“演歌”と“ええんか”をかけた駄洒落だから」
そんなにぎやかな会話の真ん中で、アスナは再び見えない涙を流していた。

皆ありがとう。私のために・・・・・・。

私はアスナ。お人形としてがんばっています。
恋はできないけれど、素晴らしい仲間と先輩に囲まれて、私は幸せです。
<Dollersシリーズ6 “人形の恋” 終わり>
この物語はフィクションです。

376夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/20(木) 14:23:47
「あとがき」こんにちは。夢幻です。前回、やりすぎたので、今回は割りと大人しめに書いたつもりです。5本書いてマンネリになってきたかなと思ったので、今回は少し変化球問い言うことで人形サイドのドラマを書いてみました。あと非処○=処○膜損傷というわけではないそうですが今作ではイメージを優先しました。着脱のシーンは一応入れましたが、もっと研究してみます。ご感想お待ちしていますm( _ _ )m。反省材料や、次回以降(あれば)のネタにできるので、詳しく書いていただけると幸いです。
追記>>375そのときコンコンとドアをノックする音がした。
「こんばんわー。あ、やっぱりここにいたのか、アスナ」と淫子が言う。
「淫子に恥ん子。どうしてここに?」
「お母様が私たちにお休みをくれたの。一緒にカラオケで盛り上がってきなさいって」
と恥ん子がうれしそうに言う。
「ユリさんとアスナにもお休みをくれたの。一緒に行きましょう」
「そうそう、久しぶりにユリさんの演歌を聞きたいっス」
「え〜。私が演歌歌っても“ええんか”・・・なんてね」
なんてね」の前が抜けていました。申し訳ないです。

377名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/23(日) 18:11:32
着ぐるみ取り扱い方法

壊れやすいので丁寧に扱ってください。
火の気に近づけたりしないでください。
着用するときは化粧を落とし、髪が長い方は縛ってください。
着ぐるみは洗えないので長袖にロング丈のスパッツやジャージを
着用するようにしてください。
(専門業者のドライクリーニングは可能です)
着ぐるみは地面に直接置かず、シート等をひいてください。

着ぐるみ着用時の注意事項

着ぐるみを長時間着ることは危険です。
個人差がありますが30分ぐらいが限度です。
熱中症防止のため、こまめに水分補給をしてください。
着ぐるみは視界が悪いので危険防止のため、
1名以上サポートをつけてください。
人前で着ぐるみを脱いだり、着ぐるみの頭を取ったり、
しゃべったりしないでください。

378名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/23(日) 21:52:24
>>377
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

379名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/25(火) 09:00:26
>>378
誤爆だろ?多分。

380名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/25(火) 09:07:03
>>379
スレ違い。雑談スレにでも行け。

381名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/25(火) 10:25:57
>>380
なんでやねん!

382名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/25(火) 10:28:03
>>377
スレ違い。雑談スレにでも行け。

383名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/25(火) 22:08:39
内容からしてフカモコスレのテンプレじゃね?

384名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/26(水) 17:39:54
そうかも新米。

385名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/26(水) 23:46:13
>>384
もう古米。

386名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/29(土) 23:24:20
蒙古米?

387夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/30(日) 19:19:39
Dollersシリーズを楽しんでくださった皆様へ
もしよろしければ特別編的な位置づけでDollersの設定を使用した小説を書いていただけませんか?
元々自分が小説を書いているのは少しでもこのスレッドの一層の繁栄の助けになればと言う思いがあったからですし、自分の三文小説がきっかけになって新たな小説家の誕生を促すことができればいいな、というささやかな願いもあります。
今ネタが浮かばないと言うのもあるのですが・・・・・・。
特に>>347様は良い小説を書く力があると思うのです。

388夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/30(日) 19:21:48
Dollersシリーズを楽しんでくださった皆様へ
もしよろしければ特別編的な位置づけでDollersの設定を使用した小説を書いていただけませんか?
元々自分が小説を書いているのは少しでもこのスレッドの一層の繁栄の助けになればと言う思いがあったからですし、自分の三文小説がきっかけになって新たな小説家の誕生を促すことができればいいな、というささやかな願いもあります。
今ネタが浮かばないと言うのもあるのですが・・・・・・。
特に>>357様は良い小説を書く力があると思うのです。

389夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/11/30(日) 19:23:32
二重投稿&age本当に申し訳ないです。

390名無しさん@着ぐるみすと:2008/11/30(日) 21:27:42
>>387
感想書くのが遅れましたが、今回のも読ませていただいてます。
あんなアプローチで来るとは思いもよらなかった感じです。
代えがききにくいから顔だけは脱がずにしておく、というのがまた面白いです。
しかし、浴場にカラオケまで完備とは、なんて便利な空間なのやら・・・
こうなるとこの空間の「始まり」がなんだったのか考えたくなってきますね。
文字通りはじめから存在してたのか、どこかの時代の何者かの手で作り出されたのか。
SF的に考えるとまた面白くなってきますよ。

ここはジャンルがジャンルなだけに中々盛り上がることはない感じですが、やっぱり少しでも賑わってほしいですよね。

夢幻さんの設定をお借りして書くというのもアリなんでしょうけど、個人的にはこの話は夢幻さんにだけ描いて欲しいかなと薄々思います。
やっぱり書く人によって出てくる違いというのは無視できなくて、それによって不都合が起こることも多々ありますので。
(今まで出ている設定で色々想像はできるんですけれどね・・・)

何か書くにしても、やっぱり夢幻さんの話とはまた別の世界観・設定で書きたいかなと思ってます。

391名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/02(火) 05:29:12
夢幻氏の想いはスレの住人に届くくのか?果たして…。

392名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/05(金) 21:14:56
>>391
匿名掲示板なんて所詮はチラシの裏。
何をシコシコ書いても自慰行為でしかないし、
読む手にとってはただのエロ小説に過ぎない。

393名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/05(金) 22:02:38
まあ、こういうことか?

>>376
なかなか楽しめた。
ただ、恋も結婚もしたことのないアスナがその客のことを知ったところで
やはりエロいことしか出来ないだろうと思うと、結局アスナの気持ちの問題だけのような気もするね。

394 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:24:15
数レス借りて、書いてみたものを試しに投下させていただきます。

395 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:25:32
-------------------------------------------

部屋にチャイムが鳴り響く。彼女が来たようだ。
ドアをあけると、何だか恥ずかしそうな、けど楽しみにしていた感じの表情で彼女が立っている。
今日は、実験的に変わった趣向の夜伽を行おうとしていた。数ヶ月前から計画していたことだ。

彼女を入れたら、すぐさま鍵を閉めた。チェーンも怠り無く。外から見えそうな場所には全てカーテンを。
そして、今回の要になる二つのアイテムを取り出した。

一つは、かわいらしいアニメ風の造形のマスクである。
ネットで一番よさそうなのを吟味し購入してきたもので、
これを自作せず注文したのは、もう一つのアイテムを自作するのに力を割きたかったからだ。

素材に伸縮性の高いストレッチエナメルを使用し、彼女の全身のサイズ・体型にあわせて作った肌色の全身タイツ。
それがもう一つのアイテムだ。乳房の形まで正確にトレースし、その先端には乳首までしっかりと作ってある。
股間部には膣内を覆う筒状のカバーも取り付けており、着用したままで性交をすることも可能。
材料にも造形にも徹底的に拘り作り上げたそれは、見ようによってはとてもいやらしい。
もはや、それはプレイスーツと言っても良い代物であった。元々そういう目的で作ったというのもあるのだが。

396 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:26:50
彼女は一糸纏わぬ姿になるとパウダーを振りかけ、ファスナーが開いたスーツの背中から足を差し込んだ。
少し恥ずかしそうな顔をしながらも、積極的に身につけていく。
彼女の体型ぴったりに作ってあるので、着るだけでも一苦労だ。ましてはこのスーツは裏地までエナメルで作ってたりする。
するすると着れるものではなく、少しづつフィットさせながらの着用となる。
既に太腿のあたりまでがスーツに覆われていた。ぬるぬるした光沢の素材によって、きゅうきゅうと締め付けられている。
それだけでもかなり扇情的だ。もう股間に血が通っている感じである。彼女の股間も同様にぷっくりし始めていた。
そんな彼女の大切な場所に、スーツの股間から伸びるカバーを入れていく。
既に水気を帯びていた割れ目は、抵抗を殆ど見せずにそれを呑み込んでいった。入る度に、彼女もぴくんと反応を見せる。
そうして、下半身が全てエナメルの皮膚で覆われた。股間も、樹脂に覆われたつるつるの割れ目になっている。
続いて、両手の部分を身につけていく。ロンググローブを嵌める要領で手に少しづつ被せる。
伸縮性のある素材でもぴったりと作ってあるので、彼女の両手はきゅうきゅうと締め付けられている。
両手がぴっちりと包まれた後、乳房にもスーツを被せていく。フィットさせている間、彼女はずっと切なそうな顔になっていた。
その後は、顔の部分を被せる。面下とも呼ばれる開いた部分をずれが無い様に位置調節した後、
セミロングの髪の毛を背中の裂け目からはみ出ない様にスーツの中にしまい込んでいった。

397 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:28:22
そうして、頭まですっぽり覆われた彼女の背中についたファスナーを、末端まで引き上げる。
鏡を持ってきて、その姿を彼女自身にも見えるようにした。
つやつやのエナメルで出来た皮膚は彼女の全身を隙間無く包み込んでおり、露出しているのは顔の部分のみになっていた。
ただの全身タイツやキャットスーツとは違い、乳房や股間もくっきりとトレースしている為、
首から下は光沢に包まれてることを除けば全裸に近いものがある。裸ではないのに、裸同然なのだ。
しかし、それでも間違いなくその身体はエナメルに包まれている。
動く度にエナメル素材の擦れる音が生まれ、淫靡さを更に引き立てていた。
ぽっかり開いた穴から覗く彼女の顔は、恥ずかしさと期待と高揚感が混ざり合ったものになっており、頬は間違いなく赤みを帯び始めていた。

あとは、マスクをかぶるのみ。長く伸びた髪の毛のついたそのマスクが顔にかぶさることで、彼女の露出した部分は完全に消失する。
無機質の外皮と仮面に全て封じ込められるのだ。

スーツとマスクを身につけた彼女は、全身を樹脂の皮膚で閉じ込められた、動く等身大フィギュア、あるいはダッチワイフそのものだった。
その肢体はつやつやと硬質的な光沢を放っており、通常の肌タイツにはないフェティシズムを醸し出していた。
ましてや、そのマスクは着ぐるみ目的で身につけるちゃんとした造形のもの。
見たら気分が一秒で萎えるそんじょそこらのダッチワイフなど足元にも及ばない可愛さと美しさがあった。

それは、全裸ではない。
しかし、ただのプレイスーツでもない。
そして、ただの着ぐるみでもない。
全身が覆われているのに、全裸である矛盾を抱えたのが、今の彼女。

398 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:30:00
今回の目的は、そんな彼女とえっちをすることであった。
元々、彼女は全裸での行いより、何かを着ての行いを好む傾向で、自分自身もそれは同じだった。
キャラクターコスプレから、美少女着ぐるみ。所謂ボンデージ的な衣装でのプレイまで、ある程度は今までやってきた。
それがきっかけで始めた衣装製作も、続けたらある程度技術が上がってしまうものだった。
そんな中、ふと思い浮かんだ。
肌色のエナメルスーツを彼女に着せたら、どうなるのだろうと。
最初は小さな興味だったのだが、だんだんそれは膨れ上がっていった。

只のスーツではなく、彼女の全身、乳房の形までも模したものだったら。
そしてそれで全身を封じ込めたらどうだろう、と。
よくある全身をスーツで覆うものだと顔はガスマスクだったりタイツで覆ったのっぺらぼうなのが常であるが、
それは自分の好みではなかった。しかし、それを美少女着ぐるみで使われる類のマスクでやったらどうだろう。
無個性で異質だったそれに、可憐さと大きな魅力が加わる。そう思ったのだ。

考えが纏まってきて、思い切って彼女に相談してみると、聞いた彼女はそれを想像してみて面白そうだと言ってくれた。
そうして今回のための準備が始まり、現在に至るのだ。

399 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:31:23
人形という名の拘束衣に封じ込められた彼女は、鏡に写った自分の姿に見とれている感じだった。
それは、やわらかく笑みを浮かべながら惜しげもなく肢体を晒している。その微笑の中に本当の表情を隠しながら。
少しして、色んなポーズを取りながら今の姿を楽しみだした。予想以上に気に入っているようだ。
一瞬だが心なしか、股間の割れ目のあたりがぴくっとした気もする。

声をかけてみたら、ハッとした様子を見せた後にジェスチャーで謝罪の意を見せた。
仕方ないと思う。体験したことのない未知の感覚に気を取られてたのだろうから。
自分が彼女だったら、同じことになるんだろうと思う。

程なくして、敷いていた布団の上に移動しお互いに座り込んだ。
彼女はこちらのズボンのファスナーを開け、中にあるそれをゆっくり引き出していく。
股間から直立したそれを、彼女のエナメルで包まれた手が握る。
つややかな感触が、尚更それをいきり立たせていた。
普通のエナメル製のグローブや全身スーツでしてもらうより、興奮しているかもしれない。
先端からは、透明な汁が滲み出していた。それを指先で全体に塗っていく。
割と普段からやっている筈なのに、その指先がつやつやの樹脂で包まれているからか興奮の度合いが違った。
暫くの間、棒全体を両手で撫でるようにしてもらい、その感覚を味わっていたが、やがてそれは激しくなっていった。
用意していたローションを新たに追加し、愛撫は更に強くなる。
スーツに包まれた両手全体を使っての愛撫によって噴出した液体は、いつもより勢いがあるような気がする。

400 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:32:46
股間から放たれたそれは、彼女の上半身にも降りかかっていた。光沢に彩られた乳房の上にも白いトッピングがかかる。
くすっ、と息遣いをした彼女の顔は変わらないが、苦笑している感じなのはよくわかった。
ふと彼女は、まだ股間に残ってたものと胸についたものを手にすくい、やわらかくなったものを再び愛撫し始めた。
この状態でのそれも、気持ちがいいように感じた。やがて、彼女の手の中でそれは元気を取り戻していく。

スーツに覆われながらも、何も着ていないのと同じ状態で揺れる乳房。
そんな膨らみに彼女はローションがたっぷりとふりかけ、二つの塊は再び活力を取り戻したそれを挟み込んだ。
にちゅ、にちゅっといやらしい音を立てながら、樹脂に包まれたやわらかなそれは硬くなったものにやさしく刺激を与える。
目の前には、彼女がにっこりと笑っている。その無垢な笑みの下で、本当はどんな表情を浮かべているのか。
やっぱり、もっと淫らな笑みを浮かべていたりするのだろうか。そんなことを考えていたら、また熱いものが上ってきた。
ローションと白濁と火山で彩られた胸の上に、更にトッピングがもりもりと追加されていく。

乳房がどんどん塗りかたまっていく様子を見ててたまらなくなり、休火山を外したら自分でも手を伸ばしてみる。
降りかかったクリームを豊かな膨らみの全体に伸ばしながら、ときたま突起も弄び、その柔らかさと樹脂の感触を楽しんでいた。
彼女の表情は変わらないが、微かな息遣いと動きからその感情は容易に予想がつく。
中の表情だけでなく、外の表情が変わるのさえ幻視できそうだった。

401 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:34:15
そうして再び火山が活性化してきた頃、彼女は下のほうを向いて、そのつややかな指を股間に向ける。
言いたいことがよくわかった。早速その割れ目の中に、ローションを注ぎこむ。そして、指を中に入れた。
するっと入った指を、くにゅくにゅと動かす度、彼女はエナメルで覆われた全身をくねらせる。
その息遣いも、面越しにはっきりと聞こえてきた。はっきり声にせず、言葉にしないことが、より互いの興奮を引き立たせていく。
途中から彼女の指も入り、テンポが引きあがる。膣内にカバーリングされた状態で愛撫されるといのは、どんな感触なのだろう。
それは自分には味わえないものであるのが少し寂しいかもしれない。

そして、十分にマッサージした所で、こちらも服を脱ぎ捨てる。彼女を深く感じたかったからだ。
依然そそり立った自分のモノをローションで満たされた樹脂のヴァギナに上から差し込んでゆく。
エナメルのつややかな感触が股間を包み込み、動く度に淫靡な音を出していた。
皮一枚を隔て、その感触はスーツの中の彼女にも伝わっている。
与えられる感覚に身を任せ、樹脂の皮膚に包まれた肢体が悶える様子はとても扇情的だ。
繋がったままそれをスライドさせ、塗れた空間内を上下する動作を繰り返す。
しばらくして体位を反転させ、今度は彼女が上になり、トランポリンのように身体を上下させる。
見下ろす彼女の表情はやはり涼しいものだが、その内側に隠れている本当の表情も容易に想像できた。

だんだんと聞こえてくる呼吸音が、荒くなってきている。大分息苦しくなっているようだ。
もう少し、矛盾に満ちた人形の姿を見ていたい気持ちはあるが、彼女の身体も大切だ。
繋がったままで、彼女の頭に手を伸ばす。首を振って少し嫌がる素振りを見せたが、そのままゆっくりとそれを持ち上げる。

402 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:36:00
マスクを外し、スーツの面下から露出した彼女の顔は汗だくで真っ赤になっていた。
湯気が立ち、虚ろな面持ちで、深く、しかし早めのテンポで深呼吸している。
ただでさえ熱いスーツの素材が通気性皆無のストレッチエナメルである上に、こんなことをしているのだ。
赤くならないほうがおかしかった。

困った感じだった彼女の表情が切ないものになり、樹脂の膣がきゅっとまた絞まる。
ただの裸よりずっと淫らでいやらしいフェティシズムに溢れた樹脂の皮膚。
そんなものに身を包んでいる事実を再認識して、尚更感じてしまっているのかもしれない。
かくいうこちらも、着ているのに裸同然、全身がそんな矛盾した無機質な皮膚で覆われているのに、顔だけが生身。
PVCのフィギュアに封じ込められた中、頭部だけが開放されて本当の顔を覗かせている様に興奮が更に引きあがっているのがわかっていた。

身体を90度倒し、互いに横になる。そのまま彼女の身体を抱き寄せると、彼女の体温をスーツ越しに感じる。
熱の逃げ場が無く、湯だったようになった彼女の熱が自分の身体に伝わってくる。速くなってる心臓の鼓動音もよく聞こえた。
彼女の晒された赤くなった顔も、間近にある。
全てが限界に近づいていることを感じさせる苦しそうな表情の彼女に、ゆっくりと口を重ねていった。
これで更に火を注いでしまったかもしれない。抱き寄せられた中で、彼女の膣は尚も絞まり、腰は再び激しく動き出した。
彼女のエナメルに包まれた腕が身体に巻きつき、震えながら抱きしめてくる。限界が近い。
片手で樹脂の肌を撫でながら、光沢に包まれた乳房を揉みながら、こちらも彼女の繋がった場所を更に刺激していった。

彼女の息が止まり、股間を咥えこんでいたものが今までで一番激しい収縮を始めた。

絶頂に達し身をゆだね、反り返るように樹脂で覆われた全身を硬直させる彼女を見て、こちらのものも限界を迎える。
進行をカバーに阻まれ、どくどくと割れ目から噴出してくる白濁した液体。
それを樹脂の皮膚越しにかすかに感じて彼女は尚も身を震わせていた。

403 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:37:37
彼女は呼吸が落ち着きを取り戻し始めたがその顔は汗でびしょ濡れ、尚更赤くなってる感じだ。
意識も半分くらい飛んでそうな感じである。もうそろそろ脱がせたほうがいいかもしれない。
だけどそう言うと、彼女は少し不満そうな顔で「着たままでもっと居たかった」と返してきた。

これを着たらいつもの何倍も気持ちよかった。着てるだけでも熱いけど何だか気持ちいい。
だから少しでも長く着ていたい。そういうことだった。

気持ちは同じだったが、流石に倒れさせるわけにもいかない。バスルームに移動しながらすぐさまスーツを脱がせにかかる。
ファスナーを下げ、上半身を脱いだ彼女はやはり全身汗だくな状態だった。湯気もうっすらと出ている。
生身の上半身が湯だっているのに、そこから下のまだ脱げてない部分はそんな様子も見せず硬質的な光沢に包まれている。
股間からは白濁したものが漏れ出し太腿をつたっているが。そんな状態の彼女もまた扇情的である。
そんなことを考えながらも、汗で密着度が上がったスーツを時間をかけて脱がせていく。
逃げ場が無くスーツの内側に溜まりに溜まっていた汗も、脱げていく度にびちゃびちゃと床に流れ落ちていた。
ずるっと抜けた股間カバーからは糸が引き、股間からは蜜があふれ出す。
それを困った顔で苦笑しながら、また顔を赤くする彼女だった。

スーツを全部脱ぎ、彼女は用意していたスポーツドリンクを一気にあおり抜け出た水分を取り戻していく。
落ち着きを取り戻し、汗を流しにいく前彼女は「また着たいな」と言っていた。
言うまでも無く、こっちの返事はとうに決まっている。
彼女が帰ったら、早速スーツの汚れを落とそうと思っていた。すごく難しそうではあるのだが。

-------------------------------------------

404 ◆oDpAfMeajc:2008/12/08(月) 22:39:13
以上、前々から頭の中に浮かべてたモノを文章にしてみました。
どこの影響をどう受けたのか、丸解かりかもしれませんね・・・

見る方々の想像の余地があるよう自分なりに書いてはみたのですが、淡白な感じになってしまった気もします。
趣向的にも、異端的な度合いが一際高そうな感じがしています。
曲がりなりにも題材が着ぐるみなのに、要素が少なめになってるかも。

一応、着ぐるみを構成する要素の一つとして肌タイを捉えるならば、要素皆無というわけでもないと言えるかもしれませんが・・・
個人的に着ぐるみの肌タイは、ただの全身タイツとはまた一線を画すものだと思っているのですが、そんな風に考えてるのは殆どいないのかも。

あと、今回の文を読んでもし連想して他の誰かを思い浮かべたとしても、そういった方々への批判等は遠慮して頂きたいのです。
そういった方々にインスピレーションを受けたのは間違いないのですが、これを書いたのはあくまで僕自身ですので。
ちょっとしたお願いです。

405名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/09(火) 01:14:17
>今回の文を読んでもし連想して他の誰かを思い浮かべたとしても、そういった方々への批判等は遠慮して頂きたいのです。
意味不明。

406名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/09(火) 02:38:10
>>404
余計な事書かなきゃいいのに..

407名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/09(火) 11:53:35
┐(´ー`)┌

408夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/09(火) 18:11:30
GJ!これはすごい!読み手を興奮させる要素がぎっしりと詰まっている。エナメルの肌タイは斬新な発想だと思いますし、比喩表現も個性的だと感じました。正直、私負けたと思ったよ。

改めて言わせてください GJ!!

409名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/09(火) 19:08:44
┐(´ー`)┌

410名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/09(火) 19:57:02
表現というか彼女の様子が自分の視点でしかわからないのが若干物足りないけど
それは敢えて狙っているのかな。
いいじゃない。妄想力をかきたてられて。
個人的には喋らない着ぐるみ=人形のようになっているってのも好きだし。
何かからインスピレーション受けたとして全然問題じゃないと思う。
要はどれだけ自分の表現が出来てるか、世界観があるかだと思うんだ。
夢幻征四郎氏の世界観も一種独特のものがあっていいと思うよ。

411名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/09(火) 21:33:13
┐(´ー`)┌

412名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/10(水) 00:07:39
>>404
>そういった方々への批判等は遠慮して頂きたいのです。
なんでパクられた人を批判しなきゃならないんだ?

413名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/10(水) 01:23:25
漏れが道を歩いてたら後ろからぶつかってきた香具師がいて
追い越し際にこう怒鳴ってったんだ。
「俺の前をノコノコ歩いてんじゃねーボケが!」

414名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/10(水) 02:47:18
今で言えば夢幻氏、さかのぼれば囚人服氏に540氏ってとこかな。
それ以降はシラネ

415名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/10(水) 02:57:48
それ以降は俺もシラネ

416名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/10(水) 03:06:24
┐(´ー`)┌

417名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/10(水) 04:07:38
>>412
「元ネタはあるけど、これを書いたのは俺様だ!」って自己主張だろ。w

418名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/10(水) 21:11:31
┐(´ー`)┌

419417:2008/12/15(月) 21:49:07
言い忘れたが、俺が書いたって自己主張は重要だと思われ。

420名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/15(月) 23:00:36
┐(´ー`)┌

421名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/20(土) 21:04:27
そして誰も書かなくなった..

422名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/21(日) 00:19:31
┐(´ー`)┌

423夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 21:45:48
Dollersシリーズ7 『受け継がれる幸運』
【Prologue】
「いらっしゃいませ。あの、あいにくユリは出ておりまして、いつ戻ってくるか・・・・・・」
「君、名前は?」
「ア、アスナといいます」
「君にサービスをしてもらいたい」
Dollersのユリの部屋で対峙する1人の特殊着ぐるみと1人の中年男性。
「わ、私はまだ見習いでお客様にサービスすることはできないんです」
「構わない」
お客様を前にしてアスナは石のように身を硬くして必死に考えをめぐらせていた。

424夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 21:48:19
【1】
それは急な夕立のあった日だった。Dollersにやってくる客はなく、応接間で案内人兼オーナーのリュネが洋書を広げて暇をつぶしていた。他にも何人か談笑している特殊着ぐるみが見られる。我々読者からすれば殊に奇妙な光景であるが、ここではごく当たり前に見られるものだ。と突然扉が開き、ずぶぬれの女性が入ってきた。20代前半くらいの長い茶髪の女性だ。
「いらっしゃいませ。日乃木アスナ様」
リュネはすばやくアスナの元にいき、接客を始めた。
「お久しぶりですメイドさん。今日は折り入ってお願いがあってきました。私をここで働かせてください!」
日乃木アスナは勢いよく頭を下げた。その勢いで水滴が良く磨かれた床にぽたぽたと落ちた。リュネはアスナの頭を上げさせ困ったように首を横に振った。
「そんなこと急に言われましても・・・・・・」
「そんな・・・・・・あ、ユリさん!」
ちょうど応接間にユリが入ってきたところだった。日乃木アスナはユリに駆け寄ると必死に懇願した。
「私です。半年前にユリさんにサービスしてもらった日乃木アスナです。私、ユリさんみたいになりたくて、それで、それで・・・・・・」
「落ち着いてくださいアスナ様。お母様、まずはお話だけでも聞いてあげましょうよ。」
ユリの提案にリュネは渋々うなずいた。
「分かりました。とりあえずお話を聞くだけですよ」

425夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 21:50:11
早速応接間で面接がセッティングされた。髪を乾かし代わりの服を貸してもらったアスナの目の前には、メイド服の着ぐるみと黒のタンクトップにGパンといった格好のクールな着ぐるみが並んで座っていて、周りを個性豊かな人型着ぐるみ達が取り囲んで興味深そうにアスナを見ている。さすがにアスナもこの光景には少々圧倒されていた。
「日乃木アスナさん、あなたはなぜここで人形として働きたいのですか?」
早速面接が始まった。メイドさんが穏やかな声で質問する。アスナはユリとのいきさつについて話し始めた。

「いらっしゃい。あら、女性の方が私を指名するなんて珍しいわね。ウチには男性の人形もいるのに」
その日のユリの客は20代前半くらいの茶髪の女性だった。アルコールが入っているのだろう。少し赤みがかった顔をしていた。
「日乃木アスナです。・・・・・・はんっ。別にどっちでもいいわよ。あんたの中におっさんが入っているのかもしれないし・・・・・・。ここはウイスキーあるかしら?酌してくれない?ロックでお願い。」
ユリはウイスキー1瓶を取り出し、氷をグラスに入れてウイスキーを注ぐ。アスナはそれを一気に飲み干した。
「ぷは。やっぱり酒はいいね。嫌なことをみーんな忘れさせてくれる。」
アスナはグラスを振って氷をカランカランと鳴らしながら言葉を続ける。
「私さぁ、今までなんとなーく生きてきたの。勉強もスポーツも遊びも、何一つ一生懸命にやったことがないの・・・・・・もう一杯頂戴」
ユリはウイスキーを注ぎながらたずねた。
「そう、それはまたどうして?」
アスナは再びウイスキーを一気に飲み干してからテーブルに向かって答えた。
「信じられないの、『私の命が尽きるのはずっと先のことだ』って。いつそれが来るのか怖くて仕方がなかった。だから私はいつ命が尽きてもいいように、未練を残さないようにして生きてきたの。少しでも恐怖を弱めるために。でも結局その努力は自分の人生をつまらなくしただけだった・・・・・・」
そこまで言うとアスナはテーブルに突っ伏してしまった。

426夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 21:51:28
ユリはアスナの隣に座りこういった。
「お客様、人間にとって一番の仕事とは何だと思いますか?」
少し顔を上げてアスナは答えた。
「お金を稼ぐこと?イケメンにモテモテになること?偽善者なら人様の役に立つことだとでも言うのでしょうね?」
ユリは軽く首を横に振った。
「残念ですがすべて外れです。答えは生きること、ただ生きること」
アスナは嘲笑した。
「生きる、か。寝言ね」
「人間生きているだけで奇跡です。それをあなたは20年以上も続けてきた。お客様は十分に生きることに一生懸命になられていたと思います」
「いまどき流行らないよ。そんなくさい台詞。でも、そんなに、自信たっぷりに言われちゃったら、私・・・・・・」
突然、アスナの目から涙があふれ出した。ユリの暖かな胸に顔を埋め、アスナは泣きに泣いた。今まで彼女ののど元につかえていたものを吐き出そうとするかのように。

アスナの涙が枯れ果てた頃、ぐちゃぐちゃになった顔をティッシュで拭きながらアスナは尋ねた。
「ねえ、あなたはどうしてこの店で働いているの?着ぐるみを着て風俗なんて大変でしょ?」
「そうですねえ。これは仕事ではなくて生き方ですから」
ユリは手で髪をふわりとさせると言葉を続けた。
「私の中に人がいないってことになっているんですが、実際はいるんですよね。でも、だからこそ私たちは人の心を癒すことができる。生きた人間の心を癒すことができるのは生きた人間だけですから」
「なら人間の姿のまま人生相談すればいいじゃない。何でそんな奇妙な格好を?」
「ここのお客様は着ぐるみを見てノスタルジーや懐かしさを感じるのです。苦しいときに思い出に逃げ込むために。そしてその中で忘れかけていた情熱を取り戻すために」
「あなたって本当に美談ばかり言うのね。でもなぜかそれを信じたくなる」

・・・・・・アスナは帰り支度をしながらこう言った。
「今度ここに来たときは、またユリさんを指名してもいいかしら」
「はい、お待ちしております」
ユリは深々と頭を下げた。

427夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 21:52:46
「・・・・・・帰ってからいろいろ考えて、私もユリさんみたいに着ぐるみの仕事がしたいと思ったんです。でもなかなか理想的な仕事が見つからなくて。それならDollersで働こうって思ったんですが、お店が全然見つからなくて。ネットで検索したら孤独な人限定で入れるらしいって書いてあったので、会社を休んで1週間誰とも連絡しないで無理やり孤独な状態を作って、後は気合で探し出したんです。お願いします。どんなに苦しくても決してやめませんから。どうか雇ってください」
アスナは立ち上がって頭を下げた。それでもリュネは頑なに首を振る。
「私達はあなたの知っているような着ぐるみとは違います。大変な状態を我慢してずっと着続けなければいけないのです。あまりの過酷さに精神崩壊した人が何人もいるのですよ」
そのときユリはリュネのほうに向き直り頭を下げてこう言った。
「私からもお願いしますお母様。こうなってしまったのは私の責任ですし、この子は私が責任を持って育てます」
ユリにまで懇願されリュネは狼狽したようだった。少しばかりの沈黙の後、リュネはこう言った。
「ユリがそこまで言うのなら仕方ありませんね。私リュネはオーナーの権限でアスナを人形として迎え入れることをここに宣言します。付いてきなさい。アスナ」
アスナとユリは顔を上げて手を取り合って喜んだ。ユリの表情は相変わらずクールだったが喜びが全身から感じられた。

428夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 21:54:20
リュネ、ユリ、アスナは部屋の真ん中に噴水のある広間に来ていた。噴水といっても噴き出しているのは水ではなく肌色でどろどろとした液体である。
「では早速はじめましょうか。ユリ、手伝いを頼みます」
「はい、お母様」
そういうと二人はそれぞれカミソリを取り出した。
「まずは全身の毛を剃ります。服をすべて脱いでください」
「え、それはちょっと・・・・・・」
「大丈夫です。ワタクシ達女性同士でしょ?それに全身隙間なく覆われてしまいますから毛がなくても分かりませんよ。というかそのために毛を剃るのです」
「うう、分かりましたよぉ・・・」
アスナは渋々承諾した。恥ずかしがりながら二人の前に自身の裸体をあらわにすると、リュネとユリは手際よく毛を剃り落としていった。頭髪、眉毛、まつげ、わき毛、すねの毛、そして恥ずかしい毛も。羞恥心で顔を赤くしているアスナに構わず、ジョリジョリと毛を剃る音が続く。ものの十数分でアスナの体の体毛すべてが消えうせた。
「さあ、いよいよ本番よ。この肌色の液体は体に塗られると体温で固まるの。これが私達人形の皮になるの」
ユリはそういうと、液体を一すくいして、アスナの足に塗った。その液体は一瞬アスナの肌をひんやりとさせた後、瞬く間に凝固し彼女の足に強い締め付けを与えた。
「うひゃっ!」
今までに経験したことのない感覚に、アスナは思わず声を上げてしまう。
「こんなに・・・・・・すごいの!?」
「こんなのまだ序の口よ。最後には全身この皮にギュウギュウに締め付けられちゃうんだから。恥ずかしいところも例外じゃなく、ね」
ユリが楽しそうに言う。確かにこんな皮に全身覆われればただでは済まないだろう。しかしだとすると、ユリはそんなに過酷な状況に置かれているのに平然としていられるというのか。そんなはずはない。今のユリは体への刺激に加え、感じながら皮に覆われていくアスナの心情を想像し堪らなく興奮しているはずだ。

429夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 21:55:24
身悶えするアスナをよそに彼女の体は肌色の快楽で容赦なく塗り固められていく。足から胴体へ、胴体から腕へ、リュネとユリは黙々と液体を塗り続けた。とうとう首から下の、割れ目を除く部分が全て皮に覆い隠された。アスナは自分の体を見下ろし、人形の如き体に自分の頭が乗っかっているのを想像し、ちぐはぐで全裸のときよりも妖艶だと思った。
「さあ、頭を塗り固めていくわよ。鼻と口から呼吸することはできないけど、息苦しくはないはずよ。さあ、目を閉じなさい」
そういって、ユリはアスナの顔に躊躇なく液体を塗り広げていく。アスナの人間としてのアイデンティティが今、瞬く間に消失した。確かに息苦しくはなかったが、なんとなく寂しい気がした。
「さて、いよいよ仕上げですね。ユリ、しっかりと押さえていてください」
ユリはアスナの後ろに立つとアスナを羽交い絞めにした。視界ゼロのアスナに抵抗するすべはない。さらにこの後、予想外の刺激がアスナの乳房を襲った。
(んんっ・・・何が起こっているの!?)
呼吸をしていないのでうめき声さえ出せず体をくねらせ、この状況から逃れようとしたが無理だった。
なんとリュネの手が乳房を掴み、ムニュムニュと揉み始めていたのだ。
「うふふ、人形の顔は最高の歓喜を形にした物。作るためには中の人に最高に気持ち良くなってもらわなければならないのです。つまり、ワタクシじきじきの愛撫で絶頂に達していただく必要があるのですよ」
(!!)アスナは驚愕した。確かに不思議な雰囲気の店だと思っていたが、裏ではそんな嫌らしいことが起こっていたなんて想像もしていなかったのだ。そう考えている間に、何かが右の乳房から離れ下半身に向かって動いていく。リュネの右手が彼女の割れ目に移動し指で責め始めたのだ。リュネのテクニックは相当なものだとアスナは思った。女性のツボを的確についてくる。

430夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 21:56:48
(そんな、いきなりなの?)
抵抗する間がないほど早く体が火照り切り、股間から盛大に甘い香りの蜜を股間から放出した。アスナはユリが手を離すとへなへなと崩れて四つん這いになってしまった。無理もない。盛大に潮を吹くところを二人に見られてしまったのだから。
「うふふ、元気が良くて大変結構なこと。顔を作るのは大変でしょ。ワタクシも忙しいから大事にしなさい」
リュネはアスナを見ながら右手に付いた蜜をぺろりとなめた。エプロンに飛び散った蜜がアスナの決壊の激しさを物語っていた。
次第にアスナの顔に変化が起こり始めた。まず、中の人の口の中に皮が入り込んできて、のどを塞ぎ、舌を包む。さらにクリクリした大きな瞳が顔に浮き出てきて、それと同時にアスナの視界も取り戻されてきた。頭からは髪の毛が生えてくる。
「さて、これで本当に最後。これを前後の穴に入れてみましょう」
そういうとリュネは男性のイチモツを模した円筒状の物に液体を塗ってアスナの前後の穴に埋め込んだ。先ほどの愛撫で双方の穴は程よく蕩けていたので簡単に入ったが、イッた直後のアスナには刺激が強く、落ち着きかけていた体がすぐに熱くなっていくのを感じた。すぐに中で皮が固まり擬似肉棒は引き抜かれたが、それは下腹部にむずがゆい快感を残していった。
「よくぞ生まれてきてくれました。さあ、鏡を御覧なさい。ワタクシの可愛い娘よ」
リュネはアスナを姿見の前に立たせた。アスナの目の前に立っていたのは、茶色のショートヘアの女性だった。濃い紫の瞳がこちらを見返している。小さめの鼻と口の品のいい娘だ。先ほどとは違い、乳首は淡い桃色に染まり、下の割れ目の中も薄赤く浮かび上がっていた。裸ではないのに裸でいるような変な気分。やはり恥ずかしくて手で押さえた。
「これが、私なの・・・・・・!あれ、この声誰なの!?」
口を完全にふさがれ、息をしていないはずなのに声が聞こえた。ユリのでもリュネでもない上品な声。
「それはあなたの声よ。伝えようと思った言葉を、相手の心に直接送れるの。・・・・・・それにしてもさっきはあんなにエッチだったのに今やずいぶんと清楚な美少女になったんじゃない?」
ユリはそう言って頬を指でぷにぷにと突いた。

431夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 21:57:51
「これからワタクシのことを『母』と呼びなさい。さあ、早く服を着て。いつまでそんな破廉恥な格好でいるつもりですか?」
アスナはリュネから服を受け取って着替え始めた。といっても人間だったときに来ていたものではなく、リュネが用意したブレザーの学生服であった。まず、白いショーツを履く。足を通してあげていく時、生地の繊維一本一本が体をくすぐっているような感じがして体がムズムズと動いてしまう。履き終わった後も股間に小さな虫がざわついている感じがして何度もショーツの位置を直すが、それは治まらない。
「皮は薄いから、触覚は鈍らないわ。むしろ皮の刺激で神経が過敏になっちゃっているから、布の繊維がむずがゆいの」
ユリの説明を聞いて少しぞっとした。決して強い刺激ではなかったが、それは皮の刺激と相まって、体を常にウォームアップした状態に保つのだろう。全身布で覆われたらさぞかしモジモジさせられるのだろう。アスナはそれ以上服を着る気になれなかった。
「興奮しちゃったの?仕方ないわね。私が着せてあげる」
その後はユリがアスナに服を着せてあげた。布の意地悪なくすぐりから逃れようと、アスナは反射的に着たものを脱ごうとしてしまう。ユリは辛抱強くアスナをなだめすかして、着替えさせていった。
そのブレザーは普通はありえないデザインというか、コスプレっぽかった。スカートは短いせいでショーツが丸出しであったし、Yシャツは少し小さめで上までボタンが閉まらず、谷間が見えていた。まさかこの年でこんな格好させられるとは思わなかったのだが、鏡の中の女の子は問題なく着こなしていた。

432夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 21:59:04
「あなたの名前は何にしましょうか?」リュネが尋ねた。
「・・・・・・アスナ、今のままにします。この名前は私の親がアスナロの木からとってくれたんです。“明日はヒノキになろう”。木のアスナロは永遠にヒノキにはなれない。でもお前なら何にだってなれるって。いいでしょうか、メイド、じゃなかった。その・・・・・・お母様」
まだ気恥ずかしくて、俯きながらリュネを母と呼んだ。
「分かりました、アスナ。ワタクシとユリだけで少しお話がしたいのです。部屋の外で待っていてくれますか?」
アスナはまだ色々と慣れていない体に戸惑いながら歩いて部屋を出た。

「ユリ、あなたもやっと弟子をとる気になりましたか」
リュネはユリのほうに向き直り、言った。
「そんなつもりではないです。この件の責任は私にありますから。それだけです」
「ワタクシが直接育てた弟子の中で1人も弟子を育てていないのはあなただけですからね。弟子を育ててこそ真の一人前だといったのに。本当あなたには困ったものです」
「私は自分のサービスの腕を高めるのに集中したいだけです!」
ユリはぴしゃりとこう言うと、早足で部屋を出て行った。
(そろそろユリにもワタクシの考えを分かってほしいのですが・・・・・・。あの子が良いきっかけになることを祈りましょう。)

433夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:00:27
【2】
リュネとは部屋の前で別れ、ユリはアスナを自分の部屋に入れた。きちんと片付けられたその部屋からは、いかにも「できる女」というオーラが感じられた。
二人がけのソファに並んで腰掛けると、ユリが話し始めた。
「今日から私がアスナの師匠としてビシバシしごいていくからね。よろしく」
「は、はあ。よろしくお願いします」
アスナは小さく会釈した。
「じゃあ、まずはこの皮についてさっきよりも詳しく説明していくわね。この皮は中の人に快楽を与え続ける特別な皮なの。着ていて分かると思うけど、全身締め付けられたうえに熱がこもって、とっても悩ましいでしょう?そんな状態で胸とか揉まれると切ないのよね〜」
そういってユリは自分の胸に手を伸ばし、服の上から揉み始めた。アスナは乳首にブラジャーが擦れているだけで、我慢するのに精一杯なのに、ユリは平然と胸の形を変えていく。それを見るだけで再び体が熱くなるのだった。
ユリは話し続ける。
「私達の口は口角がちょっと上向きになっているでしょ。口を開けているときも閉じているときも笑って見えるようになっているの。お客様は私達が皮の中で悶え苦しんでいるなんて全然気付かないから手加減してくれないの。この皮に覆われている限り気絶することはないから、皮の中でひたすら快感に耐えるしかないのよ」
こうして話している間もユリは手を止めなかった。

434夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:02:34
「あの、ここってエッチなことをするお店なんでしょうか?」
アスナは少し不安そうに尋ねた。
「いいえ、ここは孤独に傷ついたお客様の心を癒すところなの。そのためにエッチなことをすることもあるというだけの話よ」
ユリは胸から手を離すと今度は髪の毛を指でいじり始めた。
「でもエッチなだけじゃないのよ。この皮を着ている間は不老不死が保障されるの。呼吸したり食事もとったりする必要もないし、トイレに行く必要もないの。だから人形になる前に下剤で体内の大と小を全部出してもらったのよ。信じられないでしょうけれどお母様は気が遠くなるくらい長い時間を生きているのよ」
「へえ、そんな皮を作っちゃうなんて、あの人すごいんですね」
「それが、皮を作っているあの液体、どういうわけかひとりでに湧き出ているんですって。一体誰があんなけったいなもの作ったのやら」
その後、親睦を深めようと2,3たわいのない話をした。好きな色、趣味、特技・・・・・・。
部屋の時計はすでに明け方5時を回っていた。
「2つだけ私と約束してほしいの。ひとつは私のサービス中は一切手出ししたり口出ししたりしないこと。もうひとつはどんなときも私の指示に従うこと」
「約束します」アスナは即答した。それはユリへの信頼の現われであった。
「よし。いろんなことがあって疲れたでしょう。少し休みましょうか」
ユリは立ち上がって、ベッドに入るようアスナに促した。

435夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:04:39
「眠れない・・・・・・」
アスナはユリと二人でダブルベットに入ったのだが、電気を消して部屋を暗くしても、どれほど時間が経っても全然睡魔が襲ってこないのである。確かに、いきなり不可思議な皮に覆われて体じゅう絞り上げられて、自らの体温による熱責めが絶え間なく続いていたら落ち着かなくて眠れないのも無理はないのかもしれない。そう思って自分を納得させた。
ふとユリの様子が気になり、起き上がってベッドの横の電気スタンドをつけた。オレンジの光がユリの顔を照らす。光の当たり方がちょっとホラーなのだが、白色光の下とは又違った美しさがある。毛布をどけてみた。ユリは「気をつけ」の姿勢のまま身動きせずに仰向けになっている。呼吸をしていないから腹式呼吸の動きすらなく、見る限りでは精巧にできたマネキンが転がっているようだった。しかし彼女の周りには確かにぬくもりを感じ取れ、ユリに命があることを示していた。一寸の隙もない生き人形。
(この人どうしてこんなにぐっすり眠れるの?本当に私と同じ皮をかぶっているのかしら?)
アスナはユリがぐっすり眠っていることを確かめてから、ユリの体を調べ始めた。ユリを起こさないようにパジャマのボタンをそっと外していく。パジャマの下からは柔らかな丸みを帯びた乳房とすっきりとした端正な胴体が出てきた。アスナと同じくどこにも継ぎ目のないつるりとした肌がスタンドの光で鈍い光沢を放っていた。アスナは思い切ってユリの乳房をつついてみた。ユリはピクリとも反応しない。最初は恐る恐る触っていたアスナだったが、ユリが一向に反応しないので次第に調子に乗って、胸を絞るように掴んだり揉んでみたりした。しかしユリは普通の人形のように横たわったまま動かない。
(いくら訓練を積んでいるからってこんなに愛撫されたらじっとしていられるはずがない。
感じないで済む裏技があるのかもしれない)

436夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:06:10
アスナはユリのパジャマの下とショーツを脱がし、下半身を露にさせた。胸を揉まれるとき、胸から直接刺激が来るだけでなく、それによって引っ張られる皮が下半身に与える刺激も感じる。むしろそこからの刺激のほうが強いくらいだ。女性の体で一番刺激を感じやすいのは股間周辺であるから、そこに刺激を抑える秘密があるのだろうと思ったのだ。
ユリの割れ目を押し広げてみると、アスナのものと同様実に精巧なつくりであった。白い肌に溶け込んだ、花の蕾のように慎ましやかなア○スとクリ○○○。そして一点の黒ずみのない完璧なピンク色の粘膜の性の穴が・・・・・・なかった。どういう訳かそれがあるべき場所には何もなく、ただ皮が張られていただけだった。
(おかしいな?)
何度も確認しても穴は見当たらない。割れ目をさらに押し広げたりグリグリとこすってみたりしたがやはり穴は現れない。
(これが感じない秘密なの・・・・・・?)
パシッ。突然アスナの手が何かに掴まれた。それはユリの手であった。ユリはアスナの手をゆっくりと自分の股間からどけると、むっくりと起き上がりアスナを見た。
「あの、ユリさんいつから起きていたんですか?」
「私言ったわよね。人形は気絶しないって。だから意識が飛ぶ「眠る」という行為も当然できないの。この皮がある限り、少し疲れたら横になって休めばすぐに回復しちゃうから睡眠なんて必要ないけど。それにしても・・・・・・」
ユリは突然アスナをベッドに押し倒して、覆いかぶさった。ユリの顔がアスナの顔の目と鼻の先にある。
「いきなり先輩の体を弄ぶなんて・・・・・・ひどいんじゃない?」
「ひどいのはユリさんですよ。私にはこんなにエッチに感じさせる格好をさせて、自分は全然感じないで済むようにしているなんて・・・・・・」
「あれだけ楽しそうに触っておいてその言い方はないでしょう。あんなにお股をグリグリするから、こんなに火照っちゃったじゃないの」
ユリはアスナの手をとって自分の頬に当てた。アスナには二枚の皮越しにもかかわらず、まるで湯上りの人に触れているような感じがした。さっきは体を調べることに一生懸命で全く気付かなかったが、今はユリの中が大変なことになっていることがはっきりと分かる。それだけに少しの罪悪感とたくさんの淫らな想像が頭の中で渦巻いていた。

437夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:07:21
「あなたには私を跳ね上がらせるだけのテクニックが無かったというだけの話よ・・・・・・。でもまあ私にちょっかいを出してくる元気があるなら、今からレッスン始めちゃおうかしら」
「な、何をすればいいんですか?」アスナは不安げに答える。
「アスナはただ横になっていればいいのよ。全身の性感帯の位置を体で覚えてもらうだけだから♪」
ユリは恐ろしいことを言うと顔を離し、アスナのパジャマの上とブラジャーを脱がせるとアスナの双丘に手を当て、ゆっくりと撫で始めた。皮は滑らかなのでローション無しでも手がスムーズに滑り官能的な刺激が脳をくすぐる。軽く微笑んだ口の中で歯を食いしばるが声が漏れてしまう。
「うん、よく我慢しているわね。でも乳首を弄ばれたらこんなもんじゃすまないわ」
するとユリはアスナの乳首を摘んで引っ張りあげた。
「んああっ、くあっ、はっ!」
こらえきれずに、アスナは派手に嬌声を上げた。
「ふふふ、絞られて充血した乳首を触られて、堪えられないでしょう?」
そして、ユリはアスナに背を向けるように体にまたがり、パジャマの下をずり下げて、割れ目を露出させた。
「ずいぶん初々しいおマ○○をしているじゃない?全然開発されていないのかしら?あらあら、クリ○○○も勃起して弾けそうな位大きくなってる」
「ユリさん、そんな卑猥な単語連発しないでください!!」
「これくらいで照れていてはダメよ。アスナが一人前になったらお客様の興奮を煽るために言うこともあるんだから」
そういうとアスナのクリ○○○をツンツン突いた。乳首同様充血仕切ったそれは、乳首以上の甘ったるい刺激をアスナに与える。ユリの下でアスナは右に左に体をひねる。
「ッああ!っあ!」
「そんなに身を捩って、『もう限界です』アピールしてもやめてあげないわよ。これはアスナのためを思ってやっているんだから・・・・・・」

438夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:08:31
ユリのクリ責めはさらに激しさを増して続けられた。アスナは必死でイきそうになるのを我慢していたが、5分もしないうちに限界に達した。
「・・・・・・イクぅ、ユリさんの前で、イッちゃうぅ」
「どこに行くの?私のレッスンはまだ途中よ。どこにも行かせないわ」
「そうじゃなくって、イきそうなのは私の・・・・・・あああッ!」
ユリは非情にも人差し指をアスナの前の穴に突っ込んで、ピストン運動を始めた。頭の中が真っ白になる。
ビクンッ!ビクンッ!アスナは絶頂を迎えた・・・・・・はずだった。しかし蜜は皮のために放出されず、体内にとどまってしまった。出してしまえばすっきりしたのに、それは下腹部の辺りで淀んでいる。
「これは一体・・・・・・?」
「言い忘れてたけど、皮がある限り私たちはイくことができないの。でも安心して。いく損ねるたびに私たちは快楽を感じやすくなって、どんどん蕩けちゃうから」
アスナはパニックになりかけていた。今以上の興奮が襲ってきたら、自分はどうなってしまうのだろう?
そう考えているうちに、ユリは体位を変えてアスナのわきの下をなめる。
「ユリさん、続きは又今度にしましょう、ね」
「ダ〜メ。まだ性感帯はたくさん残っているもの。全部覚えるまで許してあげない」
アスナの懇願は聞き入れてもらえず、嬌声とベッドのスプリングのきしむ音が続いた

439夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:09:41
【3】
強烈な初レッスンから始まったアスナの人形としての生活。しかし、その後は特別なことは何も起こらなかった。というのも、
「見習いの仕事は何もしないこと、だから私がサービス中のときは一切手出ししないでね」
とユリから釘を刺されていたからだ。
お客様への体を使ったサービスはもちろん、お客様とのおしゃべりさえ禁じられていた。
仕事といえば、部屋の掃除を手伝う事くらいだった。Dollersでは自分の部屋は自分で掃除することになっていた。また、サービスで自分の部屋以外の部屋を使った時は使った人が掃除をする決まりだ。
「見えるところを掃除するのはアマチュアの仕事。プロなら見えないところから磨きなさい」
「お母様はメイドの格好しているじゃないですか。お母様が掃除すればいいのに・・・・・・」
「こらっ!オーナーに掃除させるわけにはいかないでしょうが。あれは単なる趣味だし」
そんな感じで3ヶ月が過ぎた。
「そろそろ『何もしないこと』に慣れてきた?」とユリ。
「はいっ!それはもう十分」アスナはやっと仕事ができると思ってわくわくして答えた。
「じゃあ今度の仕事は『私の仕事の邪魔をしないこと』よ」
ユリの言葉にアスナはむっとした。いつになったら本格的な修行に入れるのか?
「邪魔をするな」と言われていたがアスナなりに仕事を手伝おうとした。だがお客様にティッシュをお出ししようとしたら、ユリが先に取ってしまうし、飲み物を出そうとグラスを探して持ってきたら、いつの間にかユリがお酌をしてお客様と盛り上がっていたこともあった。何より堪えたのは、ユリがお客様にエッチなサービスをしているのを見せ付けられることだった。アスナだって元は人なのだ。目の前で盛っているユリを見ると、ユリの身に起こっていることが自分の身にも起こったら、嫌らしい目で見られてむちゃくちゃに弄ばれたら・・・・・・と想像力を掻き立てられてしまう。それ故に仕事をさせてくれないユリを恨んだ。アスナはユリにないがしろにされていると思い、日に日に不満を募らせていった。ささやかな抵抗として、ユリの目を盗んでは、バイブを穴に仕込んでユリに悟られないように1日過ごしてみたり、ベッドで休む時に自分の指を穴に突っ込んでこっそり励んでみたりした。
(私だってもう立派にお客様にサービスできるのに、ユリさんがチャンスをくれれば私だって・・・・・・!)

440夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:10:55
そして、アスナがDollersに入ってから半年が過ぎた頃。
この日ユリは、自分の部屋で骨ばった顔の渋いおっさんという形容がふさわしいサラリーマン、キタミのお喋りの相手をしていた。もちろんアスナは部屋の隅でひざを抱えて見ているだけである。
「ねえユリちゃん、あの子誰?」
ふと、キタミは寂しそうなアスナが気になりユリに尋ねた。
「紹介しますわ。私の弟子のアスナです。Dollersに来てまだ半年ですので、あのように見学させています」
「ふうん、見習いね・・・・・・。今日はアスナちゃんにご奉仕してもらおうかな。そろそろ見習いも嫌になってくる頃だろうし」
「まあ、お気遣いありがとうございます。アスナ、服を脱いで支度しなさい」
キタミの計らいで振って沸いた初仕事。アスナは嬉しくて飛び上がりそうになった。これでユリに自分の実力を見せ付ければ、仕事を任せてくれるようになるかも知れない。
「ありがとうございますキタミ様。こう見えて私、ユリさんよりもテクに自信あるんですよ!」
「先輩に向かって言う台詞じゃないわね。キタミさん、一緒にアスナを懲らしめちゃいましょう」
ユリはキタミの腕に抱きついてイタズラっぽく言った。
キタミはにやりとしてうなずき、3人はさっさと服を脱いで裸になった。
「じゃあ、体位はボクが決めちゃっていいかな?」
「ええもちろんよ、ね、アスナ」
ユリに同意してウンウンとうなずくアスナ。
「それなら、ユリちゃんは床に仰向けになって。アスナちゃんはそこに覆いかぶさるような感じで四つ這いになってくれないかな?」
ユリとアスナは目を合わせてコクンとうなずくと言われたとおりの体位になった。
それを見たキタミはアスナのア○スにたくましいモノをあてがい、先端で引き締まった入り口をほぐし始めた。指と違って骨のないモノは弾力があり、ムニュムニュと穴を突いてくる。指での責めになれたアスナにとっては耐性のない刺激ですぐに尻の力が緩む。

441夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:12:27
「それじゃお邪魔しますよ。アスナちゃん」
キタミはアスナのぷるんとした尻に置いた手の力を強め、ゆっくりとア○スにモノを飲み込ませていく。ローションのおかげで割とスムーズに奥まで達した。
「よーし、ちょっと動かすよ」
キタミは軽く尻をなでると、ゆっくりとピストン運動を開始した。
「あんっ、あっ、あふっ、腰が勝手にぃ・・・・・・」
アスナの腰はモノのストロークにつられて動き、抑えようとしても変な声が出てしまう。
「もう感じちゃっているの、アスナちゃん?」
「ま、まだまだ、感じてなんか、いないもん!」
「じゃあもっと激しくして、感じさせてあげるからね〜」
そういうとキタミは前後の運動だけではなく、腰を上下左右に使ってア○スの壁に満遍なく自分の固くなったモノを擦り付けていく。
「あふんっ、んんっ、あっはあっ」
正直アスナは参っていた。バイブの振動は単調だったし、勝手にピストン運動なんてしない。だが実際のイチモツは不規則に律動し、その上自由に動いて内壁を擦り上げる。その刺激は直ちに頭の中を痺れさせ、甘ったるい刺激の蜜が溢れかえり思考を麻痺させる。練習の時とはあまりにも状況が違いすぎて、ほとんど我慢できず上り詰めてしまった。ありったけの精神力で腰のビクつきを抑えたのでキタミに悟られずには済んだが、イき損ねた体は刺激されながらも不満そうにうずいている。

442夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:13:36
だが、ユリの目はごまかせなかったようだ。少し不気味に笑うとユリは体を少し起こし、アスナに抱きつくと、接吻して舌を侵入させてきたのだ。下からはたくましいモノがア○スの内壁を削ごうとするかのように擦り付けられ、上からはユリが巧みな舌技で口腔をくすぐり舌同士を絡めてくる。その上ユリの豊満な乳房が圧力をかけアスナの胸を押しつぶす。イき損なった直後の体は快楽を拒めない。アスナにはもう接客するだけの余裕はなく、2人の猛烈な責めをただただやり過ごすばかりになってしまった。すぐに2回、3回と達してしまう。しかし実際、蜜は外に排出されずに膣内に溜まっていくのだ。
(お腹がどんどん膨らんできている気がするぅ。恥かしいよぅ・・・・・・)
「キタミさん、アスナとっても気持ちよさそうよ。顔の筋肉が緩んでもう意識が飛びそうになってる」
一旦唇を離して、ユリはしげしげとアスナの顔を見ながら言った。
「え、そう?それは嬉しいけど、ユリちゃんばっかりずるいよ。ボクも見たいな」
「じゃあここで体位を変えましょうか。キタミさんにもアスナのエッチな顔を見てもらいたいし」
キタミは一気にア○スからモノを引き抜いた。肉棒にガッツリと食らいついていたアスナは、快楽から解放された安堵感よりも、体内を満たしていたものを失う喪失感のほうを強く感じた。しかしすぐに慰めてもらえた。今度はキタミが床に寝転び、快楽に飢えたアスナの前の穴が上から大口を開けて、そそり立つ肉棒を根元まで飲み込んだのだ。ア○ス責めで暖まり切ったそれは即座に絡みつく。
再びありつくことのできた肉棒の味に浸っているとユリが後ろからアスナの乳房を両手で掴み、アスナを自分のほうに引き寄せた。
「ほら、キタミさん良く見てください。キタミさんのぺ○スでおマ○コをギュポギュポされてこんなになっちゃってますよ」
「本当だ。嬉しいな」

443夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:15:18
アスナの背中には柔らかいものが押し当てられている。立て続けにされた愛撫の為に火傷しそうな熱にさいなまれていたアスナには、ユリの胸が冷たく感じられた。ユリはここまで全然興奮していないのだ。この事実にアスナは驚愕した。ただでさえ皮によって快楽を与えられている上、目の前で後ろの穴を責められて情けない顔を晒している人を近くから見て、さらに自らも責めに参加するなんて、とてもじゃないが真似できない。普段エッチの練習の時にはユリが弄ばれている光景を思い出して励んでいるくらいなのだから。
「今度はボクも気持ちよくなっちゃおうかな。出すのは前にしようって思ってたし」
「では、ちょっとお手伝いしますね」
そういうとユリはアスナの耳にかぶりついて、胸を揉みながら体を前後に揺らし始めた。一緒にアスナの体も揺れて、まるで飴でも舐めているかのようにモノが出たり引っ込んだりしている。ローションが涎のように漏れだし、実にはしたない。
アスナは蕩けていく顔を見られまいと顔を背けようとするが、ユリに耳を噛み付かれているのでそれもできない。歯も皮に覆われているので痛くはなく、むしろむずがゆい。さらに舌で耳の裏側をくすぐられる。舌を出して半笑いになった顔で、白い肉を震わせ、浅ましく果て続ける人形。キタミにとっては極上のオカズに仕上がっているだろう。
(恥ずかしいよぉ、そんなにジロジロ見ないでよぉ、私、さっきから、ずっと、ずっとイきっぱなしなのに、出せなくておなかパンパンなのにぃ・・・・・・!)
キタミはアスナの悶絶ダンスをオカズに、2回、3回と果て続けた。

444夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:17:06
ありったけの白濁液を吸い出してやるとキタミは満足そうに部屋を出て行った。
「アスナには分かったかしら。あのお客様がどんな孤独や不幸を抱えていたのか?」
「・・・・・・」
「無理でしょうね。我慢するだけで精一杯といったようですから。勝手に人のバイブで練習した小手先のテクニックに頼っているようでは、一人前にはなれないわね。」
「・・・・・・」
「お客様を入り口にまでお送りしてくるから、その間にお風呂に行ってきなさい。ちゃんと新しい皮に張り替えておくのよ」

445夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:18:21
【4】
激しい責めの後でまだだるい体を引きずって、やっとこさ風呂に入ったアスナだが、帰り道で疲れ切ってしまい、廊下に倒れ込んでしまった。
(全然仕事をさせてくれない上にあんな仕打ちまで・・・・・・きっとユリさんは私のこと嫌いなんだ。もう人形なんてやめちゃおうかな)
そのとき、誰かが歩いてきた。1人は栗色の髪の女の子。もう1人は青い髪の女の子であった。
「だから、私の部屋はこっちじゃないって。恥ん子は本当に方向音痴だな」
「私のせいじゃないの!ここが広すぎるの。・・・・・・淫子ちゃん見て!誰か倒れてるの!」
「本当だ!不老不死のはずだから大丈夫だろうけど・・・・・・。とりあえず助けなきゃ」

アスナは二人に肩を貸してもらい、どこかの部屋へと運び込まれた。二人はアスナを寝かせると、いろいろと看病してくれた。その甲斐あって1時間後には起き上がれるようになった。
「あの、ありがとうございました、ええと」
「私は淫子、こっちが恥ん子」
「よろしくなの!」
「私、アスナっていいます。淫子に恥ん子・・・・・・。変わったお名前なのね」
「あぁ、やっぱりそういうエッチな名前のほうがお客さん喜んでくれそうじゃん?」
「恥ん子もそう思ったの!」
「・・・・・・エッチなことかぁ」アスナは遠くを見ながら言った。
「何、どうかしたのか?」
「もしかして倒れていたことに関係あるの?」
アスナは事の顛末を話した。初めて接客したこと、自分がユリに嫌われているかもしれないこと・・・・・・。
アスナが話し終えると淫子が口を開いた。

446夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:19:28
「聞いているだけでもすごいな。でももう接客させてもらったんだね、いいな。私なんかまだ見習いの上に穴もないんだもん」
恥ん子もうなずいた。
「恥ん子にも穴がないの。あったほうがサービスの幅が広がるけど、やっぱり抵抗あるっていうか、穴を責められたら気持ち良すぎちゃいそうなの。だからアスナちゃんはすごいと思うの」
アスナは首を横に振った。
「ううん、私なんか全然ダメよ。今日の事でユリさんにも愛想を尽かされちゃったと思うし。もう人形なんてやめちゃおっかな」
「それは違うの!!!」
突然恥ん子が大声を出した。
「うおっびっくりした。何だよ恥ん子、急に大声出して」
恥ん子は首を横に振って言った。
「ユリさんがアスナちゃんを嫌っているわけないの!ユリさんここ半年間毎日メイドさんとお話してたの。アスナが○○したとか、アスナちゃんのことばっかり相談していたの。ユリさんとっても思い詰めてたの。『自分には弟子の指導なんて無理だ』って」
アスナは耳を疑った。
「そんな、私の前ではいつも自信たっぷりだったのに」
「きっと弟子の前では弱みを見せないようにしていたんだな。師匠の不安な様子を見ればどんな弟子だって不安になるし・・・・・・。自分のサービスをただ見せるのも、大事なことをアスナに自力で気付いてほしいからじゃないかな?」
しばらくの沈黙の後、アスナは口を開いた。
「そろそろ戻らなくちゃ。ユリさんきっと心配していると思うから。」
「そうだな。・・・・・・なあ、またこの三人で集まっていろいろ話とかしようよ」
淫子の提案に恥ん子がうなずく。
「うん、アスナちゃんはこれから淫子ちゃんと恥ん子のお友達なの!」
「うん、今日はありがとう。じゃあね」
アスナは部屋を出るとユリの部屋に向かって駆け出した。

447夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:22:24
「あぁ、アスナ。どこに行ってたのよ、もう!」
ユリが部屋に帰ってきたアスナに向かって足音荒く近づいてきた。
(怒られる!)
そう思ってうつむいて実を固くしていると、なにやら暖かいものを体に感じる。ユリがアスナに抱きついてきたのだ。
「帰ってきてくれて良かった。私、アスナに厳しくしすぎて嫌われたんじゃないかって。心配で、心配で・・・・・・」
アスナの耳元で消え入りそうな声がする。彼女を抱く腕が少し震えていた。
「私もユリさんの言うこと全然聞かなくて・・・・・・ごめんなさい、姉さん」

448夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:23:35
【5】
師弟の絆を深めたものの、アスナは相変わらずユリのことを訳の分からない事ばかり言っている頑固者だと思っていたし、ユリの指導方針の「見て習う」もほとんど変わらなかった。変わったのはユリがアスナに、ティッシュの用意をさせたりお客様との雑談に参加させたりと、仕事を手伝わせることが増えたことと、もうひとつはアスナがユリを『姉さん』と呼ぶようになったことだ。だんだんユリも性的なサービスの指導もしてくれるようになった。もちろん皮に包まれたまま弄ばれることはとてもきついのだが、何十回と繰り返すうちに動じなくなってきた。平常心を保てればその分接客に余裕が出てくるのだとユリは言った。
そして、アスナがDollersに来てからちょうど三年目になるある日。
「ちょっと出かけてくるわね」
「どこに行くんですか?」
「今日でアスナがDollersに来てからちょうど三年目。ちょっとしたプレゼントを用意してあるの」
「本当ですか!?ありがとうございます!」
「でも気をつけてね。私が戻るまではあなたはこの部屋でたった一人の人形なの」
ぽかんとしたアスナに構わず、ユリは部屋を出て行った。
(3年間か・・・・・・。思ったより早かったな。お父さんもお母さんも元気にしているかな。お母様が私のいた痕跡を全て消してくれたから、私のことなんか覚えていないだろうけど・・・・・・)

449夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:25:23
そのとき部屋のドアが開いた。しかし入ってきたのはユリではなく、リュネと黒縁めがねの中年男性であった。
「いらっしゃいませ。あの、あいにくユリは出ておりまして、いつ戻ってくるか・・・・・・」
「君、名前は?」
「ア、アスナといいます」
「君にサービスをしてもらいたい」
Dollersのユリの部屋で対峙する1人の特殊着ぐるみと1人の中年男性。
「わ、私はまだ見習いでお客様にサービスすることはできないんです」
「構わない」
お客様を前にしてアスナは石のように身を硬くして必死に考えをめぐらせていた。

「私が戻るまではあなたはこの部屋でたった一人の人形なの」

(もしかしてこの事・・・・・・!)
「どうかしたのかね?」
「お母様、私がお客様にサービスをして差し上げてもよろしいでしょうか?」
アスナが尋ねた。
「仕方ありませんね。念のためワタクシもここに残りますが、一切手出ししません」
「ありがとうございます。では改めて・・・・・・いらっしゃいませ。アスナです」アスナは軽く会釈した。
「入り口で人形が悲しみを癒すとか言われたが君は何をしてくれるんだ?」
「お客様とお話したり、遊んだりですね。エッチなご奉仕も大丈夫ですよ」
「そうか、ではご奉仕してもらおうか。服を脱いでくれ」
その男は乱暴にスーツを脱ぎ散らかして、アスナを前にしてもモノを隠さずにいた。その体は細く美しい曲線でまるで女性のようだ。
アスナは男のスーツをハンガーにかけてやると、自分の服に手を掛け、じらしながらゆっくりと脱いでいく。体をひねって腰のくびれを強調しつつ、お客様に想像力を掻き立ててもらう。
男のモノはむくむくと膨らみ、脱ぎ終わる頃には肉棒がそそり立って律動していた。
(まずは作戦成功ね。でも表情がまだ固い。生真面目な人なのかな?)

450夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:27:13
「ではお客様。何かご所望のサービスはありますか?」
「その胸で私のモノを扱いてくれないか?ただし、最高のパイ○リを頼む!」
「!・・・・・・はい。かしこまりました」
アスナは一瞬迷った。アスナの胸は巨乳と言えるほど大きくはない。無理やりパイ○リするためには目一杯、乳房を引っ張ってモノを挟まねばならない。それは、アスナの全身の皮が強く引っ張られて締め付けが増し、前後の穴の皮がめくれ上がりそうになる快感に悩まされることを意味する。さらに擦っている間、胸を動かし続けることで前後の穴がピストン運動責めを食らう。アスナは一瞬断ろうかと考えたが、お客様のため、無理してパイ○リご奉仕をしようと決めたのだ。快感に震えながら乳房を寄せてあげ、優しくモノを挟み、下から上に、射精を促すように丁寧に擦り上げていく。男は激しく腰を反応させながらうめく。
「おぉ、何と張りのいい乳房だろう。胸が私のモノにまとわり付くようだ」
「ふふ、ありがとうございます。お客様をエッチにする悪いネバネバ精液をこのまま出していただいて構いませんからね」
そうは言ったものの、男は結構我慢強く、いくら擦っても出てこない。そうしている間にアスナの体がぐんぐん火照っていく。このままでは自分のほうが先に参ってしまう。
「なかなか出てきませんねえ。おちん○んはどんどん固くなってエッチになっていくし、早く出させてあげないと」
などど言ってごまかすが、内心焦っていた。
(もしお客様が達する前に私が快楽に支配されてサービス不能になってしまったら、Dollersに迷惑がかかっちゃう。何とかしないと)
「お客様、何か他のにしませんか。私、舌技が得意で・・・・・・」
「ダメだ。私はどうしてもパイ○リでイきたいんだ。」
「・・・・・・分かりました」
アスナがあまり感じずにできる技に変更させようという思惑はもろくも崩れ、アスナは泣きそうになりながらモノに乳房を擦り付け続ける。

451夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:28:17
30分以上アスナは摺り続けた。彼女の周りには、発せられた熱でうっすら陽炎が見えるほど、体温上昇はすさまじかった。アスナは残された気力を全て使って気を持たせていた。
(これでイかなかったら、もう・・・・・・。お願い、イって!)
そう念じて渾身の一擦りを放った。
が、男のモノはピクリともしない。
(万事休す、か・・・・・・)
アスナが諦めかけたそのとき、男の鈴口が大きく開き、大量の白濁液が飛び出してきた。ティッシュで後始末するアスナは安堵感で一杯だった。
「お客様、何をイライラしていたんですか?」
「!?」
「皺一つないスーツを着ているようなきちんとした人が、知らない人の前で脱ぎ散らかすなんて不自然ですし、それに・・・・・・」
「それに?」
「皮越しに感じたお客様の脈には、悲しみと苛立ちが感じ取れましたので・・・・・・」
男は深いため息をついてこう言った。
「実は成長を見守っていた可愛い妹が巣立とうとしているんだ。とんだじゃじゃ馬っ子でね。昔は育て終わったら達成感で一杯になると思っていたのに、今はどうしようもなく寂しいばかりなんだよ」
「そうだったんですか・・・・・・」
「でも、君のサービスのおかげで吹っ切れたよ」
そして男は予想外の言葉を続けた。
「お母様、これでアスナの接客シミュレーションを終了してよろしいでしょうか?」

452夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:30:02
「はい、いいでしょう。お疲れ様でした。ユリ」
「ユリ?え・・・・・・ええっ!」
アスナは腰を抜かしてしまった。心臓がこれ以上ないほどバクバクいっている。
「お母様、早くユリに戻りたいのですが。寒いので」
「はいはい。アスナ、しばらくそこで待っていてくださいね」
状況が飲み込めないアスナを置いて2人は出て行った。

しばらくして、ユリとリュネが部屋に戻ってきた。
「ユリさんって・・・・・・その、男だったんですか!?」
ユリは小さくうなずいた。
「ええ。穴がひとつしかないのは快感に耐え切れないからじゃなくて、元々穴がひとつしかないからなの。最もユリとして過ごす時間が長かったから、もう人間の男っていう実感はないのだけれど・・・・・・。私の中が男だなんて知ったら、アスナに嫌われると思って、嘘をついていたの。本当にごめんなさい」
アスナは大きく首を振って、ユリに抱きついた。
「謝らないでください。姉さんの中が男でも女でも、たった一人の姉さんなんですから」
アスナもしっかりと抱き返す。
「ユリ、盛り上がっているところ悪いのですがそろそろ結果を聞かせてくれませんか?」
リュネの言葉で、ユリは慌ててアスナから離れてこう言った。
「まあ、イかされてしまいましたし、私の気持ちにちゃんと気付いてくれましたからね。文句なく合格です」
「ワタクシも同意見です。アスナ、あなたは今日から一人前です」
その瞬間アスナの中から栓の開いたシャンパンのように喜びが吹き上がってきた。それはすぐに体の中心から末端まで行き渡った。3人で一通りめちゃくちゃに喜び合った後、三人は輪になって座った。

453夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:31:37
「これは私からのプレゼント・・・・・・あなたの1人部屋よ」ユリは部屋の場所を記した紙をアスナに手渡した。
「ありがとう・・・・・・ございます。姉さんと離れるのか・・・・・寂しくなります」
「そうね、アスナはもう一人前。私はあなたがどんなに苦しくてもただ見守ることしかできないダメな姉よ。でもそれでも、私はいつだってあなたの姉さんだと思っている。それだけは覚えておいて」
「はい」アスナは力強くうなずいた。
「では、ワタクシからは面白い話を1つプレゼントしましょう。これはユリにも受け取ってほしいのです」
リュネは2人の顔を交互に見ると話し始めた。
「この空間はワタクシが作ったわけではありません。ワタクシがこの空間と共に作られたか、この空間が先に作られたのでしょう。誰が作ったのかワタクシにも分かりません。無限の広がりをもつ空間、快楽を与える不老不死の皮。誰が何のために作ったのか?百年ほど考えてワタクシはこう結論付けました。

『ここはどんなに辛い世の中になろうと、人が幸運を失わないように蓄えておく場所』だと。

ワタクシはその管理人というわけです。ワタクシは人間に幸運を分け与えていくためにこの空間の扉を開きました。あなた達には幸運を人に与える手伝いをしていただいているのです」
「だから、お母様は弟子をとれとおっしゃったんですね?」ユリは尋ねた。
「そうです。ワタクシからユリへ、ユリからアスナへ、アスナからその弟子へとワタクシの意志を受け継いでもらい、傷ついたお客様にささやかな幸運を与え続ける。これはワタクシ達人形にしかできないことです。アスナ、分かりますか?」
「はい。すごく大事なことだと思います」
リュネはにっこりと笑って話を締めくくった。
「自分が人形としてお客様のために何ができるのか、それをこれからも考え続けてください」

454夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/21(日) 22:33:18
【Epilogue】
ブルームーン。それは大気中の塵の影響で青く見える月。大変珍しい現象で、それはいつしか「極めて稀なこと」の代名詞として使われるようになった。しかし、もし見ることができたら幸運が訪れるという。今日も都内のどこかのおんぼろビルでDollersという名のブルームーンが人々を優しく照らし続けている。

ブルームーン。それはドライ・ジン30ml、バイオレット15ml、レモンジュース15mlをシェイクしたカクテル。その意味は『できない相談』。Dollersは現実には存在しない。我々は彼女達から幸運を受け取ることはできない。

Dollersの人形達は脈々と幸運を受け継ぎ、後輩達に渡してゆく。

では、我々人間は?
人間は先人から何を受け継ぎ何を子孫に残せるのか?
<Dollersシリーズ7 『受け継がれる幸運』 終わり>
この物語は、Dollersの人形達がくれた幸運以外、全てフィクションです。

あとがき:こんばんは。夢幻征四郎です。シリーズ6の師弟コンビのお話です。
ご感想お待ちしています。m( _ _ )m

455名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/21(日) 22:37:02
>>423-454
乙。

456名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/21(日) 23:00:48
>>423-454
彼。

457名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/21(日) 23:03:35
>>423-454
参。

458名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/21(日) 23:07:49
なるほど、今度はそうきたか。
ここは、もう暫くは夢幻氏の独擅場だな。

459名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/21(日) 23:35:42
└(´ー`)┘

460名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/21(日) 23:48:16
感動しました

461名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/22(月) 08:19:01
┐(´ー`)┌

462夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/22(月) 18:45:38
あとがき2(前編)ご感想ありがとうございます。

このスレの住人様は真摯な方ばかりなので思い切って書きます。
先日、私夢幻はGURU-CONに参加してきました。スレ違いになるので詳しくは書きません。ですが1つだけ言わせてください。

自分よりもずっと若い、学生さん位の方を何人かお見かけしました。
私はその人達に着ぐるみの未来を見た気がしたのです。

前の世代から今の世代へ、今の世代から次の世代へ

50年後100年後、自分達はいなくなっているかもしれない。でも誰かが着ぐるみへの情熱を受け継いでくれて、今と変わらずワイワイ着ぐるみを楽しんでいる。そんなささやかな祈り。果たして100年後のビジョンが今の着ぐるみの世界にあるのでしょうか?

先人達の着ぐるみへの情熱を受け止め、後輩達に渡していくこと。全ての流派の着ぐるみ愛好家にとって、それはとても大事なことであると思います。

読者の皆様がDollersシリーズをどのように楽しむかはもちろん自由です。
ですが私はシリーズ7を全ての着ぐるみ愛好家に宛てたメッセージとして書きました。
それは「私達が未来の着ぐるみ愛好家達のためにやるべき事って何だろう?」というものです。

私達が一番やるべきことは「人を育てること」
伸びようとする後輩達の障害を取り除き「道」を示すこと

私なりの答えです。残念ながら今の着ぐるみの世界でここまで考えて活動している人は、私も含め誰1人として居ないと思います。道を示すといっても特別な事をする必要はないと思います。「後進が見ている」「着ぐるみを次の世代に残そう」という意識を忘れなければ、おのずとやるべき事が見えてくると思うのです。(後編に続く)

463夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2008/12/22(月) 18:47:19
あとがき2(後編)もちろん今活動されている方々に対してこの小説同様の行為をしてほしいなどとは微塵程も思っておりません。
着ぐるみを楽しみ方は個人の自由です。
ただ、「昔を忘れたらきっと災いが起こる」と言いたいだけです。

FRPなんか普及してない時代、環境には恵まれていなかったけれど、紙を使ったりマネキンの頭をいじったりして何とか作った面で、気が置けない仲間とひっそりと撮影会に興じた。やがてそれは世間の知るところとなり厳しいバッシングに苦しむこともあった。そして苦労を重ねた結果、コスプレイベントで公認・黙認されるようになり、インターネットが普及したおかげで、写真を見たり工房に注文したりして、望むなら誰でも着ぐるみが楽しめる時代を迎えることができた。
まるで、着ぐるみ好きをカミングアウトできない苦しさとか、そんな時代なんかなかったかのように・・・・・・。
「でも何かが欠けている」

リュネさんの意志は自分の弟子達に、その弟子達は孫弟子達に受け継がれ、そして彼女達は皆人間達に気が遠くなるほど長い時間をかけて幸運を与え続けてきました。
では、私達は“何を”“誰に”遺せるのか?これからもそれを考え続けていくことが着ぐるみ愛好家の責務だと私は考えます。
着ぐるみという幸運を後輩達にに渡していきませんか?

「意味不明棚ww」と言われそうですが、私は本気で考えています。このスレを現在一線で活動されている方々にも読んでいただけたら最高に嬉しいのですが・・・・・・。
まあ、こんなエロ小説書いている私が一番着ぐるみの品位を損ねていると言われても仕方がないのですが・・・・・・。
一小説家が出すぎた真似を致しました。

464名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/22(月) 19:40:16
エロは現実にしないとストレスばかりが溜まる。
妄想で終わってはつまらない。

465名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/22(月) 23:06:37
キモい。

466名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/22(月) 23:16:51
おまえキショイよ。

今の時点を安住の地と認識したら終わり。

着ぐるみ人口が増え、世間の目が向けられている今だからこそ
おかしな妄想と周りを見ないイタイ発言は慎むべきだろ。

467名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/22(月) 23:51:12
>>464
何でそういう事小説スレで言うかな。。。
妄想と現実はまた別で、ストレスばかりたまるというなら
このスレを見なければ良いと思う。

正直、妄想読み物として結構楽しんでる漏れもいるし
書いてくれる人がいる以上、あまりそういう事は言わないで欲しいな。

468名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/23(火) 07:47:25
2chの、スレ、アンチスレ、中♀スレ見てるとこのまま低空飛行すれど
ハッテンなんて望めなさそう。むしろ先細りしていく気がするよ。

469名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/23(火) 09:58:38
┐(´ー`)┌

470名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/23(火) 11:24:25
└(´ー`)┘

471名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/23(火) 23:08:26
一番お盛んな「2chの、スレ、アンチスレ、中♀スレ」でさえ低空飛行なんだから
世間からの認知度なんて下の下。

知人から「美少女着ぐるみって『アニ顔』の一種でしょ?」って言われて凹んだよ。
(それさえマシな認識なのも判る。判るけど更に凹むよな。俺の方が古いのに。w)

472名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/24(水) 16:43:56
妄想するなら金をくれ!

473名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/25(木) 18:09:03
無理。

474名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/26(金) 15:32:49
本編にもあるようにDollersが必要なのはむしろ夢幻征四郎氏のように何かにつかれたひとだろうな。
ゆっくり癒されてって欲しいと思う。御疲れ様です。
一連の作品から感じるんだが、あちこち突っつかれてるようでなんだか非情にくすぐったい。
とりわけ数箇所完全に被る場所があって、苦痛じゃないが読み返すたびに悶絶するぐらいだ。
過去を忘れないように願うのは試行錯誤で散々苦労したそういう先人の想いなんだ。
残念ながら俺はそういう時代を経験できなかったけど、あえて俺なりに苦労する道を選んだのもたしか。
そういうネタは酒のツマミにでもしたらいいと思う。
そうだな、終戦の日のように某チャットが閉じた日に飲み会でもするかな?
勿論、その記念日同様に知らない世代も交えて。でないと伝えたいものも伝わらないもの。

475名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/27(土) 18:36:54
アスナはせめてもう半年、まあ少なくとも二ヶ月ぐらいは修行期間を設けたほうがいいかもしれないな。
と感じた俺ガイル…orz

476名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/28(日) 16:22:38
「愛ちゃん、いい?」
「はい、何ですか?」
「悪いけど着ぐるみ着てくれる」
「着ぐるみですか?」
「そう。お願いできる」
「はい。いいですけど」

私は遊園地でアルバイトをしている
少し着ぐるみに興味があったのでOKした。

477名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/28(日) 16:51:42
今まではあややのアテレコで笑いをとっていたが今度は着ぐるみで笑いをとるぞ。
そして着ぐるみを着る日がやってきた。

478名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/28(日) 17:17:44
「着ぐるみってこれですか?」
「うん、そうだよ」

私の目の前には馬の着ぐるみが無造作に置いてあった。

479名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/28(日) 17:47:17
「ええ〜!馬の着ぐるみですかあ?ちょっと嫌だなあ。しかも顔の所がくり抜いてあるじゃないですか」
「そうだよ。顔が出るから呼吸も楽だしいいでしょ?」
「恥ずかしいから嫌ですよ」
「じゃあやめるか?」
「ハイ!やめます!」

こうして私の着ぐるみデビューの話はなくなった。

                     おわり

480名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/28(日) 20:20:33
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

481名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/28(日) 21:24:55
どんだけ工エエェェ(´д`)ェェエエ工

482名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/28(日) 22:30:28
こんだけ工エエェェ(´д`)ェェエエ工

483名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/29(月) 00:01:59
この展開は予想できなかった。

予想以上にダメダメだったけど、
予想以上に短かったのが良かった。w

484名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/29(月) 08:41:06
はるな愛かよ!

485名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/29(月) 11:52:16
いうよね〜

486名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/29(月) 12:08:37
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

487名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/29(月) 16:43:59
■執筆者は識別の為、名前欄には『必ず』ペンネームとトリップを入れてください。

488名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/30(火) 01:15:46
はるな愛が着ぐるみ好きってマジ?

489名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/30(火) 01:36:45
はるな愛自体、ある意味着ぐるみみたいなもんだからな。

490名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/30(火) 17:39:42
中には大西賢仁が入ってますw

491名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/31(水) 15:49:20
実際の所、全ては着ぐるみだからな。
都市も人間も社会も宗教も。お前の友人や伴侶も。

だから着ぐるみ趣味を敷衍する必要は無いと思うぞ夢幻さん。

人はその中身については日頃は一々考えない。問題にしない。
中身についてなど知りたくもないし、知ってはいけない。
(知ったところで、そこにあるのは自分と同じ人間だと言う予感、そうであって欲しいという願望があり、
 男性内蔵に拘る某サイトの姿勢であり、中身はオッサンという揶揄だ。
 一時期競馬焼き鳥パチスロの幻滅させるような女性像はオヤジギャルと呼ばれたが、同種の発想だ)

その何者かについて解き明かそうとすることは、
哲学者の狂気、ハイデガーの実存、サルトルの嘔吐だ。
それを作りだそうという試みは、革命家の無謀。
ソヴィエトの強制収容所、ポルポトの大虐殺・・・

そう思わないか?

492名無しさん@着ぐるみすと:2008/12/31(水) 16:45:34
そうは思わない。

493名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/01(木) 02:45:23
>>491
穿った見方し杉。

494名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/01(木) 11:21:05
一連の書き込みは、スレのキモさを上昇させ過疎化させる嫌がらせってやつか?

495名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/01(木) 17:53:05
どれのこと?

496名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/02(金) 17:22:40
>>491
これが童貞というやつだ。

そう思わないか?

497名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/02(金) 18:18:37
そうは思わない。

498名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/02(金) 22:22:35
最近多いが、職業モノとか業界モノのお話は、着ぐるみ系と言えなくもないかもね

499名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/02(金) 23:44:29
不況のしわ寄せ棚。

500名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/03(土) 09:22:07
(*^-^)b 500ゲトー!

501名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/04(日) 10:56:10
なんかとりあえずうっとうしい

502名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/04(日) 15:45:58
何が?

503名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/04(日) 16:25:19
さあ?

504名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/04(日) 18:15:47
売っとる牛?

505名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/04(日) 20:17:52
干支は丑。

506名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/07(水) 23:36:35
さて、また夢幻氏が現れるのをのんびり待つとするか。

507名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/09(金) 22:39:42
私は着ぐるみショーのアルバイトをしていた。
しかしもうやめました。
暑い、苦しい、臭い。
もうこんな仕事はやりたくありません。

                            おわり

508名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/09(金) 23:30:42
めでたしめでたし。

509名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/10(土) 15:38:02
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

510名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/10(土) 18:35:14
ただの感想かよ

511名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/11(日) 18:46:20
ただの妄想だろ。

512名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/12(月) 17:49:09
ただの現実だろ。

513999命士:2009/01/12(月) 23:32:02
なぁなぁ、聞いてくれよ。もう半年も前の話だから話すんだけど…。

去年の夏の話。遊園地でコスプレイベントをやってるって言うから
興味半分で見に行ったわけよ。そしたらクソ暑いのに着ぐるみで
歩き回ってる馬鹿がダンゴになっててさ。回りも迷惑そうにしてるの。

そのうち、その着ぐるみ軍団の一人がバッタリと倒れたんだよ。
引率とか言ってる奴らは仲間内でワイワイ騒いでるだけだし、
カメラマンは「記念に〜」「記録で〜」とか言いながら写真撮るだけ。

そのほかの着ぐるみも申し訳程度にパタパタ扇いでるんだけど、誰も
具体的な行動を起こそうとしないのな。


自分は1分くらい様子を見てたんだけど、倒れこんだ着ぐるみは動く
気配もなくて…。そのとき、春に受けた救急救命の講座を思い出した
んだよ。

『心臓が止まってたら、1分ごとに生存確率が10%下がる』
つまり、10分放置したら御陀仏ってわけだ。

コスプレイベントで着ぐるみレイヤーが死んだりしたら、イベントが
消えるかもしれないし、少なくとも着ぐるみ参加禁止になるのは
間違いない。

周りの烏合の衆に任しておいても埒が明かないので、オレは現場に
走り寄ったんだ。

514999命士:2009/01/12(月) 23:33:04
こういうときは、とりあえず意識の有無を確認しなきゃならない。
無理やりマスクを脱がしたら中身はオッサンだった。とりあえず反応なし。
邪魔なニセおっぱいの上から鎖骨を叩きながら呼びかけてみた。

「おい、大丈夫か?しっかりしろ!」

でも反応がない。
本当は名前を呼んだ方が効果があるんで、周囲の取り巻きに名前を
聞いてみたんだが、全然要領を得ない。お前ら本当に友達か??

とにかくやれることからって思い直して呼吸の有無を確認。
覆面タイプの面下とゴテゴテした衣装で判りにくいけれど、自発呼吸を
してない雰囲気。こりゃヤバイんじゃないか??

ともかく、近くにいる奴にAEDと救急車の手配を頼んだんだが・・・。
「写真撮らなきゃならないから、他の人に頼んでください」なんて
言いやがる。 一瞬呆気に取られたね。

仕方ないので遠巻きに見てるレイヤーさんに頼み直したらアッサリ
引き受けてくれた。やれやれ。

そこからはこっちも体力勝負。仰向けに寝かしたまま仰け反らせる
ようにして気道確保。両手を重ねて腕を伸ばした状態で患者の胸を
30回押す。人工呼吸はしない。

人工呼吸をしないのは、相手がオッサンだから…ではなくて。
万一相手が感染症を持っていたときの用心。自分の身を危険に
晒してまで助ける必要はないから。(って当時の指導員に言われたんだよ。)

515999命士:2009/01/12(月) 23:34:06
30回ごとに様子を確認しながら慣れない心臓マッサージをヒィヒィ
やっていたんだが、誰も交代してくれないんだよな。ホント頭に来る。
周りでケータイで写真撮ってる馬鹿もいて、気分は最悪。

それでも下手に死なれたら寝覚めが悪いし、途中で辞めたら周りの奴は
「あいつが途中で手を止めたから死んだんだ」とか言うのは明白。
これはもう、貧乏くじを引いたとしか言いようがない。

そんなところにAED到着。
肌に密着させないと機能しないので、引きちぎるように衣装を脱がせて…。
冗談だろ?全身、タイツでファスナーが見当たらない。
(ファスナーが背中側にあったって知ったのは後の話。)

仕方なくタイツを破ろうとしたんだが、結構丈夫で破れない。
ウンウン頑張ってると、これまたレイヤーの子が裁縫用具からハサミを
出してくれた。ハサミでタイツとギュウギュウに締め付けた下着をカット。

やっと準備ができたんでAEDをセットして…。

ところで、AEDって最初に脈とかを計るんだけど、このとき第三者が
患者に触れていると誤差で測定が遅れるんだよな。(遅れる=患者の死)

今まで右往左往していた「着ぐるみのお友達」が、何を思ったか
急に手を伸ばしてくるんだよ。もうアホとしか言えない。
辛うじてその手を押しとどめてAEDのアナウンスを聞くと・・・。

『微細動はありません。そのまま胸部圧迫を続けてください。』だそうだ。

AEDを持って駆けつけた遊園地の係員さんと一緒に心臓マッサージを
続けたらやっと息を吹き返した。ヤレヤレだよ。

516999命士:2009/01/12(月) 23:35:18
それから半年。倒れた着ぐるみの中の人から連絡があった。
別にお礼を言われたくてやったわけじゃなかったんだけどな。
でも逢って話がしたいって言うから、昨日逢って来たんだけれど…。

「壊れたマスクと衣装、タイツの弁償をしろ」って言ってきやがった。
周りにいた奴が「AEDを使う必要なんてなかった」って言ったらしい。

そりゃ電気ショックは使わなかったけど、電撃を使うかどうかを
判断するためにはAEDのパッドを当ててみないと判らないんだよ。

ちょっとウンザリしながらAEDについて説明したんだけど
全然理解できないらしい。
「よくわからないけど、裁判所に少額訴訟を請求する」って言う。

少額訴訟はねぇ。被告(ってオレ?)が出ないと原告(着ぐるみ池沼)の
訴えが認められちゃう可能性もあるんだよね。もう最悪だ。

今度、有給休暇を使って裁判所に行って来るよ。


次から、着ぐるみが死に掛けてても助けない。
喪前ら、もうイベントに来るなよ。迷惑だからさ。

517999命士:2009/01/12(月) 23:41:56
この物語はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません。
もし、貴方がご存じの人物・団体と酷似しているとしてもそれは全くの偶然です。

でもAEDと救急救命に関する情報はフィクションではありません。
http://aed.maps.pref.aichi.jp/modules/tinyd2/content/index.php?id=3
あたりを見て、もしもの時は貴方の大切な友人を救ってあげてください。

そして…もし命が助けられたときは、マスクや衣装・タイツが破損しても、
小額訴訟とかしないでくださいね。くれぐれもお願いします。ors

518名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 09:48:45
「なぁなぁ、聞いてくれよ。」シリーズか懐かしい。
妙にリアルっぽくてワロタよ。

519名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 10:05:36
牛丼ネタのパクリか?

520名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 10:07:21
雰囲気はあるね。

521999命士:2009/01/13(火) 21:11:05
そんな事より>>518-520、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、近所の遊園地行ったんです。遊園地。
そしたらなんかコスプレイヤーがめちゃくちゃいっぱいで遊べないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、コスプレイベント開催中、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、コスプレイベントで普段来てない遊園地に来てんじゃねーよ、ボケが。
コスプレだよ、コスプレ。
なんか着ぐるみとかもいるし。親子で着ぐるみさんか。おめでてーな。
そのうち一体が倒れこんでるの。「○○ちゃん、大丈夫ぅ?」じゃないよ!もう見てらんない。
お前らな、着ぐるみやるなら体調考えろと。

AED使うときはな、もっとと殺伐としてるべきなんだよ。
倒れた奴がいつ死んでもおかしくない。そんな状態なんだ。
カメラ構えてる奴は、すっこんでろ。
で、AEDが届いたかと思ったら、隣の着ぐるみが、勝手に手を出してるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、さっさと使わないとコイツが死んじまうんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「お友達」だ。
お前は本当に知り合いなのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、ちょっと目立ちたいんだけとちゃうんかと。
救急救護の講習を受けた俺から言わせてもらえば今、どれだけ胸部圧迫を続けるかどうか、これだね。
「胸部圧迫」。これが通の呼び方。今は「心臓マッサージ」なんていわないの。
胸部圧迫ってのは両手を伸ばして体重をかけて30回胸を押すの。その合間に人工呼吸2回。これ基本。
でもせっかく胸部圧迫続けても気道確保忘れたら意味がない。
で、他に救命活動の出来る奴がいたら交互に頑張る。これ最強。
しかし手を止めると周りから見殺しにしたって言われる危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、素人着ぐるみは仲間内でエロオフでもしてなさいってこった。

522名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 21:25:26
あぁ、懐かしい空気が流れてきたw
吉野家が2chで流行ったのって何時ごろだっけ?

523名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 21:31:16
ああ、思い出した。
体調考えずに着てたやつがいてな…
だめだ、それ以上書くと特定されそうだからやめとく。
周囲に迷惑かけすぎるだろ、支障をきたすまで着ぐるんでるなといいたいね。
つうかリアルであった話だからスレ違いスマン。

524名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 21:42:29
ageてまで書くことじゃねーだろ。

525名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 21:48:39
「執筆者」だからageても良んじゃね?

526名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 21:51:50
執筆者というより単なる吉野家ネタだから小説とは違うだろうね〜♪

527名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 21:57:08
じゃ、どっちかつうと雑談かよ。
雑談スレとここと話題が逆転してるじゃねーかよ!ヽ(`Д´)ノ ウワワン

528名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 22:01:07
本当に牛丼ネタで被せて来た。_| ̄|○

529名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 22:13:11
つ■題材が着ぐるみならどんな内容でもOKです。(アダルト可)

そんな事より>>513-517をちょいと読んでくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。

このあいだ、AEDの講習会に行ったんです。AED。
そしたらなんか着ぐるみ着てると助かりそうにないんです。
で。もうね、アホや馬鹿にも読んでもらおうって、なんか小説スレに書いてみたんです。

お前らな、冗談で書いてるんじゃないんだよ、ボケが!人助けだよ、救急救命。
なんか吉野家っぽいって言う奴もいるし。中身読まないのか。おめでてーな。
そのうち荒らしとか愛知県民とか言うんだろ。もう見てらんない。
お前らな、着ぐるみやる前にイロイロ考えたのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。

お前ら、http://aed.maps.pref.aichi.jp/modules/tinyd2/content/index.php?id=3
あたりを見て、もしもの時は貴方の大切な友人を救ってあげなさいってこった。


みんな仲良く!

530名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 22:18:19
>>529
もういいよ。
ツマラン。

531名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/13(火) 23:41:43
着ぐるみは置いとくとして、人間としてとんだ常識知らずな野郎にあたってしまったんだね。ご愁傷様。

532名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/14(水) 12:51:03
>人間としてとんだ常識知らずな野郎
>>523
ああ、ファンがいるから等とファンのせいにする奴とか最低な。

533名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/15(木) 03:08:07
水に落ちた犬を叩くような行為って最低だな。

534名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/15(木) 09:00:32
ああ、水に落ちて溺れたフリしてるからな。
だったら幾らでも叩いてやるぜ。
二度とそんな真似はしませんと心底悔やむまでな。

535名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/15(木) 09:15:09
頑張りすぎて帰還できずにタンカで運ばれていってしまうのもアレだけど
(そうなる前になんとかしようね。)
長い時間着て帰ってきたらみんな疲れてるのは同じだからな。
そこで一人我侭に振舞ってりゃ叩かれるのも仕方ないよ。
ってなネタでなんか妄想ない?

536名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/15(木) 10:18:51
意外に犬は泳ぐのが得意だから水に落ちても犬かきして岸にたどり着く罠。

537名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/15(木) 10:22:25
>>536
そうそう、叩かれながらも自力で岸までたどり着いたよ。
よく知ってるね?
もしかして見てた?

538名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/15(木) 11:42:57
ここは何のスレでつか?
スレ違いの発言や話題は適切なスレに移動してやってください。

539名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/15(木) 21:32:19
つ「着ぐるみ関係の妄想を書くスレ」

540名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/16(金) 10:34:21
きちんとした文章にしない駄目だけどね。

541名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/16(金) 12:43:16
まあ、起承転結は欲しいよ。

542名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/16(金) 20:01:45
     朝起きて会社に行った。
企画に上司の承認が下りたが、
      転んで怪我して即入院。
      結局プロジェクトから下ろされた。

543名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/16(金) 20:04:06
( ´_ゝ`)フーン

544名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/16(金) 23:45:40
着ぐるみの
ショウを見に行ったら
転売屋が
結構いた。

545名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/16(金) 23:52:49
で、どこを立て読み・・・。www

もう一押しして

着ぐるみで
商売してる
転バイヤーが
結構いますね。

ってどうよ?

546名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 08:03:44
短い文章なら川柳に汁!
その昔、川柳スレがあったのを思い出した。

547名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 11:47:16
着ぐるみで 商売している 転売屋

548名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 13:21:30
結構毛だらけ 猫詼だらけ

549名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 13:40:19
>>548
着ぐるみに関係ないことを書かないでください。

550名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 13:42:22
川柳スレか…なにもかもみな懐かしい…

551名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 13:44:49
>>549
結がいるだろ。それに川柳だし>>547だけでは俳句だからな。
つうか細かいこと気にしてると禿まつよ。

552名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 15:35:05
>>554
>>548のどこが川柳なんだよ?
五・七・五じゃねーじゃんwww
それに>>547は季語がないから川柳じゃん。

553552:2009/01/17(土) 15:36:17
レスアンカー間違えている上にageてしもうた。_| ̄|○
>>554じゃなくて>>551

554名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 16:02:56
>>552-553
だから、>>547-548で起承転結の川柳になるだろってんの。

555名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 18:35:25
(σ・∀・)σ555ゲッツ!!

556名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 18:37:50
>>551>>554
五・七・五・七・七は川柳じゃなくて短歌だぉ。
起承転結だろうが何だろうが川柳じゃなくて短歌だぉ。
そこんとこヨロシク!

557名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 18:46:57
Σ(・ω・ノ)ノ

558名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 18:55:47
そ…そうだっ短歌orz

559名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 19:03:27
次スレは「小説・俳句・川柳・短歌スレ」にしよう♪

560名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/17(土) 20:03:55
いいんじゃね?
妄想も忘れずにな。

561名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/18(日) 13:28:35
いいのか?

562名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/19(月) 19:49:20
イクナイ!

563名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/19(月) 21:18:42
 ああを着ぐるみよ、君を泣く、
 君脱ぎたまふことなかれ、
 子等に愛されし君なれば
 親のなさけはまさりしも、
 オタのイチモツにぎらせて
 裸で踊れとをしへしや、
 慰みものと生きろよとて
 手間をかけかけを作りしや。

564名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/19(月) 21:21:38
 貝塚の街のあきびとの
 笑いをほこるあるじにて
 親の名を継ぐ君なれば、
 君脱ぎたまふことなかれ、
 工房の城はほろぶとも、
 ほろびずとても何事ぞ、
 君は知らじな、芸人の
 家のおきてに無かりけり。

565名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/20(火) 10:53:11
┐('∀`;)┌

566名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/20(火) 17:50:05
小説・川柳・俳句・短歌に続いて詩ですか?

567名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/20(火) 18:18:30
しかもこのスレができて以降最もつまらない。

568名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/20(火) 21:51:46
何が?

569名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/20(火) 22:27:12
さあ?

570名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/21(水) 16:49:08
普通に考えて>>563-564のことじゃね?

571名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/21(水) 19:42:55
何が?

572名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/21(水) 22:05:29
さあ?

573夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:04:42
Dollersシリーズ8 『想い撮る人』
着ぐるみ達が癒してくれる不思議な店、”Dollers”
今宵も孤独を抱えた人々が癒しを求めやってくる。

「では、ごゆっくりどうぞ」
メイドさんに促され、部屋に入ったこの男。彼こそが今回の客、ヤマネである。部屋の中は本格的なフォトスタジオとなっており、大きな照明スタンドがまばゆい光を部屋の真ん中に落として1人の人形の姿を浮き上がらせていた。
「先生、ご指名ありがとうございます。ミカといいます」
ミカはヤマネのほうに向き直ると深々とお辞儀をした。
「おいおいやめてくれよ。『先生』だなんて」
ヤマネは苦笑いして言った。
「あの、写真の撮影をなさりたいというので、時節柄お着物を着てきたんですが・・・・・・大丈夫でしょうか?」
「構わないよ。君みたいな美人さんは何を着ても似合うからね」
軽く微笑みながら言葉を返すヤマネ。ミカは恥ずかしそうに目を伏せ右手で顔を隠した。腰まで届く程の黒髪に黒曜石でできているかのような漆黒の瞳。そんな容姿だったから赤い地に牡丹の花が描かれた着物とは抜群に相性が良かった。
「さあ、早速撮影を始めようか。まずはこの椅子に座って」
ヤマネはスタジオの中央に小さな椅子をセットし、ミカに座るよう促した。
「カメラの調節をするからちょっと待ってね」
そういうとヤマネはミカに背を向け自ら持ってきたカメラをいじり始めた。彼のカメラはプロ用といってもいいくらい立派なものであった。

574夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:06:35
「絞りは16、シャッタースピードは500、と・・・・・・。これでよし。じゃいくよ」
ヤマネのカメラを見たミカは思わず吹き出してしまった。彼のカメラのレンズの上に小さいクマのぬいぐるみが乗っかっていたのである。少し固かったミカの笑顔が一瞬でほころびる。
「いいね!その顔いただき!」
カシャ!軽快なシャッター音が部屋一杯に響く。
「じゃあ今度は口を結んで、きりっとした感じで・・・・・・そう、それ!そのまま、そのまま」
およそ素人とは思えない手際の良さで撮影を進めていくヤマネ。ミカも徐々にノッてきて、ヤマネの指示を聞くだけでなく自分で考えてポーズをとり始めた。ただ、どういうわけかポーズを変えるごとにミカはもじもじするようなそぶりを見せるのである。ヤマネも一度は気にかけたが、「着ぐるみとはいえ見知らぬ男にカメラを向けられることに抵抗があるからか、ライトで照らされて熱いのを必死で我慢しているか、そのどちらかだろう」そう自分に言い聞かせた。

575夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:08:05
30分ほど撮影を続けた後、一旦休憩することにした。ヤマネとミカはカメラのプレビュー機能で写真を見ながら談笑を始めた。
「お疲れ様。ミカちゃんみたいにモデルが美人だと撮影が楽しいよ」
ヤマネは嬉嬉として言った。
「先生ったら、お世辞がお上手なんだから」
ミカの軽く会釈して返す。
「ところでさ、休憩中くらい脱いだら?」
「何を脱ぐんですか?」
ミカはポカンとして聞き返す。
「何って、着ぐるみだよ。そんな通気性の悪そうな素材にずっと包まれていたら体に悪いよ」
「先生、私は着ぐるみではなく生きている人形です。だから脱ぐことなんてできないんですよ」
ミカがはぐらかすとヤマネは渋々引き下がった。
「『中の人なんていない』ってか・・・。分かった。でも無理しないでね。ミカちゃんにもしものことがあったら大変だし」
ヤマネとしては彼女の体調が気になっていたが「脱ぐ気はない」というミカの言葉を尊重することにした。その後は何事もなかったかのようにカチカチとカメラのボタンを押す音を挟みながら、写真についての感想を言い合った。
「あら?まだ何か写真が残っている」
ミカは自分の写真を全て見終え、液晶画面には最初に撮られたミカの写真が液晶画面に表示されていた。しかしそれは、カメラの中に残っていた写真の一枚目ではなかった。何か別の写真が残っていたのである。
「そ、それは見ちゃダメ!」
ヤマネは大声でミカを制したが、既に画面には先ほどとは別の写真が表示されていた。セーラー服に身を包んだアニメ顔の着ぐるみが、2人並んでこちらに微笑みかけている。
「先生、これは・・・・・・?」
「ああ。今日ここに来る前コスプレイベントに参加してきて、そこで撮ったんだ。この人達はミカちゃんみたいに仕事で着ぐるみを着ているわけじゃなくて、変身願望とか好きなアニメのキャラへの愛とかが高じて、着ぐるみを楽しんでいるんだ」

576夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:10:04
ミカはヤマネの話に頷きながら着ぐるみの写真に次々と見ていく。
「着ぐるみって、人間と人形の良い所を両方持っていてね。人形らしさを強調してファンタジックな写真にしたり、人間らしさを強調して躍動感あふれる生命力を表現したりと自由自在なんだ。丹精こめて作られた着ぐるみが中の人とカメラマンによって人形として、あるいは人間として輝き始める。僕はこの変身に魅了されちゃったってワケさ。肝心なのはそこにどんなレディ&ジェントルマンを描くのか、中の人と僕らカメラマンの腕の見せ所だね。例えばこの人は人形らしさを追及するために・・・・・・」
ヤマネの大熱弁は立て板に水を流すように続いた。
コスプレイベントで撮った写真を見せながら30分ほど話した後でヤマネははっとして顔からは血の気がスーッと失せていった。そして消えそうな声でつぶやいた。
「・・・・・・ごめん、僕しゃべりすぎた。できれば引かないでくれるとうれしいなぁ、なんて」
恐る恐る尋ねたヤマネの顔を見て、ミカは軽く首を振った。
「とんでもない。先生が着ぐるみというものに思い入れがあることは良く伝わってきました。それに見せていただいた先生の写真にはどれも爽やかさがあります。先生らしい優しい作風で、私好きですよ」
嫌われると予想していたのに逆に『作風が好き』だと言われ、赤面してしまったヤマネ。
「あ、ありがとう・・・」
「だからね、先生。もう我慢しなくて良いのですよ」
ミカはヤマネの目を覗き込むようにして言う。
「何のことかな?」
「うそつき。私は特別な人形なのですよ。私の目を通してみるとお客様の本当の表情が見えますの。さっき写真を撮っているときから今までずっと、先生のアソコは大きくなっているんでしょ。カメラを調節するふりをして後ろを向いたときに股に挟んだんでしょうけど、足をもぞもぞさせていたからよく分かるわ」

577夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:11:05
図星であった。入り口でカタログの写真を一目見たときから愛らしいミカの虜になっていた。しかしそれ以上にDollersの特殊な着ぐるみとしての魅力がヤマネを惹きつけた。彼が着ぐるみの写真を撮るようになってから見たどの着ぐるみとも違う、全身シリコンゴムのようなもので塗り固めた体。不明な点は多々あったが少なくとも通気性が悪そうだと想像するのは易かった。ただでさえ汗が蒸発していかず蒸し暑いであろうところへ、撮影用ライトの強い光に照らされているのだ。生身の人間ですら『暑い、暑い』とこぼすのに、通気性皆無の着ぐるみに包まれていたら・・・・・・。自らが発した汗と体熱に蒸し焼きにされているのだろうと考えると、切なくて堪らなかった。ヤマネはそのいやらしい気持ちをずばり言い当てられ黙りこくってしまった。
「別に怒っているわけじゃありませんの。自分で言うのもなんですけど私ってつくづく罪な女でしてね。あふれ出る魅力と色気・・・・・・私を見て欲情しなかった人はいませんわ。だから先生が私にエッチなことを望んでしまうのは自然なことなのです」
しかしヤマネは頑なに首を振る。
「確かに君を見ていやらしい考えを持ってしまった。でも私は今まで一度も着ぐるみに欲情したことはないし、カメラマンがモデルに手を出すなんて許されないよ」
「先生何度も言わせないで下さい。私は人形です。着ぐるみとは違いますわ。それに人間でもないから手を出してしまっても何の問題もないでしょう?私はお客様を癒すためにここにいるのですから。欲望を吐き出してしまっても誰も咎めは致しません」
そういうとミカはヤマネの股間をツンツンと突いた。

578夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:12:20
「先生はうそつきだからちょっと意地悪しちゃいましょうかね。私はお人形さんだから中に人なんていませんけど、もし中に人がいたら大変でしょうね。私の皮は通気性が全く無くて、ただでさえ蒸し熱いところに撮影用ライトの光にさらされたらどうなるでしょうか?それくらいは先生にも想像ついていたようですけど」
「ま、まだ何かあるのか!?」
「私の皮、ぴったりと張り付いているでしょう?つまり中の人の体は常にこの皮によって締め上げられていますの。その意味、お分かりますか?」
こうして会話している間にも、ミカはヤマネの下半身の膨らみを執拗に突き続ける。
「え〜と、痛いの?」
「ハズレですわ。私の恥ずかしいところも例外じゃなく締め付けてくれて、感覚を鋭くしてくれますの。軽く触れられただけで感じちゃう位に」
ヤマネは驚き、その後赤面した。確かにミカの中が熱くて苦しそうだとは思ったが、着ぐるみのせいで感じやすい体になっていたとは・・・。そこまで考えてヤマネは思い直した。ミカの言っている内容が嘘である可能性もある。刺激の強い言葉で僕が赤面するところを見て楽しんでいるのかもしれない。
「本当にそうなのかな?君が嘘をついている可能性もある」
ヤマネがそういうとミカはヤマネの手を取り自らの胸に押し当てた。するとどうしたことだろう。ミカは体に電流でも走ったかのように細かく震えたかと思うと足の力が抜けてしまい倒れそうになったのだ。空いているほうの腕でヤマネの肩に掴まったので倒れずにすんだがミカの震えはまだ治まらない。
「これで信じてもらえたかしら、ひぁっ!」
ミカのよがる様はあまりにもリアルで演技とは思えない。ミカは間違いなく感じているのだろう。

579夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:16:12
「分かった、分かったからもうやめてくれ!」
だがミカはヤマネの言葉にイヤイヤと首を振るだけで胸にヤマネの手を押し当てることをやめない。ミカの手がまるで湯上りの人のように火照っている。
「ただでさえ窮屈な皮に締め付けられているところに着物を着たら柔らかいオッパイが押しつぶされてそれはもう蕩けそうになるんですの。でも私はDollersの人形。許可もなくお客様の前で取り乱すことは許されません。精一杯健全な笑顔を浮かべて、感じているなんて微塵も思わせないでお客様のお相手をしなくてはいけませんの」
「じゃあ、どうしてそんなことをボクに教えるんだ?言わなければ気付かれずにすんだのに」
「私、もう我慢できなくなってしまいましたの。さっきの撮影中私はずっとエッチになりたかったけど、先生は爽やかさを私に求めているのだと思っていたから必死で我慢していましたの。でもさっき先生の写真を見たとき、私の写真は他の着ぐるみさんの写真とは明らかに違っていた。先生はもっと別な写真が撮りたいんだって分かったの。それを知った今、さっきまでのようにエッチな気分を我慢することはできませんわ」
ミカは胸に押し当てていたヤマネの手を顔まで持っていって人差し指を咥えしゃぶり始めた。口の中まで皮に覆われているので唾でぬれることはなく、滑らかな舌が指を撫で回す感触はヤマネをゾクゾクさせ、全身に鳥肌を立たせた。さらにヤマネの肩に掴まっていた手を離し、下半身にできた着物の隙間に突っ込み大事なところを持て遊びはじめた。ミカは早くもかすかに喘ぎ声を漏らせている。
「人形だってエッチなことが好きなんですもの。先生のカメラで嘗め回すように撮られているうちに私も欲しくなってしまいましたの。黒くて大きいの、私にいただけないかしら?」
本当にさっきまでのミカと同じ人形なのかと思うくらい激しく自分を慰め、ヤマネの指を舌でくすぐる。どうやら強情なヤマネをその気にさせようとしているらしい。見る見るうちにヤマネの下半身が膨らんでズボンがまるでテントを張ったようになる。
「あっ。やめてよ。そんなこと言われたら、僕は、僕はどうしたら・・・・・・」
「素直になってくださいまし。先生はどんな私を撮りたいのですか?どんなレディを写真に写したいのですか?」
ヤマネはとうとう自分の欲望を抑えきれなくなった。
「・・・・・・認めるよ。僕はミカちゃんのエッチな写真が撮りたい。でも途中で君の気が変わらないという保障があるの?ミカちゃんが僕をからかっているだけという可能性もまだ残っている」
ミカはやれやれといった感じで首を振った。
「先生が疑うのなら・・・・・・はい、これをどうぞ」
そういうとミカは近くに転がっていた延長コードを拾ってヤマネに差し出した。
「これで私を縛ってくださいまし。途中で逃げ出したりしないように。そういう写真も悪くないと思いますが?」
どうやらミカは本当に写真を撮らせてくれるようだ。それにコードで縛られた姿もなかなかいいかも知れない。さすがに全身に巻きつけるのは気がひけたので、ミカを仰向けに床に寝かせ、バンザイさせた状態で手首だけを縛った。
「手だけでは食い込みが物足りないのですけど、先生がそうしたいのなら仕方ありませんわね。さあ、どんなポーズがお望みですか、先生?」

580夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:17:25
ミカはニタリと笑いながらヤマネを見ている。これから自分にどんな惨事が降りかかるのか分かっていながら、なぜニヤニヤしていられるのだろうか。撮影中に快感を必死で堪えていたという話といい、手だけ縛られるのが物足りないと言ったことといい、このミカという人形は意外とマゾなのかもしれないとヤマネは思った。
「僕は花の写真を撮るのも好きでね。君を一目見たときから今まで見たどの花よりも素晴らしいと思った。だが君はまだつぼみだ」
そういうとヤマネは着物の股間の部分を力強く押し広げた。ミカは逃げ出す様子もなく一瞬ピクリと身震いしただけだった。着物の下には作り物とは思えない程精巧に出来た淡いピンク色をした恥部があった。さらに驚いたことに穴の中までも皮で覆われていたのだ。あの熱を遮り、わずかな刺激を蕩けるような快感に増幅させる皮に・・・・・・。生唾を飲み込むとヤマネは自分のズボンとパンツを脱ぎ捨てた。ミカはヤマネのすることを察したのか足をM字に開いて、恥ずかしげもなく下半身の唇を露にした。
「せっかくこんなきれいな花を手に入れたんだから、たっぷり楽しまなきゃ。ここに植えさせてあげるよ」
そういってヤマネはそそり立つ自分のモノを指差した。ミカがゆっくりとうなずくとヤマネはゆっくりと腰を下ろしてミカの穴に黒光りするものをあてがう。
「ほら、君があんなに欲しがっていたものだよ」
ヤマネはミカの腰を両手で掴んで、彼女がヤマネのモノを穴に飲み込むのを手伝う。しかし、半分くらい入れたところでミカの動きに異変が見られるようになった。寒さに耐えているかのように震えが止まらないのだ。
「ミカちゃん、これ以上は無理なんじゃないの?」
しかしミカはイヤイヤと首を振るばかりでヤマネの言葉を一向に聞き入れない。いや、既にヤマネの言葉が届いているのかさえあやしまれる。それほどのよがり方だったのだ。ミカの顔を覗き込むと、首を振るのをやめ、あごで合図した。「根元まで入れてください」ということらしい。指図どおりヤマネはモノを一気にねじ込んだ。
「ひっぎいぃっ!裂け、裂けるぅ!あぁっ!」
ミカの黄色い嬌声が広いスタジオで反響した。
「固いっ!熱いっ!でも、イイッ!」
ミカはのけ反りながら悶えている。元々敏感な快感の受信者である穴は、体の表面に分布するどの性感帯よりも皮の影響を受けているのだろう。まだ入れたばかりだというのに絶頂に達したかの様である。ヤマネには性交渉の経験がほとんどなかったので、残念ながらこのときはミカがただ感じているだけだという認識しかなかった。

581夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:20:20
「随分気持ちよさそうだね。僕のモノを気に入ってくれたみたいでうれしいよ」
「先生、今度は私の中をかき回して。先生の、立派な、ぺ○スで、私の中を、グリュグリュにかき回して、お、お願いよおぉ」
途切れ途切れに更なる愛撫を求めるミカ。ヤマネはゆっくり腰で円を描くように体を動かし、モノでミカの内壁を丁寧に擦り上げていく。ミカもそれに答えるように腰を動かす。常人の何倍もの感度に高められた肉の壁にはヤマネのぺ○スが擦れる刺激が絶えず与えられ、ミカの中の人はいつ意識が飛んでもおかしくないと思い、はじめは心配した。しかし縛られた手がコードから逃れようと動いて立てるギチギチとした音がどんどん大きくなっていくことで、その心配は無用だと気付いた。ヤマネは徐々に腰の振り方が大胆になっていく。
「だいぶ顔が緩んできたね。快楽で蕩けて、まるでつぼみが開いて花が咲いたようだ。こんな素晴らしい花を僕だけが見るなんてもったいない。Aさんに見せたら喜んでくれるだろうなぁ。他にもたくさんの人に見てもらわなくちゃ。さあさあ、ミカちゃんのエッチなところをカメラに向かっておっぴろげちゃおうね」
ヤマネはミカの顔にカメラを向けるとためらいなくシャッターを切り始めた。
「嫌、こんなのいやぁ!」
「どうして嫌がるの?撮らせてくれるって言ったのはミカちゃんでしょ?それに僕は君をどうしても僕の作品にしたいんだよ。だから我慢してくれ」
ミカは観念したようにゆっくりとうなずいた。ヤマネは再びカメラのシャッターを切る。
「それにしてもきれいだ。・・・・・・おや、どうしてここが膨らんでいるのかな?」
ヤマネは着物の襟元を掴むと一息にグイッと押し広げた。中から美しく形の整った乳房が二つ飛び出してきた。
「はあぁ!おっぱい、こぼれるぅ!」
圧迫されていた乳房が急に解放されたのだ。その急激な変化はミカには強い快感に変換されて伝わる。ミカは首を左右に振って快感の強さを訴える。美香の中の人は、今や穢れてしまったミカの笑顔の下で、それ以上の言語に絶するほどの表情をしているのだろう。
「わあ、こんなところに大きなつぼみが2つもついている」
「それは、つぼみじゃなくて、私の、おっぱ・・・・・・」
ミカの言葉を無視して、ヤマネは写真を撮りながら独り言を続ける。
「このつぼみが開いたらどんな花が咲くのかな。早く咲かないかな」
そういってカメラを一旦脇に置くとミカの胸を揉みしだいた。
「んあぁ!、せ、先生、ミカのおっぱいなんて触っても、花なんか咲かないのよぉぉ!」
ミカは必死に嘆願するがヤマネは聞き入れてくれない。先ほどから激しい愛撫に晒されてきたので、さすがのミカも抵抗する元気がなくなっていた。コードがギチギチいう音も先ほどより小さくなりミカの体はヤマネのなすがままになっている。

582夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:22:28
「あれ?さっきより元気がなくなってきたぞ。枯れちゃったら大変だ。どうしようかな・・・・・・」
そういって少し考えると、ヤマネは恐ろしいことをいった。
「花には水をあげないとね」
そういうとヤマネはミカの中のものを思い切り奥へと突き立てた。
「ひいっ!な、何をするつもりなんですか!?」
「ちょっと待っててね。すぐに中で水を出してあげるから」
「ああっ!!先生の、栄養たっぷり入ったお水、早く飲ませて。早く、早、くっ・・・」
ミカの言葉はヤマネのピストン運動によって途切れてしまい、後に続いたのは意味を成さない嬌声だけであった。
ヤマネは撮影に夢中で気付いていなかったが、ミカの穴は何度も収縮運動をし、ヤマネに射精を促していたのだ。それほどに暖められた状態だったから、ヤマネのピストン攻撃によってミカはすぐに絶頂を迎えようとしていた。この日一番の締め付けがヤマネを襲う。それに呼応して、ヤマネの膨れきったモノがさらに膨れ上がる。
「ぐああぁぁぁっっ!!!」
「ふああぁぁぁっっ!!!」
2人は同時に達した。だが、愛液を放出できたのはヤマネだけであった。ヤマネは脱力感をこらえながら、白濁液を穴から垂れ流し絶頂の余韻に震える淫乱な少女の姿をカメラに焼き付けた。
(しかし、よく頑張ってくれた。おかげで最高にいい作品が仕上がった。僕のわがままに付き合ってくれてありがとう)
ヤマネはカメラを置いてミカの白い下腹部を撫でた。するとどうだろう。ミカは苦しそうに体を捻り、言葉にならない呻きをもらしたのだ。いくら快楽を増幅させる皮に包まれているとはいえここは性感帯ではないはずだ。答えに至るまでにさして時間は変わらなかった。下腹部を押したことでミカの中の人の体内に溜まった愛液がミカの細い腰を膨らませていたとみて間違いないだろう。
(だとしたら・・・・・・!!)
ミカはヤマネが気付かないうちに何度もイっていた可能性が高いのだ。ミカは容赦のない愛撫で何度も果てた。しかし愛液は外に放出されず腹の中に溜まり、ミカが存在し続ける間むずがゆい責め苦をミカに与え続けるのだ。そう思うと再び堪らなくなり、早くもヤマネのモノが回復し始めた。それに伴ってミカの穴がモノを締め付け始め・・・・・・。2人は2回目の行為に臨んだ。

583夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:25:20
「先生はやっぱりうそつきなのね」
撮影の後片づけをしているとき、唐突にミカが言った。
「何を言っているんだ?僕が君の撮影中にエッチなこと考えていたのは白状したじゃないか。他に隠していることなんて何も・・・・・・」
「山根 図実夫(やまね ずみお)。200X年の広告写真のありとあらゆる賞を総なめにする。空前のブームを巻き起こし、彼の広告写真を目にしない日はないとまで言われた。3年前、突然引退を宣言。その後の足取りは一切掴めず、現在に至る・・・・・・。まさかコスプレイベントのカメラマンをしていたとは思いもしませんでしたわ」
ヤマネは何も言わなかった。ミカは言葉を続ける。
「どうして突然辞めてしまわれたのですか!?先生言っていたではないですか!『カメラマンの本当の仕事は“被写体の想いを写真を見てくれる人に伝えること”だ』って。そんな立派な方がどうして・・・・・・」
「黙れ!!!」
ヤマネはミカの言葉をさえぎり、近くの椅子に座ると話し始めた。
「君は知らないだろうな。僕は表向き花々しく活躍していたが、裏では激しいバッシングに遭っていた。自分のホームページの掲示板の書き込みには『失せろ!』『辞めちまえ!』は当たり前のように書き込まれていた。でも何より堪えたのは『個性がない』という書き込みだった。芸術の世界で生きるものとしては致命的だろ?非難の対象になったのは俺だけじゃない。俺が撮ったモデルまでもが『没個性』呼ばわりだ。俺なりに努力は続けた。才能もあると自負している。だが、何をやろうと状況が変わることはなかった」
ミカはどこからともなく取り出したジュースを紙コップに注ぎ、ヤマネに手渡した。ヤマネはそれを一口飲むと話を続けた。
「そんなわけで一旦業界から距離をとって、花や鳥の写真を取ったり、あちこち旅行して風景をカメラに収めたりと武者修行に明け暮れた。そんなときだったな、興味本位でコスプレイベントに行って、着ぐるみと出会ったのは」
ヤマネは再びジュースを飲んだ。ミカも近くの椅子に座ってヤマネの話に耳を傾ける。
「今まで挑戦したことのないタイプの被写体だった。僕は一瞬で魅了されてしまったんだ。気が付いたら着ぐるみの写真ばかり撮っていた。久しぶりに写真を撮ることが純粋に楽しいと感じたんだ。でも・・・・・・」
ヤマネはコップに残っていたジュースを一息に飲み干すと言葉を続けた。
「その世界でさえも同じようなことが、まあ『没個性論争』が起こっていた。どうしてだと思う?」
「さあ、どうしてですの?」
「愛情なんだよ。他の誰よりも着ぐるみを愛しているんだと、そう思いたいから揉める。そこにちょっとした考えのすれ違いが絡んでますます複雑になる。私はそうした愛好家の人達の愛情が伝わってくるような写真が全員に行き届けばそういった問題はなくなると思った。過去の失敗の経験も忘れて私は再び努力した。しかし結果は同じだった。私のしていることは不毛なことなんじゃないのか、もうすっかり磨り減ってしまってね・・・・・・・。教えてくれミカちゃん。僕は一体どうすればいい!?」
言い終えると同時にヤマネは椅子から立ち上がった。しかし足元がふらついて椅子に倒れこんでしまった。何がなんだか分からない。
「ジュースの中にこれを入れてみましたの」
ミカの手にはウォッカのビンが握られていた。
「先生元気無さそうだったから、気付けになればと思いまして。いつだったか撮影中にこっそりお酒をお飲みになられていましたよね?」
ヤマネはきょとんとした。そのことはごく一部の者しか知らないはずだ。
するとミカは帯の中から雑誌の切れ端を取り出した。ライトグリーンのビキニの女性が波打ち際ではしゃいでいる。
「これ、先生に撮っていただいたミカの中の人の写真です。お母様が記憶の書き換えをするまでもなく忘れていたと聞いていますので、覚えていらっしゃいませんでしょうが」
ヤマネは納得した。もう覚えていないが以前に仕事で一緒だった人が、今、目の前の着ぐるみの中にいるのだ。
「お仕事中にお酒を飲まれるのはどうか?と思いましたが、嫌なことを忘れるためだったのですね。先生は下心丸出しのほかのカメラマンと違い、無名アイドルだった私の個性を引き出そうと真摯に撮影してくださいました。アイドルとして大成することは叶わなかったけれど、先生のおかげで私は自身が持てたのです」
「それは良かったな。でも僕の問題は何一つ解決していない」

584夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:27:08
ミカはしばらく間をおくと再び口を開いた。
「先生、さっきのジュースおいしかったですか?」
「う〜ん、まずくはなかったかな」
ミカはにっこりと微笑みながらうなずいた。
「思い詰めて行き場を失ったお客様にはこれを振舞うようにしています。考えすぎてミスしてしまうこともあれば、逆に何も考えずにやって上手くいくこともあります」
「なるほど。答えは教えずにヒントだけを与えようというわけか」
「はい。個性というものは近現代に長い年月をかけて大勢の人が議論してもなお、いまだに答えは出ていませんから。あせる必要はありません。長い時間をかけて自分なりの答えを出せれば良いと思います。先生が被写体の思いを撮り続けようとする限り、いつかは答えにたどり着けると信じています」
「ありがとう。カメラマン、再開する勇気が出てきたよ」
そこで視界が真っ暗になった。

「ミカ、お客様に人形達とのふれあいを通して幸福を分け与えるのがDollersに与えられた使命だというのに。中の人の話をすることは今後慎みなさい」
スタジオで眠りこけたヤマネを起こし、入り口までお見送りした後、リュネがミカに説教をしていた。
「申し訳ありませんお母様。ですが私としてもお客様にどうしても楽しんでいただきたいサービスがございますので」
「まあ、そんな頑固なことを・・・・・・一体誰に似たのでしょう?」
「私の目の前にいる方に決まっていますわ」
そこまで言うと2人は大きな声を出して笑った。

585夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/01/22(木) 01:28:47
一方、ヤマネのカメラの中のミカの画像は全て消えてしまっていた。代わりにヤマネの寝顔が写った写真が一枚入っていた。さらにカメラケースの中には手紙が入れられていた。
(ミカのエッチな写真はやっぱり恥ずかしいから私が預かっておきます。先生が寝ている間に私もこっそり写真を撮っちゃいました。先生には伝わりましたか、私が先生のことを大好きだということが。 ミカより)

「ああ、しっかり伝わっているよ」
ヤマネは1人つぶやくとしっかりとした足取りで歩き出した。
東の空が白みだした、寒い朝だった。

<Dollersシリーズ8 『想い撮る人』終わり>
この物語はDollersの人形達がくれた幸運以外は全てフィクションです。

ご感想お待ちしていますm( _ _ )m

586名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 03:41:54
何が?

587名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 11:31:26
さあ?

588名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 17:57:33
iine

589名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 17:59:38
iika?

590名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 18:42:22
何が?

591名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 19:20:00
さあ?

592名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 19:33:16
以下エンドレス。

593名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 19:54:57
_| ̄|○

594名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 20:40:25
もう、このシリーズを超える作品は無理か…

595名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 20:57:58
どのシリーズ?

596名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 21:08:59
いつも「何が?」->「さあ?」って書いてる『彼』がここからいなくなったらもう少し人も入ってくると思う。
こういった野暮な書き込みがある所為で嫌気がさして離れていった人は相当いるよ。
離れなかったとしても、作品を書けるくらいのモチベーションを削いでしまっている。

そして、こういう書き込みをしたらそれすら茶化す。『彼』には勘弁してもらいたい。

597名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 22:05:11
「彼」ってか「彼ら」じゃね?

598名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/22(木) 22:34:46
そして>>596のような奴が湧いてくるわけですね。

599名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/23(金) 00:59:13
>何が?どれ?どの?
わざわざ説明するようなことじゃない。分からなければ黙っとけ。
>さあ?
知らないなら出てくるな。うざい。

600名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/23(金) 01:20:31
>>599
わざわざ反応するようなことじゃない。スレ汚す位ならば黙っとけ。
執筆者じゃないなら出てくるな。うざい。

601名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/23(金) 05:44:12
そうですね。

602名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/23(金) 12:27:45
>>600
そうでもないですね。

603名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/24(土) 14:18:50
まともな会話はできないものか?

604名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/24(土) 17:32:27
掲示板で会話しようとする方が迷惑。
チャットかなにかと間違えてるんじゃないのか?

605名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/24(土) 17:43:58
掲示板で会話して不都合でもあるのか?

606名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/24(土) 19:19:29
>>604
会話と言っても永遠に話し続ける訳じゃないだろ?
一般的な掲示板の会話ってあるだろ。
っていうか、マジレスしないでそのくらい察しろよ。
相手の文脈が理解できないのか?
これがゆとり教育の行く末か。_| ̄|○

607名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/24(土) 22:16:28
このことは子供時代や、大人になってからも多くの問題をもたらす。
アスペルガーの子供はしばしば学校でのいじめの対象になりやすい。
なぜなら彼等独特の振るまい、言葉使い、興味対象、身なり、
そして彼等の非言語的メッセージを受け取る能力の低さを持つからである。
彼等に対し、嫌悪感を持つ子供が多いのもこのことが要因だろう。
このため教育の場である学校において、今後はサポート体制の確立や自立の支援、
他の子供への理解を深めさせる、といった総合的な支援策が必要になるだろう。

608名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/26(月) 09:25:03
わけ・わか・らん♪

609名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/26(月) 17:21:48
俺は差別とアスペルガーの子供が嫌いだ。

610名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/26(月) 21:26:11
>>606
なんか人に頼ってばかりだな。
よほど甘やかされて育てられたんだろうけど、
駄々をこねるしかできないのはどうなんだろうね。

611名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/26(月) 21:41:57
>>604>>606のような返しをするのが「まともな会話」なのか。

いらね。

612名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/26(月) 22:29:55
こういうことじゃね?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/846/1223384154/994
この板全般に亘っていえそうだな。

613名無しさん@着ぐるみすと:2009/01/28(水) 13:34:00
?

614あぼーん:あぼーん
あぼーん

615↑宣伝:2009/02/18(水) 16:07:25
クリックするな

616あぼーん:あぼーん
あぼーん

617名無しさん@着ぐるみすと:2009/03/04(水) 14:35:13
物書きさん来ないな..

618a ◆ZnBI2EKkq.:2009/03/05(木) 12:26:40
…目が覚めると着ぐるみの中だった。
着ぐるみというものを着たことがない私にとって、それは未知の経験であるはずだが
これは着ぐるみの中だと確信出来た。
体全体がウレタンのような物で覆われている。
そして体を軽く動かすと、ウレタンだけでは感じ得ない抵抗感がある。これは恐らくファーであろう。
手を動かす。決して柔らかいとは言えない着ぐるみの固さで抵抗を感じる。
手を握ると指先から固い物が伸びている感覚を感じる。これは爪だろう。
足を動かす。獣特有の逆間接の構造を感じる。足を真っ直ぐ伸ばしても、あんこの様な素材が邪魔をする。
手を動かし、無いも同然な感覚体を触ってみる。すると自分より遥かに外側でボディの感覚を感じる。
この着ぐるみはかなり体格が大きい作りのようだ。
視界は無いも同然。光が差し込んでいる穴はあるが、非常に小さい上ファーが覆い被さっているので明暗しか分からない
顔部分を触ってみると、顔が正面ではなく上部に付いている。どうやら顔は四足タイプの様だ。
すると視界は顔の目ではなく首にあるはずなので、視界が異常なまでに悪いのも頷ける。
着ぐるみを着てみたいと思った自分にとって、この状況はこの上なく幸福な感覚ではあるが
自分がどうなっているのかを把握しないといけない。
視界が全く無く、音も全く聞こえないので自力で脱ぐしか無い。
頭を引っ張ってみるが…抜けない!首を探ってみるが、繋がっている!!
完全に一体化しているのか、ジッパーで繋いでいるかはこの手では分からない。
手を外そうにも…外せない!引っ張ると腕の周り数カ所に紐状の感覚を感じるので、何かで結ばれているのだろうか!?
背中を調べようと立ち上がろうとしたが、足が上手く曲がらず立ち上がれない!

619a ◆ZnBI2EKkq.:2009/03/05(木) 12:28:20
しかたなくうつ伏せに転がって背中に手を伸ばす…が、外せるはずがない!
マジックテープ式なら無理矢理手を突っ込んで外すことも出来ただろうが、隙間らしき感覚は全く感じられない!
脱ぐ術を失った自分はこの着ぐるみという檻に閉じ込められたことになる。焦って息が荒くなる。
息が荒くなれば密閉度の高い着ぐるみでは呼吸が困難になる!困難になって焦れば焦るほどなおさら呼吸が出来なくなる!
破ってしまおうにも、手はボディを掴む事すら出来ない!足を抜こうにも、そんな空間的余裕はこの着ぐるみにはない!
ただでさえ暑く、呼吸が苦しいのに、着ぐるみの固さが体の動きを妨害し、徐々に体力を奪っていく!
そして頭を掴んで再び力一杯引き抜こうとすると…誰かに腕を捕まれた!そして左右に引っ張られる!
同時に足も引っ張られ、完全な大の字状態になってしまった!
誰かは居るらしい。しかも複数。しかし彼らには自分を解放する気が無いのは明白。自分の身の危険性がどんどん上がっていく!
すると視界が急に無くなった!と、同時にものすごい圧迫感が!ボディが、足が、手が。
そのわずかな隙間が無くなり、ウレタンが体に押しかかる!!
頭部は暗くなったとはいえ圧迫感が無いので、首から下を何かで挟まれたようだ!
全く動くことが出来ない!暴れる事すら出来ない!俺にこんな事をしたのは一体誰なんだ!!?
しかしふと気がついた。自分は着ぐるみが好きではなかったのか。着ぐるみを着ることが夢なのではなかったのか
着ぐるみを着ているだけでも幸せなはずなのに、今自分が着ているのはヘッド、ボディ、手袋、足全部一体型。
こんな経験が一生の内に出来る人は何人居る?そう考えると暴れていた自分が馬鹿に見えてしまう。
私は暴れるのを諦め、現状を受け入れた。今の自分は自分ではない一体の獣。
自分じゃない自分に胸張って、変身を楽しもうじゃないか。
そう思い、私は眠りについた。最高にラッキー。心からそう感じながら。

獣系着ぐるみのSSが増えますように。

620名無しさん@着ぐるみすと:2009/03/20(金) 21:14:37
誰か書いて

621名無しさん@着ぐるみすと:2009/03/20(金) 22:14:53
540戻ってこいや。

622あぼーん:あぼーん
あぼーん

623あぼーん:あぼーん
あぼーん

624夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:39:38
Dollersシリーズ9『ブログ』
着ぐるみ達が癒してくれる不思議な店、”Dollers”
今宵も孤独を抱えた人々が癒しを求めやってくる。
【Prologue】
「今日もお仕事終了〜」
その日アスナはいつものようにサービスを終えて自分の部屋に戻った。1日で5人のお客様のお相手をして、そのうち3人にエッチなサービスをしたものだからもうグロッキーという感じである。腹の中など擦られすぎて痛みでジンジンといっていた。だが彼女はベッドに飛び込みたいのを我慢してノートパソコンの電源を入れる。パソコンが立ち上がったらすぐにあるブログにアクセスした。「アスナの明日なろブログ」・・・・・・アスナのブログだ。
「ふふ、今日は何を書こうかな♪」
内容は近況報告であったりファッションについてであったりとありふれたものだった。まあアスナはまだまだ未熟だからリュネへのグチに話題は偏りがちであったが。

☆忘れ物に注意☆     3月■日 5:32
最近、だんだん暖かくなってきたね(*^_^*)
私の店では脱いだコートを忘れちゃう人が増えています。
今日も私がお相手していたお客様がコートを忘れて帰ってしまわれたの。幸いお客様は途中で気付いたみたいでお店に戻ってきたから良かったけど・・・。
「お客様の忘れ物に気付けないで本当のサービスが出来ますか!?」って店長に怒られちゃった・・・(T_T)。皆さんも忘れ物には気をつけてね❤
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625夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:43:34
ブログを始めてから一週間、毎日更新し続けてきた。「そろそろ誰かからコメントが欲しいなあ」と思って、今まで書いた日記を見返していると・・・・・・昨日の記事にコメント
が付いている!アスナはドキドキしながらクリックした。
C                           3月×日 23:08
はじめまして。偶然このブログを見つけました。お仕事がんばってください。

業者の広告ではない、誰かからのコメント。たったこれだけの言葉がこんなにもうれしいものなのか。
アスナはブログのハウツー本を急いで引っ張り出しパラパラとページをめくった。
「コメントをもらったら返事を書きましょう。これを“返し”といいます」
(なるほど。コメントをもらったら返事を書くのがマナーなのね。そうすることで何度も見に来てくれるようになるかもしれない、か・・・。)
アスナは早速返事を書いた。急ぐ必要などないのに早く返事を書こうとして指がもつれてしまう。

アスナ                        3月△日 4:10
Cさんコメントありがとう。お仕事がんばるよ!Cさんもがんばって!

アスナはうれしくて、うれしくて、その後何度も自分のブログにアクセスしてはコメントを読んでニヤニヤしてしまった。アスナはこれがブログを書くことの楽しさなのだと思った。こんな自分の言葉でも耳を傾けてくれる人がいるのだ。

626夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:45:10
【1】
次の日、アスナは仕事が終わるとまっすぐ自分の部屋に戻りパソコンの電源を入れた。はやる気持ちを抑えつつ自分のブログにアクセスすると・・・・・・あった!昨日の記事にコメントが2件も。早速クリックして中身を確認した。

C                          3月△日 7:12
大変だったね。僕も忘れ物には気をつけるよ。
C                          3月△日 22:37
僕も仕事ミスっちゃって・・・(T_T)。あーあ・・・

昨日の人がまた見に来てくれた。しかも一日に二回も!初めて自分のブログを気に入ってくれた人が出来た。アスナは前の日にも増して喜びをかみ締めていた。だが一方で少し迷った。(同じ人からの二つのコメント。どうやって返事したらいいんだろう?・・・・・・やっぱり別々に返事を書いたほうが良いよね)
2つの返しコメントを書き終えるとアスナは新しいブログの記事を考え始めた。読んでくれる人がいると更新するのにも張り合いが出てくる。昨日にもまして一生懸命に文章を考えていたため昨日よりも休む時間が遅くなってしまった。今のアスナにとっては、Cに喜んで欲しい、それが全てだった。

627夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:46:44
【2】
・・・・・・Cが初めてコメントをくれてから一か月が過ぎた。コメントを書いてくれるのは相変わらずCだけだったが、コメント数は日を追うごとに増えていった。しかしアスナは最初の頃のように素直に喜べなかった。コメントの内容が「寂しい」とか「悲しい」とか、Cのグチになってきたからだ。内容はともかく、せっかくCさんがコメントを書いてくれたんだから、と“返し”で悩み相談をしたり励ましの言葉を書いたりした。全部に真剣返事を書いたものだから、最近はアスナの休憩時間はほとんどブログの更新に費やされていた。仕事が終わったらすぐ部屋に戻って、すぐにブログの更新とコメント返しをして、また仕事に行くという有様であった。アスナはほとんど休めていなかったが、『自分は人形だから我慢すれば平気だ』と自分に言い聞かせて働いた。さあ今日もブログの更新をやらなければ・・・・・・。アスナはいつものように仕事を終えると急いで自分の部屋に向かった。しかし、自分の部屋の前に着いたとき、向こうから二人の人形がやってきた。淫子と恥ん子だ。
「よお、アスナ。ちょうど良かった」
「ああ、淫子に恥ん子じゃないの。どうしたの?」
「いや、たいしたことじゃないんだけど。最近三人で遊んでないなあと思って」
「そうそう、久しぶりにカラオケでもどうかなあって思って誘いに来たの」
アスナは弱弱しく笑って首を振った。
「ゴメン。やらなきゃいけないことがあるから」
そういってドアを開けて中に入ろうとしたそのとき、淫子が勢いよく手を掴んできた。顔では笑っているが何か鬼気迫るものを感じさせる。

628夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:48:20
「そんなこと言わずにさ、最近付き合い悪いぞ」
恥ん子も一歩前に出てアスナに迫る。
「アスナちゃん、悩みがあったら私達相談にのるの」
それでもアスナは首を横に振った。友達付き合いをないがしろにして見ず知らずの人との会話に興じているなどと言ったら、おそらく傷つくだろう。それにCは自分を頼ってくれたのだ。自分ひとりで助けたかった。
「アスナ、最近変だよ」
「私が何しようと勝手でしょ!!ほっといてよ!!!」
淫子が何気なくこぼした言葉についかっとなり大声を出してしまった。すぐにハッとして二人に謝ったものの、3人の周りにはすっかり気まずい空気が流れていた。
「ああ、こっちも悪かったよ」
「ごめんなさいなの」
アスナは二人の顔を見ないで部屋に入った。二人に悪いと思いながらも状況を何も知らずに自分を責めた彼女らに苛立っていた。私は自分のブログを読んでくれる人を大切にしたいだけなのに。助けたいだけなのに・・・・・・。

「どうでしたか?アスナは何か言っていましたか?」
ドアが閉まる音の後で、廊下の曲がり角からリュネが現れ、淫子と恥ん子に問いかけた。
「すみません。うまく聞き出せませんでした」
「そうですか・・・・・・」
「お母様が直接聞いたほうが早いかも、なの」
リュネは悩ましげに首を振った。
「アスナは変なところで頑固になりますからね。無理やり聞き出して説き伏せようとしても返って逆効果かもしれません。心配ですがしばらく様子を見ましょう」

629夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:50:14
【3】
「本当に申し訳ありませんでした」
アスナが淫子たちとケンカして数日後、彼女はリュネと一緒にお客様に頭を下げていた。アスナはビールを注ぎながらCさんに何を言って励ますか考えていたため、ぼうっとしてしまいお客様の服に派手にこぼしてしまったのだ。ビールまみれになった服はリュネがすぐに洗濯して乾かしてくれたおかげでシミも残らずに済み、お客様も笑って許してくれた。だがDollersはお客様に癒しを与える場所、そのお客様を驚かせてしまうなんて本当に大変なことをしてしまったとアスナは見えない冷や汗を流していた。
「アスナ、どうしてあのようなミスをしたのですか?」
お客様をお見送りした後、リュネは私の方に向き直り尋ねた。その声はとても穏やかでかえって不気味だった。
「その、ちょっとぼうっとしまって・・・・・・ついうっかり」
「ついうっかり・・・・・・そうですか。Dollersの人形はお客様にとってかけがえのないものを扱うこともあるというのに、自分のミスを『ついうっかり』で軽々しく片付けるなんて。ユリの指導もこの程度だったと言うことですね。ここで待っていなさい、アスナ。すぐにユリを呼んできますから。二人一緒に罰を与えます」
私のせいでユリ姉さんまで罰を受けるなんて・・・・・・。アスナは立ち去ろうとするリュネの足にすがり付いて、あわてて本当のことを言った。最近ブログを始めたこと、コメントを書いてくれる人が悩んでいること、自分ひとりで助けようと苦心していたこと・・・・・・。
最後まで聞き終えるとリュネはその場にしゃがみこむと、アスナの顔を見ながらこう言った。

630夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:51:47

「そういうことでしたか・・・・・・。最近アスナの様子がおかしいと他の人形達から聞いていました。私は淫子達にさりげなく様子を探るよう指示しておいたのですが、今日の事を受けてあまり悠長なことをいっていられないと思い、少し脅かしました。しかしどうして自分ひとりで解決しようとしたのですか?」
「それは・・・Cさんは私を頼ってくれたわけで、自分だってもう一人前だからお母様みたいに癒せるって思って、それで・・・・・・」
リュネは肩をすくめて少し呆れたように言った。
「本当にあなたときたら・・・・・・自分が正しいと思ったらいつも勝手に行動を起こしてしまうんだから。ワタクシが止めてもCさんを助けるのをやめないのでしょう?」
「はい!もちろんです!」
アスナの威勢のいい返事に、リュネはやれやれといった感じで額に手を当てるとこう言った。
「仕方がありませんね。それならワタクシに策があります。それにはアスナの協力が不可欠です。もちろん引き受けてくれますね?」
アスナが快く同意するとリュネは作戦をアスナに話した。
リュネの作戦とは、アスナのブログにDollersの場所を書き、会って話がしたいと書くことだ。あれだけアスナに興味を持っていたCのことだ。間違いなく会いにやって来るだろう。もし他の人がそれを見てDollersに来てしまっても、Dollersには選ばれた人しか入れないから問題はない。後はアスナがとっておきのサービスを施してCの心の傷を癒すのだ。

631夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:53:16
【4】
アスナがDollersの場所を書き込んでから3日後、CがDollersにやってきた。リュネはいつものようにDollersについての説明をするとアスナの部屋のままでCの案内をする。
「では、ごゆっくりどうぞ」
リュネはCを部屋に入れると深々とお辞儀をすると扉を閉めてどこかへ行ってしまった。Cは呆然として玄関で靴も脱がずに突っ立っているばかりである。
「いらっしゃいませ。さあ上がって。早く、早く」
アスナがCの元に走ってきて手をとると、Cは靴を脱ぎ捨て引かれるままに部屋に上がった。アスナの手は滑らかなゴムのような触感であったが、その手のぬくもりは確かに人のそれだった。
Cは小さいテーブルの前に座らせられた。アスナがお茶を入れてくれる間、Cは落ち着きなく部屋をキョロキョロと見回していた。もちろん突然着ぐるみ(それも継ぎ目や縫い目が見当たらないくらい精巧なつくりのもの)が接客をする店など、普通の人は何かの冗談だと思うだろう。しかしCの場合、懐疑心よりも好奇心のほうが勝っていた。着ぐるみのアスナに一目ぼれしてしまったのである。元々、自分が好きなブログを書いている人に「店に来て欲しい」と言われたとき、少なからずいやらしい想いを抱いていた。そこへさらに、ブログの執筆者が少女着ぐるみだという第二の衝撃である。Cはアスナを見て、まるで大好きなアニメの世界からキャラクターが飛び出してきたかのような錯覚を覚えたのだ。
Cはアスナが入れてくれた紅茶をすすると、まるで肺の中の空気を全て入れ替えるかのように深く息を吸って吐いた。おっかなびっくりしながらも懸命に話しかけ始める。
「今日は呼んでくれてありがとう。それにしても・・・・・・変わったお店で働いているんだね」
「そうね。人形が働いているお店なんてそうそうないものね」
「あの、せっかく会えたんだから本当の顔を見せてくれないかな?」
「本当の顔?なあに、それ?」
軽くはぐらかされたがCはひるむことなく言葉を続ける。
「ほら、アスナちゃんの中の人の顔だよ。そんな着ぐるみなんか脱いでさ。そのスタイルからして女の人でしょ?」

632夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:55:17
アスナは声を出して笑うとこう言った。
「そんなに疑うなら・・・・・・調べてみる?」
「え?」
「隠さなくていいのよ。女の子のお部屋に呼ばれたんだから少しはエッチなことを期待したんじゃない?」
Cは胸中を言い当てられ、顔を赤くして俯いた。彼の様子を見てうれしそうな笑みを浮かべるアスナ。
「良かった。実は私もCさんがどんな人なのかなって、ずっと考えていた。想像するだけじゃ足りなくなって、思い切って誘ってみたの。そうしたらやっぱりCさんは私のタイプだった。だから、早いうちに相性を確かめたくて、その、アソコとアソコの・・・・・・」
そういってアスナはCの背後に回りこむと背中に乳房をぎゅっと押し当てた。ただでさえ皮に締め上げられ快楽を与えられている乳房をさらに圧迫するのはアスナにとって辛いことである。しかし辛いのはCにとっても同じだった。まるでマシュマロのような柔らかさのふくらみを2つ背中に感じさせられる。着ぐるみとはいえ女性が初対面の自分にここまで大胆な接し方をしてきたのだ。うぶなCは見る見るうちに体が熱くなるのを感じた。
「ねえ、いいでしょ?」
Cは興奮のあまりアスナを振り払って立ち上がった。呼吸は荒く肩で息をしている。
「ハァハァ・・・。そんなこと、他の男にも言ってきたんだろ?いくら俺が奥手に見えるからって、ハァ・・・だまされないぞ」
「確かに私は今まで他のお客様のものだった。でもそれはお仕事だったから。今私は私の意志でCさんだけのものになりたいの。もちろんお金を払う必要なんてないわ。これでも信じてもらえないかしら?」
とうとうCは落ちた。
「シャワー、浴びてきていいかな?」

633夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:56:21
【5】
シャワーを浴びてから裸で部屋に戻ったCはアスナを見て目が飛び出るかと思うくらい驚いた。アスナの体にはたっぷりと生クリームが塗られ、その上に種々のフルーツがちりばめられている。乳房にはそそり立つ乳首を模した苺が飾られ、股間には女性の茂みを思わせるようにチョコレートソースが網目状にかけられている。まるでアスナがケーキに化けたかのような見事な出来だ。女体盛りなどフィクションの世界では見たことがあるが実物を見るのはこれが初めてである。
「これは一体どういう・・・・・・?」
「クリームを舐めながら少しずつ裸を見る方が普通に見るよりもエッチに見えるでしょ?さあ、遠慮しないで、わ・た・し・を・た・べ・て」
Cはアスナの周りを一周し、アスナの中に人を入れた痕跡を探した。しかし背中にはジッパーは見られず、それどころかクリームが塗られていないところには継ぎ目や呼吸口すらない。やはりクリームの下に何かギミックが隠されているのだろうか?Cは正座をすると生唾を飲み込んだ。クリームを食べれば食べるほどアスナの肌が露になってしまう。もちろん恥ずかしいところも。Cはクリームに飾られたアスナの肢体を前にしてたじろぐばかりである。
「早く食べないとクリームが溶けちゃうよ。もう、仕方ないわね・・・・・・ほら、ア〜ンして」
アスナは指でわき腹のクリームをすくうとCの前に差し出した。とうとうCは腹を据えてアスナの指をくわえた。口の中にクリームの優しい甘さが広がる。
「どう、おいしい?」
「・・・・・・おいしい」

634夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:57:34
Cはアスナの問いかけにぼそぼそと答えるだけで精一杯だった。2,3口食べた頃、アスナが一回にすくうクリームの量をわざと少なめにしてCをじらしていることに気付いた。このままではアスナの裸を拝む前に自分の気がどうにかなってしまう。事実、彼はもうクリームの甘さやフルーツの酸味を感じられなくなっていた。
突然Cはアスナを押し倒し、へその辺りを舐めだした。ぺろぺろぺろぺろ・・・一心不乱にアスナの腹をむしゃぶる。すっかりクリームを舐め尽くしてもアスナの肌を味わうことを辞めなかった。無味なる作り物の肌、しかしその肌から中にいる人の熱がはっきりと伝わってくる。先ほどまでの健全さはすっかり消えてCの行為を受け入れ感じている淫猥な女性が舌先にいる、そう思うと堪らず自分のモノを大きくさせながら舐め続けた。
アスナのクリームが胸と股の割れ目を覆うだけになった頃、さすがに舐めることに疲れたCは一旦舌をアスナから離した。クリームを舐め取った部分にはやはり何の継ぎ目も見られず、のっぺりとした皮があるだけだった。アスナの顔がこちらを見上げている。表情は変わらないはずなのになぜか悲しそうに見えた。自分が手荒な愛撫をした後ろめたさがあったせいだろう。Cはすっかり萎えてしまった。
「どうしたの?まだクリームが残っているわ」Cの気持ちに気付いていないのか、アスナはまだ食べろという。ますますCはいたたまれなくなった。
「でも、そうしたらアスナちゃんのオッパイとかもっと恥ずかしいところが丸見えになっちゃう・・・。」
アスナはCのほほに手を伸ばして撫でた。
「遠慮しなくていいよ。Cさんに私の体を良く知ってもらいたいの。舐めてみて分かったと思うけど私の肌ってパツンパツンでしょ。もし私の中に人がいるとしたら大変よね。例えば乳首。元々皮に絞り上げられているところにCさんが体じゅうをナメナメしてくれたから、この苺みたいに立っていると思うわ」
アスナは自分の乳房の上の苺をさした。ショートケーキのように、ふわふわのクリームに鎮座したそれは、やはり女性の乳首を模しているのだ。おそらくその下に本物があるのだろう。

635夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 16:58:54
Cはアスナの言葉に操られているかのようなうつろな目で苺をくわえ、舐める。
「ん・・・・・・」
Cが舌を動かし、唇の力を変えるたびにアスナはわずかに身震いし身を捩る。アスナは苺を舐めるCを見て、自分の乳首が責められるのを想像しているのだろう。しかし実際は苺が乳首に押し当てられる刺激しか得られないのだからもの足りないはずだ。その証拠に「直接乳首を責めて欲しい」と彼女の目が訴えている(ように見える)。だがCは、じれったさを感じながらもCにされるままになっているアスナをもっと見ていたかった。小さな快感を与え続けられるもどかしさに耐え、ご褒美の強い刺激を待ち続けているであろうアスナを・・・・・・。Cは彼女を操っているような気さえしてきた。既にアスナの母たるリュネの術中にはまっていることも知らずに。
そろそろ頃合と思いCは苺を食べてしまうと、まず乳首をわざと外して乳房に乗ったクリームを舐める。やっと直接触ってもらえると思ったアスナは、まだじらされるのかと思い参ってしまいそうだった。そんなアスナの気持ちを知ってか知らずか、Cは執拗に焦らし続ける。すっかりクリームを舐め取ると、Cはついに乳首に口をつけた。
「ふわっ、あっ!・・・ああっ!」
焦らしに焦らしを重ねた上で、一番敏感な箇所を攻められたのである。Dollersで厳しい修行を積んだアスナでもこれは辛かった。体を跳ね上げ、大きく身震いをして反応してしまう。Cはしばらく舐め続けた。乳首から、母乳を思わせるクリームの風味がすっかり消えてしまうまで・・・・・・。
「もう片方も舐めてちょうだい。お願いだから・・・・・・」
アスナは収まらない興奮をこらえてCに頼んだ。イくことができない人形は、行為を受ければ受けるほど感度が上がりより大きな快感を受けることが出来る。しかしアスナには、作戦通りCの心を一気に開ききることが求められている。Cの攻撃を受けつつも理性を失わずに彼の心の傷をさらけ出させなければならないのだ。余裕を持ってCを誘いつつも、内心これから与えられる刺激を想像し体をさらに熱くしていた。
Cはさっきと同じように苺をすぐには食べず、まるで本物の乳首を攻めるように執拗に舌で転がしたり、しゃぶったりする。違うのはアスナの状態だ。さっきの乳首攻めで体はすっかり湯上りのように火照り、陽炎でも見えるかというほどであった。感度がずっと良くなった体でCの焦らし戦法を受けながらも、少しも顔をゆがめることは出来ず、人形ならではのスマイルを絶やさない。

636夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 17:00:50
「かわいそうだから、そろそろ直接触ってあげようかな」
乳房のクリームをすっかり舐めとったCは、直接舌で乳首を弄びはじめる。さらにCは空いている方の乳首を容赦なく指でこねくり回す。アスナは大きく仰け反りながら、搾り出すように嬌声を上げながら彼の行為を受け止める。
(耐えるのよ、アスナ。た、え、て)
そうやって自分に言い聞かせながら自分の理性をつなぎとめるアスナ。だがCの攻撃はねちねちと続いた。
二つの乳首が露になったが、アスナは隠そうともせずCに見せ付けている。桃色の突起は今にも破裂しそうだ。
「最後はここね。私はお人形だから排泄物は全く出さないわ。汚くないから安心して。さぁ、私の・・・・・・をどうぞ召し上がれ」
にちゅっ。アスナは股間に塗られたクリームに手を入れて外側に広げた。おそらく割れ目に手をかけたのだろう。ここまで来るとCはためらわなかった。アスナの股に顔を突っ込み顔をチョコとクリームまみれにしてむしゃぶりついた。
「あああっ、激しすぎっ!ちょっ、やめっ!刺激が強すぎて、ア〜ンッ、私、おかしくなっちゃうよぉ〜〜〜!」
散々Cの執拗な攻撃に堪えた体。その体の一番敏感なところをCに凝視され責められるのだ。さすがのアスナも大きく取り乱し、興奮の大きさを全身で表現する。Cも女性の股間を目の前にして、自分に責められ狂うアスナに気を良くしていた。しかしここで何かが舌に当たる。こりこりとした小さな塊。Cは何かのフルーツだと思いペロペロと舐めてみた。味はないが弾力がある。なんだろうと考えながらCは舐め続ける。

637夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 17:03:03
一方アスナはパニックに陥っていた。そう、Cが舐めていたのはアスナのクリ○○○に他ならなかった。ここを責められてはとても理性をつなぎ続けることは出来ない。アスナは絶えず嬌声を上げ、体はCの行為のなすがままに操られる。時間の流れがとてもゆっくりに感じられた。とうとうCはアスナのクリ○○○にかじりついた。その瞬間、ビクンッビクンッビクンッと、アスナの体が三回程跳ね上がり、ぐったりとしてしまった。心配になりCはアスナの股間から顔を離し様子をうかがった。程なくしてアスナは何事もなかったようにゆっくりと体を起こすと自分の体をタオルで拭いた。
「ねえ、大丈夫?」
「もちろん大丈夫よ。Cさんとっても上手ね。おかげでとっても気持ち良くイくことが出来たわ。人形だからエロ汁は出ないんだけどね」
アスナは軽く笑った。しかし、愛液はしっかりと作られ放出できずにアスナの体内に留まっていたのだ。しかも1回分の量ではない。さっき乳首を舌と指で同時に攻められたときにも密かにイき損ねていたのだ。2回位なら腹の膨らみはほとんど目立たないだろうが、アスナの中ですっきりとしないむず痒い感じを長い時間与え続けるのだ。先ほどの行為などなかったかのように振舞っているアスナだが、Cの行為が終わった後も快楽と戦っているのだ。
「あらあら、こんなに大きくなっちゃって」
アスナはCの股間を指差して言った。そこには膨れ上がったCのモノがぶら下がっていた。

「アハハ・・・。これは参った」
「男の人ってこうなっちゃうと出さずにはいられないんでしょ?」
「うん・・・・・・」
「苦しそうねぇ。私はエロ汁なんて出ないから良く分からないけど。・・・・・・すっきりさせてあげよっか?」
「いいの!?」
「さっきすごく気持ちよかったから、お礼にシてあげる。横になって」
Cはベッドに横たわるとアスナは尻を向けるようにしてまたがった。
「え?そっち向いちゃうの」
「うん。だって、おチ○チンいじっている時のエッチな顔見られるの、恥ずかしいんだもの」
「お願い。こっち向いていじってよ」
「ダ〜メ」
Cの必死のお願いもあっさり断られた。Cの方を振り返ってアスナは言葉を続ける。
「もし気が変わったらエッチな顔を見せてあげてもいいわよ。気が変わったら、だけどね」
アスナはニコッと笑うと、Cのモノをしゃぶりだした。
さすがにDollersで修行を積んだだけのことはある。ほんの少し舐めただけでCのツボを探し出すと、舌先でチロチロと撫でたり唇で締めたりして執拗に責める。しかもアスナを舐めていたときに崩壊寸前だったモノを、Cがすぐにイかないように力加減をして刺激しているのだ。
こんな可愛い人形が自分のモノをしゃぶっている光景は正面から見れば絶好のオカズになるだろう。しかし実際にCに見えているのはフリフリと揺れているアスナのお尻なのだ。
Cはアスナの言葉を思い出した。

「もし気が変わったらエッチな顔を見せてあげてもいいわよ。気が変わったら、だけどね」

Cは今その言葉の意味を理解した。そして自らの指を彼女の引き締まったつつましやかなア○スに突き立てた。

638夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 17:05:02
驚いたのはアスナである。確かに『自分を責めてみろ』と挑発したものの、せいぜい足などを撫でるくらいだろうと思っていてア○スを責めてくるなんて大胆なことは想定していなかった。
(思ったより私に心を開いてくれているみたい。作戦は順調過ぎるくらい順調ね)
さっき2回もイき損ねたアスナはCのア○ス責めをありったけの精神力で我慢しながら、責め手を緩めないよう注意した。しかし、それは並大抵のことではなく、体が再び火照るのを止められない。
一方Cもアスナが一向に音を上げないことに焦っていた。このままでは自分の方が先に限界に達してしまう。こうなったら・・・。
「アスナちゃん、分かるかな?僕の指が」
Cはそう言うと、ほぐれて柔らかくなっていたア○スの中に指を突っ込む。
「やあぁっ!Cさんの指がぁ」
さすがのアスナもこの刺激には耐えられなかった。思わずCのモノから口を離してしまう。気を良くしたCは第二関節まで指を突っ込むとそこからピストン運動を開始した。
「ああ、やめてっ。お尻かき回さないでぇ・・・ひぁっ・・・分かったわ、前を向いてシてあげるから、許して・・・」
Cはその言葉を聞いて指を抜いた。アスナはすぐに向きを変える。前を見るとCが期待をこめた目でこちらを見ている。
「今度はオッパイも使ってCさんを楽しませてあげるね」
アスナはそういうとあまり大きくない胸を寄せてCの熱いモノを挟むと乳房を上下に動かし始めた。さらに舌を伸ばしてCのモノの先端をくすぐる。今度は本気だ。手加減をせずにCに崩壊を促している。アスナはCの指でまたイき損なってしまい、限界が近づいていたため、仕上げに入ったのだ。
我慢させられていたCはあっけなく出してしまった。あんまりたくさん出たので、アスナの顔が真っ白になってしまった。
「えへへ、私またクリームまみれになっちゃったね」

639夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 17:06:54
【6】
この後、Cはさらに2回イかせてもらい、帰るころにはぼうっと恍惚の表情を浮かべていた。
「今日は本当に楽しかった。また近いうちに遊びに来るよ」
ところがアスナは申し訳なさそうな声でこういったのである。
「ごめんなさい。あなたはもうここに来ることは出来ないの」
意外な言葉を聞かされて驚くC。
「え!?・・・・・・あ、『友達としては来るな』ってことだね。でも客としてくる分には『来るな』なんて言わないよね?」
アスナは無言で首を横に振る。
「そんな・・・・・・。僕のことを好きになってくれたんじゃなかったの!?あんなにエッチなことをしてくれたのに。アスナちゃんは僕をからかっていただけなの!?」
アスナの肩を激しく揺すって問いただすが、彼女は黙ってうつむいたままだった。顔は笑っているのに悲しそうな目をしている。Cはハッとして手を離した。
「ごめん・・・・・・」
「いいの。私、Cさんのことが好きよ。だから安心して甘えられたの。でもCさんは愛しているからじゃなくて、寂しさから逃れたいから私を好きでいてくれるんじゃない?」
心の中を言い当てられ、Cは観念したように話し始めた。

640夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 17:08:18
「僕、昔から友達を作るのが下手だったんだ。自分は孤独に耐えられないって頭では分かっていたんだけど、自分がグループに入ることで、そのグループのバランスが崩れて自分や他の人が嫌な思いをするんじゃないかってずっと怖かった。『独立』っていうか『孤立』だよね。都内の大学に受かって上京したら、家族とも離れて本当に『孤立』した。そんなときにアスナちゃんのブログを見つけたんだ。アスナちゃんはこんな僕の言葉でも答えてくれた。僕はアスナちゃんのブログを読むときだけ孤独を忘れられたんだ。その上実際に会ってくれて、やっと友達が出来たって思えたんだ。だから『もう会わない』なんていわないでくれよ・・・・・・」
アスナは黙って聞いていた。Cが話し終えるとアスナはCの手を取り、彼の胸に当てた。
「目を閉じて」
Cは言われた通り目を閉じる。
「ゆっくり思い出してみて。今まであなたに話しかけてくれた人を」
Cのまぶたの裏に今まで言葉を交わした人の顔が浮かんでは消えていった。親、兄弟、先生、同級生・・・・・・。
「数え切れないほどの人があなたと話したはずよ。その中にはあなたと仲良くしたいと思っていた人もいるはずよ」
Cは心の中のモヤモヤが一気に吹き飛ぶような心地がした。そうだ、僕は傷つくことを恐れて、知らず知らずのうちに差し伸べてくれた手を払いのけていたのかも知れない。
Cはゆっくり目を開けるとアスナに尋ねた。
「今からでも作れるかな、友達」
アスナは自信たっぷりに笑って答えた。
「Cさんの気持ちは人形の私にも伝わったんだから大丈夫。私が保証するわ!」
不意にCの目から一筋の涙が流れた。Cはアスナに抱かれながら今までの寂しさを押し流すように泣いた。

641夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 17:10:08
【7】
「ご苦労様でした、アスナ」
Cを見送ったあと、アスナはリュネの部屋に報告に行った。
「Dollersは休憩所であって永住の地ではありません。辛い世の中に疲れたお客様に少しだけ休んでいただいて、再び世の中に送り出して差し上げる場所。彼を立ち直らせるためには、意固地になった心を一度ほぐす必要がありました。アスナと彼の親密さを早く高めるために、あのような刺激の強いサービスをせざるを得ませんでした。・・・・・・何か言いたいことがあるのですか、アスナ?」
アスナは聞きにくそうにリュネに尋ねる。
「あの、これで良かったんでしょうか?これでCさんが立ち直れたのか心配で・・・・・・」
「ワタクシも彼に会うまで不安はありました。ですが実際に彼に会って確信しました。この人なら大丈夫だ、と。母がこう言うのです。安心なさい」
接客経験豊富な母の言葉でアスナも心からほっとした。

642夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 17:12:07
「さて、今度はアスナに罰を与えなければいけませんね」
「へ?」
にやりとしたリュネがさらっと恐ろしい言葉を放ち、アスナはワケが分からずポカンとした。
「ブログのことを考えて、仕事をおろそかにしていたのでしょう?罰を受けるのは当然です。さ〜て、どんな罰にしようかしら?」
なぜか楽しそうなリュネを見ながら、アスナは前に偶然聞いた先輩人形達の会話を思い出していた。

「この店で一番怖いのは、ダントツでお母様だよね〜」
「この間もお仕置きされた奴がいて、そいつ2,3日恐怖で口が利かなくなったって・・・・・・」

これから自分を待ち受けている運命を考えると、見えない冷や汗が流れてくるような気がする。
「では、アスナの罰は・・・・・・ワタクシにブログの作り方を教えなさい」
「はい!?」
「ですから、ブログの作り方を教えなさい。なんだか面白そうだなって思ったんですが、いざ始めようとしたらどうもよく分からなくて・・・・・・」
「もう、お母様ったら〜」
一気に体の力が抜け、アスナの表情が思わず緩む。
「ほら、笑わないで!早く教えなさい!」
「はいはい。誰にでも簡単に作れますよ、ブログって」

643夢幻征四郎 ◆qDggTAordc:2009/03/25(水) 17:15:18
【Epilogue】
「さぁ、今日もブログ更新するぞ〜」
Cがやってきた次の日、今日もブログの更新に張り切るアスナ。昨日の記事に付いたコメントは・・・・・・20件!しかも全部Cさんから!
(もう、全然変わってないじゃない〜〜!)
と、少しがっかりしてコメントに目を通し始めるアスナ。だが、1件目のコメントを読んだ彼女はなんだかうれしそうだ。

C                           4月×日 12:37
今日思い切って隣の席になった奴に話しかけてみたよ。「実は前から話しかけたかった」んだって。アスナちゃんの言う通り、僕が気付かなかっただけで手を差し伸べてくれる人は結構いたんだ。アスナちゃん、本当にありがとう。

(お母様の言ったとおりだ。Cさんならきっと大丈夫。少しずつ変わっていければいいよね)

アスナはコメントを全て読み終えると、せっせと“返し”を書き始めた。
<Dollersシリーズ9『ブログ』終わり>
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・組織名はDollersの幸運以外全て架空のものです。
ご感想お待ちしております。m( _ _ )m

644名無しさん@着ぐるみすと:2009/03/26(木) 11:51:37
>>624-643
乙です。

645名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/06(月) 09:49:58
(´-`).。oO(次の方どうぞ)

646:2009/04/07(火) 16:21:23
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

647あぼーん:あぼーん
あぼーん

648あぼーん:あぼーん
あぼーん

649名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:01:30
21世紀はロボットの時代になるらしい。だが、人間はどこへ行くのだろう。

 「 Machinery 」

650名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:02:58
 「先程の説明は、何一つ為し得なかったことだ。聞いていて呆れたよ・・・真実を知れば、ここにお越しのプレスの方々も、会場にお越しの皆様も、おたくのスポンサーも失笑を禁じえないだろう。
 それだけじゃない、人格の蹂躙、人間性の否定だ。あんたは裁かれるだろう。
 
 教授、あんたは詐欺師だ。これは虚偽に対する告発だ!だから取引はしない。告発には正義があるからだ。」
 彼が首に掛けたレイヤードの社員証は、彼が四星電器の所属であることを示していた。

 「そう思うかね?」教授と呼ばれた男は答えた。「そう思うかね!」教授はブースの前の聴衆を、カメラを、記者たちを見渡す。
 
 「正義、人間性、良い言葉だ。お前らのような連中には縁がない言葉だな。さぁ・・・おい、」
 担当の技師がキーボードにコマンドを打ち込む。ベネティアは、その少女は、とっとっと、と歩いてきて、告発者の前に立つ。
 そして背を向けて座り込み、背中の冷却ファンがその動作を止める。
 教授の手がそのほっそりとした首の、輪のような襟を取り外す。彼はそこに被覆の継ぎ目と、ギチギチと噛み合ったジッパーの歯を見る。
 「君が何をすべきか、分かっているな?
 ------正義などないかもしれない。虚偽が真実ではなく、真実が虚偽であるかもしれない。
 どちらにせよ、我々は君を待っていたのだ・・・・宜しければ丁寧に扱ってくれたまえ。」

651名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:04:10
 そこは、ROBOT EXPOの会場、一般公開に先駆けてのプレス公開日。会場は企業ごとのブースに区切られ、マニピュレータやリフトやロボットアームは元より、懸架や揚重用の強化外骨格、OCRのような活字認識技術、指紋や顔や手の毛細血管や虹彩での個人認証、音声合成、対話型で処理を行うインターフェイス、恐竜型や動物型の愛玩ロボット、ラジコン競技用の玩具、音楽を流しながら踊るラグビーボール、あるいは人工臓器などなど、各社バリエーション豊富なそれらのものが展示されている。
 「21世紀はロボットの時代になります」という、床に散らばったパンフレットに最初に書かれたマニフェストの通り、これらは、今後もっとも伸びていく産業である。
 そして、そのパンフレットの表紙に描かれているのは、人型のロボットだ。

652名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:05:29
 「人の形をしている必要は、必ずしもない。当然ですが。」
 EXPOを数週後に控えた、山陰の研究室では、そのロボットの開発が進められていた。
 「へー。何かの目的の為じゃないんですね。んじゃ何で?」
 「興味を引くから。レッサーパンダが二本足で立つだけで大ニュース。」
 興味深げに聞いているのは、モーションデータの構築のために呼ばれている一応はタレントさんであり、得意気に話していたのは教授の助手で、その時教授はその場にはいなかった。
 「二本足で立つのって難しいんですか?・・・あっ!今ばかじゃねーのって顔した。」
 「いえいえ。技術的にはどうなのかということですね、分かります。------んー、難しいですかね?」
 この企業、つまり山陰電器の技師が少し考えて答える。
 「ロボットといえばセグウェイってのがあるが、あれなら難しくない。傾きを検知して移動するだけだ。難しいのは二足歩行だ。まぁ・・・こちらの先生が解決してしまったがね。」
 「うちの教授は材料物性だけでなく、脳科学のほうも研究のテーマにしてまして。さて、セグウェイもいきなり乗れるかというと、若干の慣れが必要です。試行錯誤があり、そのうち出来るようになりますね?
 その前後、人間の中で何が起こるでしょうか?はい、考えて見ましょう。」
 「乗ったこと無いんだけど・・・」「竹馬とかはどうですか?生まれて始めて2本足で立った時のことでもいいですが、イメージできますか?」
 「・・・イメージは出来るけど、」「はい、それです!その、イメージが予想出来る、ということが、人間に二足歩行が出来てロボットに出来ない理由です。」
 「そうは言うが、」と、技師は言う。「暗黙知やゲシュタルトなんて昔からある理論じゃないか。」
 「いえ、『イメージと予想』が本質です。暗黙知は過去に構築されたもの、ライブラリに過ぎません。ええと・・・」

653名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:07:57
 その日、窓の外からは、この電器工場の従業員たちの生き生きとした声が聞こえ、躍動する影が見えた。
 研究所の隣には、スカッシュや3ON3のためのコートがある。逆に言えば、フルサイズのテニスやバスケットボールほどのコート面積が無いということでもある。
 「人間か。人間とは何だろう。」教授が呟いた。
 「ヒューマニズムですか?1時になれば、彼らも工作機械に戻るわけですが。」
 技師が言う。教授が問い返す。
 「君は人間が嫌いかね?」
 「ええ、嫌いです。」技師はしれっと答える。「しかしオートメーション化には限界があります。頭脳労働的な価値は当然として-----それでは、機械労働的な人間の価値を褒めてみましょう。
 例えば、高性能なガソリンエンジンでさえ処理系を一体と見たエネルギー変換効率は15%程度、肉体はエネルギーの70%以上を動力に変換できます。また、体積辺りの仕事量で言うと、筋肉はモーターの10倍から100倍。勝負になりません。
人間らしいロボット、という定義には、この凄まじく高密度で高効率な動力系が含まれます。」 
 「しかし、さし当たっての問題は・・・フランケンシュタインの苦悩だ。まさかこんな事になるとは。私が問題にしている人間らしさというのは、そこだよ。」
 「不気味さの谷ってやつですかねぇ・・・う〜ん・・・」彼はそれを見る。「シミュレーションではこんな傾向はなかったんですが。」

 プラスチックの美少女はぎこちなく動いた。歩き、こちらを見て、手を突き出して振る。
 静かな研究室に、機械の軋む音と排気音が広がる。
 くっ、と首を曲げる所、体のバランスを保つために上体をのけぞらせながら手を差し上げ、動かす所、
 静止と急な動作は、爬虫類を思わせる。もしくは鳥・・・鳥類は温血のトカゲでウロコが変化したものが羽だ、という、よく知られた話があるが、この少女にも小さなメカニカルな羽がある。

654名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:09:08
 「何だって秋葉系でやってみようって話になったのか。これでせんとくんなら全然アリだろうに。不気味さが売りにもなるだろうに。」
 「マスコットキャラクターは存在感として軽いからでは?」教授に助手が言う。「う〜ん・・・安易で分かりやすいものを求めるのが大衆であり市場主義ですが、その結果生み出される社会的な機械には魂がない。奈良、平安遷都、この上なく分かりやすい。
 先生の言葉で言うと秋葉系ですが、それもそういう危機を抱えていて・・・アニメのキャラクターにも作品の中での愛と死がある。それが魅力を形作る。しかし、萌え産業の消費者にはそんなものに興味を抱く必要が無い。だから安易なメイド、記号化された顔と髪型。磨り潰されたキャラクターグッズ。」
 
 そうした美少女は、今彼らの前に居る。エプロンドレスで羽があり甘いクリームソーダのような色と目と肌、血のかわりに電気が流れ、肉の代わりに-----アクチンとミオシンの化学反応で動くのが肉と腱だが、これはペルチェ素子のわずかな温度変化で揮発油を暖め冷やすことで駆動するスターリングエンジンと、瞼や唇を動かすコンプレッサーの空気で動いている。それはモーターと歯車の駆動とは違った、人間らしい柔らかな動きを実現する筈だった。

655名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:10:43
 EXPO会場での、二人の人物の対峙。居合わせた報道記者は携帯をまさぐって、iコンシェルに録音の指示を出す。金髪ツインテールのアヴァターは、不貞腐れたように操作の開始を告げる。
 
 電話の鳴る音、時計は午後の1時過ぎを指し、外のグランドからは従業員達の声まもう聴こえない。
 『あ、田村教授ですか?ナインティプロの者です。今研究室の前なんですが・・・・』
 『入ってきたまえ。鍵は開いている』
 ガチャッ。と、ドアが開く。
 「そこにいたのかね。」いるだろうなと思ってはいたが。「ノックすれば良かったのに」
 携帯を鞄のポケットに押し込みながら、御陵は答える。
 「やぁ・・・A型なもので。やっぱり電話を入れる決まりですから。」
 そう言いながら、彼女は上着を脱いで、白い球の付いたベルトを手に取る。
 
 「まぁ、調整はこれからですよね?」
 「ああ、」
 「ねぇ?」
 「いや・・・」教授が答える。「根本的に間違っているのかもしれない、という危惧を、我々は抱いている。」

 彼はテーブルに人数分のコーヒーを置き、彼女にもカップを与える。
 その間、彼女は研究室の様子をちらちらと盗み見る。ロボットのまわりに乱雑に置かれた電源装置、ケーブル、銀色のシリンダー。汚れた白衣の技師たちはファイルやノートPCを持ってテーブルに集まり始める。重い足取り、と彼女は判断する。これはスムーズには行かないようだ。会議の時間はきっと長い。
 彼女は教授のほうに声をかける。「外出てていいですか?ここは電波がわるくて・・・」
教授は話の途中で彼女に答える。構わんよ。最近の子は携帯が好きだな。

656名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:12:08
 スカッシュのハーフコートのそばのベンチに座る。もう、ここに人影は無い。夏も過ぎて、涼しくなったと思う。
 携帯でぷちぷちとメールを打つ。
 >ちこくした。副都心線パネェ。アナウンスが途中でだまるとかないわ。あ、とか言ってるの。
 送信、っと。しかし変わった仕事もあったもんだとあらためて思う。タレントとして名の通っていない人にも仕事をとってくるナインティの・・・・なんていうか、敏腕ぶり?

 `⊂〃ま→レヽ(;’ヮ’) とかメールが返ってくる。また送る。一旦携帯を閉じて、思いなおしてまた開く。どうせ待機時間だし、バッテリにはまだまだ余裕がある。
 ニュースサイトを見に行く。EXPOや先程の美少女ロボットはベネティアという名前。反響はなかなか大きい。ティアたん萌え〜だって。まぁディテールが凄いしねぇ・・・動きがあんなホラーだと分かったらみんな凍りつくね。
 ネットワークが切断され、携帯がぶるっと震える。着信。研究室からだ。

 『何点か確認したいことがある。一度研究室に戻ってほしい。』
 『あーはい、今戻ります。』

657名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:13:16
 彼女はプロダクションを通して、ロボットの製作に協力する立場にある。努力義務と守秘義務を負っている。そして、山陰電器の産学協業体のラボが彼女に求めているのは、モーションデータを提供すること。そういった事柄の確認が教授から求められた。彼女は同意した。
 教授はロボットのフレームから取り外された、衣装も無い裸の、言うなれば皮の部分を指し示す。
 「-------それを・・・ベネティアの外装のことだが、被ってみてほしいわけだ。」
 「はぁ・・・。それは、・・・・それはちょっと無いなぁ。大体人が着られるように出来てるんですか?」
 確かに、それはバイクのライダーのつなぎ服のように見えるし、ドンキで売っているようなゴムマスクのように見える。着られるように見える。
 「元々、モーションデータを利用するために君と同サイズで発注している。温度調節も出来る。頭部には給排気系もある。機動系統はこの羽の部分になっているわけだ。生命の危険は無い。」
 「快適だよ。」技師の一人が言う。「息をする必要もない。体温・・・つまり運動量に合わせてプログラムで外気を供給する。」
 「え?え?それは-----でも、何の意味があるんですか?」
 沈黙。しかし、教授が答える。
 「あらためて君の義務を説明するなら、こちらの指示に沿ってモーションデータを提供してもらうことが、君のお仕事だ。
 まぁ試しにやってみようじゃないか。」
 
 手に持つと、それは意外と硬質で、かなり重量感があり、裏側からは肌の下を這い回る細いチューブが見える。スターリングエンジンは温度の変化による気体・液体の膨張収縮を利用する・・・という、前に受けた田村教授の説明を思い出す。放熱が出来なければ、ロボットは全ての腱が伸びきった状態になるということ。
 人間なら?
 「下までやっぱり脱いだほうがいいんですか?」
 御陵はパーテションの向こうに声をかける。ああ、と返事がある。なんとなく辺りを見渡してから、スカートを脱いで、ブラウスといっしょにパーティションにかける。ストッキングを脱ぐ。

658名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:14:40
 背中のジッパーを程々に下げて、足から着てみようとする。くるぶしの部分が通らない・・・そのうち肌が汗ばんできて、きゅぽっと音を立てて入る。脱げないかもしれない。
 手を通す。細管があるからか、軽く水圧のような感触。体を体の部分にはめ込む。
 「胸と言うかというか体がぴったり来ないんですが?」声をかける。「まぁ冷却水が充当されるだろう。」という返事。
 お腹をへこませて、ジッパーを上げる途中で、関節の角度がかなり制限されることに気が付く。軟らかいような硬いような。腰は圧迫感があり、手で触るといい感じにくびれている。そのまま体の収まり具合を手で整えて・・・額から汗が垂れたのに気が付く。呼吸が荒くなっているのは、体が体温を逃がそうとしているのかもしれない。はやく冷却装置を動かしてもらおう。
 「い、一応着れました。」声を出そうとして、声が出しにくいのに気が付く。はっ、はっ、と腹式を慣らす。「なんか裸みたいでアレなんですが、今出ます。」

 頭部を手に取る。卵肌のほんのり赤い頬、植毛された睫毛と二重に折りたたまれた瞼。深い目、小さな鼻と軟らかそうな唇。
 「ここに、」と、技師がマスクの裏側を指し示す。「表情の制御用のユニットがある。これを口でくわえる形になるから、声が出せない。表情は口の開き方と舌で操作出来るように出来るかもしれない。頭部には無線ユニットとバッテリーが入っていたんだが、それが要らなくなったからスペースが出来た。」
 「へぇぇ・・・コンピューターが入ってると思ってましたが・・・」
 「頭に脳がなければならないというのは思い込み。それは機械としては不合理だ。」
 教授が一つ咳払いをする。「エアは後頭部に引いて、背中のユニットに回す。それまでは自発的に呼吸してほしい。それと、こっちの・・・」
 教授の助手がカナル型ヘッドフォンを差し出す。
 「外の音もほとんど聴こえないと思いますので、イヤフォンを付けてください。」
 イヤフォンの延長コードの先には、パソコンがつながり、それのマイクが音声を拾うようだ。イヤフォンをつけて、頭を頭部にはめ込む。視界はピンホールの視界で、室内が暗く見える。
 口をくわえる。首の後ろのジップが下ろされると、首が絞まる感じがする。首までがマスクの部分で、継ぎ目はエプロンドレスの首輪状の襟で隠れる形だ。顔は、上向きで固定される。背中の開いていた部分が閉じられる。
 『聴こえますか?聴こえたら手を上げて下さい。』手を上げる。『水とエアを回します。呼吸を機械に任せてください。人工呼吸をされるような感じになります。いいですか・・・』

659名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:15:51
 突然、空気が強い力で肺から吸い出され、一瞬胸が詰まる。慌てて空気を吸おうとすると、空気が押し込まれる。体が咳き込もうとするが、出来ない。マスクを外そうとする指が首の後ろや顎を掻きむしるが、手がかりが無い。手足が何人かの手で抑え付けられる。
 『はい落ち着いて!』と耳元で声。『吐いて!』声は続く。『吸って!・・・いいですよ、吐いて!』
 軽いパニックで真っ白くなった頭が、機械が力尽くで呼吸を奪ったのを理解する。
 水圧が体にかかっている。さっきまでは椅子の感触が感じられていたのに、今はそれも無い。手足を押さえていた手が取り除けられる。耳元で、
 『君は、機械になった。』教授の声がした。

660名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:17:24
 夜、地下鉄のプラットホームで、背中合わせの二人が話す。
 『副都心線のその後の進捗状況は?』
 『進んでいません。もしくは、状況が変わりました。つまり・・・彼らは、
 終点まで乗るつもりがもう無いかもしれません。』
 『自発的に降りてしまった?』
 『恐らく。それと・・・いえ、これは次の報告に。』

661名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:18:41
 イヤフォンからの声。それはラボのPCの一台につながれ、マイクの音を拾っている。
 今日は技師さんがつきっきりになるようだ。教授の姿は無い。
 『簡単な練習をしよう。今からこのイヤフォンにクリック音を流す。音の鳴った方を向いてくれ。』
 技師の声。カッ、という音が右耳で聴こえた。ベネティアはそちらを向く。次は左で鳴る。左を向く。
 斜め右、斜め左、正面。次は背後・・・ベネティアは振り返る。
 『飲み込みがいいな。明瞭に聴こえるか?』ベネティアは頷く。首はかなり絞まっていて、回すと苦しい。『よし。ああ、以後自発的な行動はしない。』
 どういう意味だろう?
 『続けよう。二回鳴ったらそちらの方向に歩く。三回は走る。別の音は停止音だ。これは常に停止音であると覚えて欲しい。』
 前方でカカッ、という音。そちらに歩く。ピー、という音。立ち止まる。
 『次の音は動作の種類に関するものだ。音と指示を覚えてもらうことで、我々は君をプログラミングして動かすことが出来る。AIで自律行動させることも出来る。』
 特定の仕草をする。目の前のものを手でどうにかする。足でどうにかする。
 
 前に歩く。目の前の椅子を引いて、座る。キーボードをどうにかする・・・どうにかしよう。どうすれば・・・
 思考が考えるのをやめている。言葉が話せないと考えられないのかもしれない。言葉が思考だから、言葉で考えないと・・・
 >どうですか?
 そうタイプしてみる。指先もあまり動かせない。一本指タイプのようになってしまう。
 後ろから覗きこんで、技師がマイクに向かって言う。
 『問題ないよ。どうしたんだ?』
 >ええと、
 >これは、EXPOでやるdねすか?
 ミスタイプした。『------多分、そうすることになるだろう。体調は?』
 体調は・・・そわそわと動く。暑くも寒くもない。全身は痺れたように触覚なく、聴覚は音とホワイトノイズしか拾わない。呼吸は背中の機械にコントロールされている。口でものをくわえているので、よだれを時々飲み込む。
 >とろんとしてます。。。あ、トイレ行きたい。
 『ロボットはトイレに行かない。』という技師の返事。その後、別の声。『ジップを下からあけるとそのまま出来ます。材質的には汚しても構いませんので、じゃあ、行って来て。』
 うわぁ・・・なんだそれ。下のほうに手をやってみると、確かにダブルジップになっている。
 カサッ、という音がして、ホワイトノイズが消える。イヤフォンのコードが抜かれたようだ。向こうでは教授の助手がドアを開けて、廊下を確認したのが見えた。彼に教授が何か言って、女性のスタッフに声をかける。
 田村教授:「おいおまえ〜。送り狼ちゃうんか?」
 助手:「ななななにゆうてはるんですか。そんなわけあらしまへんわ」
 ------とか、彼女はその情景に台詞を付けてみる。
 あの助手さんは後先考えずにそんなことが出来るようなタイプじゃないだろうけど。

662名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:20:21
 廊下に出る。突き当たりには姿見があり、そこにベネティアこと自分が映っている。
 こういう生物だ、種族だ、と言えばそれで通じる存在感。そこへ向かって歩きながら、うつむき加減だった姿勢と歩き方を修正する。
 ・・・その鏡の右手がトイレだ。スタッフさんは個室の前で待っている。習慣的に携帯のことを思い浮かべるが、今は当然身に付けていない。
 洋式便器を開けて、座る。股下からジッパーをつまんで、・・・つまみにくい。そのまま後ろに下げて、手で左右に押し広げる。そこだけ触覚が戻った感じになって、外気の感触が新鮮に感じられる。
 はー・・・・っと。気持ちいい。ビデとか使ったら悶絶しそうだ。
 やっぱり、早く脱ごう。脱がせてもらわないと。
 トイレットペーパーを巻き取る。
 
 『車両の公開はやはり中止になるのか?』
 『いえ、どう説明すればいいか・・・人が中から動かすということになるみたいです。』
 『そんな馬鹿な。一目でばれてしまうだろ?』
 『いえ、なかなか巧妙です。彼らは本気のようです。』
 
 メールのメッセージ。コミュニケーションの断絶を感じる。
 器械の中の孤独と、耳元のマイクの声。

663名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:21:49
 『ハードウェア制御の限界値を読み取りたいので、今日は定時までそのまま着ていて。』
 >まじで@@
 『じっとしていられると正規のデータにならないから、負荷をかけてみますか・・・音楽でも聴いてウマウマでも踊っててください。』
 助手がmp3をパソコンのミュージックプレイヤーに流し込み、指し示す。彼女はボリュームを操作する。ラウンジ・フロア系のストリクトなダンスミュージックでは無く、踊るにはやや速いBPMの曲。思考や理解よりも速くて心地良い。錆びも摩擦も無い心地良く動作する器械。
 最初は軽くリズムを取り、アクションが段々派手目になる。背中のユニットの冷却ファンが唸りを上げ始め、そこに少し熱を感じる。体から出た温度を熱交換でドレインして、金属の羽と空冷ファンで空中に逃がす仕組み。
 ちらっと教授達を見ると、彼らは何か話をしている。内容は聴こえない。
 助手:「せんせぇ〜、これをロボットやゆうてEXPOに出していいもんなんでしょうか?」
 教授:「しょうがないやろ。期日もせまっとるし大企業の偉いさんにはせっつかれるし〜。」
 そんな会話を想像する。技師と目が合い、彼は気まずそうに目を背ける。助手はパソコンの画面に体ごと視線を移す。
 
 ステージイベントでは、彼女-----ベネティアが自然に障害物を避けて歩いたり、階段を上ったり降りたり、キャッチボールをしたり、そして愛くるしく踊る姿を-------多くの来場者が見ていた。
 それが目の前にいる。背中を向けて、ギチギチと噛み合ったジッパー。その中には、生身の人間が居る。
 彼の知っている情報では、確かにその筈だ。それを暴けば山陰電気のロボット開発にダメージを与え、四星の市場占有の足掛かりとすることができる。彼はそのレイヤードに示すとおり四星のエージェントであり、退く事は出来ない。ジッパーに指をかける。

664名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:23:21
 ステンレスのデスクが、キャスター付きの椅子にその片方を乗せて傾けられ、その鋭角の頂点にベネティアが居る。腕は後ろ手にビニールテープで拘束され、背中から伸びたケーブルは天井の照明器具に引っ掛けられている。
 簡易的な三角木馬だ。
 ベネティアの足は机の角を挟み、体が二つに裂かれるイメージを予想し、それ故に身動ぎながら太腿に力を入れて体を支えている。
 冷却系は止まっていて、背中から股下までのジッパーから漏れ出した液体が流れ、ヌルヌルとステンレスの表面を塗らして、重心を変え、体を這い上げ、滑り落ちずに止まろうとする事をより困難にしている。
 熱い体温に合わせた荒い呼吸が、チューブを通して流し込まれる。
 彼女のステータスはパソコンのモニタに表示されて、それを助手がコーヒーを飲みながら眺めている。
 
 そして、四星のエージェントはジッパーを開いて、その肌を押し広げた。器械の熱、オゾンの匂い。意外にも隙間が多く密度の無いプラスティックのフレームと金属のシリンダー。

665名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:26:04
 「分かっていたのだ。」教授が彼に告げる。
 「あのタレントさんが産業スパイの類だと言う事も、そして君がここに来るであろう事も。だが、君が何者かは分からなかった。その主体がね。一体何者が我々の成果を盗もうというのか、ということが。
 だから、我々は罠を仕掛けたのだ。」
 「そんな・・・」
 「君の言葉を借りれば、告発には正義がある。我々は四星電器を告訴する。それにしても・・・」
 
 『あなたはスパイだったが、中々役に立ってくれました。』
 耳元で助手の声。
 『当初は、これはあなたが何も見ず、何も聴こえないようにして、かつ自分が事態の中心にいると思わせる為の手段だった。
 テクノロジーは複製可能だ。ベネティアの外装が複数あることも、君は気が付かなかっただろう。』
 動揺はきっとモニタに数値化されて映し出されているのだろう。
 『だが、それとは別に、僕は面白いことに気が付いた。3次元キャプチャによるモーションデータと器械の駆動の間には、抜け落ちる情報がある。だからその誤差をつかんで、短期間にベネティアを完全なものとすることが出来た。
 やはり、人間の犠牲が必要だったんだよ。機械が魂を購う為には。
 ・・・もう一つ面白かったのは、あなたが操作音の通り、なんの疑いも無くそれに乗ったことだった。
 -------さて、君をどうしよう?』
 ベネティアは優しい笑顔のまま、腰をくねらせて・・・木馬の鋭角の上で足掻いている。ジッパーが机の角に擦れて、ガリガリと音を立てる。
 電話が鳴るが、彼女には聴こえない。助手は電話を取る。ややあって、

666名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:29:34
 『黒幕が割れました。あなたは誰にとっても用済みだが・・・教授は、あなたを使ってもう少し研究をしたいようですね。
 同意しますか?・・・ああ、そうだった。』
 彼女の耳に、頷く、の操作音が鳴る。ベネティアは頷いた。-------機械として。

667名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 13:36:13
fin.

いささか乱調すぎるな・・・
面白そうな所だけ摘んで頂ければ幸いです。

668名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/22(水) 23:48:32
>>649
描写にキュンとくるものがありました。
ロボットに偽装されて中に人がいるかもしれないってだけでもかなりのものですが、
スーツの中で呼吸まで制御されてしまうというのがなんとも…

人間が特殊着ぐるみでロボットに化けるような話を自分でも考えたことはありますが、また違うものがあって面白かったです。

669名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/25(土) 08:18:01
■執筆者は識別の為、名前欄には『必ず』ペンネームとトリップを入れてください。

670名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/26(日) 18:17:24
段落の切り方を直すと、もっと読みやすくなったと思います。
読者のミスリードを狙いすぎです。w

671名無しさん@着ぐるみすと:2009/04/27(月) 16:31:31
ミスリード?

672あぼーん:あぼーん
あぼーん

673名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/04(月) 16:23:14
結婚するとミセスリード

674あぼーん:あぼーん
あぼーん

675あぼーん:あぼーん
あぼーん

676あぼーん:あぼーん
あぼーん

677名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/07(木) 23:37:27
和訳すると鉛夫人

678名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/08(金) 08:23:01
最近エロサイト業者の広告が酷いな。
あぼーんばかりだよ。○| ̄|_

679名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/09(土) 13:26:42
翻訳するとマダムアクセント

680スティッチの着ぐるみ:2009/05/10(日) 21:08:02
ある朝、
目が覚めると
まったく知らない部屋で寝ていた。
「あれ?ここどこだ??」
ふと部屋を見回してみると、ウシとネコの着ぐるみが壁にかかっていた。
そして、机の上にはノート型PCが置いてある。
僕はベッドから降りようと思い足を動かそうとすると、ジャラジャラと鎖の音がする。
見てみると、足に鎖が巻かれ南京錠で固定されている。
何重にも巻かれているためはずすにはかなりの時間がかかりそうだった。
鎖をはずし始めてしばらくすると、人の足音が聞こえてきた。
その足音に気が付いて寝たふりをした。
何人か人が入ってきていきなり僕がいる布団をはぐと「起きろ」と言われ目が覚めた。
なぜかその人たちは全員着ぐるみだった。
トラやウサギ、パンダといった動物の着ぐるみだった。
するといきなりトラの着ぐるみを着た人から
「今からちょっとした撮影をするからお前に手伝ってもらいたいんだ。
だからあそこにかかっているネコの着ぐるみを着て着いて来てくれないか?」
と頼まれた。
「どんな撮影ですか?」
と聞くと、
「俺たちにはわからない、監督に聞かないと…」
と返された。
鎖を外してもらい仕方なく着ぐるみを着て着ぐるみ集団についていくと、
どこかの収録スタジオのようなところについた。
しばらくは出番待ちでくつろいでいた。
トラさん
パンダさん
ウサギさんは、
監督らしき人に呼ばれて行ってしまったが、
少しして、自分もセットに入ることになった。
セットの雰囲気は、どこかの倉庫の入り口のような雰囲気だった。
内容は、
仲間を助けるためにアジトの倉庫に入り、ボスに仲間を放すように説得する
という感じだった。
声は、アフレコで別の人が入れるから動作だけでいいらしい。
監督によると、
そのシーンがOKならばそのまま続けての撮影
らしい・・・
一番びっくりしたのは、ボス役の着ぐるみがゴリラだったことだ。
そのあとの撮影のことはまったく知らない…
監督に聞いてみても、
「教えてもいいが、焦った感じの動きを出すには、聞かないほうがいいと思うぞ」
と言われてしまった。

スタッフの人から、全員にトランシーバーを渡された。
これで役の人全員のアフレコと、監督やほかのスタッフの声が聞こえるらしい。
一度リハーサルで扉の開き方や動作の練習をしてから本番となった。


順調に撮影も進み、いよいよ問題のシーンに入った。
トランシーバーとつながっているイヤホンからは、ボス役の声で
「お前一人でのこのことやってくるなんて、いい度胸してるじゃねぇか。
まぁいいや、おいお前ら!!こいつの仲間を連れて来い!!」
と、連れて来られたのは、白い猫だった。後ろ手で縛られていて、
体のいろんなところが汚れていた。
するとその猫は、いきなりその場に崩れてしまった。
僕は考えもせず、不意に白い猫に近づき、その白い猫を抱きかかえた。
するとその猫はいきなり、泣き始めてしまった。
かなり辛かったのだろう。
しばらくの間慰めていたのだが、
突然目の前がぼやけてきて、
そのまま力が抜けて、
体が動けなくなってしまった。

681傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 18:47:58
『ヒーロー』

今は5月初めのGW。とあるショッピングモールのイベント広場。
ここにあるステージ上に、みんなのヒーロー「マルスマン」がやってきていた。
ステージの周りには大勢の子供達。テレビで活躍するヒーローが本当にやってきたと思っている。
ステージ上には、MCのお姉さんとマルスマンの2人だけ。どうやらヒーローと子供達でミニゲームをしたり、
子供達がマルスマンに質問をしたり、一緒に体操をする、そんなイベントみたいだ。

楽しい雰囲気をよそに会場の後ろには、眼鏡をかけリュックを背負った異質な感じの男が立っている。
年齢は30前後。子供連れではなく、男は一人だ。子供達のマルスマンを見る輝く目とは、
対照的に男の目は、マルスマンの体つきを性欲の対象として、舐めまわすように見ている。
眼鏡をかけた男の細い目は、マルスマンの胸やお尻、そして股間のあたりをじっと観察している。

682傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 18:49:34
テレビのマルスマンは男性が変身するヒーローだ。テレビでは巨大化するが、ステージのマルスマンは170cmちょっと。
日本人男性の平均身長だろう。全身はウェットスーツに包まれて、顔はマスクで覆われている。
テレビのマルスマンは厚い胸板をしているが、ステージにいるマルスマンの胸はふくらんでいる。
ふくらんではいるが、ウェットスーツの中にギュウギュウに詰まっているため、胸板に見えなくも無い。
また、ステージにいるマルスマンのお尻はバンと張っていて、テレビよりも大きい。
だが、股間の部分は男性の性器を感じさせるふくらみがある。

683傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 18:50:54
イベント開始から20分以上経過している。マルスマンは時々肩で息をしている。また、マスクの顎の部分からは
先ほどから、汗が流れ続けている。いや顎だけではなく、口からもまるでよだれの様に液体が流れている。
言うまでも無く中に入っている人間の汗だ。MCの女性はマルスマンの様子を時折心配そうな目でみている。
だが、マルスマンは元気一杯をアピールしながら子供達と一緒に体操をしている。

体操が終わった。今度は握手会だ。MCのお姉さんは子供達に「順番に並んでね〜。」と言った後、
タオルを持ってきて、マルスマンのよだれの様な汗を拭きとって、小声で「大丈夫ですか?」と聞いてみた。
マルスマンは力強く頷いた。

684傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 18:53:09
握手会で出来た長蛇の列。列の後方には先ほどの眼鏡にリュックの男も並んでいる。下を向いている所を見ると
男は列に並んでいることに恥ずかしさは感じているみたいだ。小さくなっている男とは対照的にマルスマンは、
時々大きな動作でビシッとポーズをつけたりしながら、黙々と握手を続けている。
マルスマンは悪ガキたちに足やケツを叩かれても無視をしている。もちろんMCのお姉さんは注意をするが、
マルスマンは気にしていない。股間を叩かれても気にしていない。気にしていないというよりは、股間を叩かれても
平気みたいだ。だが、途中で馬鹿な子供が中腰になっているマルスマンの胸をつかむと
「マルスマン、オッパイがあるー。」と大声をあげた。これに対してマルスマンは片手で胸をおさえ、
もう片手をふりながら「違う、違う。」と必死に否定していた。

685傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 18:54:34
この場面を見て眼鏡の男は興奮し、そして確信した。「この中は女だ。」と。そうこの怪しく気持ちの悪い男は、
着ぐるみフェチだ。このヒーローの胸のふくらみやお尻の形をみて、この中は女だと考え、勃起していた。
胸やお尻は女のものだが、股間のふくらみに確信を持てなかったが、どうやら何かをいれて男にみせようとしたのだろうと
男は考えた。そして、中の女のその行為に対して、男はますます興奮していた。

男の握手の順番になった。MCの女性は男がマルスマンに何かしないか、警戒のまなざしを向けていた。
マルスマンが手を差し出してきた。疲れがピークなのか、手の差し出し方も疲れている。
男はマルスマンの手を握った。ゴム手袋の下のとても柔らかい手の感触を感じた。また手袋の中にたまっている汗も感じた。
もはや男は疑わなかった。この中に入っているのは女だ。
マルスマンは手を握られても握り返さなかった。その力もないか、あるいはこの30前後の男が気持ち悪かったのかもしれない。
男は欲望を押さえて、握手だけで何とかその場を立ち去った。

686傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 18:55:40
握手会が終わった。何とかマルスマンはその場の子供達全員とそして気味の悪い男とも握手をし終えた。
最後の力を振り絞って、マルスマンは子供達に大きく手をふると駆け足でステージ隣のテントに入っていった。
MCの女性は観覧してもらったことに感謝をするとやはり駆け足でテントに入っていった。

MCの女性がテントに入るとマルスマンはパイプ椅子に座っていた。手袋は既に取っていて、青いウェットスーツの途中からは、
しなやかな人の手になっていた。その手の爪には薄いピンクのマニキュアが塗られていた。マルスマンは椅子に腰掛け、
前かがみになりピクリとも動かない。MCの女はヒーローの後ろにまわると頭の上にあるファスナーに手をかけた。
このファスナーは頭部からお尻にまでつながっていて、これを下ろさないことには、中の人間はこのスーツを脱げない。
「すぐにファスナーを下ろします。待っててください。」MCの女性は言った。
「お願い。」彫りの深いマスクマンの仮面から、弱々しく女性の声がした。

687傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 18:57:10
MCの女性は力一杯ファスナーを下ろそうとしたが、首の所でファスナーは止まった。マルスマンが前かがみで猫背になっているので、
ファスナーが引っかかって止まっているのだ。ファスナーは首のあたりで止まっているが、後頭部は開いており、中の人間の内面が
見える。その内面は汗でびっしょりと湿っていて、中の人間の髪の色が透けていた。髪の色は茶色だ。
「立ってもらっていいですか。ファスナーがひっかかちゃってます。」MCの女性が言った。
マルスマンは無言で立ち上がり、背筋を伸ばした。マルスマンのウエットスーツは、背中からヒップにかけて曲線を描いており、
ヒップのラインも曲線を描いて突き出ている。また背筋を伸ばしたマルスマンのバストは前に突き出た。
マルスマンの体のラインは女性のそれだ。
MCの女性はまた力一杯ファスナーを下におろした。今度はヒップまで下ろすことが出来た。
さらに女性は開いたスーツを横に広げ、中にこもっていた熱を逃がした。MCは着ぐるみのスーツを横に広げると
中からの熱気を感じることが出来た。それ程、マルスマンのスーツの中は熱で充満していたのだ。

688傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 18:59:26
開いたスーツの中からはスクール水着の様な女性用の水着が見える。
マルスマンは自分でマスクの後頭部に手をかけて、前にもっていった。中から現れたのは、白の内面を被った女性だ。
マルスマンだった女性、年の頃はアラサー、30前後だろうか。顔中に汗をかいている。白の内面もびっしょりと濡れていて、
表情は疲れきっている。MCの子はマルスマンの前に回るとスーツの背中部分を持って前に持っていった。
水着を着けているが、女性の大きな胸があらわになった。女性の胸は汗だくで、乳首はたっていた。
水着の下は全裸みたいだ。マルスマンだった女性はこれで上半身までマルスマンのウェットスーツを脱ぐことができた。
全身汗だくだ。MCはさらにスーツを下まで引き下げた。
胸に続き、大きなお尻もあらわになった。マルスマンだった女性は水着を着ているが、その上から下着のパンツもはいている。
女性はパンツの中に手をやると中からタオルを取り出した。タオルは女性の汗でしめっていた。
マルスマンはこのタオルで股間のふくらみをだしていた。

689傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 19:58:17
スーツが膝までくると女性は再び椅子に腰掛けた。ブーツに手をやり自分でマルスマンのブーツを脱いだ。ブーツの中は女性の
汗がたまっていた。MCの女が膝まできていたウェットスーツをひっぱり、脱がせた。これで女性は完全にマルスマンの
スーツを脱ぐことが出来た。マルスマンだった女性は最後に着けていた内面を自分で取ると、MCの女に渡されたバスタオルに
顔をうずめた。MCの女は別のタオルで女性の背中の汗を拭きはじめた。女性は顔だけでなく、全身に汗をかいていた。
マルスマンだった女はしばらくすると顔を上げ、自分で手や脇の汗をふきはじめた。
さらに水着の下にタオルを入れ大きな乳房の下を自分でふいた。

690傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 19:59:53
全身の汗を一通り拭うと水着の上から長袖のシャツを着た。そしてその上からジャージを着て、
髪を止めていたゴムをはずした。女性の髪は肩ぐらいまであった。その様子を見ながら、MCの女が言った。
「落ち着きました?」
「だいぶね。」髪を拭きながら、女性は答えた。
「よかった。そうそう握手の時、気持ち悪い男いましたよね。気づきました?どこの会場でもああいうのいますよね。」
「本当?男の人は何人かいたのわかったけど…。視界が狭いから顔まではわからなかった。」
「私、もしあの男が智子さんに抱きついたりしたら、『抱きつかないでください!』って大声で言ってやるつもりでしたよ。」
「ありがとう。女が入ってるってわかってて変なことしてく奴いるからね。完全に痴漢なのに。」
「本当にそう。ああいうの絶対童貞ですよ。」
マルスマンに入っていた「智子」という女は笑った。

テントに戻ってから30分程だった。智子はMCの女性に言った。
「麻奈ちゃん。そろそろお昼行こうか?」
「智子さんが〇Kならいいですよ。」
智子と麻奈は昼食を取りにテントを出た。

691傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 20:00:55
テントから数十m離れた所で眼鏡の男は2人の女が出てくるのを確認した。男は2人に近づいて行った。
やっぱり女だ。オッパイでけえし。年は結構いってるかなあ。
男は2人に近づきながら、ジャージを着ている智子を舐めるように観察しながら思った。
男が近づいてくることに麻奈が気づいた。智子に言った。
「さっき言ってた男です。」言って、麻奈は男を睨んだ。
男は麻奈が睨んでいることに気が付いて、視線をはずした。視線をはずしながら歩いたが、すれ違う前にもう一度男は
ジャージ姿の智子を見た。その時、男と智子は目が合った。
智子は目を大きくしていた。男も智子の顔をはっきりと見て、すれ違った後、目を大きくした。
「山野智子?」男は自分しか聞こえないぐらいの声で言った。まさか。いやでも間違いない。いやまさか。男は混乱した。
智子は男とすれ違った後、思わず振り返った。男は後ろを向いたまま歩いていった。振り返らない。
「岡島。」智子は小さく言った。麻奈はそれが聞こえた。「えっ!知ってる人なんですか?」麻奈は智子に聞いた。
「えっ、別人だと思う。ちょっと知ってる人に似てただけ。」智子は答えた。

692傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 20:02:27
男は会場近くでハンバーガーを食べながら、さっきの光景を頭の中で何度も反芻した。そして考えていた。
あれは山野だ。恐らく間違いない。向こうも俺に気がついたから驚いてたんだ。でもまさかあの山野が着ぐるみのヒーローに
入っていたなんて。あいつ俺と同じ32だぞ。32で着ぐるみの中身かよ。結婚はしてねえのかなあ。
男はそんなことを考えながらイベントの時より興奮していた。

693傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/17(日) 20:05:00
智子と麻奈はパスタを食べていた。
「さっき言ってた知ってる人って誰なんですか。まさか元カレですか〜?」
「違う違う。単なる高校のクラスメート。ただ凄く頭が良くて、医学部目指してたの。おそらく、
今頃医者にでもなってるんじゃないかなあ。着ぐるみの追っかけ何かやってる訳ないよ。」
智子はそう言った。
「そうですか。なら別人ですね。さっきの男無職みたいだったし。」麻奈が返した。
智子もそう思った。でもあれは岡島だと思う。岡島健太。私が高校の時好きだった男。
勉強ができて、正義感が強くて、誠実さを感じさせる人だった。
でもさっきの彼は私が知ってる岡島とはまるで別人だった。一体何があったんだろう。

694名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/18(月) 09:39:00
傑作堂 ◆v4cY0iVAGQに何があったんだろう。

695名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/18(月) 20:09:56
非常に面白い作品でした、続編を期待します。

696傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/18(月) 21:05:02
食事を終えると2人は店を出た。
「じゃあ次の回が、3時からで30分前にテントに入るとして、あと30分ぐらいか。私ちょっとこの中歩いてきますね。」
「わかったわ。じゃあ30分前には戻ってきてね。あれ一人じゃ着れないんだから。」
「はーい。智子さんも時間までくつろいでくださいね。」そう言って麻奈はその場を離れた。
テントまで戻る途中、智子は思った。
麻奈ちゃん、21歳って言ってたっけ。あの子から見たら私なんて完全にオバさんなんだろうなあ。30過ぎて結婚もしてなくて、
GW中に着ぐるみに入って大汗かいてる。態度には出さなくてもイタい女だと思ってるんだろうなあ。
まあどう思われてもしょうがないけどね。
テントに着いた時、智子は少し暗い気持ちになっていた。そこに5歳ぐらいの男の子が寄ってきて、言った。
「マルスマン、この中にいるの?」
智子はしゃがんで男の子に目線を合わせて言った。
「マルスマンはねえ、この中にはいないよ。今はパトロールにでかけてるんだよ。」
「また来る?」
「うんまた来るよ。3時になったらパトロールから戻ってくるよ。」
男の子は満面の笑みを浮かべて言った。
「その時、握手してもらんだ。」
智子は微笑んで、男の子の手を両手で握った。「そっかあ。楽しみだね。」言われてから男の子は近くにいた母親の元に歩いていった。
智子は母性のようなものを感じながら、周りを確認してテントの中に入った。

697傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/18(月) 21:07:50
中に入ると智子はパイプ椅子に腰掛けた。
5年前、和明と結婚していたら、私にも今頃あれくらいの子供がいたかなあ。
智子は自分の胸をさわって思った。
オッパイもこんなに大きくなったけど、垂れてきたし、女としての賞味期限もそろそろかなあ。
智子の気持ちは沈み始めた。その時、椅子にかけてあったマルスマンのスーツが目に止まった。
着ぐるみフェチって、この中に女が入ってることで興奮するんだよね。
裸の女より着ぐるみを着た女がいいんだよね。
でも私みたいなオバサンが入っていても興奮するのかしら。
岡島もマルスマンに入ってる私に興奮したのかなあ。

でも、岡島、変わったなあ。

698傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/18(月) 21:09:22
眼鏡の男こと、岡島健太は食事を終えて、タバコを吸ってから落ち着いて考えていた。
最初の回でマルスマンの中身の性別を確認する。中が女だったら次の握手回の時に抱きついて帰る。
これが最初の計画だった。だがマルスマンの中身は山野智子だ。俺が高校の時ずっと好きだった女だ。
向こうも俺が誰だか気づいていた。山野は俺をどう思っただろうか。高校時代は、俺の黄金時代だ。
でも今の俺にあの頃の面影なんか無い。医学部に入るために4浪したけど、ダメだった。
その後私大を出たが、就職の時は氷河期。そして卒業後、転職を繰り返して今は無職だ。
高校の頃はモテたかった。カッコばかりつけていた。でも今はそんなのどうだっていい。
女が入った着ぐるみに抱き着けば、痴漢だぐらいわかってる。
でも俺を相手にする女なんていねえんだよ。
岡島は舌打ちをした。

699傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/18(月) 21:11:48
小さな男の子と母親が岡島の横を通った。
「マルスマンねえ、また3時に来るって。その時握手するんだ。」
「じゃ一緒に写真も撮ろうね。よっちゃんマルスマン大好きだもんね。」
男の子と母親の会話が聞こえた。
だけど、山野は何で着ぐるみ何てやってるんだろう。あのルックス。それにあの体。
高校の時は結構モテてたし、結婚相手なんていくらでもいるだろう。それとも結婚はしていて、
ダンナも子供もいるけど趣味で着ぐるみに入ってんのか?
あるいは結婚なんて考えてなくて、バリバリに働いててたまの休みに着ぐるみに入ってんのか?
両方ともイマイチ現実感ねえなあ。岡島は思った。

700傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/18(月) 21:16:02
2時25分。3時のイベント開始まであと35分。麻奈はまだ戻らない。
智子は時間を確認すると立ち上がった。麻奈ちゃんまだだけどそろそろ着替えるか。
智子はジャージを脱ぎ、それから長袖のシャツも脱いだ。
智子が身に付けているのは上下が一体になった水着だけだ。タンクトップにスパッツが主流だけど、
マルスマンはとっても汗かくし、このカッコは麻奈ちゃんしか見ないわけだし、まあいいでしょう。
智子はそう思った。智子は大らかな性格だった。
水着姿になったら次にその上からパンツをはいた。
そしてそのパンツの中にタオルを入れ、ふくらみをつくった。
男のヒーローだから、おチンチンあった方がいいんだろうけど、これどうなんだろう。
これで「中は男の人」って思う人どれぐらいいるんだろう。
こんなことしてて私、女としてどうなんだろう…。
いけない、いけない、今は仕事に集中しよう。マルスマンに成りきろう。
さっきの坊やだって、マルスマンに会うのを楽しみにしてた。
私はテレビと同じヒーローにならなきゃいけないんだ。マルスマンに入ってる間、私は男の人なんだ。
男の人なんだからおチンチンもなきゃダメよね。智子はふっきるように強く思った。

701傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/18(月) 21:24:24
2時35分を過ぎて、麻奈が戻ってきた。
「ごめんなさい。少し迷っちゃって。」麻奈が言った。
「いいわ。じゃあマルスマンを着せて。」髪をまとめ、内面を既に被っていた智子はそう言うと、
麻奈にマルスマンの着ぐるみスーツを手渡した。
麻奈は受け取ると背中のファスナーを横に広げた。智子は長い足を着ぐるみのスーツの中に通した。
「冷たい。」智子は口に出した。
「さっきの汗がまだ残ってるんですね。どうします?もう一度拭きますか?」麻奈がきいた。
「このままでいいわ。時間も無いし。着ちゃえばすぐサウナになるんだから。」
智子は両足を通すとマルスマンのスーツを上に引っ張った。
麻奈は智子の後ろに周ると智子の大きなお尻をグッと掴んで、マルスマンのスーツの中に押し入れた。
「どう今回はスムースに入りそう?」智子は笑いながらきいた。自嘲の笑いだ。
「ええ大丈夫ですよ。」麻奈は智子のお尻をマルスマンの中に押し込むとスーツを上に引っ張り上げた。

702傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/18(月) 21:29:49
続いて智子はマルスマンの腕の中に自分の腕を入れ始めた。
麻奈は智子の両方の胸を後ろから両手で掴んでつぶした。
智子がマルスマンの両腕に自分の腕を通し終えると、麻奈は智子の大きな胸を平たくつぶして、
自分の腕をマルスマンから抜いた。
今、智子は首から下までがマルスマンになっている。マルスマンのごつくて大きいマスクは、
智子の胸の所で、下を向いている。
マルスマンの股間はふくらんでいる。中に入っている智子のお尻が大きいためにマルスマンのお尻も大きい。
マルスマンの胸は智子の胸が平たくつぶれているために胸板のようにみえる。
マルスマンの背中はまだファスナーが開いており、智子の水着がチラチラ見える。智子は言った。
「始まる10分前になったら、マスクを被るわ。」

703傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/18(月) 21:33:57
岡島はイベントステージの後ろに立っていた。そして考えていた。
山野がどういう理由で着ぐるみに入ってるのかなんてわからない。聞く訳にも行かない。
向こうも教えたくないだろう。だが32ににもなって着ぐるみの仕事なんて、
おそらくあんまり人生うまくいってないんだろう。俺と同じだ。
だけど、だけど、あいつ今でもキレイだったなあ。高校の時、30代の女なんて完全にババアだと思ってたけど、
今じゃあ、30女はストライクゾーンだしな。テクニックも豊富だろうし。
そして今、あの巨乳が、あの巨尻が、着ぐるみの中でギュウギュウに押し込まれている。
男にみせようとマルスマンの中で大汗かいてる。
それにチンコまでつくって男にみせようとしてる。たまんねえんだけど。
………………………。
でも、俺は…。

704傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/18(月) 21:39:07
智子は10分前を確認した。「それじゃあ、変身しますか」そう言って、
智子はマルスマンの後頭部を広げた。智子はマルスマンの後頭部から自分の頭を入れると
マルスマンの目の小さなのぞき穴から外を見た。麻奈の体がのぞき穴から見えると
「お願い」と言った。麻奈は「はい」と言うとマルスマンのお尻にきているファスナーを力強く
上に引き上げた。お尻の辺りで少しつかえたが、肩までもってくることが出来た。
ファスナーが肩までくる時、マルスマンの胸は少しつぶれた。
麻奈は肩まできていたファスナーをマルスマンの頭の上にまでもっていった。
ファスナーを完全に上げると麻奈はマルスマンの背中にある背びれのようなものでファスナーを隠した。
「オーケーです。」麻奈が言った。
「ありがとう。」マルスマンの中から智子のくぐもった声がした。
智子は小さなのぞき穴からパイプ椅子をみつけると座った。

705傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/18(月) 21:43:46
胸、やっぱり苦しいな。でもヒーローにオッパイがあったらダメだよね。
そういえば着ぐるみフェチって、こういうシチュエーションに興奮するんだよね。
やっぱ変態だわ。でも岡島もこんな私に興奮してるのかなあ。それにまた今回もきてるのかなあ。
握手の時、抱きついてくるのかなあ。でも岡島にだったらオッパイぐらい揉まれても良かった。
抱かれても良かった。
いいえ抱いて欲しかった。告白して欲しかった。高校の時なら受け入れた…。
だけど今の岡島は嫌だ。私の知ってる岡島は着ぐるみに抱きついたり何てしない。
中が女だと知ってて抱きついたり何てしない。中の女がしゃべれないとわかってて、
着ぐるみの上からオッパイを触ってきたり何て絶対しない。
私の知ってる岡島はそんな卑怯な男じゃない。
でももし岡島がそんなことしてきたら、私どうしたら…。
「イベントステージ始まります。」マイクを持った麻奈が勢い良くテントから飛び出した。
たとえ岡島が何してこようと私は今、マルスマンなんだ。子供達のヒーロー、マルスマンなんだ。
強くてたくましいヒーローなんだ。悪い奴をやっつけるヒーローなんだ。
変なことされてもヒーローでいよう。
マルスマンはそう決めて立ち上がった。

706名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/18(月) 21:47:41
なあ、誰得なモノをまき散らすの止めようや。

707名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/19(火) 04:26:28
>>706
嫌ならスルーしろ。

708名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/19(火) 13:29:34
>>706
死後裁きにあう

709名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/19(火) 16:43:33
自己中のゴミクズは無視して、続きがあるなら最後までお願いします

>>706
嫌なら読むな、白痴

710名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/19(火) 17:24:27
>>706
何が言いたい?

711傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/19(火) 21:37:18
ステージにMCの麻奈があらわれた。
「みんなー、こんにちはー」「こんにちはー」「あれー?声がちいさいなあ、こんにちはー」
MCの麻奈がお約束を始めたのを岡島は見ていた。
正確には目では見えていたが、心は高校の頃に戻っていた。優しくて、親しみやすくて、
かわいかった智子のことを思い出していた。自分のことしか考えない俺だったのに彼女は
俺に微笑んでくれた。頭の良さを鼻にかけ、クラスメートを馬鹿にした時、
彼女は本気で俺を怒ってくれた。彼女といる時、俺は成長できた。
カッコイイって何だろう、男らしいって何だろう、正義って、人間って、生きるって何だ…。
彼女と接する中で、俺はいろいろ考えた。そして、外見も中身もカッコをつけた。
彼女に認めて欲しかったんだ。今思えば、笑ってしまう。
青臭いし、バカバカしい。

だけど何故だ。あの頃の自分がまぶしくてしょうがない。

712傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/19(火) 21:39:32
「マルスマーン!」子供達の声援と共にステージにマルスマンが勢い良く飛び出してきた。
マルスマンは子供達に手を振って挨拶をしている。MCの言うことに大きく頷いたり、
ジェスチャーをとって反応している。一つ一つの動作は大きく、ビシッとポーズを決めている。
さっきの回より元気がいいな。岡島はマルスマンを見て思った。だが、女の体つきは隠せない。
胸のラインも腰つきも緩い曲線を描いている。岡島はそう考えながら、高校時代の智子の
ボディラインを思い出していた。あの頃のあいつは、決して巨乳じゃなかった。
でも、さっきすれ違った時のあのオッパイのデカさ。それに今そのオッパイのデカさを利用して、
着ぐるみの中で男の胸板にみせている。横を向けば、ケツだって突き出てるのがわかる。
ケツもでかくなったんだな。俺好みの体になりやがって。
岡島は一人勝手にうれしく思った。

713傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/19(火) 21:42:31
マルスマンの肩は時々大きく上下に動いた。たまに智子はマスクの口に自分の口をあて、
呼吸をしている。マルスマンの中では、智子はすでに自分の汗で全身びしょ濡れだ。
智子が着ぐるみの仕事を始めてずいぶんとたっていた。その間、着ぐるみの中で死ぬほど
暑い思いを何度も経験した。着ぐるみのまま倒れたことだってある。でもそうした経験を何度も
繰り返して、暑さにはだいぶ慣れた。正確には暑いのを我慢して、かつ倒れない根性が身に付いた。
だけど汗の量はコントロールなんてできない。一定の暑さが続けば、気持ちに関係なく
どんどん汗はかく。この汗の量、昔の私だったら倒れてたな。マルスマンの中で智子は思った。
そんなことをふと考えていた時、マルスマンは自分のお尻を触られてることに気が付いた。
マルスマンが下を見ると、さきほどミニゲームでステージに上がった男の子がマルスマンの
腰に抱きついている。「大好き。」男の子が言った。マルスマンはそれが聞こえるとしゃがんで、
男の子を自分の胸でやさしく抱きしめた。
その動作は我が子を抱きしめる母親のようだった。

714傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/19(火) 21:46:27
この光景をみながら、岡島は勃起していた。いくらチンポつくって、胸をつぶしたって、
やっぱり女だ。動作を男らしくしたって、女らしさはふとした瞬間に出るんだな。そう思った。
そして、智子が子供好きだったことを思い出した。着ぐるみをやってる一番の理由はわからん。
でも子供が好きっていうのは、絶対あるな。岡島の眼は、少し柔らかくなった。
ステージでMCが「それじゃあ、体操を始めよう!」と元気良く言った。マルスマンは大きく
頷くとステージの真ん中に移動した。マルスマンの口から、中に入っているの智子の汗が流れた。
顎からも汗がポタポタとしたたり落ちた。マルスマンはそんなことにおかまいなく元気一杯に体操を始めた。
音楽が流れる中、マルスマンがジャンプして着地をすると、マルスマンのお尻の肉が揺れた。
胸も少し揺れるのが確認できた。

715傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/19(火) 21:49:11
「じゃあ、これからみんな、マルスマンと握手をしよう。
ステージ右にいるお兄さんのところに並んでね。」MCはそう言った後にマルスマンをみた。
マルスマンの口からはヨダレのように中の女の汗が大量に流れだしていた。首筋も同じ状態だった。
これをみるとMCは言った。「じゃあ、マルスマンも準備のために一回テントに戻ろう。」
その後、マイクを顔から離して、マルスマンの耳元で言った。「水分を取ってきてください。
それから、口の周りと首筋の汗も拭いてください。」マルスマンは頷くとテントの中に戻った。
「みんなちゃんと並んでねえ。ちゃんと並んだらマルスマンは全員と握手するからね。」
徐々に長い列が混乱も無く出来ていった。そして、列の後方には岡島が並んでいた。

716傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/19(火) 21:50:40
握手会が始まった。マルスマンの口元はきれいになっていた。マルスマンは次々に子供達と握手をしていく。
写真を要求されれば、ポーズをつくった。子供だけでなく、その母親からも時たま握手を求められ、手を握った。
水分補給できたから、さっきよりはいくらかマシね。マルスマンの中で、全身汗だくの智子は思った。
たまにバカな子供が股間を叩いてくるのがわかったが、痛くは無かった。股間に入れたタオルのおかげだ。
こういう形で役に立つけどね。智子は思った。マスクの小さな視界から子供達の場所をおおまかに確認しながら、
智子は握手を続けた。

717傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/19(火) 21:52:37
マルスマンの中の智子は、小さな視界の中にさっきの男の子を確認できた。イベント前にテントにきた子だ。
マルスマンはその子の手を両手で握り締めた。それから、しゃがんで男の子を自分の胸に引き寄せて、強く抱いた。
男の子の口はポカンと開いた。側にいた母親が「一枚いいですか?」とマルスマンに言った。
マルスマンは頷くとポーズをとった。母親は男の子とマルスマンを携帯で一枚写すと「ありがとうございます。」
と言って、男の子を連れて行った。
手を引かれながら男の子は言った。「マルスマンねえ、ママと同じだったよ。オッパイがあった。」

718傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/19(火) 21:54:25
握手に並んでいた人もだいぶ減った。もう少しで握手会も終わりそうだ。MCの麻奈は思った。
もう一時間も智子はマルスマンの中に入っている。早く解放してあげたかった。麻奈は肩で息をしているマルスマンを見て思った。
その時、麻奈はさっきの男を確認した。さっき握手にきた気持ち悪い奴だ。智子さんが着替えて、テントから
出てくるのを待っていた変態男だ。何しにきたの?智子さんに変なことしたら、大声出してやる!麻奈はそう思った。
そして男を睨んだ。
マルスマンは子供達が小さいため、下を向いて握手をしていた。そのマルスマンの視界から子供の姿が消えた。
マルスマンは顔を上げた。目の前には岡島が立っていた。

719傑作堂 ◆v4cY0iVAGQ:2009/05/19(火) 21:58:13
マルスマンの中で智子は「あっ!」と声を上げそうになった。視界は小さいが、
目の前にいる男が岡島であることはわかった。智子は一瞬、迷ったが握手の手を差し出した。
そして思った。
もし、抱きついてきたら、突き飛ばしてやろう。オッパイなんて触ってきたら、キンタマ蹴飛ばしてやろう。
後のことなんて知らない。痴漢する方が悪いんだ。悪い奴をやっつけるのがヒーローなんだ。
マルスマンの中で顔中に体中に汗をかきながら、智子は岡島を睨んだ。
岡島はマルスマンの口や顎から流れ出る汗を確認した。マルスマンが肩で息をしていることを確認した。
岡島は差し出されたマルスマンの手を握ると言った。
「今日会えて良かった。昔の自分を思い出せた。もう一度頑張ってみようと思う。ありがとう。」
一瞬の間を置いてから、マルスマンは岡島の手を強く握り返した。そして、左手でガッツポーズをつくった。

智子が中に入ったマルスマンは、岡島にとってのヒーローだった。
岡島の気持ちを前向きに変えたヒーローだった。

岡島は笑顔になっていた。そして、他には何もせずその場を立ち去った。
マルスマンの中で智子は満面の笑みになっていた。

(了)

720名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/19(火) 22:19:15
普通に良いんじゃねぇ?

たぶん、俺得だと思うよ。

721名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/19(火) 22:48:20
目から汗流れてきたぜ・・・
ありがとう傑作堂、マルスマン

722名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/20(水) 02:55:24
こういうしんみりしてて読んだ後落ち着いた気持ちになれるのって、このスレで今まで無かった気がする。
この話が投下されてよかった。乙です

723名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/20(水) 11:08:22
いい意味で女性にもかかわらず男性でもきついヒーローの着ぐるみに入って必至に演技しているところがよかったです。
昔の同級生との出会いの中で生まれる葛藤と、フェチズムを若干意識している主人公の感情がしっかり
描写されていて、大変よかったです。

724名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/20(水) 19:45:01
珍しく大作だな。

725名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/23(土) 20:06:24
   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|
   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

726人形遊び:2009/05/23(土) 23:25:29
傑作堂さんのあとであれだけど……我煩悩をぶちまけてみる!

「人形遊び」


登場人物紹介

主人公:眞田真紀(さなだまき)
大学3年、教育学部、専攻は国語。
4年生は就活があるので引退し、今年度から女子のバトミントン部の主将となる。
成績優秀、運動神経抜群でみんなから慕われるタイプ。
おっとりした優しいお姉ちゃん系。練習中はちょっと活発な子になる。
胸までまっすぐ伸びた黒髪、モデル体型の和風美人。
少し臆病。すぐ驚く。
「ピーチdeジュース」という子供に人気がある桃のジュースが大好き。

磯崎美優(いそざきみゆ)
大学2年、教育学部、専攻は国語。バトミントン部の真紀の後輩。
誰にでもなついてくる妹系。ちょっと喜怒哀楽が激しい。
真紀を姉のように慕っている。
ツーテール、茶髪。真紀より背は低いが胸は大きい。
「あっ!○○」と言う癖がある。


あらすじ

美優が真紀に「今度の休みに一緒に買い物に行きませんか?」と約束をし、
真紀を自分の部屋に招いたことからはじまった。
長袖だと少し汗ばむくらいの日の出来事である……

727人形遊び:2009/05/23(土) 23:30:49
 ピンポーン♪
 私は美優の部屋のインターホンを鳴らす。
「は〜い!」
 美優の元気な声がドア越しから聞こえ、ダッダッダッと足音が近づいてきた。
「おはよう美優。」
「あ、先輩、おはようございます♪ささっ、入ってください!」
 美優は私が靴を脱ぐのと同時に私の手をとって部屋に連れ込む。
 そして私はいつものように部屋の隅にバッグを置きクッションに座る。

 美優の部屋はいつ来てもすっきりしていて、テーブルにクッション、テレビ、ベット、タンス、大きな鏡ぐらいしかない。
 壁も白に統一されていてることもあり広々としている。
 でも、今日は大きなダンボール箱が部屋の隅に置いてある。何が入ってるんだろう?
 私がダンボール箱を発見したことに気づいたのか、コップにペットボトルの麦茶を入れていた美優が声をかけてきた。

「これですか?実は、今日はこれの為に先輩に来てもらったんです!」
「え!?お買い物は……」
「あ…すみません……先輩に来てもらうために私…嘘つきました……」
 
 そんな……久しぶりに美優とお買い物ができると思ったのに……

 今日は工学部で行事があり、部員がほとんどいないので、バトミントン部の工学部以外の部員は休みとなった。
 バトミントン部は平日はもちろんのこと、土日も練習がある。
 教育学部である私と美優にとって久々の休日であった。

728人形遊び:2009/05/23(土) 23:32:03
 私が落ち込んでいるのを察したのか、悲しそうな顔で、
「本当にごめんなさい……」
 と美優は頭を下げる。
 私はこの顔に非常に弱い。
 しょうがないから箱の中に何が入っているかを聞くと、美優は急に元気になり、
 重そうにダンボール箱を私の隣に運び、それをそ〜と置く。
 元気になった美優を見て安心すると、美優が思いもよらぬことを口にする。

「単刀直入に言います!先輩に…お人形さんになってもらいたいんです!」
 美優は隣の部屋にも聞こえるぐらい大声で叫んだ。
 
 え!?どういうこと?
 
 困惑している私の前に、美優は立ち上げてあったノートパソコンを持ってきて色々な画像を私に見せ始めた。
 パソコンの画像は、アニメで出てきそうな女の子のマスク(?)と鮮やかな色のウィッグをかぶり、
 肌色の全身タイツの上に制服やメイドさんとかの衣装を着た人達の写真だった。

「先輩にはこれの中身に……着ぐるみを着てほしいんです!」
 いきなり持ちかけられた話に頭が混乱してる……
 
 お人形?着ぐるみ?私が中身?なんで私が?
 
 そんな言葉が頭の中をかけめぐっている最中に、
「着てくれませんか!着ぐるみ!」
 と目を大きく見開きクリクリ輝かせて、私の口から「うん」や「いいよ」等々の言葉が出てくるのを期待している。

729人形遊び:2009/05/23(土) 23:36:07
「ちょっ、ちょっと待って!」
 このペースだと承諾しちゃいそう……まず、一つ一つ聞いてみよう。
「べ、別に、私じゃなくても…」
「だめです!」
「自分で着てみたらいいんじゃ…」
「私は見て楽しむ派なんです!」
「そうだ!ネット!インターネットで探せば沢山見れると思…」
「ネットだと中身が男ばっかりなんです!かわいくないんです!」
 
 私の答えに間髪いれずに返答する美優。美優の熱弁はまだ続く、
「中身が女性でもどんな人が入ってるかわからないし、やっぱり中身が大事なんです!だから先輩に着ぐるみを着てほしいんです!」

 私には美優の言っていることがよく分からない。
 男の人が女の子の着ぐるみを着ているのは違和感を感じる……
 でも、女の人ならどんな子でも体系が合ってればいいんじゃないかな、と思う。
 だって、マスクをかぶれば中の人の顔なんて見えなくなっちゃうし……

 そのことを美優に聞くと、
「先輩みたいに綺麗で、かわいい人にかわいい着ぐるみを演じてほしいんです!だからお願いします!」
 美優は頭まで下げて私に着ぐるみを着るようにお願いする。

730人形遊び:2009/05/23(土) 23:41:10
 かわいいだなんて…同性に言われても嬉しい……
 でも……「いいよ」とは素直に言えない……
 仮に「この服を着てください!」と言われて、コスプレとかするんだったら承諾できたかもしれない。
 だけど、着ぐるみは違う。全身をタイツで覆われて、マスクで顔を隠されて……閉じ込められちゃうような……
 自分が自分でなくなる感覚が私を不安にさせて、着ぐるみを着るということを拒絶している。
 考えるだけで心臓がバクバクなるし、体がビクビク震え、膝の上に置いてある手から変な汗が出てきた。
 
 美優には悪いけど……ここははっきり言わなきゃ!

「ごめんね……私には…できないよ……」

 がっかりする美優。頭の中で何度も美優に謝る……私の為に用意してくれたのに……
 でも、嫌なことは嫌と言わなきゃいけないと思った。私は美優に頭を下げた。
 
 次に頭を上げると、美優の顔がさっきの落胆していた顔から意を決したような顔に変わっていた。
「本当はこんな真似したくなかったけど……奥の手を使います。」
 美優は普段出さないような凄みのある声で私を威圧する。
 怖さと不安で私の心臓が止まったような気がした……

731人形遊び:2009/05/23(土) 23:44:11
 でも奥の手ってなんだろう……危ないこと?

 美優はそんなことする子じゃないから乱暴なことをするとは考えられない。
「先輩の秘密をみんなにばらします!」

 秘密!?

 びっくりしたけど唖然としてしまった。
 美優に隠しごとをしたことはないと思う。
 美優が知ってる私の秘密って……とりあえず聞いてみよう。

「秘密って?」

 私の顔をじっと見ながら美優が口を開く。
「みんなが帰った後に先輩が部室でしてることです……」

 ……あっ!!!

 体から火が出そうになった。
 私の赤くなった顔を見て美優は、
「そうです……部室の鏡の前ですっぽんぽんで…」
「それ以上言わないで!!」
 堪らず大声をだしてしまった。

732人形遊び:2009/05/23(土) 23:51:06
 私はバトミントン部の女子の部室の鍵の管理を任されているから、いつも最後まで部室に残っている。
 部室は広くて大きな鏡があるから、毎日みんなが帰ってからその鏡を使って素振りやフォームチェックをするのが私の日課になっていた。
 それにひきかえ、自分の部屋が小さいし鏡もないからそれができない……だから部室はいい練習上でもあった。
 最初は練習着を着てやっていたけど……誰も見てないことをいいことにどんどん服を脱いでって……
 最近は下着さえ脱いで……裸でやってる……そのほうが体の動きがちゃんと見えるからというのもあるけど……
 ちょっと普段の練習じゃ味わえない解放感があるから、という気持ちのほうが大きいかも……
 どうやら、それを美優に見られていたらしい。

 そんなことをばらされたらバトミントン部は辞めさせられるし、みんなから変態扱いされちゃう……
 最悪退学なんてことも……そんなのイヤ!

「お願いだからみんなに言わないで!!」
「じゃあ着ぐるみ着てくれます♪」
 急に美優は元気になり、満面の笑みで私を見る。

 今日着ぐるみを着るか、それともずっと変態扱いされるか、選択の余地なんて無かった……

「私が……私が着ぐるみを着れば…秘密をばらさないって約束してくれるなら……」
「着てくれるんですね!約束します!絶対言いません!やった〜♪」
 美優は私が着ぐるみを着るといったので飛び跳ねていた。

 逆に、私は着ぐるみを着ることが決まり、さっき芽生えた感覚が……
 着ぐるみという檻に閉じ込められ、自分が自分でなくなるという感覚が胸のなかで急激に成長し、
 私のすぐ隣にあるダンボール箱を見るたびに、心臓の音が大きくなり、体中から変な汗をかきながらビクビクと震えていた。

 
 部屋の時計の針が10時をさした。

733名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/23(土) 23:55:45
1のルールぐらい読めないのか?

734人形遊び:2009/05/23(土) 23:56:07
真紀ちゃん着ぐるみ承諾編 完 です。

とりあえず今日はここまでです。
一人で盛り上がっちゃってすみません。

735名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 01:42:28
>>734
一応、トリップは付けてほしいのですがとっても萌えましたw

次回はトリップをつけた上で投稿きたいしてますよー

736名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 02:01:04
 続きが読みたいです。

737名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 04:48:04
早く続きが読みたい!

738人形遊び◇HIUxMLhE:2009/05/24(日) 08:25:27
>>733
ご指摘ありがとうございました。
トリップってこんな感じでよろしいのでしょうか?
OKだったら「OK」とか「それでいいよ」等々書き込んで頂ければ幸いです。

それとこの話、無駄に長くなると思いますので、そこらへんよろしくお願いします。

739 ◆YwgeI/0ZxQ:2009/05/24(日) 09:41:44
てすと

740人形遊び◇HIUxMLhE:2009/05/24(日) 09:43:39
>>738
それじゃ偽物が現れる罠。
トリップはコピペじゃなくて「人形遊び#○○○○」だな。

741人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 10:25:36
テストです。
練習しちゃってすみません。

742人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 10:28:33
「フン、フフン、フフ〜ン♪}
 美優は小物入れからカッターを取り出すと、鼻歌を歌いながらダンボール箱のガムテープを切っていく。
 箱の中は発砲スチロールや、つぶすとプチプチ鳴るビニールがぎっしり詰まっている。
 美優が箱の中のものを一つ、また一つと出すたびに美優自身のテンションはあがっていく……
 私の脈も美優のテンションともに早くなってる……気温はそこまで高くないのに額がプツプツ汗をかき始めた。

 だめだ、少し落ち着かなきゃ。
 
 気持ちを落ち着かせようと胸を撫で下ろしていると、美優の大きな声が耳に入ってきた。
「先輩、先輩!見てください!これが今から先輩が着る着ぐるみですよ♪名づけて着ぐるみセット!」
 
 いつの間にか私の隣に着ぐるみセット(?)がずらりとならんでた。

 肌色の全身タイツ、メイドカフェのメイドさんが着ているような紺色の長袖のメイド服、
 白いニーソックス、ピンク色のリボンがついたベルト、茶色いウィッグ、
 そして……私の顔を隠してしまうヘルメットみたいな形のプラスチック製のマスク……

743人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 10:39:51
 これ、全部着るの?

 着ぐるみセットを直視したまま動けない……
 また心臓がバクバクなってる……

「先輩、顔赤いですよ?大丈夫ですか?」
「きゃっ!」
 いきなり美優の顔が目の前に現れたのでかなり驚いた。座ってたのに後ろにのけぞって尻もちをついてしまう。
 どうやら、ボーとしていたり、落ち着きがなかった私を心配してくれていたようだ。

「だ、大丈夫。ちょっとボーとしてただけだから。」
 と答えると、美優はまた元気になった。
「そうですか、よかった!じゃあ早速着てもらいましょ〜♪まずは服を脱いじゃってください!」
「え!いきなり……」 
 美優のテンションがまた始めた。

744人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 10:47:52
「あ!」
 美優が何かを思い出したように、はっとした顔をした
「その前にお化粧おとしちゃってください、着ぐるみが汚れちゃうんで。
 洗顔フォームとかタオルとかは洗面所にあるんで適当に使ってください♪」
 
 私よりも着ぐるみを心配したように感じたので少し、ムッとした顔をしたが美優は全然気づいてない。
 しかたないから私は洗面所にいき、クレンジングと洗顔フォームを借りてメイクをおとす。
 顔が熱くなってたから冷たい水が気持ちいい……

 ……しっかりしなきゃ!

 濡れたほぺったをパンパン!と手ではたき、顔を拭いて美優のもとに向かう。

 私が帰ってきたのを見ると私の手をとり着ぐるみセットの前に立たせる。
 そして私の顔を覗き込んで微笑んだ。
「すっぴんでもやっぱり先輩かわいいです♪」
「え!?ありがと……」
 不意の誉められたからさっき冷やした顔がまた熱くなってきちゃった……
 
 美優のテンションがさっきよりも上がっている。

745人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 10:54:30
「じゃあ、今度こそ服を脱いじゃってくださ〜い♪」

 同性だけど、見られながら脱ぐのは抵抗がある。
 ソックス、半袖のTシャツ、ベルトをはずしてデニムを脱ぎ、美優の前で下着姿になった。

「先輩今日は白ですね!すごく似合ってます!先輩っぽくてかわいいです!」
「え!?」
 
 部室ではスポーツ用の地味なブラとスパッツをつけていたから、
 私が白の下着を着ている姿を見るのは初めてらしく、美優はすごく喜んでいる。 
「あんまり見ないで…恥ずかしいよぉ……」
 私は顔を赤らめた。

746人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:03:53
「下着もですよ、先輩♪」
「え!下着も?」
 理由を尋ねると、美優は肌色の全身タイツを指さしながら、
「このあとあれを着てもらうんですけど、ショーツを履いたままだとおしっこが出来ないんです。
 肌タイの下にブラをつけてるとワイヤーが肌タイを傷つけちゃうし、締め付けられて苦しくなっちゃうらしいんです。」

 説明されても実感がわかない……もしかして…着ぐるみを着たままおしっこしなきゃいけないの?
 
 それは逆に考えれば、私にずっと着ぐるみを着せ続けることが出来ることも意味していた。

「ささっ!どんどん脱いじゃってください!」

 部室で見られたとはいえ、こんなに直視されながら裸になるのはかなり恥ずかしい……
 また顔を赤らめながらも一気にブラとショーツを脱いだ。
 そして、自然と右手は胸を、左手は股を隠していた……

 美優が肌タイ(肌色の全身タイツの略語らしい)を持ってきて私に手渡す。
「次はこれを着ちゃってください♪」
 相変わらず美優はハイテンションだ。私がどんな思いで着ぐるみを着ようとしているのかも知らないで……

747人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:06:43
 肌タイは頭のてっぺんから腰までジッパーを下して開き、その大きな口に体を足、手、頭の順に入れて着ていくらしい。
 顔の部分はポッカリ穴が開いてるから、着るともじもじクン状態になることが想像できた。
 私は髪をゴムで後ろにまとめ、団子状にする。
 練習のときはいつもそうだから手慣れた手つきで髪をまとめた。
 
 ついに着ぐるみに入れられちゃう……

 心臓の音がまた大きくなる。右足、左足とタイツを履くようにして履き、肌タイを腰までグイッと引っ張り上げた。

748人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:17:29
 あれ、この股のジッパーはなんだろう?

 ジッパーを見ている私の前に美優が座り込み、股のジッパーに手をかけた。
「これがさっき言ったおしっこするためのやつです!ほら♪」
「きゃっ!」
 いきなり美優に股のジッパー開けられ、こんな近くで最も見られたくないところを見られてしまった!
 恥ずかしさで体中が真っ赤になる。
 思わず後ずさりし、両手で股をかくす。

「もう!あんまりからかわないで!」
 急いで股のジッパーを閉め、美優を大声で叱ってしまった……

「ごめんなさい……そんなつもりじゃ……」
 さっきまでハイテンションだった美優が急に泣きだしそうな顔になる…悪気は無かったようだ……
 強く言いすぎちゃった……

「ごめんね、いきなりだったからつい大声だしちゃったの……もう怒らないからこれ着るの手伝って、ねっ。」
「ぐすっ、ぐすっ、ホント?」
「うん!」
 美優の目からこぼれそうな涙を手でぬぐってあげた。
 美優は頷き、肌タイを着るのを手伝ってくれた。
 右手、左手、頭と肌タイを着ていき美優にジッパーを上げてもらう。
 これで私は顔以外は肌色のタイツで覆われてしまった……
 まだ着て間もないのに肌タイがうっすらと汗ばみ始める……

749人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:22:13
「先輩……ちょっと抱きついてもいいですか?」
「え?」
 美優は私の脇の間に手を差し込むとその手を背中に回し、顔を私の胸に押しつけてきた。
 そして、私をギュッと力強く抱き締め始めた。

「ちょっと、美優……苦し……」
「先輩……柔らかくて、あったかくて、きもちいい……縫ぐるみみたい……」

 ゾクッ!

 はうっ!…なにこれ……

 「縫ぐるみ」と言われた瞬間、全身を何かが駆け巡った。

なにも…考えられない……
 体が…熱い……力が…入らない……

750人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:26:43
「せ、先輩!大丈夫ですか!」
 腰砕けになった私の体を美優が支える。

「はっ!」
 美優の声を聞き、我に返った私はよろよろしながら体制を立て直す。
 そしてゆっくりと美優の手を解き、大きく深呼吸する。
「フーー、大丈夫…ちょっと立ちくらんじゃっただけ……」
「ほんとに大丈夫ですか?さっきから先輩、顔が真っ赤です……」
 美優がまた泣きだしそう。本気で心配させちゃったようだ……

「ごめんね、ちょっと体が熱くなっちゃの。」
 そう言いながら美優の両肩に手を置いて美優を落ち着かせる。
 美優を落ち着かせることで私自信も落ち着いてきた。

「そうだ!エアコンつけてもらえる?これ着てると結構暑いの。」
「あっごめんなさい!私ったら全然気がつかなくって!今つけますから!」
 私が立ち直ったのを見て安心した美優は急いでテレビの上にあるエアコンのリモコンに駆け寄り、冷房のスイッチを押した。

751人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:33:44
 バタバタと忙しく動く美優を見ながら私はさっきの感覚を思い出していた。

 立ちくらみなんかじゃない……じゃあさっきのはなんだったんだろう?

 毎日ハードな運動をしてるから体力には自信がある。この程度の暑さなんかじゃ倒れない。
 暑さとは違う……全身をぬるまったいお湯でとかされてしまうような…甘く心地よい感じだった……

 そんなことを考えていたら、顔にカビ臭い風が吹いてきた。
 美優はあわてて部屋の窓を開けている。  
「すみません、最近使ってなかったから臭くて……あっ、それと何度ぐらいにします?冷房の温度。」
 窓を開け終え、美優はリモコンを持ちながら尋ねてきた。
「じゃあ、20度ぐらいにしてもらえる?」
「わかりました!」

 しばらくすると部屋からカビ臭さが消え、美優は部屋の窓を全部閉めた。
 部屋の温度が急に下っていく。
 美優はタンスから長袖のシャツ取り出すと、着ていた半袖のTシャツを脱いでそれに着替えた。

752人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:37:02
 そうだ、美優は半袖に短いデニムだから20度じゃ寒いよね…全然気が回らなかった……
 
「23度ぐらいにしよ。20度じゃ寒いでしょ?」
「え?全然寒くないですよ!大丈夫です!
 それに、このあと先輩にはメイド服を着てもらわなくちゃいけないから冷房キンキンにしないと先輩が倒れちゃいます。」

 そっか、まだこの上にあれを着なくちゃいけないんだ。
 でも……やっぱり美優が風邪ひいちゃう……
 ここは先輩の私が我慢しないと!

「私は大丈夫!暑いの得意だから!」
 ちょっと強がってみる。
「そっ、そうですか?じゃあ、お言葉に甘えて。」
 美優は、はにかみながらエアコンの設定温度を上げた。やっぱり寒かったんだ。

 美優はニコッと私に微笑み、さっき私が脱いだ服をたたみはじめた。
 それを部屋の隅にある私のバッグの隣におき、私のもとに戻ってきた。
 手には私のショーツとブラを持っている。それを私に手渡した。

「なんで下着を?」
 美優はニーソックスを拾いながら、
「裸のまま服を着る人なんていませんから下着はつけてください♪それとニーソもお願いします♪」
 と答えた。

753人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:41:12
 私は違和感を感じながらも肌タイの上から自分の下着を身につけ、美優が用意した膝上まである白のニーソックスを履く。
 ニーソックスには膝上のゴムのところに白いフリルと小さな飾りのリボンがついている。
 人が履いていたらかわいいと思えるけど……自分が身につけるとなると恥ずかしい……

「次はこれです♪ちょっとバンザイしてもらってていいですか?」
「う、うん……」
 美優はお母さんが子供に服を着せるようにして、メイド服を上からガバッと被せるようにして私に着せた。

メイド服は生地が少し暑く、長袖なので着たらすぐに肌タイが蒸れてきた。 
 色は紺色、肩には膨らみがある。まるでエプロンドレスのようだ。
 スカートはボリュームがあり、丈は膝上ぐらいで白いフリルがついる。
 腰には白い帯が巻かれ、背中で大きなリボン状に結ばれている。

「ふふっ!先輩かわいいですよ♪」
 美優はニコニコしながら私の首にピンク色のリボンがついたベルトを巻いた。ちょっと息がしづらい……
「首のベルト少し緩めてもいい?ちょっときついの……」
「あっすみません!これぐらいですか?」
 あわててベルトを緩める美優。少し楽になったけど首に何か巻かれているとやっぱり息苦しい。
 
 あとはマスクをかぶれば私は着ぐるみに閉じ込められてしまう……
 私が私じゃなくなっちゃう……

 私はその場に座り込んだ。
 胸がはち切れそうなぐらい心臓がバクバクなっている。
 そんな私には見もくれず、美優はマスクとウィッグを手に取る。

754人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:44:25
 美優はマスクにウィッグを被せ、自分の膝に置いて私に見せた。
「これが先輩の顔になります♪」

 大きな目は瞳が茶色く、目じりが少したれている。
 口は小さく微笑んでいて、ほほがほのかにピンク色に染まっている。
 ウイッグは茶髪のツーテール、かぶったら肩に触れるぐらいの長さだと思う。
 明るく穏やかそうな女の子の顔。ちょっとかぶるには小さすぎる気がする。

 あれっ、ちょっと美優に似てるかも……

「あっ、先輩気づきました?これ私をもとにして造ってもらったんです♪でも私なんかよりずっとかわいいです♪」
「造ってもらったの?じゃあこれも?」
 私は自分が着ているメイド服を指さす。
「もちろんです♪」

755人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:46:47
 いま気づいたら私に着せようとしている着ぐるみは、かなりの額になるんじゃないかと思った。
 聞きづらいけど…ちょっと聞いてみよう。
「これ…全部でいくらしたの……」
「え?」
「着ぐるみ…」
 

「えっと…15万ぐらいだったと思います。」
「じゅ!15万!」

 え!そんなに!

 美優がさらりと口にした額は私の想像を遥かに超えていた。
「そんなにするの!」
 嫌々着ようとしているのがものすごく悪い気がする……

「そんな高価なもの、私が着ちゃっていいの…」
「あっ気にしないでください、私が勝手に買ったものですし。それに先輩にこそ着てもらいたいんです!」

 私の為に……涙が出そう……
 ……よし!美優の為にも着ぐるみを着てあげよう!

 私は勢いよく立ち上がり、
「着るわ!マスクをかぶせて!」
 と意を決して美優に言った。
「え!でもまだマスクの説明が…」
「あとで聞くから!」

756人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:49:07
 私は試合前のように気合が入っていた。いい緊張感を保っている……

 美優はそんな私を見て、あわててマスクからウィッグを外し、
 ヘルメット状のマスクを頭頂部の蝶番を支点にして前後に割り、私の頭の上にもってくる。

「じゃあかぶせますよ?いいですか?」
「うん!」
「口開いてください。はい、あ〜ん。」
「え?あ〜〜ん、ふぎゅ!」

 口に何か入ってきた!鼻にも!息が…息が出来ないよ!

 すでにパニック状態になっている私に気づかず、美優は私の頭を前後に割れたマスクでサンドイッチみたいにはさみ、
 マスクの両脇の隙間にコの字型のクリップをカチッとはめて隙間を閉じ、ウィッグをかぶせた。
 
 顔がつぶれちゃう…きついよ!何も見えないよ!くっ…苦しい……

「ひふぅ…ふぎゅぅ……」(美優…助けて……}

 私はマスクの中のスポンジで顔を押しつぶされるのにくわえて、視界の悪さ、呼吸のしづらさから更にパニックに陥ってゆく。
 心臓がオーバーヒートしている。全身からドバッと汗が出た。
 天井を見上げ、声にならない声で美優に助けを求めながら、膝から崩れ、その場にへたりこんでしまった……

757人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:50:17
 ……い!先輩!私に合わせて鼻で息してください!

 遠くから美優の声が聞こえる……

 吸ってーー!吐いてーー!吸ってーー!吐いてーー!……

 美優の掛け声に合わせて鼻で大きく息をする……鼻でなら息できる……
 頭がだんだんはっきりしてきた……

「先輩!しっかりしてください!先輩!先輩ってば!」
 美優は座り込み、大声で私に呼びかけている。

 息ができることがわかった私は、手を自分の胸に当て気持ちを落ち着かせる……
 顔を美優に向けて首を縦にふって美優の声に答えた。

「ほんとに大丈夫ですか!?」
「んん!」
「よかった〜。」
 私が急に崩れたから私以上に混乱したんだろう……美優はぐったりしながらその場に寝転んだ。
 
 また心配させちゃった…しっかりしなきゃ!
 そういえば口の中に何か入ってるから声が出せないよぉ……
 鼻も何か筒みたいなのを入れられたからジンジンするし……

 そのことを美優に伝えるためマスクの口元を指さした。
 それに気づいた美優はムクリと起き上がる。

758人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:53:00
「説明してなかったからびっくりさせちゃいましたよね。すみませんでした……」
 美優は申し訳なさそうに頭を下げ、マスクの説明をし始めた。

「このマスク、中の人が声を出せなくなるように猿轡がついてるんです。
 でも、小さい穴があるからストローとかを使えばマスクしながら水とか飲めます。」

 猿轡?そんなの聞いてないよ!
 あっ、でも説明聞かずに「マスクつけて!」っていったの私だ!……ちゃんと聞いとけばよかった……

「苦しいと思いますけど、鼻に入れたチューブで呼吸してください。
 それと、瞳がサングラスになってるんで見えると思いますけど、
 色つきだし小さいから気を付けてください。」

 たしかに視界が悪い。それに汗で曇ってきたから周りの状況がほとんどわかんない……

「顔側のマスクの中はほとんどウレタンっていうスポンジ状のもので埋めてあります。
 直接肌とプラスチックがあたると顔が傷だらけになっちゃうんで……
 ちょっと小さすぎかなって思ってましたけど、先輩の顔ちっちゃいからぴったりですね!いい感じです♪」

 隙間がないからかなりきついよぉ……スポンジが汗を吸ってべちゃべちゃして気持ち悪い……  

「これでだいたい説明は終わりです!あっ、それと何か言いたいときは体で表現してくださいね♪」

 色々とかなり辛いけど、私はとりあえず頷いた。

759人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:54:10
「先輩!着ぐるんだ自分の格好見たいですよね!こっち来てください!」
 そういって美優は急いで私の手をとって強引に私を鏡の前に立たせた。
 そこに映っているのは私ではなく、メイド服を着たアニメ顔のかわいらしい女の子だった……

 うそ!この子誰?……これ……私!?

 私は手を口元に動かしてみると、鏡の中の女の子も口元に手を動かした。
 手を下すと、それと同時に女の子も手を下す……

 ドックン!ドックン!ドックン!

「どうです先輩?着ぐるみを着てみた気分は?」
 美優の声が右の耳から入って左の耳から抜けていく……

 私は……私はどこいっちゃったの?

760人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:56:08
「そうだ!着ぐるみに名前つけましょう!
 先輩の名前は眞田真紀(さなだまき)だから…サキちゃん!サキちゃんにしましょう!
 それでいいですか、せんぱ…じゃなかった……いい!サキちゃん♪」

 ゾクゾクッ!

 あぅ!…さっきのかんじだ……
 体がとけちゃいそう……なんか…きもちいい……
 
 全身を覆われ、美優に「サキちゃん」と呼ばれてしまい、「真紀」という自分を完全に消されてしまった……
 そんな私の体を、美優に「縫ぐるみ」と言われときの…甘い…あの感覚が駆け巡っていった……

 ……はっ、だめだめ!また倒れちゃう…しっかりしなきゃ!

 首を大きく横にふり、私の新たな顔となったサキのほほを手でパンパンとはたく。
「え?サキちゃんじゃ嫌ですか?」
「んっ!」
 
 ちっ、違うの!そうゆう意味じゃないの!

 私はもう一度首を大きく横にふる。
「じゃあサキちゃんでいいですね!よろしくね、サキちゃん♪あっ、それとサキちゃんは私の妹だからね♪」
美優は後ろから私の両肩にポンッと手を置き、ニコッと微笑みかけた。

 その名前で呼ばれると、またきそう……
 
 私は「あの感覚」に耐えながらも、「サキ」として頷いた。

 このときの私は気づいていなかった……「あの感覚」が私の…秘所を濡らしていることを……

761人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 11:58:54
 エアコンが効いてても着ぐるみに閉じ込められてるから体がほってってかなり暑い……
 ボーっとしながら立っていたらマスクの中で、口元からツーっと何かが垂れそうになる。
 これって……唾!

「むぅ!ズズー!」
 あわてて息を吸い、手で拭こうとしたけどサキの顔がそれを邪魔する。
 口が開きっぱなしだから自然と垂れてきちゃう……気をつけなきゃ……

 マスクの中で悪戦苦闘している私を見ながら、美優は尋ねてきた。
「どうかしたの?サキちゃんはお人形さんなんだから喋っちゃだめだよ♪」
 サキの唇に手を当てる美優。
 そういえば美優の口調がサキになってからちょっと変わった。サキは美優の妹だから?
 なんか同級生と話してるときの口調になってる……

 もう先輩として見られてない……完全にサキとして扱われてる……
 あっ!またくる……だめ!…耐えなきゃ……

 体をビクビク震わせながらも、私はコクっと小さく頷いた。
「ふふ♪サキちゃんかわいい!」
 美優はあのときのように顔を私の胸に沈め、私の脇を通して手を背中に回し、優しく私を抱き始めた。
「やっぱり柔らかくて、きもちいい……これがやりたかったの……」
 
 私がサキになっても甘えん坊なところは変わんないね……ちょっと安心した……
 
 私は美優の頭を撫でてあげた。

762人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 12:00:54
 それから5分以上は経った。
 美優は未だに私を抱きしめている。
 体がほってっているうえ、抱きしめられてるから肌タイがかなり湿ってきた……

 美優…暑いよぉ……

 疲れから美優を撫でている手が止まる。

「……あれ?あっ、ごめんね!立ったまんまじゃ疲れちゃうよね!座って座って♪」
 私を抱きしめていた手を解くと、美優は私をその場に座らせた。

「ふぅ〜〜。ふはへは〜〜。」(ふぅ〜〜。つかれた〜〜。)
 座らせてもらえたから思わず声を出ちゃった!
 私はあわててサキの口元に手をやる。

「そうそう!声出しちゃだめだよ!」
 美優は腕を組みながら、うんうんと頷く。
 
 なんか想像してたよりも疲れる…体力には自信があるのに……
 それに……さっきから体がほてって…変な感じだし……

「あっそうだ!サキちゃん!女の子座りして♪」
 私はうな垂れながらも頷き、女の子座りの格好をした。
 そしたら美優はコロンと寝転がり私の太ももに頭をあずけてきた。

763人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 12:03:01
「頭なでなでして……」
 
 もう…甘えんぼさんなんだから……

 さっきみたいに美優の頭を撫でてあげる。
「これもやってみたかったの……気持ちいい……」
 そういうと美優は目を閉じ、ものの一分としないうちに穏やかに呼吸をし始めた……

 ……?うそっ?もう寝ちゃったの?

 驚いたことに、こんな短時間で美優は私の膝枕で眠ってしまった……
 
 美優の寝顔…かわいい……ちょっといたずらしちゃお♪

 美優のほっぺをツンツンと指でつついてみるけど、全然起きない。
 今度はほっぺたをプ二プ二とつまんでみた。すると……

「むぐぅ…へんぱい……これ…着てくらはい……」
 と寝言の様につぶやいた。
 夢の中でも私に着ぐるみを着せようとしてる……こっちの私はもう着ちゃったのに……

 そんなことして遊んでたら外で急にサイレンが鳴りだした。
 色々しているうちに12時になったらしい。

764人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 12:05:17
真紀ちゃん、着ぐるみ着用!サキになる編 完 です。

続きはできたら午後ということで……

765人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 13:59:31
 美優がいきなりガバッと起き上がった。
「お昼…お昼にしよう!」
 美優は台所に直行していった。驚くべき切り替えの早さだ。
 そして冷蔵庫からウィダインゼリーを1つ取り出すと、すぐにこっちに戻ってきた。
 
「今日はこれでいいや!」
 立ったままウィダインゼリーを飲む美優。その早さはまさに10秒チャージだった。

 え?私のお昼は?

 美優に気づいてもらえるように何回も自分を指さす。
「サキちゃんはお人形さんでしょ?何も食べないの♪」
 少しいじわる気に美優は言った。

 そんな…ひどい……
 人形なんかじゃ…ないのに…… 

 目から涙があふれてきた……
 涙を手で拭こうとしてもマスクで遮られる…
 何も食べさせてもらえないし……涙を拭くことさえできない…… 
 そんな自分がすごく惨めに感じて美優の前だというのに私は肌タイの手でマスクの顔を覆いながら本気で泣いてしまった……

「ひっく、ひっく、ふぅぅ……」
 泣きじゃくっている私に気づいた美優は、あわてて私の前に座り込んだ。
「うそうそっ!ちゃんと先輩の分も用意してありますから泣かないでくださいよ!」
「ひっく、ふぐぅ……ほんほ?」
「はい!今持ってきますからね!」

766名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 14:00:33
 午後を楽しみにしてます。

767人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 14:03:53
 美優は再び台所に直行する。
 そしてコップと細長いチューブを片手で持って、急いで冷蔵庫の中から1リットルの紙パックジュースを取り出し戻ってきた。
「ほら!これ、せんぱ…じゃなくて、サキちゃんの好きなジュースだよ!だから泣かないで♪」

 目がぼやけててよく見えないよぉ……あっ!ピーチdeジュースだ!

 美優はコップをテーブルに置き、ピーチdeジュースを注いぎコップにチューブをさした。
「あっ、飲む前におはながたれてるから鼻かもうね♪はいっ、チーン!」 
 美優はティッシュを私のマスクの鼻にあててくれたので、私はおもいっきり鼻から息を出した。
 ティッシュが私の鼻水でグチョグチョになっちゃた……
 
 鼻が通り、桃の甘い香りがただよってくる……
 美優は私のマスクの口にある小さな穴にチューブをググッと差し込んだ。
「はいっ!これで飲めるからゆっくり吸ってね♪」

 ゴクッ、ゴクッ……冷たくておいしい!
 
 エアコンがついてるけど、1時間以上着ぐるみを着ている私は変な緊張と暑さで喉がカラカラだった。
 マスクの猿轡のせいでかなり飲みづらかったけどゴキュゴキュ喉を鳴らしながら、
 私はコップに入っていたピーチdeジュースをあっという間に飲み干した。

768人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 14:06:47
「もう飲んじゃったの!?もっと欲しい?」
 大きく頷く。やっぱりピーチdeジュースはすごくおいしい!
「ふふ!かわいい♪」

 美優がコップに注ぐのと同時に、私はピーチdeジュース飲んでいく。
 1リットルもあったのにすぐになくなっちゃった……お腹がタプタプする。
 でも私は着ぐるみを着る前よりも元気になっていた。

 ジュースを飲み干した私を見て美優はニコッと笑い、マスクからチューブを抜くと、
 チューブとコップを台所に置きに行った。


真紀ちゃん、ピーチdeジュースガブ飲み編 完 です。

相変わらず一人で盛り上がっててすみません。

769人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 14:42:54
 美優は台所から戻ってくると小物入れから何かを取り出し、それを背中に隠す……なんだろう?
「どお?元気出た?」
 再び大きく頷く。できればもっと飲みたかったけど……
「じゃあ撮影会しよっか!」

 ……撮影会?

 私が首をかしげると、美優が背中に隠していたものを見せてきた。デジカメだ!

「これよりサキちゃんの撮影会をはじめま〜す♪ほら、立って立って!」
 手を引っ張られ立たされると、美優はいきなり私をデジカメで撮り始めた。
「次は手を後ろにやってうつむいてみて♪そお、そお!かわいい♪」
 言われたとおりにポーズをとる。
 美優はニコニコしながらシャッターをきる。

 そのあとも、お女の子座りとかモデルさんがやるようなポーズで写真を撮られ続ける……
 ちょっと休ませてほしい……
 それに人形扱いされていると感じて……さっきからまた体が変な感じになってる……

 こんな格好したことないから…恥ずかしいよぉ……
 それに…さっきから心臓がバクバクして……あのかんじが…ずっとしてる……

 そんな私に気づくはずもなく、美優ははしゃぎながら着ぐるみ姿の私を撮り続ける……

770人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 14:46:08
「そうだ!先輩のケータイにも取ってあげよ!サキちゃんの写真♪」
 美優は勝手に私のバックからケータイを取り出した。

 そんなことしなくてもいいよ!
  
 美優からケータイをとり上げようとするけど、なかなか返してくれない。
「これは先輩のケータイなんだからサキちゃんには関係ないでしょ!」

 確かにそういうことになるけど……サキの中には私が入ってるんだよ?
 うぅぅ!……またきた……なんなの…このかんじ……
 
「ちょっとだけだから、お願いサキちゃん♪」
 美優は手を合わせて私にお願いする。
 私はしぶしぶ頷き、十枚ぐらい私のケータイで写真を撮らせてあげた。

「これぐらいで十分かな?じゃあまたデジカメでとりま〜す♪」
 美優はケータイを私のバックに入れると、カメラをデジカメを持ち替えて撮影会を再開した。

 まだ撮るの……もう疲れてきちゃったよぉ……
 でもあんなに楽しそうだし……もうちょっと頑張ってあげよう。

 その後も色々のポーズで写真を撮られ続けた……

771人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 14:50:58
すみません。修正です。

>カメラをデジカメを持ち替えて撮影会を再開した。

>デジカメに持ち替えて撮影会を再開した。

772人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 14:53:08
「すっごくいいよ、サキちゃん♪そうだ!四つん這いになってみて!早く早く♪」

 えっ!?それはちょっと…恥ずかしい…… 
 それに疲れてきたし……暑いし……グチョグチョするし……
 悪いけど…もうできない……

 私は自然とイヤイヤをしてしまった。
「え…だめ……そんなぁ……」
 美優は構えていたデジカメを下し、残念そうに顔を下に向けた……

 そんな顔しないで!やってあげるから!

 私はあわてて両手を振る。
「じゃあやってくれるの?」
 私は拳を握り締め、がんばるぞ!のポーズをして首を大きく縦にふる。
 着ぐるみを着てからちょっと動きが大胆になってる気がする……

「ほんと!やった〜♪」
 美優がまた元気になり、ピョンピョン飛び跳ねている。

 やっぱり美優にはいつも元気でいてもらいたい……
 相変わらず弱いなぁ……私……
 ……えっ!?もう三時なの!
 これ終わったらもう着ぐるみ脱がしてもらおっと。

 そんなことを考えながら四つん這いになる。
 そのとき私はあることに気がついた……

773人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 14:56:30
真紀ちゃん、サキで撮影会編 完 です。

このあとは……「煩悩炸裂編」です!

774名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 15:17:13
続き木になる!

775人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 16:40:04
 そういえば……おしっこ…したいかも……

 お昼に1リットルもピーチdeジュースを飲んじゃったんだから当たり前だった。
 一回気になりはじめたらすごくトイレに行きたくなってきちゃった……

「サキちゃんかわいいよ♪今度は右手を口に添えてみて!そうそう」
 おしっこを我慢しながらも、私はポーズを撮り続ける……
 でももう限界に…近くなってきてる……
  
 おしっこぉ……おしっこしたいよぉ……
 早くお開きにしてよぉ……

 太ももをすり合わせ、モジモジしている私に美優が気づいた。
「サキちゃんもしかして…おトイレ行きたいの?」
 マスクの中で顔を真っ赤にしながら、小さく頷いた。

「ごめんね気づかなくって…じゃあ一緒にいこ♪」
 そう言いながら美優は手を引っ張り私を立たせた。
 
 一緒に?……イヤ!一人でできるよ!
 
 私は大きく首を横に振った。
「一人じゃしづらいからおしっこまみれになっちゃうよ?それでもいいの?」

 それもイヤ……美優に見られるのも嫌だけど……
 でももう一回見られちゃったし……しょうがない…手伝ってもらおう……

 私は渋々頷いた。
「ふふ♪カメラ置いてくるからちょっと待っててね♪」
 美優はデジカメを小物入れにしまいにいった。

776人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 16:43:58
 ちょっとあそこが濡れてる気がする……汗だよね……
 おしっこ……漏れてないよね……

 美優に背中を向けてから、恐る恐るスカートを上げショーツの中に手をいれる……

 ……え?うそ!?……濡れてる……なんかぬるぬるしてる!

 私はあの感覚のことを思い出した……

 もしかして私……こんな状況で……感じちゃったの?
 全身タイツの上にメイド服まで着て……顔に猿轡付きのマスクまでかぶらされて……
 着ぐるみの中に閉じ込められてグチョグチョになりながら……「サキちゃん」なんて呼ばれて……
 そんなことされて……感じちゃってたの……
 うそ!こんなのうそ!絶対そんなことない!

 否定しても、頭で考えれば考えるほど体はほてり痙攣し、脳はとろけ、あそこから蜜が噴き出ててくるのが自分でもわかった……
 涙が大量にあふれだしてきた……

 こんなの……うそだよぉ……
 こんな…こんなことで感じちゃうなんて……
 私……変態じゃない……

「お待たせ!おトイレいこ♪」 
「ふっ!」
 急に声をかけらたからその場で飛び跳ねてしまった。

777人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 16:47:30
「どうかしたの?さっ、いこ!」
「ひは……へっはいひは!!」(イヤ……絶対イヤ!!)
 
 こんなこと……美優に知られたくない!絶対イヤ!
 
 激しくイヤイヤをする。
「もう!喋っちゃだめでしょ!早くいこ!漏らしちゃうよ!」
「やら!!」(やだ!!) 
「いいかげんにしなさい!!!」
「ひっ!」
 ものすごい剣幕で怒られた……
 美優のこんな怖い顔見たことない……思わず立ちすくんでしまった……

「いい子だから一緒におトイレいこ!ね!」
「ふぅ……」
 恐怖から頷いてしまい、美優と一緒にトイレに入った……

778人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 16:50:24
「はい!じゃあスカートもって座って♪」
 
 やだ……やっぱり見られたいないよぉ……

 小さく首を横にふった。
「しょうがないなぁ……」
 美優が私のスカートをめくり上げた!
「ふぅっ!」
「あっ!やっぱり漏らしてる!もっと早く言わなくちゃだめでしょ!」
 美優はショーツのシミをおしっこだと思っているらしい……
 片手でスカートを上げながらもう片方の手でショーツに手をかけた……

 もう…だめ……

 美優はショーツを下におろす…ショーツのシミが糸を引いた……
「えっ!?……先輩……」
「ぐすっ、ぐすっ、みらひへ……」(ぐすっ、ぐすっ、見ないで……)
 涙がまたあふれだしてきた…… 

 イヤ…見ないで……
 こんな…こんなのイヤ……
 着ぐるみ着て……濡らしちゃうとこ見られるなんて……
 裸で素振りしてるのなんかよりも……変態だよぉ…… 

 すすり泣きながら立ちつくす私……そんな私を美優は茫然と見ていた……

779人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 16:53:02
 美優は、はっ!と気づいたように私の愛汁がついたショーツと肌タイをトイレットペーパーで拭くと、
 ショーツを一気に脱がし、それを美優のデニムのポケットに入れてしまった。

「サキちゃん!スカートもって!おしっこまだしてないでしょ♪」
「ひっく、ひっく……ふぅ……」
 言われたとおりにスカートを持ち、便座に座る……
 すると美優は股のジッパーを開け、肌タイが閉じないように手で広げた。
「はい!出していいよ♪し〜し〜ぽんぽんぽん……」

 美優の掛け声とともに溜まってたおしっこが勢いよく噴き出す…かなりの量……
 
 こんなとこまで見られて……もうやだ……

 私は着ぐるみの中で…ただひたすら自分が消えてしまうように祈ることしかできなかった……

780人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 16:58:36
煩悩炸裂編(俺的な意味で) 第一部
真紀ちゃん、お漏らし編 完 です。



このあとは 煩悩炸裂編 第二部
真紀ちゃん、○○○○編です!

781名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 19:25:33
>>726-780←全部読みたい人はクリック。
乙。

782名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 20:32:31
続きマダー?チンチン

783人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 20:36:59
 おしっこをし終わると、美優は私のあそこをトイレットペーパーで拭く。
 そして股のジッパーを閉じて私の手を引っ張りながら一緒にトイレを出た。
 
 私はショックで立ち直れず、ただひたすら泣きつくしていた……

 美優は洗面所で手を洗い終わると、泣きじゃくり立ちつくしている私を後ろからギュッと抱きしめた……

「ふぐぅ……ふぅ!ふぅ!」
 抵抗する私……そんな私を美優はもっと強く抱きしめ、私の耳元で優しくささやいた……
「落ち着いて聞いて……着ぐるみを着るとね……誰でも感じちゃうものなの……
 別にサキちゃんが変ってことじゃないの……自然なことなの……」
「ふぅ…ふぅ…ふぅ……ほんほ……」
「ほんとだよ……だからもう泣かないで……」
「ふぅぅ……」

 こんなことで感じちゃうの……私だけじゃないんだ……よかった……
 ……もう疲れた……体中…顔もグチョグチョで…気持ち悪い……
 もう脱ぎたいよぉ……

 落ち着いた私を見て美優は手を離す。
 そしてとんでもないことを口にした。
「でもメイドさんがお漏らしなんてしちゃダメでしょ!お仕置きが必要ね!」
「……ふぇ?……ほひほひ?」(……え?……お仕置き?)

 美優は着ぐるみセットが入っていたダンボール箱から黒い塊とチェーン付きのベルトを取り出し床に並べた。
 そしてその黒い塊を手に取ってこっちにやってくる。

784人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 20:40:05
 茫然と美優が手に持っている物を見つめる……
 
 これ…よくSMとかで使ってそうな……
 ……まさか!!

 気づいたときにはもう遅かった。
 美優は私の後ろに回って後ろ手にし、膝カックンをして私をうつ伏せに転ばせた。
 そして私の背中にまたがり、両手に手首でつながってるミトン状の黒革の手袋をかぶせ、手袋の手首のベルトを強く引き絞った!
「ふぅ!ふぅぅ!!」
「こら!暴れないの!次はこれね♪」
 抵抗するけど手の自由が奪われ、背中に美優が乗ってるから何もできない……
 美優はそんな私に見えるように新たな拘束具を目の前にチラつかせた……
 それは内側に二つの張り型がついた黒い革製のパンツだった!

 それって……やだ!そんなの履きたくないよぉ!!
 
 激しく抵抗する私を美優は体重をグッとかけて押さえつける。
 そしてうつ伏せのままの私のスカートを捲り上げ、股のジッパーを開けて、私にその禍々しいパンツを履かせ始めた!
「ひは!やらよほ!!」(イヤ!やだよお!!)
 美優は無言でパンツを上げ続ける……ついに二つの張り型が私の二つの穴に近づいてきた!
「いい?一気にいくよ?」
「やら!やめへ!!」(やだ!やめて!)
「せ〜の!」

 ズル!!
 
「ふぎゅぅうう!!」
 
 すでに湿っていた私のあそこは、いとも簡単に張り型を飲みこんでしまった……

785人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 20:42:50
 あぅぅ!!……
 もう……やめてよぉ……こんなのやだよぉ!
 お願い……脱がせてよぉ……

「ふぅ…ふぅ…ふぅぅ!ふぅぅ!!」

 私は激しく首を横にふる。 
 でも美優は張り型がしっかり食い込むようにパンツをピシッと上まであげ、腰に付いたベルトをギュッと絞った!
「ひっ!ふぅうう!!」

 そして私を起き上がらせ、女の子座りの格好で座らせた。
 座ると張り型が床で押されて更に奥に食い込んでくる!
「ふぐぅ!!」

 美優は更に私の右足の足首と太ももにベルトを巻く……その二つのベルトは短いチェーンで繋がっている。
 左足にも同じものを取り付けられ私はもう立てなくなった……

 美優は二つのリモコンを箱から取り出す。
「よし!出来た♪じゃあお仕置き開始♪」
 そしてリモコンのスイッチを入れ、つまみを上げると二つの張り型が振動し始めた!

「ふぎゅぅう!!」

 はぅっ!……やだ……だめ!いっちゃう!
 こんな格好で……いきたくないよぉ……
 美優……もう…もうやめてよぉ!

 体は正直であそこから蜜を噴き出している……
 私は全身をつかってイヤイヤをしたけど意味もなく、逆に体をよじったせいで二本のバイブで更に刺激を与えることとなった……

786人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 20:45:21
「はふっ!ひや!ほうやめへ!」(はぅっ!イヤ!もうやめて!)
「だ〜め♪MAXまで我慢してね♪」
「ふぅぅ……」

 体も顔も変な汗でグチョグチョだ……マスクの中は涙とよだれが混じってもっと気持ち悪い……

「もう上げちゃお!MAX!」
 美優はつまみを一気に上まであげた!
「ふっ!ふぎゅぅぅうう!!!」

 しっ、刺激が…強すぎ!!……やだ…美優の前なのに!
 もう……らめっ!いっちゃう!らめーーー!!!!

 ドバッ!
 
 体を痙攣させながら、私の秘所は大量の蜜を噴き出した……
 美優が見ているというにもかかわらず……私は今まで感じたことないほどの波にのまれ……激しくいってしまった……
 バイブはMAXのまま振動し続けている……

787人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 20:47:54
「はい!お仕置きおしまい!今マスク外してあげるからね〜♪」
 気絶した私はそのあとも体をビクビクと震わせ、いき続けている……
 美優の声なんて聞こえてなかった……

「あれ?……クリップが…取れない!」
 美優がマスクを固定したクリップをガリガリ爪でひっかいている。
「どっどうしよう!……あっ、そうだ!」
 美優はあわてて玄関に向かい、部屋を出ていってしまった……

 玄関のドアが閉まった音に気づき、私は目を覚ました。
 気がつくとマスクの中だったので混乱した。
 周りを見回してみる……そこに美優の姿はない……

「ひふぅ……ふぎゅぅぅうう!!!」(美優ぅ……ふぎゅうう!!!)
 非情にもバイブはMAXのままだった!

 はぅ!くぅぅ……美優…どこいっちゃたの……早く…止めて……
 また……またいっちゃいそうだよぉ……あぅぅぅ!

 無駄だとわかっていていても体をよじる……また刺激が加わる……
 そんな私の目に、鏡に映った着ぐるみ姿の私が飛び込んできた……
 サキはかわいらしくほほ笑んでいる……

 あぅぅ!……中の私はこんなに……グチョグチョで……苦しんでるのに……
 すごく……被虐的で……悲しい……また涙が……うぅぅっ!……
 こんな……こんな状況で……はぅぅ!……感じちゃうなんて……私…やっぱり変態だよぉ……
 あっ!らめっ!!……またいっちゃっ!……アァァァァァァ!!!

 私はまた快楽の波にのまれ、あそこから蜜をドバッと噴き出しながらいってしまった……

788人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 20:50:52
 またマスクの中で目覚める……美優はそこにはいない……
「ひっく、ひっく……ひふぅ……はふへへ……」(ひっく、ひっく……美優ぅ……助けて……)
 
 居もしない美優に助けを求めるが返事は返ってこない……
 バイブはいまだに振動し続け、その存在を嫌というほど私の体に刻む……

 ひっく、ひっく……酷い…酷すぎる……あぅっ!……
 なんか…前と……後ろのがお腹の中で……くぅぅ!……ぶつかって……お腹…痛いよぉ……
 暑いし……苦しいし……体も……あぁん!……顔も……ベタベタする……
こんな……はぅっ!……こんなの拷問だよぉ……
 早く……脱がしてよぉ……

 うぅぅぅ!……もし…このまま…美優が帰ってこなかったら…ぐすっ…そしたら……ずっとこのまま!?
 
 一回そんな不安が頭をよぎると、それが頭から離れない……
 私は自分が今置かれている状況と、「ずっとこのままだったら……」という恐怖から全身から冷汗が一気にふきだし、また震えはじめた……

 ひっく、ひっく……美優ぅ……あぅぅ!……早く……早く帰ってきて……
 はぅぅ!……苦しいよぉ……怖いよぉ……ぐすっ……
 独りに……ひっく……しないで……

789人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 20:53:11
 バタンッ!ドタドタドタ!

 美優が帰ってきた!手には何かを持っている。
「ペンチ借りてきました!今外しますから!」
「ひっく、ひっく……ふぅぅ!ふぅぅ!」
 私は泣きながらバイブを切ってくれるように、腰を大きく動かす。

 早くこれ切って!!っあぅぅぅ!

 その動きで刺激されて、また感じちゃう……
 
「えっ?なに?……あっ!」
 美優はつまみがMAXまで上がり、バイブがいれっぱなしだったことに気がつき、あわててスイッチを切った。
「ごめんなさい!私あせっちゃってて!」
 美優がペンチでマスクを固定していたクリップを外し、私からマスクを外した。
 私の口から溜まっていた唾がドバッと床に垂れ落ち、口と猿轡が唾の糸で繋がっていた……

「かはっ……はぁ…はぁ…はぁ……ひろい……ぐすっ……ひろすぎうよ!
 こんら……ひっく……こんらことするらんて!!
 ひっく……すっごい…くるひかった……こわかったんらから!……ひっく…ひっく……うぅぅぅぅ」

 何時間も口を開けっ放しにされていた私は舌が回らなかった……
 そして苦境から解放され、安心したから再び涙があふれでてきた……鼻から鼻水まで垂らして……
 私の顔は汗や涙、鼻水にくわえ、唾でベチョベチョになっていた……

790人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 20:54:59
 そんな私の頭を美優は肌タイの顔の穴から出し、
 グチャグチャな体液まみれの私の顔を、自分の胸に押しつけ、私の頭をギュッと抱き始めた……

「ムゥーー!ムゥゥーー!!」
 激しく首を振っても美優は私の頭を離さない…… 

「ごめんなさい……こんなに酷いことするつもりじゃなかったの……
 着ぐるみを着た先輩が……サキちゃんがあまりにかわいかったから……ちょっといじめちゃくなっちゃたの……
 本当にごめんなさい……」
 
 美優が優しくささやきかける。
 美優の優しい声でだんだん気持ちが落ち着いてきた……そして私は美優の体の温もりを感じてきた…… 
 
 美優のおっぱい……柔らかい……きもちいい……

 美優は、私が美優を抱いてあげたときのように、私の頭を優しく撫でてくれた……

 ……すごく……きもちいい……あったかい……
 抱かれるのって……こんなきもちいいんだ……

「ふっ!」
 落ち着きを取り戻した私は、恥ずかしくなって美優の胸から顔を離した。
 美優のシャツが私のせいでグチョグチョになっちゃった……
「あっ…ごめんね……私のせいでシャツが……」
「こんなの大丈夫ですよ!それより着ぐるみ脱いじゃいましょう♪」

791人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 20:59:39
煩悩炸裂編 第二部
真紀ちゃん、お仕置きand快楽地獄放置編 完 です。

このあとは
真紀ちゃん、着ぐるみ脱ぎ脱ぎ編
真紀×美優、ほのぼの編
真紀ちゃん、帰路を辿る編    です

792人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 21:01:22
 足のベルト、手袋を外し私を立たせる。
 そして美優は腰のベルトを緩め、革のパンツに手をかけた。
「下しますよ?いいですか?」
「うん……」

 ズルリ!……ポタッポタッポタッ……

「あぅぅ……」
 パンツを下すと私の膣とお尻の穴に溜まっていた蜜がドバッとあふれでてきた……
 部屋中に私の愛汁の匂いが広がる……

 すごい匂い……恥ずかしい……

 そんなことお構いなしに美優はパンツを下し、私の汗で湿ったメイド服、ニーソックス、ブラを脱がせてゆく……
 首のリボン付きのベルトを取ると、肌タイのジッパーを下げ、肌タイを脱がせて私を裸にした。
 足元にある着ぐるみセットの塊と、私の汗まみれの体がさらに美優の部屋に私の匂いを充満させた……
 
 久しぶりに外気に肌が触れた……冷房が利いててちょっと寒いけど、裸で素振りするより解放感があるかも……
 団子状にした髪を解きながら、いまは塊となっている着ぐるみセットを見る……

 ちょっと寂しい気もするな……また…着れるかな……
 ……なっ!なに考えてるの私ったら!

 着ぐるみを着て感じてしまったことを思い出し、またあそこが濡れちゃった……
 赤面している私を見て、美優はエアコンのスイッチを切りながらニコッと笑う。
「お風呂入りましょっか!一緒に♪」
「え?……うん!」

793人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 21:02:28
 美優も服を脱ぎ裸になる。美優の胸は私よりも大きかった。

 私より背は低いのに……ちょっと悔しい……

 お風呂にはすでにお湯が溜まっていた。用意してくれてたみたいだ。
 二人で入るにはちょっと小さいぐらいの広さだった。
「先輩♪体洗わせてください♪}
「はっ、恥ずかしいよぉ……」
「いいから、いいから♪」
 
 髪はもちろん、指の先まで全身を洗ってもらう……人に洗ってもらうのってこんなに気持ちいいんだ……

 一緒に湯ぶねにつかってお風呂をでた。
 渡されたタオルで体を拭いていたらあることを思い出した。

「あっ!下着!」
 ブラは汗まみれだし……しみだらけのショーツは美優のデニムのポケットの中だし……どうしよう……
「ふふ♪心配いりませんよ♪」
 
 美優はニコニコしながらあのダンボール箱の中から紙袋を取り出すと、それを私に手渡した。
「これは?」
「プレゼントです!開けてみてください♪」

794人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 21:03:44
 袋を開けると……新品の白のブラとショーツが入ってる!これ結構高いやつだ!
「これ高かったでしょ…もらっていいの……」
「サキちゃんになってもらったお礼です。もらってください!」

 この子…私の為にいくら使ったの……だめ…また泣いちゃう……

「せっ、先輩!どうしたんですか!?泣かないで下さいよ!」
「ぐすっ、ぐすっ…ごめんね…………ちょっと目に汗が入っちゃたの♪」
 私は涙を拭い、笑顔で答えた。

 美優に貰った下着は私の体にぴったりだった。肌触りもきもちいい。

「いいかんじです♪やっぱり先輩は白が一番です♪」
「ふふっ、ありがと♪」
 私は着てきた服に着替える。お腹がぐ〜っとなった。
 
 もう5時かぁ……ジュースしか飲んでないからおなか減っちゃった……

 すでに着替え終わっている美優はそれに気づいたらしい。
「お夕飯食べてきます?」
「平気、平気!大丈夫だから!」
「そうですか?」

795人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 21:06:36
 これ以上お世話になっちゃうと悪いし、今日はもう帰ろう……あっ!

「下着持って帰んないと!」
「もう洗濯機で洗ってますよ♪ちゃんとネットに入れましたから心配しないでください♪
 明日の部活のときにもってきます。それでいいですか?」
「え?うん…ありがとね……なにからなにまで……」
「無理言ったのは私のほうですから。今日は本当にありがとうございました!」
 美優は深々と頭を下げた。
 美優の頭をあわてて上げさせ、バックを持って私は玄関に向かった。

796名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 21:07:15
ダイレクトなエロもたまにはいいね。

797人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 21:09:13
「ほんとにいいんですか?お夕飯?」
「うん、今度はお買物一緒にいこうね♪じゃあね♪」

 私は玄関のドアノブに手をかけた。そのとき、
「また……着てくれませんか……」
 
 ゾクゾク!……じわっ……

「え?……」
 その言葉に体がピクッと小さく震えた……そして美優のほうを見る……
「サキちゃん♪」
 そこには美優が満面の笑顔で待ち受けていた。

「…月に、月に一回ぐらいなら……」
「ほんとですか!ヤッター♪」
 美優は他の階の人にも聞こえるぐらいの大声を出しながらピョンピョンと飛び跳ねていた。
 あわてて美優の口を塞ぐ。
「ちょっと!声大きいよぉ!」
「あっごめんなさい!」

 私は美優の部屋を出で自分の住んでるアパートに向かった。

798人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 21:11:53
 5時だというのにまだ外は明るい。でも日は落ちてきたから涼しくて気持ちいい……

 月に一回ぐらいだなんて……何で言っちゃたんだろう……

 でも体は正直だった。美優からもらった新品のショーツがもう濡れている……
 そのことに気づいた私は赤面し、周りを見回した。
 誰もいないことを確認してホッと一息つき胸を撫で下ろす。

 バックからケータイを取り出し、美優に撮ってもらった着ぐるみを着た私の……サキの写真を見る……

 ドックン!ドックン!ドックン!

 私……もしかして……着ぐるみ着るの……好きなのかも……

 ゾクゾク!

 はぅっ!……だめ……また感じちゃう……
 最初はあんなに嫌がってたのに……それなのに…感じちゃうなんて……
 でも…もういいの!……美優にも見られちゃったもん!

 自分に素直になれた気がして心のもやもやが一気に晴れていった。

 ケータイをバックに入れながら無意識に呟く……
「また…着れるんだ……はぅっ!」
 あっ、声出しちゃった!だっ誰もいないよね!?
 私はまた赤面し、周りに誰もいないことを確認すると、足早に自分のアパートへと帰っていくのであった。

 <おしまい>

799人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/24(日) 21:19:59
「人形遊び」 完 です。

思ってたより妄想が爆発して長くなっちゃいました。
読み返したら、俺のフェチ(女の子座り、女の子同士の抱き合い、拘束、声が出せない女の子等々)だらけですね……
もうちょっとレズ入れたかったんですけど、これ以上いれるとあれなんでやめました。

最後まで読んで頂いた方々に、深くお礼申しあげます。

800名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 21:36:36
(σ・∀・)σ800ゲッ・・・やっぱやめるわ

801名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 22:02:37
お疲れ様でした。

久しぶりにいいものを見れて満足です。
また機会がありましたら、続きや別作品も読んでみたいものです。

802名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/24(日) 22:18:40
更新せずに駄レス挟んでしまった;;
お疲れ様でした。また書いて下さい。>人形氏

803名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/25(月) 00:28:57
良かったです。
 こういうのを実際にやってみたいかも・・・。
 やるとしたら、会社の先輩OL相手かな?

804名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/25(月) 01:26:49
すんげぇええええGJ!!

レズっぽいけど、実はレズ萌えじゃなく着ぐるみ萌えで
後輩も先輩も両方萌えまくってるのに萌えますたw

805名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/25(月) 03:43:19
もう最高。また機会があればよろしくお願いします!



あの…以前に某所で今回とは別の「人形遊び」を書いてらっしゃいませんでしたか?
『みか』と『ゆう』が出てくる話を…(無関係だったらすみません)
あれも素晴らしい作品だったので。。。

806名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/25(月) 20:08:16
>>726-799

全部読みたい人はクリック。

807人形遊び ◆zEHLoba/D2:2009/05/25(月) 20:26:07
>>805

書いてないです。これが初めてなんで……
題名を適当に決めてしまったんでかぶっちゃいました。
困惑させてしまって申し訳ないです。


機会があったらまた書かさせて下さい。
その際はよろしくお願いします

808名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/25(月) 20:29:19
 次回も楽しみにしてます。

809名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/26(火) 03:48:01
執筆者以外は下げれ!>>1嫁!

810名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/26(火) 07:38:13
自演?

811名無しさん@着ぐるみすと:2009/05/26(火) 21:36:48
>>807
こちらこそ失礼しました。
次回作を期待しております!

812(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:00:59
今回は真紀×美優ではないです。
今回も着るまでがかなり長いです……
それと展開がかぶってるかも……


「(・(ェ)・)クマ!」


主人公:早瀬恭子(はやせ きょうこ)
大学2年 法学部。
何でもバリバリこなしてしまうしっかり者。外見は大人の女性だけど性格は子供っぽい。結構寂しがり屋。
黒のポニーテール。クラスの憧れの女子タイプ。
縫ぐるみが大好き。このことは家族と凛ぐらいしか知らない。
大学に入ってからは独り暮らしになったので、今は部屋に縫ぐるみが無い。
ちなみに真紀(人形遊び参照)の様にピーチdeジュースが好き。


牧野凛(まきの りん)
大学2年 法学部。
恭子とは中学校の頃からの付き合いで大の仲良し。
ショートヘア。生まれつきくせっ毛&茶髪。
恭子よりも大人。名前と違って凛とはしてない。ちょっと抜けてる優しい子。
朝に強い子でもある。
恭子の子供っぽいところが好き。
同じ法学部の上野と付き合っている。

813(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:02:02
超脇役:上野直幸(うえの なおゆき)
大学2年 法学部。4月に凛に告白し付き合い始めた。
名前通りまっすぐな人。まじめで優しい学生タイプ。インテリ眼鏡装備。
友達からは「チョク」と呼ばれている。

お座りdaクマ
文字通りお座りの格好をしているクマの縫ぐるみ(テディベア)。目が大きく鼻が少し尖っている。
小学生ぐらいの大きさで縫ぐるみにしてはかなり大きい。
抱くとふわふわしていていることから抱き枕として利用している人も多いとか。
子供に絶大な人気がありアニメ化も考えられている。


あらすじ 

縫ぐるみ好きな恭子は「お座りdaクマ」を通販で一週間前に注文した。
そのお座りdaクマが恭子の部屋に届く。しかしそのクマにはちょっと変わったところがある。その変ったところとは……

814(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:03:32
 ピンポーン♪
「こんばんわ!宅配便でーす!」
「はーい!」

 木曜の午後6時!時間ぴったりだ!

 私は事前に用意していた銀行の封筒とハンコを持って玄関に直行し、ドアを開けた。
 ドアを開けるとガタイがよくて、いかにも体育会系な若い宅配業者さんが大きなダンボール箱を持って立っていた。
「ご利用ありがとうございます!○×運送です!お荷物をお届けに参りました!」
「ご苦労様です。ここに置いて頂けますか?」
「失礼します!」
 業者さんが私の足元にそのダンボール箱を置く。

「料金は代金引換ですので、税込みで31290円になります!これが領収書です!それとここにハンコをお願いします!」
 私は領収書をもらうと封筒からお金を取り出し、それを業者さんに渡してハンコを押した。
「3万と1290円……ピッタリですね!またのご利用をお待ちしております!それでは!」
 そういうと帽子を取り、深々と私に頭を下げて去って行った。

「お疲れさまでした。」
 
 何かきっちりしてて感じのいい人だったな……ちょっとああゆうタイプ…好きかも…… 

 そんなことを考えながらダンボール箱を急いでリビングまで運び、机の引き出しからカッターを取り出した。

815(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:04:34
 遂にきた!この日をどれほど待ちわびたことだろう!

 私はカッターでガムテープを切り、箱を勢いよく開け、つぶすとプチプチ鳴るビニールに包まれた物体を一気に取り出した!
「会いたかったよクマ♪」
 私は座った私と同じぐらいの大きさの「お座りdaクマ」を正面から力強く抱きしめた。
「……はっ!」
 誰かにこんなとこを見られてるんじゃないかと心配して周りを見回す。もちろん誰もいない……

 ほっ……そうだよね、ここ私の部屋だもん。
 カーテンも閉めてあるし…もう一回抱いちゃお♪

 誰にも見られてないことを確認し、もう一度クマをギュッと抱きしめた……

 ……ふわふわ……やわらかい……

 そんなことをしてたら時計の針が7時を指していた!
「うそ!もうこんな時間!……お夕飯食べよ。」

 私はちゃちゃっとご飯を作ってお風呂に入り、お風呂上がりのピーチdeジュースを1パック飲んで今日は早めにベットに入った。
 もちろんクマを抱き枕にして……

816(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:06:18
 夜中の3時……私は尿意で目が覚めた。

 うぅぅ…やっぱり1パック全部はきつかったかも……おしっこ……

 用をすませ、再びクマとともにベットに潜りこむ。今度は後ろからクマを抱きしめた……
 そして私はあることに気がついた。

 ……あれ?……クマの背中が…割れる?……わけないよね……明日は早いし……寝ちゃお……

 眠気に耐えられず、私はクマを抱きながらすぐに眠りに付いた……


 金曜日、朝の7時半。目覚まし時計の音とともに目を覚ました。
 そして夜中のことが夢か現実かを確かめるべく、ベットから落ちていたクマの背中を調べた……

 ……!!やっぱり割れる!

 なんとクマの背中の尻尾の上から首までの縫い目のところがマジックテープでくっ付いてて割れるようになってる!
「なっ!なにこれ!?」
 朝だというのに思わず大声を出した。
 私は背中のマジックテープをはがそうとするがこれが結構かたい。
 何とかマジックテープをはがして中を調べると、クマの中は頭を含めて体、両手、両足の部分が空洞だった……

 なんでクマの中が空いてるの?……そもそもなんで背中が割れるの?……
 ……あっ!もう8時だ!学校行かなきゃ!

 これ以上考えてたら学校に遅れちゃう!私は買っておいたパンで朝食を軽くすませた。
 そして歯磨きしてちょっとお化粧して着替えてから玄関のドアを開けて学校に向かった。

817(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:08:18
恭子、このクマちょっと変!の巻き 完 です。

まだまだ着ないです。

818(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:09:48
 今日は授業が朝から晩までみっちり入ってたから夕飯は凛と一緒にファミレスですませることにした。
 私の頭は一日中、授業中もクマのことでいっぱいだった。もちろん今もそう……

「恭子、恭子……ねえ聞いてる?」
「……えっ!なに?……ごめん…聞いてなかった……」
 凛はドリンクバーのメロンソーダをチューチュー吸いながら私に話しかけていた。
「何か今日ずっとボ〜っとしてるよ。なにかあったの?」
「別になにもないよ!で、話って?」
「今日の授業でレポートの宿題でたでしょ?私ちょっとわかんないとこあるから明日恭子ん家いってもいい?」

 レポート?……!

「あっ!宿題だったんだっけ!」
 クマのことで頭がいっぱいだったからすっかり宿題のことを忘れていた!
 
「ほんとに大丈夫……いつもなら恭子が私に言うようなことだよ?何か心配ごとでもあるの?」
 凛はいつもは見せないような心配そうな顔で私を見る……心配させちゃったらしい……
「そんなのナイナイ!大丈夫だから!心配させちゃってごめん!」
「ならいんだけど……」

819(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:11:13
 何か変な空気にしちゃったなぁ……そうだ!

「昨日ね!クマが!お座りdaクマが届いたのよ!」
「オスワリダクマ?……あのでっかい熊の縫ぐるみ?」
「そおそお!すっごく、かわいくてフワフワしてるの♪」
 
 私がクマの魅力を夢中になって話していると、次第に凛はクスクスと笑い始めた。
「ふふ♪変わってないね。縫ぐるみのことになると子供っぽくなるとこ♪」
「もう!そんな言い方しなくてもいいでしょ!」
 私は怒った顔をした。でも凛の笑った顔が見れてよかった……
 
 ご飯を食べ終わり、ファミレスから出ても私の熱は下がってなかった。
「そうだ!明日クマを抱いてみてよ!すっごくやらかいんだから!」
「それは遠慮しとく♪じゃあ明日よろしくね。バイバイ!」
「うん!じゃあね!」
 そういって私たちはそれぞれのアパートへ帰って行った。

820(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:12:13
 玄関のドアを開けて部屋の電気を点けると、ベットの横にかわいらしくクマが座っていた。
 
「相変わらずかわいんだから♪」
 今日の疲れが一気にふっとんだ気がした。
 私はバックをクッションの上に放り投げ、すかさずクマをギュッ抱きしめた。

 やわらかい……やっぱり縫ぐるみがあると……落ち着く……こっちきてからずっと…ずっと独りだったんだもん……
 
 クマをさらに強く抱きしめる……私の目からは涙が流れていた……

 ……でも……なんでクマの中には隙間があるんだろう……何か入れるため?

 私は手で涙を拭き、クマが入ってたダンボール箱を調べた。
 すると箱の奥のほうにハガキぐらいの紙が入ってる……なんだろう?
 
 ハガキには私が買ったお座りdaクマとクマの関連商品が書いてあった。
 
 ……あれ?このハガキ…めくれる……

 「OPEN」と書かれたところからめくれるようになってる……
 私はペリぺリっとハガキをめくってみた……中には驚くべきことが書かれていた!

821(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:13:18
 君も今日から「お座りdaクマ」……?
「……え!なにそれ!!」
 私はハガキに書かれてることが信じられなかった!
 どうやら私が買ったクマは当たりだったらしく、クマの中に人が入れるらしい!

 わっ!私がクマになれるの!?

 ちょっと戸惑いがあるもけど、うれしくなって胸をドキドキさせていた。

 でも一番下に書いてある文章を読んだら、私は一気に突き落とされた……
「身長110から130センチのお子様のみ…か……」
 お座りdaクマは子供に人気があるテディベアだから当たり前だった。165センチの私が入れるはずがない……
 私はハガキを放り投げた。

 なんだ……クマになれないんだ……
 一瞬でもいいから子供に戻れたらなぁ……子供?

「そうだ!」
 私の頭に1つのアイディアが浮かんだ!

 膝と肘を曲げれば……そうすれば入れるかもしれない!

 試しに正座して、手のひらを肩にのせ、肘を曲げてクマの横に座ってみる……足も腕の長さもピッタリ!
「ヤッター!!」
 私は子供のようにその場に飛び跳ねて大喜びした。
 そんな自分に気づき、恥かしくなって顔を赤くした……

 こんなことで喜んで……ほんと子供なんだから……

 私は気持ちを落ち着かせるためにお風呂に入ることにした。

822(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:14:31
 お風呂に入ってたらある疑問が浮かんできた。

 そういえば頭もクマの中に入れるんだから……息とかしづらいんじゃないの?
 それに……なにも見えなくなっちゃうんじゃ……

 一度考えたら気になってしかたがなくなった。
 私は急いでお風呂からあがって体と頭をタオルでササッと拭き、下着をつけてからクマの後ろに座る。
 そしてかたいマジックテープをビリビリとはがしてクマの背中を開け、クマの背中に頭を入れた……
 
 緊張する……抜けなくなったらどうしよう……ちょっと……怖い……
 ダメダメ!これがクマになるための第一歩なんだから!
 こうゆうのは思い切りが大事よね!一気にいこう!……いっせ〜の〜せっ!

 私は目をつぶって一気にクマの頭の中に自分の頭を入れた!
 ズボッ!という音とともに頭全体が覆われ、首が少し絞められた気がした。
『ふぅ!』
 恐る恐る目を開けてみる……クマの目はサングラスみたいになっててそこから外が見れる。
 鼻の周りは少し空間があるし、クマの鼻から外の空気が入ってくる。
 でも口に穴がない……布で口を塞がれてる感じがする……鼻でしか息はできないみたい……

 あんまり周りが見えないなぁ……それにちょっとくるしいかも……30分位が限界かな?
 頭を布でくるまれてるみたい……首もキツイ……子供用だからしょうがないか……

 とりあえず息もできるし外も見えるから、私はクマから頭を抜いた。
 少ししかかぶってないのに体中から少し汗が出ていた……

 この調子じゃ10分位かも……
 でもお風呂から上がったばっかりだし……これぐらいでるよね……

823(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:15:40
 私はタオルで汗を拭き、パジャマに着かえながらクマにいつ入るかを考えていた……

 いつ入ろっかな……今日…入っちゃおっかな……

 時計を見る……もう10時を過ぎていた。
 私は明日凛と一緒にやるレポートのために教科書を開いた。 

 今日はもう無理よね……勉強しとかなくちゃいけないし……
 明日は……凛が朝から来るけど……午前中からちゃんとやれば午後は空くかも?
 じゃあ凛が帰った後に入ろ!うん、そうしよう!

 私は独りで勝手に納得し、レポートに取り組んだ……

 レポートの半分ぐらいは終わった。時計を見ると1時になってる。

 もう1時か……寝ちゃおっかな……
 
 今日ももちろんクマと一緒にベットに入った。
 クマが来てから寝るのが一つの楽しみになりつつある……
 しかも明日は私がクマになれる!そう考えるだけで胸はときめき、遠足の前日の子供のようにワクワクしていた。

 これで今日もクマと一緒に寝れる♪
 それに明日は……私がクマに……ふふ♪ 

「明日もよろしくね……クマ……」
 私はそう呟きながらクマを抱きしめ、目を閉じた……

824(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:16:46
恭子、クマになることを決める!の巻き 完 です。

まだ着ないです。

825(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:18:28
 ピピピピッ!ピピピピッ!

 土曜日、朝の9時。
 目覚ましの音とともに目を覚ます。
 
 ……眠い……

 興奮してたから、あんまり眠れなかった……
 今日もクマはベットから落ちてる……

 寝相悪いのかな……私……

 私はクマをベットの上に座らせ、朝ごはんを食べた。
 そして着かえて、軽く部屋を整理整頓した。
 そんなことをしてたら10時になっていた。
 
 ……そろそろくるかも…… 

 ピンポ〜ン♪
「おはよう恭子。起きてる〜?」
 予想通りのタイミングで凛はやってきた。
「はーい!今開けるからね!」
 私は玄関にいき、ドアの鍵を開けた。そこには凛がコンビニの袋をもって立っていた。
「レポート教えてもらいにきたよ〜♪それとこれ授業料!」
 持っていた袋を私に手渡す……中にはピーチdeジュースが入っていた!しかも2本も!
「いいの!貰っちゃって!」
「いいの、いいの。」
 凛はニコニコしながら言った。
「ありがと♪」
 凛を部屋に入れ、私は貰ったピーチdeジュースを冷蔵庫に入れた。

826(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:19:31
「相変わらずかたづいてるね〜。恭子の部屋。」
 凛はクッションに座って私の部屋を見回しながらそう言った。
 そしてベットの上のクマに気づいた。

「これが、えっと……お座りでくま?」
「お座りdaクマ!」

 微妙に間違えてたから思わず叫んじゃった……お大人げない……

「ごめんごめん。確かにかわいいけど……それにしても……でっかいね……」
 凛は見上げるようにクマを眺めた。
「かわいいでしょ♪ちょっと抱いてみてよ!すっごい気持ちいいんだから♪」
 この気持ちよさを実感してもらいたい!
 そう思って私はクマをベットから凛の目の前に持ってきた。
「私はいいよ。お化粧してるから汚しちゃうと悪いし……」
「えっ?そお?」
「ふふふ♪」
 凛は急に笑い出した。なにが可笑しいんだろ……

「やっぱり縫ぐるみのこととになると子供になっちゃうんだね♪」
「またからかって!」
「あっ!じゃあ、そろそろレポート教えてもらおっかな〜?」
「もお!調子いんだから……」
 
 こうして私たちはレポートに取りかかった……

827(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:20:42
『終わった〜』
 同時にそういうと、二人でその場に仰向けに寝転んだ。
 二人で集中してやったから、まだ3時をちょっと過ぎたぐらいだった。

「3時か……おやつ食べる?」
 私は横になりながら凛に尋ねた。
 すると凛はムクッと起き上がり、テーブルの上の勉強道具を自分のバックに入れ始めた。
「お昼ご馳走になっちゃったし……今日はもう帰るよ。ほんと助かったわ。ありがと♪」
 そういって凛は玄関に向かった。私も凛を追うように玄関へと足を運ぶ。

「今日はほんとにありがとね!」
「私の方こそ凛と一緒にやったから早く終わらせられたよ!ありがと♪」
 私たちはお互いの顔を見つめ合い、クスクスと笑い始めた。

「そうだ!明日お買い物行かない?久しぶりに!」
 最近レポートとかあって忙しかったから凛としばらくお買い物にいってなかったから誘ってみた。
 そしたら凛は急に申し訳なさそうに下を向いた……
「ごめん……明日デートの約束があって……」
 
 そっか……上野君と付き合ってるんだっけ……よし!ここは応援してあげないと!

「頑張ってね!明日のデート!」
「えっ?……うん!……ほんとにごめんね……来週いこうね!じゃあね!」
「うん♪バイバイ……」 

 凛が階段を降りていくのを見てから私はドアを閉めた……

828(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 14:21:46
恭子、凛とレポート!の巻き 完 です。

あとちょっとで着ます。

829(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 15:56:57
 とぼとぼと部屋に戻る……そこには私の気持ちなんて何も知らないクマが座っていた……
 私はそんなクマを力いっぱい抱きしめた……

 上野君は優しいし……まじめだし……凛にピッタリだと思う……
 ……でも…でも……ずっと仲よしだったから……親友だから……急に…遠くにいっちゃっう気がして……すごく…寂しい……
 私が応援してあげなきゃいけないのに……それなのに……素直に喜べないよ……

「私……最低だ……うぅぅ……」
 涙が急に溢れだしてきた……
 私はクマの胸に頭をうずめて声をひそめて泣いた……


 それから30分は経ったと思う……私はクマの抱き心地のよさからだんだん気持ちが落ち着いてきた。

 ……いつまでも泣いてちゃダメだ!彼氏がいても凛とは友達だもん!
 凛も頑張ってるんだし!私も頑張ろう!

 気持ちを切り替え、私は今すぐクマの中に入ることを決めた!

830(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 15:58:16
 私は服を脱いで下着姿になり、クマと一緒にベットの上に座った。
 そしてクマの背中の縫い目に手をかけ、マジックテープをバリバリはがす……相変わらずかたい……

「ふぅ〜開いた〜」
 なんとか首から尻尾まであるマジックテープを全部開けた。

 あとは……私が入るだけ……

 心臓がバクバクなってる……
 そんな自分を無視して、膝を曲げながらクマの中に右足を入れた。
 やっぱり子供用だからかなりきつい……クマの綿で足が締めつけられる……

 きつい……ほんとに入れるかなぁ……

 苦労して右足を全部クマの中に入れ、左足も同じようにして入れた。
 そして正座してクマの尻尾をグイッと引き上げ、お尻もクマの中に入れた。かなり引き絞められる……
 これで私の下半身はクマになった……
 体がうっすらと汗をかきはじめる……

 お尻も…きつい……でもあとちょっとだし!頑張んなきゃ!

831(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 15:59:29
 手のひらを肩に乗せて両手の肘を曲げる。
 クマの手の穴のところに肘をちょっとだけ入れた。
 そして自分の頭を背中の穴に入れるはじめる……
 
 あとは……頭を一気に入れて……背中を突っ張れば……腕も入る……
 これで私も……クマに……

 そう考えた瞬間、胸の期待が不安に変わってきた……

 もし……クマから出られなくなったら……
 そしたら……どおしよ……

 体から冷や汗がドバッと出てる……不安で心臓が破裂しそう……
 でもここまできて後にはひきたくなかった。

 背中は開いてるんだし……大丈夫!
 もし閉まっちゃってもマジックテープだし!すぐに開けられるもん!
 
 不安を振り払らい、目をつぶって一気に私の頭をクマの頭の中に入れ、背中を反って両手もクマの手の中に入れた!

832(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:00:47
 ズボッ!!

『んん!!』

 全身が締めつけられる!かなりきつい!
 頭だけ入れたときなんかより首が締まる!頭もきつい!
 全身を覆われてすごく暑い!
 それに息のしづらさ、視界の悪さで私はパニックになっていた!

 きっ!きつい!きついよ!
 暑い……苦しい!……首が……息が……もお……だめ……
 
 気を失いかけたそのとき、私はあることを思い出した。

 ……そうだ!鼻!鼻でなら息できるんだ!

 私は鼻で大きく息を吸って、大きく吐き出した。
 だんだん気持ちが落ち着いてきた……

833(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:02:08
 ふぅ〜、危なかった〜……
 ……やっぱりきつい……
 けど私!クマになれたんだ!ヤッタ〜♪

 私は嬉しくて飛び上がろうとしたら、おもいっきり後ろに倒れそうになった!
『わぁ!!』
 手を付こうとしても手が伸ばせない!
 私はそのまま頭をベットに打ちつけ、仰向けになった……

『いててて……』

 ……動きにくいなぁ…これ……手足曲げっぱなしだもん……

 そのまま仰向けになってたら、なぜか気持ちよくなってきた……

 なんか……体を…頭まで包まれるのって……きもちいかも……
 ちょっと苦しいけど……全身を抱かれてるみたいで……すごく……いい……

 私は未知の感覚にのまれて、そのまま眠りについた……

834(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:04:35
恭子、クマになる!の巻き 完 です。

835(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:06:22
 苦しい……暑い……

 私は暑さと息苦しさで目を覚ました。

『……あれ?なにこれ!』

 ……そうだ……私…クマになってたんだっけ……

 一瞬混乱したけど、すぐにクマの中だとわかった。
 私はベットの目覚まし時計を見ようとして首を横に回すけど、クマの頭が全然動いてくれない……
 しょうがないから体ごとコロンと横に回転させて時計を見る……もう4時だ……

 もう30分近く入ってたんだ……
 体中汗まみれだし……疲れた……
 もうちょっと入ってたいけど……そろそろ出よっと……

 また体を仰向けにして起き上がろうとする。
『……?あれっ?』
 起き上がれない!
 今度は反動をつけて起き上がろうとする……なんとか起き上がれた。
『ハァ…ハァ…ハァ……』

 ちょっと…運動不足かも……

836(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:08:04
 クマの頭から私の頭を抜こうとするけど、汗でくっついててなかなか抜けない……
『ハァ…ハァ…ハァ……どおして……』
 だんだん不安になってきた……
 少し強引に首を引っ込めようとしたら前にコロンと転がりそうになる。
 しかし、そこにベットは無い!
『え!?きゃあ!!』
 
 ドスン!

 私はベットから勢いよく落ちた!しかも手が使えないから顔を床に打ちつけた!
『いつつつ……』
 痛みからうつ伏せになったまま動けない……
 ベットは低いし、顔がクマに包まれててもかなり痛い……

 もう…いや……早く脱ぎたい……

 体を回転させて仰向けになり、また反動をつけて起き上がる。
 そして私はあることに気がついた……

837(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:11:10
 ……もしかして……テープが閉じちゃってるかも……

 背中もクマで覆われていることに気づく……予想通りにマジックテープは閉じていた……
 私は完全にクマの中に閉じ込められちゃった……
 また不安から胸がドキドキし始める……

 どうしよ!どうしよ!
 ……そおだ!まだ出れないって決まったわけじゃないし!テープさえはがれれば……

 何とか気持ちを落ち着かせようと、体をねじったり、お尻を振ってみたり、うずくまってみたりしてテープをはがそうとする。
 テープはバリッともベリッともいわない……
 
 うそ……うそよ…こんなの……

 また頭を抜こうとする……抜けない……
 手を抜こうとしても、汗ではりついちゃってて全然抜けない……
 お尻を後ろに引っ込めても、ただ後ろに下がるだけ……
 目から涙が出てきた……

 ひっく…ひっく……どうしよ……どうしよ……脱げないよぉ……
 だれか……ひっく……だれか助けて……

 クマとなった私しかいない部屋で、泣きながらだれかが助けてくれるのを待つしかなかった……

838(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:12:17
恭子、クマに閉じ込められる!の巻き 完

839(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:15:41
 こんなところで泣いてても、だれも助けには来てくれない……
 
 ぐすっ…ぐすっ……いつまでも……泣いてちゃだめ!
 こうなったのも私のせいだし!自分から動かなきゃ!
 
 私は肘と膝をついて四つん這いになり、玄関を目指すことにした。
 クマのままだと床しか見えない……自分の部屋なのに自分がどこにいるかさえわからない……
 私は記憶を頼りに四つん這いで歩き始めた。

 さっきベットから落ちたんだから……まっすぐ行ってつきあたりを右に行けば……たぶん玄関だ……
 外に出れれば……だれか助けてくれるはず!

 そんな期待を胸に、トコトコと歩き続ける……そしたらある場所の異変に気づいてしまった……

 ハァ…ハァ…ハァ……
 あれ?……なんか……歩くと…あそこが……擦られちゃう……

 四つん這いになって歩くとクマの股の部分が私のあそこに食い込んでくる……
 それであそこが擦られ、刺激されてこんな状況なのに体が感じちゃう……
 でもこの格好じゃなきゃ歩けない……

 あぅっ!……こんなときに……感じちゃだめ!
 ……でも……歩くと……擦られて……はぅぅ!……だめ!

 体は正直で、歩けば歩くほど刺激され、あそこが濡れはじめた……
 私は感じるたびに歩くのを止め……耐えながら歩くしかなかった……

840(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:17:09
 こんなんじゃ……歩けないよぉ……

 体がほってっているせいで余計に汗が出るし疲れる……でも進むしかない!

 ハァ…ハァ…ハァ……んん!……やだ……ショーツが……グチョグチョ……気持ち悪い……
 まだ……全然歩いてないのに……

 私はあそこに気がいきすぎて周りが全然見えていなかった……

 ゴン!

『いたっ!』  
 頭に何かがぶつかってきた!たぶんテーブルの角かなんかだ!
 私はその場にうつ伏せに倒れ、また顔を床に打ちつけた!
『ふぐぅ!!……ハァ…ハァ…ハァ……ぐすっ……いたい……いたいよぉ……』
 痛みにくわえ、疲れ、暑さ、息苦しさ……そして逃げることのできない快楽に襲われ……また涙が出てくる……

 ぐすっ…ぐすっ……いたいよぉ……暑いよぉ……もう…いや……
 でも……泣いちゃだめ!玄関にいかなくちゃ!

 私は苦しみに耐えながらも四つん這いになってまっすぐ歩き続けた……

841(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:19:10
 ハァ…ハァ…ハァ……あぅぅ!……
 もお……どうにかして!これ!
 
 私は股の刺激を無視してがむしゃらに歩いてみた。
 そしたらまた頭になにか当たった……壁だ!つきあたりにきたようだ!

 あとは右に曲がれば……玄関だ!……頑張らなくちゃ!

 私は体の向きを変えて玄関があるであろう場所へと向かう。  
 
 膝と肘が……ズキズキする……体も汗で……グチョグチョで……気持ち悪い……
 それに……あそこが……うぅぅ!……刺激されちゃう……
 でも……玄関に行けばなんとかなる!頑張れ!私!

 自分を勇気づけながら歩き続けた……ショーツは私の愛汁でメチャクチャだった……

842(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:27:45
 ハァ…ハァ……まだ……着かないの……
 けっこう……歩いたのに……あぁん!……
 ……ぐすっ……つかれたよぉ……ぐすっ……いたいよぉ……

 心が折れかけてきてる……その時だった! 

 ズルッ!

『きゃあ!!』
 なにかの段差で肘を踏み外した!
 私はまたうつ伏せにベタン!と倒れこんだ!

 いたたた……この段差……もしかして……玄関だ!

 私はやっとの思いで玄関に辿りついた!
 頑張って起き上がると、クマの目を通して玄関のドアを見ることが出来た!

 やった!……あとは……ドアを…開けられれば……

 膝立ちになってドアに寄りかかり、肘を上げてドアノブにクマの手をかけようとする……
 もう少しのところで届かない……
『あと……ちょっと……』
 体をおもいっきり伸ばし、プルプル震わせながら肘でドアノブを回そうとする。
『ハァ…ハァ……お願い……回って……きゃあ!!』
 私はバランスを崩し後ろにコロンと転がってしまった。

843(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:30:02
『ハァ…ハァ…ハァ……もう一回!!』
 私はまた膝立ちになって肘でドアノブを回そうとしたけど、なかなか回せない……
 そして同じように後ろに転がって仰向けになった。
 
 そのあとも何回も挑戦したけど結果は同じ……残ったのは体の痛みと虚しさだけだった……
 希望を断たれた私はまた泣きだしてしまった……

 ぐすっ…ぐすっ…もう…だめ……そこらじゅう…いたい……
 きついよぉ……ぐすっ……暑いよぉ……
 だれか……だれか助けて……

『凛……ぐすっ……助けて……』
 私は無意識に凛の名前を呼んでいた……

 凛……そうだ!凛に電話すれば助けてくれるかも!
 でも……どうやってかければ……
 クマは手が丸いからボタンが押せないし……あっ!鼻なら押せるかも!

 クマの鼻はちょっと尖っている。それに私のケータイはワンプッシュで開くしボタンも大きい!
 体を起こしてテーブルのある方を向く……ケータイはテーブルの上にある!

 でもあそこまで歩かなくちゃならない……そしたらまた……感じちゃう……
 ……だめだめ!これしか助けてもらう方法はないの!頑張んなくちゃ!

 私は最後の期待を胸にあざだらけの体に鞭を打ってテーブルの方に四つん這いで歩いて行った。

844(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:31:20
恭子、感じちゃうけど玄関へ!and最後の希望へ向かって!の巻き 完 です。

845(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:37:37
 また四つん這いで歩く……そしてクマが股に食い込んで……あそこが擦られる……

 あぅぅ!……あと……ちょっと……止まっちゃダメ!

 感じているのを無視して歩き続けた……それがいけなかった……

 ハァ…ハァ…ハァ……頑張れ!……私!
 はぅっ!……もう……すこし……うぅぅ!……だめ!
 たぶん……あと……十歩ぐらい……あぁん!……なんだから……止まっちゃ……
 んん!……あっ!……やだ!……こんなカッコで…いきたく!…あっ!ああああああああ!!

 ドバッ!!…………

 あとちょっとのところで止められ続けた私のあそこは、
 今までいじめられた分を取り返すように大量の蜜をふきだした……
 私はビクビクと痙攣し、その場に崩れた……
 こんな状況でいってしまった自分がすごくいやになった……涙が止まらない……

 ひっく…ひっく……クマの中で……いっちゃうなんて……最低よ……
 こんな……ひっく……こんなはずじゃ……ひっく……なかったのに……

 私はクマに入ったことをいまになって後悔した……

846(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:38:52
恭子、クマの中でいっちゃうなんて……の巻き 完 です。

847(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:41:55
 暫くうつ伏せになってたら、目的を思い出してきた……

 凛に……電話しなきゃ……

 私は開き直っていた。そしてまた四つん這いになり、体が感じてもそれを無視してテーブルまで歩いた。
 もう体中汗まみれ……あそこはもうベチョベチョ……

 頭に何かぶつかった……テーブルまできたようだ。
 私は起き上がってテーブルの上のケータイをクマの手ではじいて床に落とした。
 そしたらケータイがパカッと開き、ボタンが押せる状態で床に落ちた。

 ハァ…ハァ…ハァ……よかった……これで……凛に電話できれば……

 私はまた四つん這いになる。
 そしてわずかに残っている体力を振り絞り、体をビクビクさせながらクマの鼻で十字キーを押す。
 着信履歴の一番上にある凛の名前を選んで発信ボタンを押した。
『お願い……でて……』

848(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:43:11
 ブー!ブー!ブー!

 近くの何かが振動し始めた!まさか……

 あの子……ケータイ忘れて……うそ……でしょ……

 最後の希望さえ断たれた私は、その場に崩れ落ち大声を出して泣いた……
 非情にも私のケータイから留守番サービスの音声が流れる……
「ただいま留守にしております。発信音の後にお名前とご用件をお話ください……ピー!……」
『ひっく…ひっく…ふぅぅ……凛の……凛のバカー!!……』

 ひっく…ひっく……疲れた……動けない……

 体力はもう残ってない……泣き疲れた私はそのまま眠ってしまった……

849(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:44:52
 私は目を覚ました……もちろんクマの中に閉じ込められたままで……

 ……もう……ほんとに……だめ……
 私……このまま……死んじゃうんだ……
 そんなの……ひっく……やだよぉ……こんな……こんなカッコで……ひっく……死にたくないよぉ……

 このままだったら私は死んじゃう……そんな考えが頭から離れない……
 体はクマに覆われ、汗でグチョグチョ……そこらじゅうあざだらけ……
 しかも……クマの中でいっちゃうなんて……また涙が溢れだす……

 クマになんか……ひっく……ならなきゃよかった……

 しかも自分から入って脱げなくなったなんて……自分がものすごく愚かで惨めに感じた……
 今更後悔しても遅すぎた……

850(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:46:00
恭子、最後の希望断たれる!の巻き 完 です。

851(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:49:04
 ピンポ〜ン♪

 !!

 突然インターホンが鳴ったから体がビクッてなった。
 ドア越しからは私の慣れ親しんだ声が聞こえてきた。
「恭子〜いるの〜……あれっ?鍵開いてる……入っちゃうよ〜」
 ガチャッとドアの開く音がし、次にドアを閉めた音が聞こえた。

 凛だ!

『凛!ここだよぉ!助けてぇ!』
 私は痛みに耐えながらも体を仰向けにしてジタバタしながら大声で凛を呼んだ。

 凛の足音がだんだん大きくなってくる。
「え?どこにいるの……ひっ!……縫ぐるみが……勝手に……」
 クマになった私を見て、凛は腰を抜かし尻もちをついた。
『早く脱がしてよぉ!』
「え!恭子が入ってるの!どうして!」
『お願い!脱がしてぇ!』
「ちょっ、ちょっと待っててね!」

 凛は持っていたバックを放り投げ、私を起き上がらせた。
「どこが開くの?これ?」
『背中!背中のマジックテープ!』
「?……あっこれね!ちょっとこれ……かたい……」
 凛はマジックテープを苦労しながらも開け始めた。
 私の背中に新鮮な空気が触れた……

852(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:51:02
「待っててね!今出してあげるから!」
 そういうと凛はクマの中に手を突っ込み、私の脇を抱えて一気に私を引っ張りだした。
 クマの中から汗まみれになった下着姿の私が出てきた。
 私は苦境から解放され、安堵からまた目から涙が溢れだしてきた……

「ひっく…ひっく……こわかったよぉ……くるしかったよぉ……
 このまま……ひっく……死んじゃうかと……思った……うわぁぁぁん!!」

 私は体中汗まみれなことを忘れて凛に抱きつき、おもいっきり泣いた……
 凛は一瞬慌てたけど、私を優しく抱きしめてくれた……
「もう大丈夫……私がついてるから……だからもう泣かないで……」
「ひっく…ひっく…ひっく……」

853(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:54:03
 落ち着きを取りもどした私はクマになってからどれだけ大変な思いをしたかを凛に話した。
「助けてくれて……ありがとね……」
「困った時はお互いさまでしょ♪」
 凛は優しくほほ笑みかける……
 そういえば私のせいで凛のシャツがビチョビチョになっちゃった……
「ほんとに……ほんとにありがと。それと凛のシャツ……汚れちゃったから私のシャツ着て。」
 タンスから長袖のシャツを引っ張りだし、凛にそれを渡した。
 私はあそこが濡れてるのがばれないように凛に背中を向けて新しい下着に着かえた。
 さすがにちょっと恥ずかしかったけど……
 そして体を拭いて午前中に着てた服を身に付けた。

 凛は私のシャツに着替えながらこういった。
「ありがと♪じゃあ着させてもらっちゃうね♪あっ、それといくらかわいいからってもう一人でクマになっちゃだめだよ!」
「うん……もうクマにはならないよ……」
 二人で顔を見合わせて大声で笑った。

854(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:56:43
「あっそうだ!」

 凛はなにかを思い出したらしい。
「明日お買い物行かない!一緒に♪」
「え?明日上野君とデートでしょ?」
「さっき帰りにちょうど会ってね、約束ことわっちゃったの。」
「えっ!?なんで!」
 私のびっくりした顔を見ながら凛はまた笑った。
「なんかね……久しぶりに恭子と一日中遊びたいって思ったの。それだけ♪」
 
 凛は優しい……私を気遣ってくれたんだ……

「……あれ?どうしたの!?泣かないでよぉ!」
「へっ?」
 私の目から自然と涙が流れていた……
「ごめん……なんでもないよ♪明日楽しみだね♪」
 私は涙を拭いて凛に笑った顔をみせた。
「うん♪」

855(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 16:59:42
「あっ!」

 凛がまた何かを思い出したらしい……今度はなんだろう?
 
「また忘れるとこだった!私ケータイ忘れちゃって……」
 そういうと凛は周りを見回して凛のケータイを拾い上げた。
「あった、あった!」

 ケータイ……!!

「あれ?留守電はいってる……しかも……恭子から?」
 留守電を聞こうとしてる!まずい!
「聞かないで!」
「なんで?」 
『ひっく…ひっく…ふぅぅ……凛の……凛のバカー!!……』
 凛は勢いよくケータイを閉じて怒りだした!
「ちょっとこれなに!」
「ごめん……そのとき……大変だったから……」
 そしたら凛は急に笑顔になった。
「うそ♪怒ってないよ♪」
 凛はクスクスと笑い出した。私もつられて一緒に笑った。

 凛は私の部屋に泊っていった。その日、夜中まで私の部屋から二人の笑い声が絶えることはなかった。
 そんな私たちをクマは優しそうな顔をして見守っていた……

    <おしまい>

856(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/05/31(日) 17:09:09
「(・(ェ)・)クマ!」 完 です。

また長くなっちゃいました……
それにまた、我フェティッシュ(泣いちゃう女の子、感じちゃう女の子、縫ぐるみが大好きな女の子等々)だらけになっちゃいました……
最初は非エロで書いてみたんですけど、エロに改造しちゃいました……申し訳ないです……


最後まで読んで頂いた方々に、再び深くお礼申しあげます!

857名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/01(月) 22:30:28
こういう展開は、好きなので
楽しく読ませてもらいました。

858名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/02(火) 21:49:40
主人公は胴体が短いんですね。

859名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/03(水) 14:01:46
クマの胴が長いのかも。

860名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/04(木) 00:37:17
いぁいぁ、小学生並の体に長い手足がついているのだぉ。

...想像したらキショイ生き物を思い出してしまつたよ。

861(・(ェ)・) ◆zEHLoba/D2:2009/06/04(木) 18:53:31
>>858-860
ご指摘有難うございます。
確かに設定に現実味がありませんね……申し訳ないです。

では


・恭子の背は155センチ
・クマは小学生にとっては結構ぶかぶか
・それでもクマの中に閉じ込められた恭子にとっては、おしりとか股とかにかなり食い込むし、頭も突っ張ってすごくキツイ!
・恭子ん家のドアノブはやたら高い所にある

というのはどうでしょう。
キッツキツのクマの中に閉じ込められる!という感じで……

862名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/04(木) 19:13:58
身長もドアノブの位置も普通だけど、腕を曲げて着ぐるみに入ってるから
肘ではノブが回せない、クマの手じゃ無理!でいいのではないでせうか?
これからも期待しております!

863名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/08(月) 12:01:22
作者がわからないのですが、奥さんが着ぐるみをバイト行く小説には続きがあるのでしょうか。

864名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/08(月) 12:17:08
どうでもいいがクマ作者のトリップがロバなのがおもろいw

865名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/09(火) 10:24:18
 今回の作品も面白かったです。
 この作者、貴重な存在かも・・・。

866名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/09(火) 18:52:25
私もそう思います。

867名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/09(火) 20:47:06
>>863>>865-866
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

868人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/14(日) 23:38:35
人形遊び(真紀×美優)の続編です。
相変わらず……俺の妄想だらけです……
それと話が続いてるいるので、できれば前作を読んで頂いた方が分かりやすいと思います。
(サキの顔と構造、メイド服での撮影会、お仕置き、真紀ちゃんのあの感覚等々)
前作も長いです……申し訳ないです……

人形遊び

>>726-798

登場人物(あらすじは今回と関係ないです)

>>726

余談ですが最近になって「バトミントン」じゃなくて「バドミントン」だということを知りました。

869人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/14(日) 23:43:44
「人形遊び2」


登場人物

主人公:眞田真紀(さなだ まき)
容姿、性格等は「人形遊び」を参照してください。
美優に着ぐるみの「サキ」にさせられたことで新たな性癖が芽生えてしまった。
最初は認めたくなかったけど、今ではそれを受け入れている。
この前以降、着ぐるみは着ていない。
自分には無いものを持っている川上のことを少し気にしはじめた。


磯崎美優(いそざき みゆ)
容姿、性格等は「人形遊び」を参照してください。
最近バドミントンの腕がメキメキと上達している。
真紀とダブルスを組むようになったこともあり、更に仲がよくなった。
相変わらずちょっとわがままっ子、泣き虫。


川上涼(かわかみ りょう)
大学3年、工学部、専攻は電気電子。バドミントン部所属。
頭はあれだけど運動神経抜群で男子バドミントン部のエース。腕は真紀のちょい上ぐらい(川上以外、真紀に男子でもあまり勝てない)。
明るくさわやか、男女問わず誰とでも仲がいい。ちょっとおしゃべりなスポーツ青年。
細かいことは気にしない楽天的な人。カンがいい。実は努力家(勉強以外)。
授業中に体力回復(睡眠)して練習にのぞんでいる。

870人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/14(日) 23:46:12
「おつかれ〜」
「おつかれさま〜」
 今日は金曜日だから少し早めに練習を終わりにした。
 練習が終わったからみんなが次々と帰っていく……部室には私だけが残っていた。
 私は部室のドアに鍵をかけ、カーテンを全部閉めた。
 
 ……よし!今日も頑張んなくちゃ!

 私は練習着を脱いでスポーツ用の下着姿になり、手にラケットを握りしめて鏡の前に立つ。
 
 ブン!ブン!ブン!ブン!
 
 美優に見られてからも私の居残り練習は続いていた。
 やっぱり鏡を見ながら素振りすると体がどお動いてるか分かるから練習になる。
 さすがに裸でやるのはやめたけど……

「97!98!99!ひゃ……」

 ドン!ドン!

「きゃ!」
 急にドアを叩く音が聞こえた!思わずその場に飛び跳ねた!

 誰!……あっ!下着しか着てない!

 私はあわてて近くに置いといた練習着を着た。

871人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/14(日) 23:54:27
 私は一息ついて練習着をちゃんと着てからドアを開けた。
 そこには美優がニコニコしながら立ってた。

「驚かせちゃってすみません。あっ、それとこれ差し入れです♪」
 美優は手に持っていたペットボトルを私にくれた。
 これ!新発売のピーチdeジュースストレートだ!

「いいの!もらっちゃって!」
「どうぞどうぞ♪」
「ありがと!あとでなんかおごるね♪」

 私は美優を部室に入れてドアを閉めた。早速ペットボトルのふたを開けて新発売のピーチdeジュースを飲み始めた。
 ゴクッゴクッ……ぷはっ!すっきりしてて美味しい!

 美優はそんな私を見ながら笑ってた。
「今日も残って練習ですか?」
「うん。」

 美優は私の体をじろじろと見る……なんだろ?
「今日は……ちゃんと服着てますね♪」
「へ?……!!」
 私は耳まで真っ赤になった!
「ふ、二人だけの内緒だよ!」
「もちろんです!ふふ♪」
 美優は可愛らしく微笑んだ。

 そういえば……美優はなんできたんだろ?……忘れ物?

 そのことを美優に聞いてみた。それがはじまりだった……

872人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/14(日) 23:57:49
 美優は少し俯きながら口を開いた……
「明日……部活休みですよね……」
「そおだよ。」
 そう、明日は体育館の床をワックスがけするから練習は休み。
 ほんとはバドミントン部も手伝わなくちゃいけないんだけど、
 この前バスケ部がワックスがけをさぼったから今回はその責任をとって全部バスケ部がやることになった……ちょっと可哀そうだけど……

「急な話で悪いんですけど……明日私ん家にきてくれませんか?」
「え?いいよ♪……そうだ!お買い物行かない?」
 この前いけなかったから誘ってみた。

 そしたら美優は申し訳なさそうにさらに顔を下に向けた……
「……ごめんなさい……そうじゃなくて……先輩に……またサキちゃんになってもらいたいんです♪」
「え?……」
 美優は急に顔を上げて目を輝かせながら言ってきた。
 私の思考が止まる……

 サキちゃん?……あっ!!
 
 ゾクゾク!

 私の体に忘れかけていた…あの感覚が蘇ってきた……

 うそ……言葉だけで……

873人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/14(日) 23:59:36
「最近頼んでた服が届いたんです♪だから早速先輩に……サキちゃんに着てもらいたいんです!だからお願いします!」
 美優は私に頭を下げて頼んでる……

 私の気持ちはもう明日に行っていたのかもしれない……あまりこの時のことを覚えてない。
「……いいよ。」
 無意識に呟いてた……

「ほんとですか!やった〜♪早いんですけど明日の朝5時に来てくださいね!じゃあ私はこれで!お疲れ様です♪」
 美優はピョンピョン飛び跳ねてから私にペコリとお辞儀して部室から出て行った。

「……?……あれ?」
 気付いた時には美優はいなかった。
 私の頭の中には「サキちゃん」と「朝5時」という言葉だけが残ってる……
 そして……あそこが濡れてたのがわかった……

 やだ……濡れてる……まだ着てないのに……
 ……素振りしよっと!

874人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 00:04:18
 ブン!ブン!ブン!

 気持ちを紛らわせようして、また素振りを始めた。
 でも頭から「サキ」が離れない……
 練習着を着てるし、体がほてってすごく暑くなってきちゃった……

 なんで……5時なんだろ?
 ちょっと早すぎかも……

 ハァ…ハァ…ハァ……あれ?……今……何回だっけ?

 明日のことが気になって素振りの回数を忘れちゃった。
 それにフォームも確認できてない……
 今日は全然集中できないから着替えて団子にした髪をほどき、家に帰ることにした。




真紀ちゃん、着ぐるみ承諾編  完  です。

相変わらず一人で盛り上がっちゃててすみません……
続きは出来たら明日ってことで……

875名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/15(月) 02:36:48
期待してます!

876人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 19:04:15
 途中のコンビニで今日のお夕飯と明日の朝ご飯を買った。
 両方ウィダインゼリー……男の子でもこれはないと思う……
 アパートに着き部屋に入るともう10時を超えてた。

 明日は早いし……お風呂入って寝ちゃお……

 ウィダインゼリーを飲んでからお風呂に入った。
 もちろんショーツはシミだらけ……
 
 お風呂からでたらパジャマに着替え、テーブルに置いてあるケータイを手に取る。
 そしてこの前美優に撮ってもらった私が着ぐるみを着た……サキの写真を見る……

 忘れてたなぁ……着ぐるみを着たときのこと……
 明日……着れるんだ……んん!……

 一応ナプキンをつけといて正解だった。
 ケータイをバックの中に入れて私は目覚ましをセットし、ベットに潜った。

877人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 19:08:50
『ふぅ……?』
 
 ……あれ?……声が出せない……鼻……いたいよぉ……
 暑い……頭……きついよぉ……もしかして!サキの中!?

『ふぅぅ!』

 手が使えない!足も!これって……お仕置きのときの!
 うそ……いや!股もお尻にもあれが入ってる!
 こんなのやだよぉ!

「あれ?先輩……目が覚めましたか?あっそうだ!もう先輩じゃなくてサキちゃんだよね♪」
『ふぅ!ふぅぅ!』
「ふふ♪ダーメ♪イヤイヤなんかしても……サキちゃんはず〜とこのカッコでいるの♪お人形さんでしょ♪」
『ひふぅ!やへへほぉ!』(美優!やめてよぉ!)
「声出しちゃダメでしょ!そんな悪い子には……お仕置きが必要ね!」
『ふっ!ふぎゅぅぅぅ!!!』

 あぁん!……や、やめてよぉ!……もうこんなこと……あぅぅ!……しないって……いったのに……
 あっ!らめ!!……くる!……いっちゃ!!

「いやあぁぁぁぁ!!!……ハァ…ハァ…ハァ……」
 
 私は勢いよくベットから起き上がった。
 あわてて顔を触った……ちゃんと肌に触れられた。でもほっぺが汗と涙でビチョビチョ……
 体中を触ってみる……寝る前のカッコだった。体も汗でびっしょり……
 目覚まし時計が4時をさし、アラームがちょうど鳴り始めた。

878人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 19:11:28
「なんだ……夢か……怖かった……」
 ちょっとリアルな夢だった……
 ホッと一息ついてベットに大の字に寝転ぶ。そしたらあそこの異変に気付いた……
 そ〜と手をシューツの中に入れる……

 もしかして……やっぱり……

 濡れてた……ナプキンしたのにショーツにまで染みだしちゃってる……
 グチョグチョになったナプキンをコンビニの袋に入れてゴミ箱に捨てた。

 こんな調子で……だいじょぶかな……

 汗まみれになったパジャマも下着も洗濯機にまとめて放りなげる。
 ショーツにまたナプキンをつけてお出かけ用の服に着かえて顔を洗った。
 
 ぷはっ!きもちいい!
 ……メイクは……いっか……すぐに落とさなくちゃいけないし……

 私は昨日買ったウィダインゼリーを飲みながらバックに着替え用の下着を入れる。
 4時半……ちょっと早いけど部屋を出て美優の住むアパートに向かった。


真紀ちゃん、おうちで悶々……お仕置き悪夢編  完  です。

879人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 20:27:08
 6月になったけどまだ外は薄暗い。

 もうちょっとで……美優ん家……
 そしたら……私……サキに……ふふ♪

 美優の家に近づくにつれて脈がはやくなっていく……外はほてった体にはちょうどいい涼しさだった。 

「……着いた。」
 まだ5時ちょっと前だけど美優の部屋に着いちゃった。
 私はインターホンに指を伸ばす……

 ピンポ〜ン♪
「……ふぁ〜い……」
 少し間があいてから美優の声が聞こえた。いつもみたいな元気がない……
 そしてトコトコと足音がしてから玄関のドアが開いた。

「……おはようございます……入ってください……」
「お、おはよう……それより……だいじょぶ?」
 美優はもう着替えてたけどかなり眠そう……くまができてる……
「だいじょぶです……ちょっと興奮して……眠れなくって……」

 美優は私を部屋に入れ、台所に向かった。
 部屋に入ったらもう床には肌タイとウィッグ、そしてマスクが置いてあった。でもこの前のメイド服が無い……

880人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 20:32:34
 そういえば新しい服買ったって言ってたけど……どんな服なんだろ?
 またメイド服かな?……やだ!私ったら……ちょっと期待しちゃってる……

 一人で勝手に顔を赤くしてたら台所から美優が戻ってきた。
「先輩!早速始めましょっか!全部脱いじゃってください♪」
「え!もお……」
 さっきとは打って変って美優はハイテンションになってる!
 台所に目をやるとリポビタンみたいなビンが置いてある……天狗〜〜って書いてある……

 あんなの飲んで大丈夫かなぁ……あっ!そおだ!

「ちょっと待って。その前におトイレ借りてもいい?」
「あっ!いいですよ♪」
 この前みたいにずっと着てなきゃなんないかもしれない……私は先にトイレに行くことにした。
 
 もうあんなとこ見られたくない……
 それに……あそこが気になる……

 トイレに入りショーツを下げる……すでにちょっと濡れてる……

 ……やっぱり……

 私はおしっこを出して濡れたナプキンと股を拭いき、トイレから出てよ〜く手を洗った。

881人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 20:37:38
 トイレから戻ってくると美優は鼻歌を歌いながら着ぐるみセットの前に立っていた。
「フン、フフ〜ン♪あっ!終わりました?じゃあお願いします♪」
「う、うん……」
 私は髪をゴムでまとめて着てきた服を全部脱いで裸になった。やっぱり恥かしい……
 肌タイをひろい、美優に背中を向けて足、手、頭の順に着ていく……
 美優にジッパーを上げてもう。私の体は顔以外は肌タイに覆わちゃった……どんどん脈がはやくなってる……

 あぅぅ!……もう濡れてきちゃった……下着つけなくちゃ……
 また濡らしてるところを見られちゃう……
 
 下着をひろうと美優は私の手をガシッとつかんだ。
「え?……」
「今回は……サキちゃんになってから服を着てもらいます!いいですよね♪」

 ……?……どうゆうこと?

 私のポカンとした顔を見て、美優はニコニコしながらしゃべりだした。
「マスクをつけてから下着とか服とか着てもらいたいんです♪私も手伝いますからやってくれませんか?」
 
 そんな嬉しそうな顔されたら断れないよ……でもちょっと大変そう……
 
「手伝ってくれるなら……」 
「いいんですか!?ありがとうございます♪ちょっと待っててくださいね!」
 そういって美優はマスクとウィッグをひろって、マスクを前後に割って私の頭の上にもってきた……

882人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 20:42:47
「口開けてください♪あ〜ん!」
「うん……あ〜〜ん……」

 ドックン!ドックン!ドックン!

 もう……サキにされちゃうんだ…… 
 かぶるときは……やっぱり怖い……しゃべれなくなっちゃうし……
 自分じゃ……とれないし……

『ふぅ!』
 わかってても口、それに鼻の中にマスクが食い込んでくるからびっくりしちゃう。
 美優はマスクの横の隙間をコの字型のパーツで閉じ、マスクの上からウィッグをかぶせた。
 こうして私はまたサキにされちゃった……

 相変わらず……きつい……顔つぶれちゃうよぉ……
 苦しい……息しづらいよぉ……

 鏡を見る……そこには私ではなく下着すら着ていないサキが映っていた……

 なんか……裸よりもエッチかも……あぁん!……またきた……
 はやく下着つけなくちゃ……


真紀ちゃん、再びサキに……編  完  です。

883人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 20:47:02
 下を見るけど視界が悪いから全然下着が見つかんない……
 そしたら美優がいきなり見の前にでてきて、私は腕ごと抱きしめられた!
『ふぎゅっ!』
「久しぶり!サキちゃん♪」
 美優は頭を私の胸にうめる……やっぱり苦しい……

「……会いたかったよ……ぐすっ……」

 !…… 

 美優は私の胸で泣き始めた……しばらく私がサキになってあげなかったから寂しかったのかも……
 私は美優の手を解き、頭をなでなでしてあげた……
 
「ぐすっ…ぐすっ……あっ!」
 美優は急に胸から顔を離して目をゴシゴシとふいた。

「ごめんね……私……お姉ちゃんなんだから泣いちゃダメだよね!はい、これ下着♪」
 見つかんないと思ったら美優が持ってたんだ……

884人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 20:51:20
 私はショーツを受け取り、股が濡れてるのがばれないようにすぐに身に付ける。
 マスクしてるからすごく大変……
 でもブラジャーを渡してくれない……私は胸に手を当ててブラジャーを貰おうとした。
「ブラジャー?つけなくてもだいじょぶ!あとでわかるよ♪」
 
 ブラジャーなしなの?……なんか落ち着かないよぉ…… 

 もじもじしている私を見ながら、美優は部屋の隅に置いてある紙の手さげ袋を持ってきた。
 たぶんあの中に今日着る服が入ってるんだと思う……
「今日のテーマはメイドさんじゃなくて私服のサキちゃん♪って感じでいこうと思うの!」

 ……私服?

 私が首をかしげると美優はニコニコしながら袋の中から服を取り出し、それを床に並べた。
 
 袋の中には目があれで色がよくわかんないけど、白のニーソックスに白のスカート、白いカーディガン、
 そしてたぶんピンク(?)のキャミソールが入ってた。

885人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 20:56:32
「はい!足上げてね♪」
 美優の肩に手を置いてニーソックスを右足、左足と履かせてもらった。
 長さは膝の上あたりまである。この前みたいなフリルはついてないみたい……
「次はスカート履こうね♪」
 続いてスカート。これにはちょっと控え目なフリフリがついてて、内側にレースがついてる。
 丈は……かなり短い……階段とかでショーツが見えちゃうぐらいの長さ……

 ちょっとこれ……恥かしい……短すぎだよぉ……

 マスクの中で顔が真っ赤になった……もちろん美優には見えてない……
 それに美優はさっきからテンションが上がってきてる……

「次は……これこれ!ピンクのキャミソ〜♪サキちゃん!バンザイして♪」
 言われたとおりにバンザイする。美優は上からキャミソールを着せた。
 キャミソールはニット状の生地で胸がちょうど隠れるくらい。お腹もちゃんと隠れるからちょっと安心した……
 肩ひもはなくて胸の谷間のところのひもをちょうちょ結びで縛って落ちないようにしてる。
 今ブラジャーをつけなかった意味がわかった。これだと肩が見えちゃうからだ……
 肌タイ着てるけど……やっぱりノーブラで服着るとそわそわする……

 なんか……着せ替え人形みたい……さっきからされるがまま……
 それに……ずっとドキドキしてる……暑いよぉ……

 サキになってから胸のドキドキが止まらない……
 そのうえ服着たから肌タイがうっすらと汗ばみ始めてきちゃった……

886人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/15(月) 21:03:20
「これが最後だよ♪そのままにしててね♪」
 美優はカーディガンの袖に右腕、左腕と私の手を通す。
 袖の長さが肘までぐらいで丈も短いショートカーディガン。ボタンが無くて前が全部開いてるデザイン。
 胸が大きな人なら似合うかもしれないけど……

「はい!サキちゃん私服バージョン完成♪ほらほら、鏡見て!すっごくかわいいよ♪」
 そういって美優はあらためて私を鏡の前に立たせる。
 美優は相変わらず絶好調だ……
 
 鏡に映ったサキは、ピンクと白の元気一杯な女の子って感じに着飾っていた。
 かわいいと思うけど自分じゃこのカッコはできないと思う……

 ピンクだ……スカート短い……見えちゃうよぉ……
 胸も見えそう……恥かしい……あぅぅ!
 私じゃないみたい……また感じちゃう……

 それもそのはず……私はもう……サキなんだから……


真紀ちゃん、着せ替え人形サキちゃん編  完  です。
一応次からが新展開のつもりです。

887人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/16(火) 21:01:39
 鏡の中の私(サキ)を見てたら美優がグイグイ手を引っ張る。なんだろ?
「サキちゃん!今日はお外で写真撮ろ♪」

 お外?……
 え!そんなの聞いてない!

『やらよほ!』(やだよお!)
 美優の手を振り払い首を横にふる。こんなカッコで外に出たくない!

 美優は優しく微笑みながらサキの口に指を当てた。
「しゃべっちゃダ〜メ♪今なら人いないからだいじょぶだよ!それに誰が入ってるかわかんないし♪」

 こんな早くに私を呼んだ理由がわかった……外で撮影会するためだ……
 だからメイド服じゃなくてこの服装なんだ……
 美優の部屋で撮影会するならいいけど……外はいや……
 たしかに顔は見えないけど……いくらなんでも恥かしすぎるよぉ……

 私はイヤイヤした。

888人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/16(火) 21:04:41
 そしたら美優は意地悪そうな顔をした……何か企んでる……
「じゃあサキちゃんの秘密……ばらしちゃおっかな〜?」
 
 ドキッ!

 心臓が止まった気がした。
今となっては美優の握っている私の秘密は2つもある……
 部室での居残り練習のこと……それに着ぐるみを着て感じちゃうこと……

 ずるい!……そんな手使うなんて……

 秘密だけはばらされたくない……私は首を横にふった。
「じゃあお外に出てくれるのね!?」
 美優がまた飛びっきりの笑顔で私を見る……私は渋々頷いた。
「ありがと♪あ!カメラ忘れてた!ちょっと待っててね♪」
 美優は急いでデジカメを取りに行った。

 美優……ずるいよ……でも……外に出なくちゃいけないんだ……どうしよ……
 心臓がバクバク鳴ってる……体も……震えてる……
 それに……また……濡れてきちゃった……

889人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/16(火) 21:07:10
 時計を見る……5時半になってる。行くんだったら早くしたほうがいいかも…… 
 
「よし、準備完了!行こっ!サキちゃん♪」
 美優は肩からさげたポーチにデジカメを入れ、私の手を引っ張って一緒に玄関に向かった。

 美優に私が履いてきたスニーカーを履かせてもらう。ちょうど白だから服に合ってるかも……
 肌タイを着てるからなんか違和感がある……少しきつい……

 美優はそ〜とドアを開け、頭を出して周りの様子を伺っている……さすがに近所の人に見られるのは嫌みたい。

(今ならだいじょぶ……さっ行こ♪)
 美優は小声で合図し、一緒に外に出てドアをバタンと閉めた。
 そして美優は鍵をかけた。外はさっきより明るくなってきていた。

 ほんとに……着ぐるみのまま外に出ちゃった……鍵もかけちゃったし……
 ……あぅぅ!……だめだよ……こんなことで……感じちゃ……

 心臓が破裂しそう……落ち着こうとしても全然だめだった……

890人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/16(火) 21:09:41
(サキちゃん!こっちこっち!見つかっちゃうよ!)
 美優がいない!周りを見回すともう階段のところにいる!

 待って!独りにしないで!

 あわてて美優のもとへ駆け寄る。マスクをかぶってるからかなり走りにくい。
 やっとの思いで美優に追いついた。ちょっとしか走ってないのに体中が汗だらけ……それにすごく疲れる……
『ふぅ…ふぅ…ふぅ……』
(ごめんね!私もちょっと焦っちゃってて……階段おりて裏口から出れば、ほとんど人がこない通りに出るから急いでいっちゃお♪)

 そっか……着ぐるみの私と一緒じゃかなりはずかしいよね……
 急がなくっちゃ!

 私は美優に手を借りてなんとか階段をおりて一緒に裏口から出た。美優の部屋は2階だったから助かった……
 そして私たちは下町みたいな懐かしい雰囲気の細い通りに出た。



真紀ちゃん、サキで外出編  完  です。

891人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/16(火) 21:11:35
「サキちゃん!こっちこっち♪」

 へ?

 カシャ!

 振り向いたらカメラのフラッシュが目に飛び込んできた。もう撮影会は始まっちゃったみたい……
「う〜ん……フラッシュいらないかも……目が光っちゃうし……」
 さっき撮った写真を見ながら美優は一人で考え込んでる。なんか私はおいてけぼり……
 気付いてもらえるように美優の肩を指で突いてみた。
「ん?……あっ!ごめんね!再開しよ♪じゃあその郵便ポストの横に立って!俯き加減で手は後ろに……OK!かわいい♪」

 その後も電柱とか街灯、色んなものと一緒に私の……サキの写真を撮っていく……

「ふふ♪やっぱり写真は外で撮らないとね!」
 美優は相変わらずハイテンションだ。

 美優……私といるときより……楽しそう……
 サキのほうが好きなのかな……ちょっと寂しい……はぅっ!……
 でも……私がサキだもん!頑張ってあげよ!

 やっぱり美優の笑ってる顔を見れるのが私には嬉しかった。
 着ぐるみのサキ……中に入ってる私……私を妹のサキとして扱っている美優……
 そのことを思い出すたびに……私はサキの中で感じちゃった……

892人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/16(火) 21:14:18
「えっと次は……右足をそこの段差にかけて左手は腰!右手は力を抜いておろしてね♪」

 左手は腰で右足をかける……この段差ちょっと高いかも……あ!

 私はとっさに足を下した。
 こんなに足上げたらショーツが見えちゃう……
「あれ?どうかしたの?サキちゃん。」
 美優が不思議そうな顔で私を見る。
 私は俯きながらスカートを指さした。マスクの中で顔が真っ赤にしながら……
「スカート?……あっ!ごめんね!見えちゃうよね……ほんとに…ごめんね……」
 急に泣きだしそうなる美優……手からカメラを下してしまった……

 どうしよ……美優が泣いちゃう……でも恥かしいよぉ……
 見えちゃうけど……やってあげよ!

 私は着ぐるみに覆われてることをいいことに、開きなおって美優に言われたとおりのポーズをとった!
「……え?撮っていいの……でもショーツが……」
 美優はおどおどしながら聞いてきた。私は右手で胸をポンと叩き元気よく頷いてみせた。
 そしたら美優の笑顔が戻った。そしてカメラを構える。
「……ありがと♪じゃあ撮るよ!はい、チーズ!」

 カシャ!

 私は急いで足を段差から外した。やっぱりすごく恥かしい……一気に汗かいちゃった……

893人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/16(火) 21:17:45
 ちょっと……疲れてきちゃった……

 今でも心臓がドキドキし続けてる……やっぱり着ぐるみを着てると予想以上に疲れた。
 私がうなだれていると美優が心配そうな顔をして下から覗き込む。
「だいじょぶ?疲れちゃった?」
 一瞬頷きそうになったけどもうちょっと頑張ってあげようと思った。
 首を大きく横にふり元気一杯!のポーズをしてみせた。
 やっぱりサキになると大胆になっちゃう……

「ほんと!じゃあ公園いこ!公園で撮ったら終わりにしてあげるからね♪」

 ……誰もいないといいけど……もう少しだし!頑張っちゃお!

 そして私たちは歩いてすぐのところにある公園まで向かった。
 後でこの選択を後悔するとも知らずに……




真紀ちゃん、サキでお外で撮影会!下町通り編  完  です。

894人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 08:06:31
 誰とも会わずに公園に着いた。ちょっと運がよすぎかも……
 
 公園はブランコとかジャングルジムとか子供の遊具がいくつかあって比較的にちっちゃい感じ。
 公園の真ん中には時計が立ってて、もう6時になってる。

 美優は公園を見渡しながらまずどれにしようか迷っていた。
「う〜ん……なにがいっかなぁ……鉄棒にしよっ!サキちゃん!鉄棒につかまって♪」
 美優は一番高い鉄棒をポケットティッシュで拭いてから私を鉄棒につかまらせた。 

 鉄棒なんて久しぶり……小学校以来かも……
 この高さなら……私が回ってもだいじょぶそお……

 小学校の頃、鉄棒がすごく得意だったからちょっと回ってみたくなってきちゃった……
 そのことに気付いたのか、美優はこんな提案をしてきた。
「サキちゃん……ちょっと回ってみて♪」

 え?……でもウィッグとかマスクとか取れちゃうんじゃ……

 私はサキの髪を引っ張った。
「ふふ♪だいじょぶ!ウィッグはマジックテープで止まってるし、スクもちゃんと固定してあるから!だから回ってみて♪」
 私は元気よく頷き、手を突っ張って腰を鉄棒に当てて体を支える。
 そしたら美優がシャッターをきった。
「あっ!ごめんね!そのまま続けて♪適当に撮っちゃうから!」

 ちょっと……落ち着かないかも……
 でも……やってみよ!連続前回り!

 私は反動をつけて回り始めた!

895人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 08:07:56
『ふぐぅぅ!!』 

 いたっ!鼻と口にマスクが!!
 だめ!もう限界!!

 遠心力で鼻のなかの筒と口の猿轡が食い込んでくる!
 痛かったから3回ぐらいしか回れなかった……

「すごいすご〜い♪さっすがサキちゃん!かっこいい!」
 でも美優はピョンピョン跳ねながら喜んでる。

 いつつつ……まだジンジンする……鼻ん中切れちゃいそう……
 それに暑い……ビチョビチョ……

 まだ外は涼しいけど着ぐるみ着て運動したらすごく暑い……
 鉄棒によっかかって休んでたら美優に手を引っ張られた。
「次あれにしよ!ほらほら♪」
 美優はルンルンしてる……ちょっと休ませてよぉ……
 そんな私に気付いてくれない。そのあとも滑り台とか砂場でいろんなポーズで写真を撮った……
 もう美優のされるがまま……

896人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 08:08:59
「次で最後だよ♪……うぅ!……もうちょっとで終るからね……」
 そういって美優はブランコの台をティッシュで拭いてから私をそこに座らせた。
 でもさっきから美優の様子がおかしい……顔色が悪くなってきてる……

「じゃあ内股で手を膝に置いて……そおそお!かわいい……」
 美優はモジモジしながシャッターをきった。

 もしかして……おトイレいきたいのかも……

「……ごめんねサキちゃん……私……おトイレいきたいの……ちょっと待っててね!」
 やっぱり……
 美優は公園トイレに向かおうとする……そのときだった!

897人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 08:11:23
「あれ?磯崎じゃん!なにしてんの?」
 私の後ろから男の人の声が聞こえた!
「へ?……あっ!川上先輩!!おはようございます!」

 え?……川上くん!!

 私は後ろを振り向いた!そこにはジャージ姿の川上くんがいた!
 全身から冷や汗が出てきた!
「って!おお!びっくりした!!」
 川上くんは着ぐるみを着た私を見て後ずさりしていた。

 見られちゃった!どおしよ!どおしよ!
 恥かしい!!
 あぅぅ!……だめ!こんなときに!

 私はパニックになりながら体をブルブルと震わせた。
 しかもこんな状況なのにあそこがまた濡れてきちゃう……
「えっと……この子は高校の友達で着ぐるみが大好きなんです!だから私が写真撮ってあげてるんです!」
 美優もパニックになりながらごまかしていた。おしっこを我慢してるのにすごいと思う。

 ……そっか……べつに私が入ってるってわかんないんだし……
 だいじょぶ……落ち着かないと……

898人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 08:12:34
「へ〜、そうなんだ。あっ!俺、川上涼!よろしく!君は?」
 川上くんが私に握手を求めてきた。私も思わず手をさしのべ、声を出そうとした。

 ……あっ!しゃべれないんだった!
 それに声出したら……私だってばれちゃう!
 これじゃあやしすぎるよ!
 川上くんも不思議がってる!どおしよ!

「あっ!磯崎サキちゃんです!それと着ぐるみは声出しちゃいけないらしいんです!そおだ!先輩も一緒にどうですか?写真♪」 

 美優があわててフォローする。でも磯崎って……

「え?いいの?何か悪いね。じゃあ……こんなかんじかな!」
 川上くんはブランコに座った私の隣に立ってピースした。恥かしくないのかな?
「OKです!いきますよ!はいっチ〜ズ!」

 カシャ!

 写真を撮り終わると川上くんはさっきみたいに私に手をさしのべた。
「じゃ!あらためてよろしく!サキさん!」
 川上くんは私の手を強く握りしめた。大きくたくましい男の人の手だった……
 私も頷きながらギュッと握り返した。
 
 相変わらず川上くんは川上くんだった。さわやかで……細かいことは気になんないみたい……

899人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 08:13:36
「あの……すみません……私……おトイレ行ってきます!」
 美優は内股になりながらトイレに走って行った。もう限界だったらしい。
 私と川上くんは茫然と見送っていた。二人で手を握ったまま……

「……おっと!握りっぱだった!」
 川上くんは顔を赤くしながらあわてて私から手を離した。

 ……あっ!二人きり!

 美優がトイレに行っちゃったから二人きりになっちゃった!
 かなり気まずいよぉ……

 少し沈黙が続く……お互いに目をそらした……
 そしたら川上くんの口から予想もしてなかった言葉が飛び出した!

900人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 08:14:52
「……眞田……だろ?」
『……!!』
 私の背筋が凍りつく……

 え!……うそ!

 私は川上くんを直視したまま動けない……
 川上くんは頭をかきながらサキの顔を見て笑った。
 
 やだ!ばれちゃった!こんなカッコしてるのが!……は、恥かしいよぉ!
 いや……こんなのいや!
 あぁん!……え!だめ!こんなときに……川上くんがいるのに!
 あっ!……なんで!……だめだよ!らめぇぇぇぇぇぇ!!

 ブワッ!……

 私がサキの中に入っているのがばれちゃった……そんな自分がすごく恥かしくて……いっちゃった…… 
 しかも川上くんのまえなのに……

「なわけないよな……ごめんごめん。なんとなく俺の友達に雰囲気が似てたから……
 ……その子、女の子なんだけどすっげ〜バドミントン上手くてさ。完璧に勝てるように朝からジョギングってわけ!
 へへ……ごめん!なんか愚痴っぽくなっちゃって……次に会うときは顔みせてね!じゃ!」

 そういって川上くんは公園から出て行った。
 川上くんは私のことを話してた……目の前の着ぐるみの中には私が入ってるのに……
 そのギャップで……またあそこから蜜が大量に染み出してきちゃう……体はビクビク痙攣してた……
 今になってあの時の選択を後悔する……あそこで撮影会を終わりにしとけばよかったのに……

901人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 08:15:59
 しばらくしたら気持ちが落ち着いてきた。

 私……なにやってるんだろ……

 全身をタイツに覆われ、そのうえマスクまでしていることを体で感じた。
 自然と目から涙が溢れだしてくる……

 ひっく…ひっく……そうだ……絶対ばれちゃったよぉ……しかも川上くんに……
 そのうえ……いっちゃうなんて……
 ひっく……やっぱり私……変態だ……

 美優はまだトイレから帰ってこない……
 私はブランコから立ち上がりトイレに向かった。

「あれ?サキちゃんもおトイレ?」
 トイレに入ると鏡の前で美優が手を洗ってた。
 私は美優に目もくれず便座に座りドアのカギをかけた。

 コンコン!
「サキちゃん開けて!手伝うよ♪」
 美優がドアをノックする……でも今は独りにしてほしかった……
『ひっく…ひっく……ひや……』(ひっく…ひっく……いや……)
「……なにか…あったの?」
『ふぅぅ……』
 美優が心配してるかもしれない……
 私はドアを開け美優を入れた。

902人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 08:18:34
 美優はドアの鍵をかけ、ポーチからラジオペンチを出す。
 そしてマスクを外してポケットティッシュで私の口を拭いてくれた。
「……ばれちゃった……」
「え?」
「川上くんに…私が着ぐるみ着てるの……ばれちゃったの……うぅぅ……」
 私は肌タイの手で顔を覆って泣きだしちゃった……

 そんな私の手をどかし、美優はハンドタオルで私の顔を拭いてくれた。
 そして私に優しく微笑みかける……
「だいじょぶですよ♪顔見えてませんし!」
「ぐすっ…ぐすっ……ほんとに?」
「はい♪声もだしてないでしょ?」
「……うん……」
「ならだいじょぶです♪川上先輩のことだから明日にはケロッと忘れてますよ!」
「……そうだよね……顔見られたわけじゃないし……」
「はい♪じゃ帰りましょっか♪」
「……うん!」

 私は美優の言葉でなんとか立ち直れた。 
 美優は手をとって私を立たせ、私にマスクをかぶせる。
 私はまたサキになって美優と一緒に帰ることにした。


真紀ちゃん、サキでお外で撮影会!公園パニック!編  完  です。

903人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 20:45:22
 帰り道は誰にも会わずに美優の部屋まで辿りつけた。
 結局会ったのは川上くんだけ……

 時計はまだ7時を過ぎたくらい。
 美優は部屋に入るとマスクは外さずに私の服を脱がせ始めた。
 
「はい!右足上げて♪」
 
 またされるがまま……着せ替え人形みたい……あぅぅ!

 まだマスクを取ってもらえない……
 私はショーツだけを履いてるサキになった。
 鏡で見ると肌タイがそこらじゅう汗染みだらけですごくいやらしい……
 たぶん股は……もっと酷くなってると思う……

904人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 20:48:58
 美優……マスクはずしてよぉ……

 私はマスクを指でつつく。美優はニヤニヤしてる……
「ちょっと自分で外してみて♪いざってときのためだよ♪」 
 
 え……そんなぁ……

 私は座ってマスクの横にあるパーツに指をかける……全然外せない。
 それにどうやって外せばいいかもわかんない……
 ただカリッ、カリッと頭に音が響くだけだった。
 
 美優はパソコンを立ち上げ、デジカメとパソコンをケーブルで繋いだ。
 私には全然目もくれずに……
「外せなきゃずっとそのままだよ♪がんばってね♪」

 ……美優のいじわる!

 私はちょっとムキになって肌タイの指でパーツをひっかいた!

 カリッ!カリッ!カリッ!パキ!
『ひは!……』(いた!……)
 左の人差し指が痛い!肌タイが茶色くにじんできた……

 いたたた……あっ!爪割れちゃった!

905人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 20:52:15
 あわてて指をくわえようとしたけど、そこにはサキの顔がある。
 指をマスクにぶつけてまた指に激痛が走った。

 いつっ!……いたい……ぐすっ……
 もうやだ……ぐすっ……はやく……マスクとってよぉ……
 このままなんて……やだ……うぅぅ……

『ふぎゅぅ……ひっく…ひっく……』
「え?サキちゃん?」
 泣いてる私に気づいて美優がこっちに歩いてきた。
「?……あっ!どうしたの!指!」
『ふぅぅ……』

 美優はいそいでマスクを外し、ジッパーを腰まで下して私の上半身を肌タイから出した。
「爪……割れちゃった……ぐすっ……いたいよぉ……」
「ちょ、ちょっと待っててください!」
 美優は小物入れからマキロンを取り出し、おもいっきり指に吹きつけた!
「いたい!」
「あっ!すみません……」
 美優はフーフーしながら私の指にバンドエイドを巻いてくれた。

906人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 20:56:37
 まだちょっとジンジンするけど血は止まってきたみたい。
 利き腕じゃなくてよかった……
「ごめんなさい……」
 美優は私に頭を下げた。
「私がいじわるしなきゃ……こんなことには……」
 美優の目から涙がポロポロと落ちてる……

「な、泣かないで!もう痛くないから!だいじょぶだから!ねっ♪」
「うぅぅ……ごめんなさい!」
 美優は汗でビッショリになった私の胸に泣きついた……

 そんな顔されちゃ怒れないでしょ……

 私は美優の頭を手で抱えてギュッと抱いてあげた……
「そうだ!お風呂わいてる?」
「へ?……はい……」
 美優が不思議そうな顔で私を見る。私はニコッと笑った。
「入ろっか!今日は私が美優の体洗ってあげる♪」
「ほ、ほんとですか!ヤッタ〜♪」
 美優がいつもの元気な美優に戻った。

 ほんとかわいんだから……ふふ♪

 私は股のシミを見られないようにショーツごと肌タイを脱いで美優と一緒にお風呂に入った。

907人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 20:57:48
真紀ちゃん、マスク脱がしてよぉ……編  完  です。

このあとは真紀×美優、一緒にお買い物編 
     真紀ちゃん、思い出の写真……編  です。

908人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 21:03:05
 お風呂から出たあと、私たちは一緒にお買い物に出かけた。
 お昼も夕飯も外ですませてきちゃった。
 久しぶりに「真紀」として美優と遊べたからすごく楽しかった。
 一回美優の部屋に荷物をとりに戻ってから私は自分のアパートへ帰った。
 
「けっこう……あるなぁ……」
 部屋に入って紙袋をドサッと床に置く。
 
 かなり買っちゃった……今月大変かも……

 時計を見ると夜の9時をこえてる。今日は一日中美優と一緒だった。

 私はパソコンを立ち上げて、帰りがけに美優に貰ったUSBを差し込んだ。
 中にはサキの写真がいっぱい入ってる……この前のメイド服の写真……それに今日の写真……
 最近のことなのに、なんかすごく懐かしく感じる……

 このときはおしっこ行きたかったんだっけ……すっごい内股……
 あっ!やっぱりショーツ見えちゃってる!……はずかしい……
 鉄棒の写真は……あんまりちゃんと撮れてない……回ってたからね……

 写真とともに、そのときの記憶が蘇る……そのたびに体も反応しちゃう……また濡れてきちゃった……

909人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/17(水) 21:05:25
 とうとう最後の写真……
  
 こんなかたちで叶っちゃった……川上くんとの……初めてのツーショット……
 でも……私なんだけど……私じゃない……
 これは……サキなんだから……あぅぅ!……

 またナプキンがグチョグチョになっちゃった……
 一日中つけっぱなし……女の子の日じゃないのに……

 今日は早かったからお風呂入って、10時前なのにベットに潜った。
 そしたら美優の笑ってる顔が目に浮かんできた……

 そういえば……美優との写真一枚もない……
 そうだ!次着るときは一緒に撮ってあげよ♪
 美優……喜ぶかな……ふふ♪

 そんなことを考えながら私はいつの間にか眠りについた……


   <おしまい>

910名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/18(木) 02:39:28
>>909
乙です!今回もドキドキしてしまいました。
今後も期待しております!

911名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/21(日) 00:08:11
才能ありますね、とても面白かったです。
今後も期待しています。

912人形遊び2 ◆zEHLoba/D2:2009/06/23(火) 00:28:27
見直す時間が足りなかったため誤字が多かったです……
それと読みづらいとこ(ひらがな等)も多いですね……申し訳ないです。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

一応、真紀ちゃんアナザストーリー(?)を構想中です。
いつになるか分からないのですが、出来たらまた書かさせて下さい。
その際はよろしくお願いします。

913名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/23(火) 00:30:50
才能?
本人は死ぬ思いで努力してるかも知れないYo!
今後も期待?
プレッシャーで悶々としてるかも知れないYo!

あくまで可能性を語ってみたわけだが。

914名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/23(火) 08:07:37
語らんでよい。

915名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/24(水) 12:58:37
 次回作も期待してます。

916名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/24(水) 13:52:24
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

917名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/28(日) 19:03:53
過去の作品の続きはいつになったら更新されるのだろう?
作品の完結を望むのは、ダメ?

918名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/28(日) 20:30:33
作品を書くのは作家の勝手。
完結を望むのは読者の勝手。
ダメとは言わないが叶う保障はない。

919名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/30(火) 16:59:35
それかシェンロンに頼むしかないですね。

920名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/30(火) 18:32:28
何を頼むの?

921名無しさん@着ぐるみすと:2009/06/30(火) 20:00:36
出前。

922名無しさん@着ぐるみすと:2009/07/01(水) 16:42:26
一丁。

923名無しさん@着ぐるみすと:2009/07/01(水) 23:20:43
はいよ。

924名無しさん@着ぐるみすと:2009/07/01(水) 23:28:53
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

925 ◆zEHLoba/D2:2009/07/11(土) 23:13:03
一応出来上がったんですけど、かなり長くなったので中途半端なところで次スレにいってしまいそうです。
そうなると、かなり読みづらくなってしまうと思います。
そういう場合ってどうすれば……

926sage:2009/07/11(土) 23:28:31
普通に掲載していいと思いますよ。
期待してます!

927名無しさん@着ぐるみすと:2009/07/11(土) 23:56:03
>>925
期待します!

928名無しさん@着ぐるみすと:2009/07/12(日) 08:45:49
■執筆者以外の人はsage進行でお願いします。

929人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:11:47
ではお言葉に甘えて……

人形遊びの番外編です。すごく長いです……
こりずにエロです。

「人形遊び 番外編」

設定
あれから4年後……真紀は小学校の先生になった。(ちなみに美優は中学校の先生)

主な登場人物

主人公:眞田真紀(さなだ まき)
性格、容姿は前と同じですが、体つきが女っぽくなりました。でも胸はあまり大きくなってないです。
ピアノとか色々頑張って夢だった小学校の先生になる。1年2組担当。
相変わらず泣き虫。
子供たちから「まきちゃん先生」と呼ばれている。
学年問わず、男子生徒が将来お嫁さんにしたい先生。
美優とは全然会えないので最近着ぐるみを着ていない。
秘密(着ぐるみを着て感じてしまうこと)を知られたくないこともあり、今も彼氏がいない。


岬香織(みさき かおり)
真紀と同じ小学校の先生。1年1組担当。
真紀と同期で同い年。真紀と趣味が合うし仲がいい。
子供たちから「かおりん先生」と呼ばれている。真紀並みに人気がある先生。
明るくて優しい先生。
生まれつきの茶髪でロング。
真紀と二人のときはお互いタメ語で話す。「かおりん」「まきちゃん」と呼び合っている。

930人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:13:24
上凪勇美(かみなぎ いさみ)
市役所の人。生活安全推進課に所属している。まだ1年目の下っ端。
真紀の2つ下。子供が大好き。
学生の時にバイトをしていたこともあり、着ぐるみ経験が豊富。
明るいくさっぱりした性格。しっかりもの。
真紀と体系が近い。黒髪のショート。


伊藤萌(いとう もえ)
小学一年生。真紀のクラスの生徒。
黒髪のツインテール。
小さい美優みたいな感じ。
真紀のことが大好で、かなりなついている。


金谷時子(かなや ときこ)
教頭先生。真紀、香織の教育係。
小学生の子供がいる。
包容力のあるお母さんみたいな先生。

931人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:15:44
「せんせーさよーならー」
「はい、さよ〜なら〜。気をつけて帰ってね〜♪」

 帰りのホームルームが終わり、子供たちが帰っていく。
 いつもにぎやかだった教室にはもう私しかいなくなった……

「ふぅ〜……頑張らなくちゃ!」
 私はちょっと寂しくなりながらも黒板を消していた。

 教卓の下にチョークが落ちてる。それを拾おうとした……その時!

「ばあ!!」
「きゃっ!」

 教卓の下から萌ちゃんが飛び出してきた!
 私は驚いて尻もちをついた。

「……萌ちゃん……いつからいたの?」
「えーと……せんせえがまどふいてたとき!」
 私が驚いたのを見て萌ちゃんはすごく嬉しそう……ちょっと痛かった……

932人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:18:02
 パンパンとお尻をはらいながら萌ちゃんの前にしゃがみ込む。
「早く帰らないとお家の人が心配するよ?」
「うん!……あっ!もえ、せんせえに……おねがいがあるの……」

 ……お願い?

「な〜に?」
「キュンキュン……して……」
 萌ちゃんはモジモジしながら私に頼んでる。

 もお……甘えんぼさんなんだから……ふふ♪

「ちょっとだけだよ♪」
 私はニコッと笑った。
「ほんとに!やった〜♪」
 萌ちゃんは嬉ししそうにピョンピョンと飛び跳ねてる。

 かわいい……ちっちゃい美優みたい……

 私は萌ちゃんの頭を胸に抱いてやさしくキュンキュンしてあげた……

「せんせえのおっぱい……やわらかい……」
 私も萌ちゃんに癒されていた……

933人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:21:18
 コンコン!

 そんなことしてたら急にドアをノックされた!
 私はあわてて立ち上がり、ドアの方を向いた!
「は、はい!」
「岬です。入ってもいいですか?」

 ほっ……かおりんか……

「はい、どうぞ。」
 私の返事のあとにガラガラっとドアが開き、かおりんが教室に入ってきた。
「教頭先生が呼んでます。なんか急な話らしいです。」
「はい、わかりました。今行きます。」 

 教室を出ようとしたら萌ちゃんがグイグイとスカートを引っ張る。
 振り向くと寂しそうな顔をして私を見つめている……
「いっちゃうの?」
 私は再びしゃがみ込み、萌ちゃんの頭をなでなでしてあげた。
「ごめんね。先生ちょっと用事が出来ちゃったから行かなくちゃいけないの……来週また会おうね♪」
 
 萌ちゃん……今にも泣いちゃいそお……どおしよ……

934人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:24:27
 その光景を見ていたかおりんが急に口を開いた。
「萌ちゃん!先生がお家までおくってってあげるよ!一緒におてて繋いでお家帰ろ♪」
「かおりんせんせえが!うん!もえ、おうちかえる!」

 かおりんはランドセルを持ちながら萌ちゃんの手を引いて教室から出ていく……
 私がごめんね!と手を合わせると、かおりんはウインクを返してくれた。

 なんか悪いことしちゃった……萌ちゃんにも……かおりんにも……
 ……そおだ!話があるんだっけ!行かなくちゃ!

 私はあわてて職員室に向かった。

935人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:28:08
 職員室に入り、私は教頭先生の机に向かった。 
「私にお話があるとお聞きしたのですが……」
「再来週、交通安全教室あるでしょ?」
「はい。」

 そう、夏休みに入る前に小学1年生を対象とした交通安全教室を市役所と学校が協力してやることになってて、
 それが再来週の日曜日に学校で行われる。

「さっき市役所の人から連絡があってね、上凪さんが怪我をしたらしいの……」

 え!上凪さんが!

「だ、だいじょぶなんですか!上凪さん!」
「指を骨折したらしいの。そんなに大きな怪我じゃないらしいんだけど……」
「ほっ……」
 私は少し安心して胸を撫で下ろした。
 
 でも教頭先生はいつも見せないような困った顔をしてる……
「でも安全教室までには治らないらしいの。これじゃ着ぐるみ無理そうね……」 
「え?そうですね……」

 安全教室では私が婦警さん役、上凪さんが子供に大人気のアニメのヒロイン、うさみみライダーアリスちゃん役で
 子供たちに交通ルールを学んでもらう予定だった。
 明日は土曜日だけど安全教室にむけての練習がある。

936人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:32:30
「そこで、悪いんだけど……上凪さんの代わりに眞田先生が着ぐるみを着てもらえないかしら?」
「……え?わ、私がですか!」

 ドックン!ドックン!

 私が……着ぐるみを……あぅぅ!……

 急に言われたから一気に胸がパンパンになる……
 震えが止まらない……

「あなたなら段取りもわかるだろうし、上凪さんと体系もちかいから……あれ?眞田先生?だいじょぶ?」
「え?」

 私は自分の性癖のせいで体がほてり、顔を真っ赤にしながら額から汗をふき出していた……
「だ、だいじょぶです!すみません!」 
 あわててハンカチをとりだして顔の汗を拭きとった。
「そお……ならいんだけど……あっ、さっきの着ぐるみの話なんだけど、お願いできるかしら?」
 
 ゾクゾクッ!

「ちょ、ちょっと待ってください!」

 最近、全然美優に会えないから着ぐるみは着てみたい……
 でも……サキになるのとはわけが違う……
 みんなの前で……着なくちゃなんない……
 そんななかでも……着ぐるみで……感じちゃう……
 そしたら私……おかしくなっちゃうよぉ……

 私の心の中では二つの気持ちが複雑に渦巻いていた……

937人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:39:05
「この時期蒸し暑いから着ぐるみは大変だし、無理そうだったら岬先生にも頼んでみるけど……」

 確かにかなり大変そう……脱水症状とかになっちゃうかも……
 そのうえ感じちゃってたら……倒れちゃう……
 でも……着てみたい!サキとは違う着ぐるみを!

 私の心は決まった!やっぱり着ぐるみを着たい!

「私……着ます!着させてください!」
 大声で答えてたから周りにいる先生が驚いてた……
「いいの?急なこといっちゃってごめんなさい……じゃあよろしく頼むわね!」
 教頭先生が私の肩をポン!と叩いて励ましてくれた。
「はい!」

938人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:45:47
 自分の机に座り、今日やった算数のテストの採点をする。
 でもさっきから頭の中が着ぐるみのことでいっぱい……

 どんなキャラだったっけ……アリスちゃんって……思い出せない……
 ……あっ!ここ○じゃない!……間違えちゃった……

 全然採点に集中できてなかった……とりあえず休憩も兼ねてトイレに行くことにした。

 職員用のトイレに入りドアを閉めた。
 そしてスカートを下し、ゆっくりとショーツを下す……やっぱり濡れちゃってる……

 学校の中で感じちゃうなんて……だめだよ……
 私……先生なのに……

 着ぐるみを着る……そう思っただけなのに濡らしてしまう……
 自分を悔やんでも悔やみきれなかった……
 私は濡れたショーツと股を拭きながら泣きだしてしまった……
 
 ぐすっ…ぐすっ…うぅぅ………気持ち……切り変えなきゃ!いつまで泣いてちゃだめ!
 一応ビデオにとっておいたから帰って確認しよう!
 それまで着ぐるみのことは考えちゃだめ!
 
 私は家に帰るまで着ぐるみのことはおあずけにして仕事に集中することにした。 

 それから3時間後……

 ……よし!できた!

 私はテストの採点と他の仕事を終わらせ少し早めに学校を出た。
 夕食をコンビニのおにぎりですませ、それを食べながら自分が住むアパートへと向かった。

939人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:50:56
 私は自分の部屋に入ると、すぐにテレビとビデオのリモコンを手に取った。
 なによりも早く確認したかった。私が着ることになった着ぐるみを……

 両方のスイッチをつけて、うさみみライダーアリスちゃんを再生する。
 この歳で子供向けのアニメを見るのは少し抵抗があったけど……

 そしてOPが流れ始めた……
 
 !!……こんなの……着るの……
 
 私を驚かせたのはアリスちゃんの恰好だった。
 アリスちゃんは普段は女子高生(?)だけど、ひとたび変身すると頭からウサギの耳が生えてくる。
 それと同時に制服が白いハイレグのスクール水着みたいになるのだ!
 お尻にはふわふわの尻尾……それにハイネックで首にはファーまで付いていてる……
 股とかお尻とかがぴっちりしてるし、太ももがまる見え……
 足には長靴みたいな白いブーツ、手にもミトンの白い手袋をつけている。
 子供番組で流しちゃいけないような……すごい過激な恰好をしてる……

940人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:52:58
 どうしよ……みんなの前でこんな……恥かしい恰好を……

 アリスちゃんは悪者たちを原付バイクに乗りながらばったばったと倒していく……
 私は全身を真っ赤にしながらアリスちゃんだけを見ていた……内容なんて全然わかんなかった……
 自分がアリスちゃんの着ぐるみを着てみんなの前に立っている姿を想像する……
 そしたら着ぐるみを着たときの……あの甘い感覚が私を襲う……
 さっきから胸がドキドキしっぱなし……体が勝手にモジモジと動いてた……

 あっ!……んくっ!……やだ……変な気分に……なってきちゃった……
 ……お風呂はいろ。

 下着姿になりショーツを下す……やっぱり染みだらけになってる……

 見ただけでなのに……だめだよ!こんなんじゃ!

 ほっぺをパンパン!とはたき、私はお風呂に入った。

 お風呂から出てパジャマに着替えてから明日の練習の為の用意をする。
 そしてショーツにナプキンをつけて、安全教室の台本を読みながらベットに寝転んだ……


真紀ちゃん 萌ちゃんキュンキュン♪&着ぐるみ承諾&アリスちゃんってどんなキャラ?編  完

941人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:54:34
 ……ピピピピ!ピピピピ!
 
 ……う〜ん……もう……朝?……

 目覚まし時計を止めて時間を見る……朝の7時だった。
 私は台本を読みながら寝ちゃったみたい……
 そして恐る恐るショーツに手を入れる……

 やっぱり……濡れちゃってるよね……
 ?……濡れてない!よかった……

 ホッと胸を撫で下ろし、朝の用をすませるとジャージ姿で学校の体育館へ向かった。

942人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 11:59:49
 今日は土曜日。上凪さんと安全教室の練習をする日。
 体育館に着くと、もう玄関の前で上凪さんがジャージ姿で待っていた。
 
「すみませんでした!」
「え!」
 上凪さんは私に会うやいなや深々と頭を下げた!
 私はあわててその頭を上げさせた。

「私の不注意で……眞田さんに大変な役回りをさせることになってしまって……」
「いえいえ。それより……指のほうは……」
 私がそういうと、上凪さんは隠していた左手を見せてくれた。小指にはぐるぐると包帯が巻かれている……

「転んでしまったときにやってしまって……でも婦警さん役なら出来ます!本当に申し訳ないです……」
「気にしないでください。私、着ぐるみ慣れてますから。」
「え?着ぐるみ着たことあるんですか?」 

 ……あっ!まずい!

「と、友達に誘われてバイトで着る機会があって!」
「そうなんですか!それは心強いです!」
 私はあたふたしながら適当にごまかした。
 まさか後輩がもってて、それを着せてもらってるなんて言えないし……
 でも上凪さんはなぜか嬉しそうな顔になってた。

「じゃあ今日も頑張りましょっか!」
「はい!」
 こうして私たちは体育館に入り安全教室の練習を始めた……

943人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 12:05:31
 一緒に台本を持ちながら練習……
 もちろんいつもと役が逆だから、お互いに教え合いながらやった。
 初めはぎこちなかったけど、何回も一緒に練習してるから結構スムーズに覚えられた。
 私も今日は調子がいい(?)のか、着ぐるみ役を演じているのに全然もやもやした気持ちにならなかった。
 お昼を一緒に食べて、午後もちょっと練習した。二人とも結構完璧になってきた。

「ふぅ〜……今日はこれぐらいにしましょうか?」
 上凪さんはタオルで汗を拭きながら私に尋ねてきた。
 夏の体育館は日差しがないかわりに、すごく蒸し暑い……
「そうですね。ジュース飲みませんか?」
「あっ、いいですね!」

 荷物を持って体育館の鍵をしめる。そして二人で学校の外にある自動販売機に向かった。
 上凪さんはポカリスエット、私はもちろんピーチdeジュースを買って飲んだ。
 渇いた口の中に桃の香りが広がる……運動したあとのピーチdeジュースはすごくおいしかった!
「ゴクッ…ゴクッ……おいしい!」
 子供に人気があるジュースを飲んで喜んでいる私を上凪さんはちょっと不思議そうに見てた……
「本番は外なので着ぐるみの中はサウナ状態になると思います。頑張ってくださいね!」
「はい。お互い頑張りましょうね♪」
「はい♪」

 今日の感じなら全然だいじょぶかも……あそこも濡れてないし……
 よし!頑張らなくちゃね!

 これぐらいの運動なら着ぐるみを着ても問題ないと思っていた。
 その考えが甘すぎた……
 

真紀ちゃん 上凪さんと猛練習!編  完 です。
続きは午後ってことで……

944人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 13:52:09
 その後も上凪さんと何度か会って練習した。
 そしてあっという間に時は過ぎ、いよいよ安全教室を明日に控えた。

 その日の夜……
 私はお風呂からあがり、明日持って行くものをバックに入れ終えてベットの上で台本を呼んでいた。

 明日は久しぶりに着れる……やっぱりテレビで見た通りなのかな?……そしたら……恥かしい……
 みんなの前で着なくちゃいけないけど……でも……早く着てみたい……
 明日も暑いのかなぁ……でも……だいじょぶよね!最近調子いいし♪

 練習の日から私は着ぐるみのことで一度も濡らしていなかった。
 色々と心配ごとが絶えないけどやっぱり胸がワクワクしてる……
 台本をバックに入れて私はベットに潜った。
 今日も念のためナプキンをつけて……

945人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 13:53:58
 交通安全教室の当日。日曜日の朝7時半。

 私は目覚まし時計の音とともに目を覚ました。
 トイレにいきショーツを確認する……濡れてない!

 よし!今日もだいじょぶ!

 私は朝ごはんを食べ、支度をする。

 メイクは……一応しとこ♪
 
 メイクをちょっとだけしてバックをもって部屋を出た。
 もうすぐ着ぐるみが着れる!そんなことで子供のようにワクワクしてた。

 私の住んでるアパートから学校までは歩いて5分ぐらいのところにある。
 今日の空は雲一つなく、青々としていた。
 まだ朝なのに歩くだけで汗が出てくる。

 すごく暑くなるかも……だいじょぶかな?

946人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 13:58:21
「おはようございます。」
『おはようございます。』
 二人とも首にタオルをかけていた。

 挨拶を終えると、教頭先生が私のもとへと歩いてきた。
「今日も暑いわねぇ。会議室の冷蔵庫にスポーツドリンクとか入れておいたからどんどん水分とってね!じゃないと倒れちゃうわよ!」
「はい、ありがとうございます。」
 今日は学校の二階にある会議室が私と上凪さんの控室になっている。
 そこで着ぐるみに着替えたり二人でお昼を食べたりする。

 教頭先生とかおりんは校庭にある大きなテントで子供たちやお母さん方と一緒にカレーを作ってお昼を食べることになってる。
 ずっと外だから私たちより大変そう……

「上凪さん、あとは私がやっておくから眞田先生と一緒に会議室に行ってて。二人で最後のチェックでもしててね。
 時間になったら呼びに行くから、それまでには準備しておいて。」
「はい!わかりました!じゃあ行きましょっか?眞田さん!」
「はい。」
 学校に入ろうとしたら教頭先生が私の肩を叩いた……何だろう?

「これだけは約束して、絶対に無理しちゃだめよ!」
「へ?……はい!」
「アリスちゃん役、頑張ってね!」
 教頭先生は私の背中をポンと叩き優しく微笑んだ……

947人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:01:13
>>964しくじりました……ほんとはこっちです。

 8時ちょっと過ぎに学校に着いた。安全教室は10時からだしまだ全然余裕がある。
 校庭にはもう教頭先生と上凪さんがいた。昨日かいた白線が消えてないか確認してる。
 
「おはようございます。」
『おはようございます。』
 二人とも首にタオルをかけていた。

 挨拶を終えると、教頭先生が私のもとへと歩いてきた。
「今日も暑いわねぇ。会議室の冷蔵庫にスポーツドリンクとか入れておいたからどんどん水分とってね!じゃないと倒れちゃうわよ!」
「はい、ありがとうございます。」
 今日は学校の二階にある会議室が私と上凪さんの控室になっている。
 そこで着ぐるみに着替えたり二人でお昼を食べたりする。

 教頭先生とかおりんは校庭にある大きなテントで子供たちやお母さん方と一緒にカレーを作ってお昼を食べることになってる。
 ずっと外だから私たちより大変そう……

「上凪さん、あとは私がやっておくから眞田先生と一緒に会議室に行ってて。二人で最後のチェックでもしててね。
 時間になったら呼びに行くから、それまでには準備しておいて。」
「はい!わかりました!じゃあ行きましょっか?眞田さん!」
「はい。」
 学校に入ろうとしたら教頭先生が私の肩を叩いた……何だろう?

「これだけは約束して、絶対に無理しちゃだめよ!」
「へ?……はい!」
「アリスちゃん役、頑張ってね!」
 教頭先生は私の背中をポンと叩き優しく微笑んだ……

948人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:09:12
すみません。また間違えました。
>>946>>947です。964じゃないです。


 会議室に入るとクーラーがきいててかなり涼しい……まるで別世界だった。
 部屋には入ってすぐのところに大きな鏡があるから、毎回思わずびっくりする。
 
 テーブルの上にはすでに二つのダンボール箱が置いてあった。
 一つは上凪さんが着る婦警さんの服、もう一つは私が着るアリスちゃんの着ぐるみが入ってる……
 すごく中身が気になってきた……

 どっちに着ぐるみが入ってるか予想してたら上凪さんに声をかけられた。
「さっそくですが、最後まで通してやってみましょっか?」
「は、はい!」

 何回も練習したからもう二人とも完璧だった。でも時間の許す限りチェックを続けた……
 
 そうこうしてるうちにもう9時半……窓から校庭を覗くと子供達とお母さん方が集まってきていた。

 みんな来てくれてるかな……ちょっと楽しみ♪

「眞田さん、眞田さん!これが今日着てもらう着ぐるみです!」
「え?……」
 私が振り向くとテーブルの上にはアリスちゃんの着ぐるみセットが並べてあった。

949人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:11:35
 ゾクゾクッ!……ぶわっ……

 あぁぁん!……な…なんで……

 着ぐるみを見たとたんに、私の胸がパンパンになる……
 あそこからいっきに蜜が噴き出してきたのがわかった……

 あぅぅ!……だ、だめ……

 私は何とか波にのまれずに持ちこたえた。
「……す、すみません……ちょっとおトイレに!」 
「?……はい……」
 私はあわてて部屋から飛び出してトイレに駆け込んだ。
 そんな私を上凪さんは茫然と見ていた……

 トイレのドアを閉め、便座に座り込む。
 
 なんで……最近全然だいじょぶだったのに!

 震えが止まらない……どんどん体がほてってくる……

 こんなんじゃ……だめ!落ち着かなきゃ……

 胸に手をあてて大きく深呼吸する……ちょっとだけ落ち着いてきた……

950名無しさん@着ぐるみすと:2009/07/12(日) 14:13:47
 スカートとショーツを下す……ナプキンがもうグチョグチョになってる……
 まだ着てないのにもうだめになっちゃった……

 私は用をすませるとあそこをよく拭いてから、だめになったナプキンをトイレのゴミ箱に捨てた、
 そして鏡で自分の顔を見た……頬が真っ赤だった……

 メイク落としも兼ねて私はトイレの水道で顔を洗う……水が冷たくて気持ちよかった。
 
 ……しっかりしなきゃ!

 いつもよりも強めにほっぺを叩き、タオルを忘れちゃったからハンカチで顔を拭いてトイレを出た。

 会議室に戻ると上凪さんがアリスちゃんのマスクを持ち上げて中を観察してた。

 上凪さんに濡らしちゃうのを知られるわけにはいけない……普通にしてなきゃ……

「さっきは急に出ていっちゃってごめんなさい……着ぐるみ着るの手伝ってもらえます?」
「はい!じゃあ上着を脱いでこれ着てもらえます?着替え終わったら声かけてください。」
 上凪さんはそう言いながら肌タイを私に差し出し、私も手を伸ばした……

 ……あっ!まだナプキンしてない!

「ちょ!ちょっと待ってください!」
「え?……」
 上凪さんは肌タイを持ちながら不思議そうに私を見ていた。

 絶対変な人だと思われちゃうよ……もっと落ち着かなきゃ……

 上凪さんに背を向けてバックの中にあるナプキンを探す。

951人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:17:42
>>950のトリップと題名が抜けちゃってました。
さっきからすみません。



 ハイレグだから染み出るとあそこが濡れてるのばれちゃう……
 そんなことになったら大変だもんね……
 ……あれ?……ない!

 バックの中を隅々まで探す……でもナプキンがない!

 どおしよ……忘れてきちゃった……

 全身から冷や汗が出てきた……

「どうかされたんですか?」
「きゃっ!」
 後ろから急に上凪さんが話しかけてきたからちょっとびっくりしちゃった……
 振り返るとまた不思議そうな目で私を見てる……
「あ、あの……ちょっとティッシュが見つからなくて……」
 ごまかしながらポケットティッシュを探す……5個ぐらい入ってた。

「お貸ししましょうか?」
「すみません、ありました。」

 女の子の日じゃないのに「ナプキン貸して」なんて言えないし……
 しょうがない……ティッシュで我慢しよ……

952人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:19:07
 上凪さんは私に肌タイを渡すとくるりと背を向けて、再びアリスちゃんの着ぐるみを観察し始めた。
 ちょっと寂しそうな顔をしてる……ほんとは着たかったのかもしれない……

 私は肌タイのチャックを下し、この肌タイを調べてみた。
 顔の部分以外は覆われるタイプのもので、サキになったときと同じような感じだった。
 さすがに股にチャックはなかったけど……
 指先がちょっと痛んでるけど、他の部分は穴一つ開いてない。
 恐る恐る匂いを嗅いでみる……全然臭くない。保存状態はいいみたい。
 
 私は髪をゴムでまとめ、スリッパを脱いで下着姿になった。

953人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:21:09
 美優の前じゃないから……下着まで脱がなくてもいいよね……  

 ショーツの中にティッシュを5枚くらい入れてから、肌タイの中に右足を入れる……
 柔らかいもので肌をなぞられるような……なつかしい感覚が肌タイから伝わってくる……
 そのあと、左足、右手、左手、頭の順に肌タイに体を入れていく……
 肌が覆われるたびに、私の脈も速くなっていった……

 ドックン!ドックン! 
 
 ちょっと……ちっちゃい気がする……きつい……
 ブラジャー……取っちゃおっかな……

 サイズが合ってないらしく、全身がちょっとだけ締め付けられる……
 特に腰回りと胸らへんがきつい……

 私はブラジャーを外しバックに入れた。
 胸が直接肌タイに触れる……
 ちょっと動くだけで敏感になってるところが擦られちゃう……
 
 はぅぅ!………落ち着かなきゃ……
 あとは……チャックを閉めるだけ……

954人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:22:48
「着れました……」
「あっ!はい!」
 上凪さんは私の方を振り向き次に着るあのスクール水着を持ってきた。
「じゃあチャック閉めますから背中向けてください。」
「はい……」
 上凪さんに背中を向ける……もちろんブラジャーをつけてないことは気づかれた……
「え?……眞田さん……ブラジャーは……」
「ちょっときつかったから……外しちゃいました……」
 私は耳まで真っ赤になった……すごく恥かしい……

「……はい……じゃあ、閉めますよ!」

 ジ〜〜
 
 上凪さんは戸惑いながらもチャックを上げていく……
 どんどん背中が肌タイに覆われていく……さっきよりも体を締め付けられる……

 遂に完全に閉じられた……もう胸がいっぱい……
 クーラーがきいててもかなり暑かった。

955人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:25:58
 私が振り返ると上凪さんはあの白いスクール水着を広げて見せてくれた。
「次はこれです。」
 私は息を飲んだ…… 

 アニメで見たまんまだった……
 ハイレグでふわふわな尻尾もついてるし、ハイネックで首にはファーがついてる……背中も全部覆われちゃう……
 生地は結構厚いくてふわふわしてる……
 背中のところがチャックで開くようになっててそこに足を通して着れるみたい……

 上凪さんはチャックを開けて私の足元にしゃがみ込み、そのスクール水着を広げた。

「片足づづ入れていただけますか?」
「は、はい……」
 足が入る穴に両足を通すと、上凪さんはそれを腰まで一気に引き上げた。
 スクール水着がきゅっと股に食い込んでくる!
「あぅっ!」
「?……どうかしましたか?」
 
 やだ!変な声出しちゃった!

「な、なんでもないです!続けてください……」
「……はい……」

 さっきから……ドキドキしちゃって……気をつけなくっちゃ……

956人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:28:45
 続いて両手を通して背中のチャックを首まで上げてもらう……

 なんか肌タイよりもちっちゃい……すごくきつい……
 股とお尻がピッタリしてて……歩くと食い込んじゃいそう……
 それに……暑い……

 まだ着たばっかりなのに額がプツプツと汗をかき始めた……
 なんかふとももと肩が露出してるのが逆によかったと思えてきた。
 でも鏡を見たらそうも思えなくなった……
 
 やだ……かなりエッチぽい……腰回りとか……ふとももとか……
 それにふわふわ尻尾が……こんな歳して……恥かしい……

 また脈が速くなってきた……

 自分の恰好に顔を赤くしていたら上凪さんがこんなことを言った。
「ちょっと……過激ですね……」
 上凪さんも顔が真っ赤になってた……
 私の顔もさらに真っ赤になった……
「そ、そうゆうこといわないで……恥かしいです……」
「ごめんなさい♪」
 上凪さんはニコニコしながら次のパーツを取りに行った。

957人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:30:29
 上凪さんは私を椅子に座らせると次にブーツを持ってきた。
「右足上げてもらえますか?」
「はい……」
 ブーツは内側が革みたいになっていて、外側はスクール水着みたいな白いふわふわの生地で覆ってある。
 ちょうど膝下あたりまであってそこをベルトでギュッと絞り固定する。
 かなりピッタリと足にフィットするし、分厚いからすぐに蒸れてきた……

 じめじめする……水虫になっちゃいそう……

「次は手袋です。」
 続いてミトンの手袋。
 ブーツみたいに内側が革で、外は白のふわふわになっている。
 手首のところに首に巻いているみたいなファーがついてる。
 そのファーの中にゴムが入ってて手袋がスポッ!って取れ無いようになってる。
 手の中もすぐに蒸れてきた……
 
 これも……生地が厚い……
 
 手を握ったり閉じたりしてみる……ムギュムギュと音がする……

958人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:32:42
 これで顔以外……私はアリスちゃんだ……あぅぅ!……
 ティッシュが……もうビッショリになってる……
 こんな調子じゃ……もたないよぉ……

 私は不安で一杯になってきた……
 今でさえこんな状態なのに、さらにマスクを被ってみんなの前に出なくちゃならない……
 しかも外は炎天下……絶対に体力がもたないと思ってきた……
 私は顔を真っ赤にしながらビクビクと震えていた……

 そんな私に気づいたのか、上凪さんは私の前にしゃがみ込み、私の両肩に手を置いた。
「ちょっとリラックスしましょっか?」
「へ?」
「大きく息をしてみてください。はい!すってーーはいて〜〜、すってーーはいて〜〜……」
 私は目をつむり、上凪さんの合図とともに大きく深呼吸をする……
 だんだん気持ちが落ち着いてきた……

 目を開けると、そこには優しく微笑んでいる上凪さんがいた……
「あがっちゃったときは深呼吸が一番!それだけです♪」
「ありがとうございます……おかげで落ち着けました。」
「いえいえ!」

 私ったら……年上なのに……

 ちょっと恥かしくなってまた顔を赤らめた……

959人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:35:57
 上凪さんはニコニコしながら立ち上がり、もう一つのダンボール箱から婦警さんの服を取り出すと、
 左の小指が使えないのにテキパキと着替えた。
 半袖でミニスカートだからかなり涼しそう……

 それから少したった。上凪さんは腕時計を見る……
「45分……そろそろマスクつけましょっか?」
「は、はい!」
 上凪さんがアリスちゃんのマスクとウィッグを持ってくる。
 そして私の前にしゃがみ込み、マスクにウィッグを被せてどんな顔なのか見せてくれた。
 私がはじめて着ぐるみをきたときのことを思い出した……

 アリスちゃんはサキとは全然違う顔だった。もちろんうさみみが生えてる。
 口を開けて元気に笑ってる。
 目はちょっとキリっとしてて瞳がまっかっか……たぶんうさみみライダーだからだと思う…… 
 髪は黒のショート。ウィッグでうさみみの生えぎわ(?)が隠れるようになってる。
 やんちゃで元気いっぱいな女の子って感じ。

960人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:39:05
 上凪さんはウィッグを外し、マスクの説明をしてくれた。
「えっとまずは……呼吸穴から説明します。口の部分が開いててそこから息が出来ます。
 布が貼ってあるので中の人の口は見えませんから安心してください。
 口にしか穴が開いてませんからなるべく口で息した方がいいです。」
「?……はい。」

 そっか……普通のマスクは猿轡なんてついてないんだ……よかった……

「次は覗き穴です。目がサングラスになってますからそこから外が見えます。
 でも視界が真っ赤になるし、小さいですから注意して下さいね。」
「はい、気をつけます。」

「最後にマスクの固定方法です。」
 そういうと、上凪さんは頭頂部を支点にしてマスクを前後にパカッと開いた。

 なんかこの光景も……見たことあるかも……

「このマスク、あごひもで固定するんじゃなくて、マスクの横をこのパーツでがっちり固定するタイプのものなんです。
 こうゆうのは普通、戦隊物のやつに使われるんですけど……」
 
 そういいながらマスクを閉じて、手に持ったコの字型のパーツでマスクを閉じた。

 やっぱり……サキと同じ固定方法だ……自分じゃ取れない……
 それにしても……上凪さんすごく着ぐるみ詳しそう……そう言えばバイトで何回も着たことあるって言ってたっけ……

「それと中にスポンジが入ってて、そのスポンジを着てる人の顔と密着させてマスクをずれないようにしてあります。
 もともとが小顔設計なんでかなりきついと思います……頑張ってください!」
「はい!」

961人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:41:46
 上凪さんはマイナスドライバーでマスクの固定パーツを取り、座っている私の頭の上にマスクをもってきた……

 ドックン!ドックン!ドックン!

 やだ……また変な気分に……なってきちゃった……

「それじゃあ被せますよ?」
「は、はい……」
 マスクがどんどん目の前に降りてくくる……
 さっきまで落ち着いてたのに、また心臓がドキドキしてきた……
 
 これを被ったら……私はもう……アリスちゃんになっちゃう……んくぅ!
 
 そう考えながらまた感じちゃった……

 それと同時に私の頭はマスクにサンドイッチされ、隙間をパーツで閉じられてウィッグを被らされた。

 んん!……かなり……きつい……サキよりもきついかも……

 こうして私はアリスちゃんになった……またあそこから蜜がでてくる……
『はぅぅ!』
「ごめんなさい!どこか挟みましたか!」
『ち、違います!ちょっときつかったから……つい声が出ちゃって……』
「そうですか?よかった……」
 
 だめ……変な声出しちゃ……
 それに上凪さんに迷惑かけっぱなし……

962人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:44:49
「ちょっと確認したいことがあるので立っていただけますか?」
『え?……はい……』
 私は上凪さんに手をかりて立ちあがった。

 あぅっ!……立ったりするとすると……股がちょっと擦られちゃう……
 ……重い……肩こりそう……

 うさみみがついてるからマスクが結構重かった。
 上凪さんはアリスちゃんの衣装のチェックし、私の目の前で手をふった。
「見えますか?」
『はい、見えます。』
「次はその場で足ぶみしてください。なるべく手を大きく振ってくださいね!」
『わ、わかりました。』
 言われた通りに足ぶみをする……

 あぁん!……あそこが……ティッシュで……擦られちゃう……
 それに……ノーブラだし……ふぅぅ!……乳首も……
 ちゃんとつけとけばよかった……

「マスクが重いからたまに俯いちゃう時があります!なるべく胸をピシッ!と張るように心掛けてみてください!」
『は、はい……ごめんなさい……』

 うぅぅ……上凪さん……厳しい……
 目がちょっと怖い……あぅぅ!……

 私がアリスちゃんになってから上凪さんの態度がちょっと変わった気がする……
 そんなことを思うと……また感じちゃう……

963人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:47:28
「最後にポーズの確認です!私がアリスちゃんを最初に紹介する時のポーズをやってみてください!」
『えっと……このポーズですか?』
 私は左手を腰に添え右手は敬礼、そして右足をちょっと前に出して踵だけを床につけた。
 これがアリスちゃんの決めポーズらしい……
「OKです!このポーズは握手会のときに何回もすると思うので、忘れないでくださいね!」
『はい……』

 今日は午前中に安全教室をやって、お昼休みを挟んだ後に午後から握手会がある。
 この炎天下の中だから、かなりハードなスケジュール……
 
「あっ!子供たちの前では絶対に声を出さないでくださいね!
 みんな眞田さんのことをアリスちゃんだと思ってますから。 
 それとアリスちゃんは元気一杯な女の子ですから体の動きをかなり大げさにしてください。
 それに正義の味方だから疲れてもぐったりしちゃだめです!子供たちが心配します!」
 
 かなり大変そう……でも頑張んなくちゃ!

『はい!』
 私は大きく頷き、胸をポン!と叩いて、任せて!のポーズをしてみせた。
「そうです!その調子でお願いします♪」
 私がアリスちゃんになってから上凪さんがやっと笑ってくれた。
 
「まだ少し時間がありますね……私、おトイレに行ってきます。」
 上凪さんは時計を見ながら、会議室を出て行った。

964人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:48:44
 会議室にはアリスちゃんとなった私独りが残された。
 自分の呼吸音がやけに大きく頭に響く……
 それに私が吐いた息がマスクの中に留まって、あんまり外の空気が入ってこない……結構息苦しい……

 私は鏡の前に立ち、今の自分のカッコをあらためて見てみる……
 まぎれもなくアリスちゃんだった……

 ドックン!ドックン!ドックン!

 もう私……アリスちゃんなんだ……
 やっぱりこの恰好……恥かしい……
 お尻のラインがわかっちゃうし……前も……はぅぅ!……
 どおしよ……まだ着たばっかりなのに……

 上凪さんと一緒だったから気がまぎれてたのかもしれない……
 どんどん体がほてってくるし……脳がとけちゃいそう……
 だめだと思ってても……感じちゃう……

965人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:52:22
 鏡の前でモジモジしてたら急に部屋のドアが開いた!

 だ、誰!!

 あわてて振り向く……そこにはかおりんが立っていた。
「そろそろ時間です……あっ!アリスちゃん!」

 かおりんはアリスちゃんになった私に走って近寄ってきた。
「すごい!アニメで見たまんまだね!……それより……だいじょうぶ?苦しくない?」
『ちょっと苦しいけど……だいじょぶ。』

 かおりんはアリスちゃんのふわふわ尻尾を触りながらちょっと顔を赤くした。
「かなり……エッチぽいね……」
 上凪さんと同じこといわれた……マスクの中で顔が真っ赤になった……
『あんまり見ないで……恥かしんだから……この恰好……』 
「でも似合ってるよ♪……そういえば……上凪さんは?」
『今、おトイレにいってるの。』
 そういった瞬間ドアが開き、上凪さんが入ってきた。

「あっ、岬さん!そろそろ時間ですか?」
「はい。私、先に行ってますから、準備できたら校庭にきてください。」
「わかりました!」
 かおりんは部屋から出て行こうとしたけど、振り返って私の耳元でこう囁いた……
(着ぐるみ頑張ってね!)
 私は大きく頷いた。
 
 そしてかおりんは部屋から出て行った。

966人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:54:29
 それから少し経つと、上凪さんが私の手をとった。
「そろそろ行きましょっか!」
 私は大きく頷き、手を引っ張ってもらって会議室を出た。
 部屋の外はむんむんしてる……すぐに肌タイが湿ってきた……

 まだ学校の中なのに……

 上凪さんに手伝ってもらって階段を降りる。
 衣装がきついしノーブラだから……歩く時よりも……敏感なところが擦られちゃう……
 しかもティッシュでよけいに……刺激されちゃう……
 
 んん!……やだ……グチョグチョ……染み出ちゃうよぉ……

 私のおつゆでティッシュがもうビッチョリになってた。
 それに……どんどん奥に……入ってきちゃう……

 やっとの思いで玄関に着くと、体中汗まみれになってた……
 また胸がドキドキしてきた……

 暑いよぉ……でも外はもっと暑いんよね……
 ……もうすぐ始まっちゃう……着ぐるみ着て……みんなの前に……あぅぅ!……
 だめ……このままじゃ……おかしくなっちゃいそう……

 暑さのせいもあり、頭に血が昇ってぼぅっとしてくる……
 こんな状況でも私は……感じちゃってた……

『ハァ…ハァ……んっ!……ハァ…ハァ…ハァ……』

967人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 14:57:45
「眞田さん、肩の力を抜いてらく〜にしてみてください。」
『え!……』
 興奮して肩で息をしていた私に気づいたのか、上凪さんは後ろから私の背中をさすってくれた。

「はい!大きく深呼吸してくださ〜い。」
『は、はい……すぅーーふぅ〜〜、すぅーーふぅ〜〜』
 息を吐くと同時にあたまのもやもや感、体にこもった熱が出ていく気がした……
 そして私は落ち着きを取り戻してきた……

 すると上凪さんは私の前に立ち、私の胸に手を置いた。
「だいじょぶですよ!絶対うまくいきますって!」
 そういい、ニコッと微笑んでくれた。
 私はまた上凪さんに助けられた……
『……すみません……私……迷惑かけっぱなしで……』
「いえいえ!……みんなが待ってます!行きましょう!」
『はい!』
 こうして私たちは玄関を出て、みんなが待っている校庭へと向かった。

 

真紀ちゃん 着ぐるみ着用!アリスちゃん!&アリスちゃんで悶々……編  完 です。
このあとは……真夏の交通安全教室編です!

968人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:23:42
 外に出ると夏の日差しが容赦なく降り注いできた。

 校庭には見慣れた顔の子供たちが体育座りをして綺麗に並んでいる。
 それに日傘をさしているお母さん方、デジカメを構えている教頭先生、そしてかおりんが立っていた。

「あっ!アリスちゃんだー!」
「ほんとだー!アリスちゃーん!」
 子供たちは校庭に入る前から着ぐるみ姿の私、アリスちゃんを指さして元気よく呼んでいた。

 私たちは走って校庭に入り、みんなの前に立った。 
 やっと落ち着いてきてたのに、また胸がパンパンになる……
 全身から汗がドクドクでてくる……心臓が破裂しちゃいそう……

 み、みんな見てる……こんなカッコした……着ぐるみの私を……
 ……やっぱり……恥かしい!
 あぁん!んくぅ!!……ら、らめ!いっちゃう!……た、耐えなきゃ……
 ……みんなが……見てるんだから……

 私のあそこからじわっ!と蜜が噴き出してきた……
 いっちゃう寸前だった……でも子供たちの視線で逆に理性を取り戻せた。
 ブルブル震えながらもなんとか耐えしのいだ……

969人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:26:10
 そんな私に気づいていない上凪さんは、練習の通りに元気にあいさつを始めた。
「よいこのみんな♪こんにちわ〜!」
『こんにちわー!』
 みんなも元気にそれに答える。そんなやりとりがすごく遠くに聞こえた……

「今日はみんなに正しい交通のルールを覚えてもらいたくて参りました!上凪です!よろしくお願いしま〜す♪」
 そういうと、上凪さんはぺこりとお辞儀をした。
 みんなは拍手で応じる。
 
 ハァ…ハァ…ハァ……んん!……次は……私の番……
 
 さっきよりは落ち着いてきたけど、相変わらずドキドキしっぱなしだった……
 もう息が上がってきてる……
「なんと!今日はみんなのために、うさみみライダーアリスちゃんがきてくれました!拍手〜♪」
 子供たちの拍手と同時にぴょん!と一歩前に出て、さっき会議室で練習した決めポーズをしてみせた。

 そのときに、あのサイズの小さいスクール水着が食い込んできて……フニャフニャになったあそこを刺激する……
 それに跳ねると肌タイで乳首が擦られちゃう……
 
 はぅぅ!………こんなんじゃ……ぐすっ……もたないよぉ……うぅぅ……

 予想以上に辛くて……私はマスクの中で泣きだしそうだった……

970人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:28:42
「ご挨拶はこれぐらいにして、早速はじめましょ〜♪」
 非情にも安全教室は始まってしまった……私のせいで止めるわけにはいかない。
 
 ひっく…ひっく…………だめ……だめだめ!くじけちゃだめ!
 アリスちゃんは……正義の味方なんだから!

 私は、着ぐるみの中の自分を捨てて、アリスちゃんを演じきる……私がアリスちゃんになることを決めた!
 そう思ったらこんな恰好をしててもそこまで恥かしくなくなってきた。

 でも気持ちだけでそんなに状況は変わらない……
 なによりも顔まで体を覆われてるから暑い……そのうえ、衣装が全身をぎゅうぎゅうと締め付ける……
 
「まずは標識クイズからで〜す!」
 上凪さんはそういって、足元に置いてあるダンボール箱の中から手作りの道路標識のパネルを取り出した。
「この標識の意味がわかる子は大きく手をあげてね〜♪」
『ハーイ!ハーイ!』
 みんな元気に手をあげる。
 私も上凪さんの方を向いてピョンピョン跳ねながら手をあげる。

 んんっ!………ハァ…ハァ…ハァ……

 やっぱり動くたびに……女の子の大事なところが刺激されちゃう……

971人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:30:43
「じゃあ……そこの黄色いシャツを着てる男の子!」
「はい!」
 上凪さんが一人の男の子を指さすと、その子はスッと立ち上がった。
 名前は成瀬雄太(なるせゆうた)くん。一組の子でいつも校庭で元気にサッカーをしてる。
「どうろをわたっちゃいけないやつです!」
 雄太くんは大きな声で答えた。

「アリスちゃん!正解は?」
 上凪さんが私にふる。
 アリスちゃん役の私が体を使ってあってるか間違ってるかを判断する。
 もちろんあってたからピョンピョン跳ねながら両手で頭の上に○をつくった。

 あぁん!……あっ……だめ……そこは……

「正解で〜す!はい!みんな拍手〜♪」

 パチパチパチパチ!

 雄太くんは照れながら腰をおろした。

 私は拍手を忘れていた……それどころじゃなかった……
 さっきのポーズでショーツの中に入れたティッシュが……私の……一番感じるところに入ってきちゃった……
 なおそうにもみんなの前だからなおせない……
 焦りからどんどん汗が出てくる……

972人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:34:46
 そんな調子で標識クイズは続いていく……
 ポーズにまぎれて腰をふってなんとかティッシュをずらそうとする……なおらない……
 その動きでよけいに乳首は擦れちゃうし……ティッシュが敏感なところを刺激してくる……

 はぅぅ!……ハァ…ハァ……どおしよ……

 しかもこの暑さ……着ぐるみの中はサウナ状態……
 全身がビチョビチョ……特にファーが巻かれてる首回り、手袋とブーツの中はもっとビッショリ……

 ハァ…ハァ…ハァ……暑いよぉ……
 体中ビッチョリで……気持ち悪い……それにティッシュが……ビチャビチャ……
 このままじゃ……染み出ちゃうよぉ……

 あそこはもっと大変なことになってる……
 もしかしたら……スクール水着にまで染み出しちゃってるかもしれない……

(眞田さん、だいじょぶですか?)
 子供たちに見えないように口を標識パネルで隠しながら、上凪さんが小声で話しかけてくれた。
 みんなあんなに楽しそうなのに私がへばっちゃいけないと思った。
 私は小さく頷いてみせた。

 上凪さんも小さく頷き、標識パネルをダンボール箱に戻した。

973人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:39:14
「標識クイズはこれで終わりで〜す!次は横断歩道のわたり方をお勉強しましょう♪みんな右を向いてくださ〜い!」
 子供たちは上凪さんが指さす方を見る。そこには白線で横断歩道がかいてある。
 みんなにちゃんとした横断歩道のわたり方を教えれば安全教室は終わる。
 でもここからが本番でもある……

 これが終われば……お昼休み……それまで……もつかな……

「じゃあ初めにアリスちゃんにわたってもらいましょ〜♪」
 私はぴょん!と跳ねながら大きく手をあげ、横断歩道の前まで走って行った。

 んくっ!……ハァ…ハァ…ハァ……もう……だめ……

 私はうずくまり、膝に手をつこうとする……
 でも横目にみんなの顔が見えた……なんとか耐えて、胸をピン!と張った。
 
『んっ!』

 あっ!声出しちゃった!
 ……みんなには……聞こえてないみたい……いちいち感じてちゃだめ……

「それではお願いしま〜す♪」
 私は大きく頷き、練習でやった通りに横断歩道を一気に走って渡った。
 また乳首と股が刺激されちゃう……

974人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:41:06
 ピーーー!!

 上凪さんが首に下げた笛を大きく鳴らす。
 その音に合わせて私は上凪さんの方を振り向き、首を傾げる。

「だめだめ!そんなんじゃ車にひかれちゃうよ!!しょうがないなあ……アリスちゃんもみんなといっしょに練習しようね♪」
 私はがっくりと頭を下げる。
 
 このやりとりは何度も練習したからばっちりだった。
 頭をあげると上凪さんが私にウィンクをしてくれた。

 ハァ…ハァ……よかった……うまくいって……
 でも……疲れた……

 ちょっと走っただけなのに一気に汗が出てきた……
 マスクの中のスポンジも汗を吸ってて、動くとビチャビチャ音が鳴る気がする……

975人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:44:02
 上凪さんは子供たちの方を振り向き、ピン!と人差し指を立てた。
「アリスちゃんみたいに急に飛び出しちゃだめだよ!これは絶対に守ってね♪」
『はーい!』
 
 私はお尻が地面につかないように膝を抱えて座り、みんなと一緒に上凪さんの話を聞く。
 
 これでちょっと休める……
 そうだ……深呼吸しよ……すぅーーふぅ〜〜すぅーーふぅ〜〜……
 
「横断歩道の前に立ったら、まず車がきてないことを確認します!
 右みて〜、左みて〜、もっかい右みて!
 車がきてないことが確認できたら運転手さんに見えるように手を大きくあげてわたりましょ〜!
 みんなわかったかな〜?わかった子は大きく手をあげてね♪」
『はーい!』
 上凪さんは安全教室が始まってからすごく元気いっぱいだった。すごく楽しそう……
 みんなもそんな上凪さんに負けないくらい元気よく手をあげた。
 
 上凪さん……子供好きなんだ……
 ふぅ〜……よし!私も頑張んないと!

 ほんのちょっとの時間だったけど、今の私にとっては貴重な休憩時間だった。
 
 私は勢いよく立ち上がり、ピョンピョン跳ねながら手を高々と上げた。

 あぁっ!……また……
 
 でも現実は厳しかった……動くたびに……感じちゃう……
「アリスちゃんもわかったみたいね♪みんなもアリスちゃんと一緒に練習しましょ〜!」
『はーい!』

 ここからが大変だった……

976人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:47:24
 5人づつぐらいの子供たちと一緒に白線の横断歩道をわたる……何回も……何回も……
 
 ハァ…ハァ…ハァ……あぁん!……ハァ…ハァ…ハァ……

 歩くたびに……乳首が擦られて……なかでティッシュが暴れて……感じちゃう……
 どんどんおつゆが漏れてきちゃう……

 それにけっこうふわふわの尻尾を引っ張る子がいる。
 引っ張られると……いじめられ続てるあそこにスクール水着が食い込んで……そのたびいっちゃいそうになる……

 あぅん!!んくぅ!……だ、だめ!……みんなの前で……
 ……お願いだから……引っ張らないでよぉ……

 どんどん体温が上がってくる……しかも始まった時よりも日差しが強くなってきた……
 私の体力はもう底につきそうだった……

 ハァ…ハァ…ハァ……んんっ!……おかしく……なっちゃう……
 ……あとすこしだけど……もう……限界かも……

 いよいよ最後のグループになった。
 でも私は立ってるだけでやっとだった……もう歩けそうにない……

977人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:49:49
 肩で息をしながら私は茫然と立っていた。
 そんな私の手を誰か引っ張る……
 振り向くとそこには萌ちゃんがいた……

「アリスちゃん……まきちゃんせんせえしらない?」
 悲しそうな顔で私の……アリスちゃんの顔を見つめる……
『……』
「きょう……いないの……どこにも……うぅぅ……」
 萌ちゃんの目から大粒の涙が溢れだす……
 
 ……萌ちゃん……

 私は声を出しそうになった……目の前にいることを教えてあげたかった……
 でも今の私は……まきちゃん先生じゃない……アリスちゃんだった……
 私はしゃがみこみ、体中汗でびっしょりなことを忘れて萌ちゃんの頭を胸で優しく抱きしめた……
「ふっ!……」

 ごめんね……寂しい思いさせちゃって……
私はここにいるよ……だから……もう泣かないで……

 萌ちゃんは急に私が抱きついてきたからびっくりしてた……
 そんな萌ちゃんをさらにギュッと抱きしめる……

 私は萌ちゃんが泣きやんだのを確かめてからその場に立ち上った。
 
 萌ちゃんはポカンとした顔でアリスちゃんとなった私を見上げる……
 私は一歩後ろに下がってアリスちゃんの決めポーズをしてみせた。
 そしたら萌ちゃんはすごく嬉しそうに笑ってくれた。

978人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:58:26
 私は萌ちゃんのおかげでちょっと元気が出た。
 そして萌ちゃんと手をつないで一緒に横断歩道をわたる練習をした。
 なんとか倒れずに、みんなに横断歩道の正しいわたり方を教えることが出来た。
 
 上凪さんがみんなを整列させて、安全教室終了のあいさつをする。
「これで交通安全教室は終わりで〜す!そしてお昼休みの後にアリスちゃんとの握手会があります!みんなきてね♪バイバ〜イ♪」
 上凪さんは手を振りながら玄関へと走る。 
 私も残った体力を振り絞り、その場でピョンピョン跳ねてから腕を大きく振って上凪さんといっしょに玄関へと走っていった。
 
 あぅぅ!……ハァ…ハァ…ハァ……
 やっと……終わった……

 緊張の糸が切れたのか、私は玄関に着いた途端に全身の力が抜けて膝から崩れ落ちそうになった。
 そんな私を上凪さんがあわてて抱きかかえてくれた。
「だ、だいじょぶですか!」
『ハァ…ハァ…ハァ……だいじょぶです……ちょっと……疲れちゃって……』
「すぐ戻りましょう!脱水症状を起こしてるかもしれません!」
『はい……』

979人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 16:59:53
 上凪さんはササッと自分のパンプスと私のブーツの裏を雑巾で拭いた。
 そして私は上凪さんの肩をかりて階段をあがる……

『ハァ…ハァ……ふぅっ!』
「どうかしましたか!」
『い、いえ……なんでも……ないです……』
「そうですか?……もうちょっとですからね!頑張ってください!」
『はい……』
 
 また変な声……出しちゃった……そろそろ……ばれちゃう……

 上凪さんの助けもあってなんとか会議室に辿りついた。
 



真紀ちゃん 快楽拷問安全教室!&萌ちゃんキュンキュン♪2編  完 です

980人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:02:06
 会議室の中はクーラーでキンキンに冷えていた、一気に体温が下がっていく……

「今マスクとりますからね!」
 上凪さんは私を椅子に座らせると同時にウィッグを取った。
 そしてドライバーでマスクの固定パーツを外し、ガバッ!と私の頭からマスクを取り外した。
 ゆでダコみたいに顔を赤くした私の顔が出てきた……
 
 ……涼しい……

 大きく息を吸う……久しぶりにちゃんと空気を吸えた気がした……
 だんだんと意識がはっきりしてくる……
 
 まったりしてる私とは逆に、上凪さんはあわてて冷蔵庫から500mlのアクエリアスを取り出す。
 そしてキャップを開けて私に手渡した。
「ありがとうございます。」
「一気に飲まずに舌でちょっところがしてから、少しづつ、ゆっくり飲んでくださいね。」
「はい、わかりました。」
 上凪さんにいわれたと通りに、落ち着いてちょっとずつ飲んだ。
 喉がからからだったからすごくおいしかった……全身に水分が染みわたってゆく感じがする……
 ゆっくり飲んでたつもりだったのにあっという間に飲みほしちゃった……

981人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:08:37
 私がアクエリアスを飲み終えると、上凪さんは私の前にしゃがみ込んでミトンの手袋を外す……肌タイの手がビッショリだった……
 次にブーツを脱がしてもらう……手なんか比べものになんないくらいビッチョビチョ……
 そして上凪さんが私の背中に手を回してふわふわスクール水着のチャックを腰まで下ろした。
 最後に肌タイのチャックも腰まで下げてもらって、肌タイを頭から脱がせてもらう……
 着ぐるみを脱ぐときの解放感はちょっと他では味わえない……

 ふぅ〜……きもちいい……

 ぽ〜っとしながら上凪さんに身をまかせてたら、肌タイから私の汗まみれの胸がプルン!とでてきた……
『あっ!』
 私たちは一緒になって顔を赤くした……
 私は手で胸を隠し、上凪さんは私から目を背けた……
「す、すみません!」
 上凪さんは背を向けながら私ににタオルを手渡した。
「ごめんなさい!こんな恰好で着ちゃってて!」
 私はあわてて空っぽになった肌タイの手を腰で縛り、タオルで体を拭いてバックの中のブラジャーとシャツを身に付けた。

 そうだ……ノーブラだったの……忘れちゃってた……

 見えないことをいいことに、ただきついからという理由でブラジャーをつけずにみんなの前に出てた……
 思い返すと恥かしすぎて……またあそこが濡れてきちゃった……
 もうにゅるにゅるでグチョグチョ……

 うぅぅ……気持ち悪い……ティッシュ取り替えなきゃ……

 私はバックからティッシュを取り出し、スリッパを履いてトイレに向かった。

982人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:11:09
 トイレに入り、ドアを閉め、ショーツごと肌タイを膝まで下す……
 ショーツと股が糸をひいて繋がった……
 ティッシュは……奥の方に入っちゃってるみたい……
 
 恐る恐るあそこに手を入れてゆっくりとティッシュを引き出す……

 にゅるにゅるにゅる……               んん!……あぅっ!……んくぅっ!……
 じゅるり!……ぽたっ…ぽたっ…ぽたっ……      あぁん!………ハァ…ハァ…ハァ……

 愛液まみれのティッシュの塊が出てきた……床におつゆが垂れちゃったからあわてて拭いた。
 そしてそれをトイレに流した。

 ティッシュ……午後はいらないかも……擦られちゃうし……

 私はアリスちゃん!思考でいけばみんなの前に出てもだいじょぶだと思った。
 スクール水着の股の部分を見る……そこまでは染みでてないみたい……
 
 私は用をすませてショーツと肌タイ、そして股をよく拭いてから、ショーツにティッシュを入れずにトイレを出た。

983人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:12:56
 会議室に戻ると上凪さんがぽ〜っとした顔をしながらアリスちゃんのマスクを自分の頭の上にもってきてた。
「あっ!す、すみません!」
「へ?」
 なぜか私に謝る上凪さん……
 顔を真っ赤にしながらあわててマスクをテーブルの上に置いた。

「ま、マスクの中が壊れてないかとか!そ、外から中が見えちゃあないかとか確認してて!それで○△□×!!」
 すごくあたふたしてる……こんな上凪さんは今まで見たことない……

 でも私の心配をしてくれてるみたいでちょっと嬉しかった。
「ありがとうございます。そこまでチェックしていただいちゃって……」
「い、いえいえ!……あっ!そうだ!お昼!お昼食べましょっか!」

 私たちは腐らないように冷蔵庫に入れておいたお弁当を食べた。
 冷たくて……ぼそぼそしちゃってて……あんまり美味しくなかった……



真紀ちゃん 着ぐるみ脱ぎ脱ぎ!&トイレであぁん!編  完

984人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:15:30
 お昼を食べ終わった後はお互いの職場の話で盛り上がった。市役所も結構大変みたい……
 そしてあっという間に時間は過ぎ、部屋の時計の針が12時45分をしめす……握手会の15分前になった。
 お昼休みが1時間くらいあったから、私は体力をけっこう回復できた。

 上凪さんは腕時計をちらりと見てから、私の顔を心配そうに見つめた……
「午後もいけそうですか?もし大変そうだったら岬さんと変わっていただいたほうが……」

 確かにちょっときついかも……今の時間が一番蒸し暑い……
 でもかおりんに迷惑かけたくない……濡らしちゃってたのがばれちゃうし……
 それに……もう一回……アリスちゃんやってみたい……
  
「だいじょぶです!任せてください!」
 私はちょっと強がってみせた。
「そうですか?……じゃあお願いしますね♪」
「はい♪」

985人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:18:27
 私は椅子に座ってスリッパを脱ぎ、ブーツを履かせてもらった。
 午前中の汗が中に溜まってる感じがする……ちょっとビチャッてしてて気持ち悪い……

 次に腰で縛った肌タイの手を解いてシャツを脱ぎ、ふわふわスクール水着ごと着せてもらう……
 肌タイも乾いてないから汗が冷たくなっててすごく不快感がある……
 頭のフードを被せてもらう……また胸がドキドキしてきた……
「じゃあチャック上げますね。」
「はい……」
 上凪さんが私の後ろに回って肌タイ、そしてスクール水着のチャックを上げた……
 ブラジャーをつけてるから午前中よりもきつい……
 そして私は顔以外アリスちゃんに覆われた……すぐに体から汗が噴き出てきた……

 ……暑いよぉ……
 それに……相変わらずきつい……

 なるべく鏡は見ないようにした。
 まだ全身がアリスちゃんになってないから、私がコスプレしてるみたいですごく恥かしい……
 だからといってマスクを被るとなると……きっと感じちゃう……

 やだ……また頭がもやもやして……変な気持ちに……

986人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:20:33
 上凪さんは窓から校庭を見てからマスクを手に取った。
「……つけちゃいましょっか?みんな集まってるようですし。」
「え!……もう……ですか……」
「ちょっと早く始めちゃいましょう!子供たちもうずうずしてます!」
「はい……」
 気持ちの整理ができてないのに上凪さんは私の頭にアリスちゃんのマスクを被せた。
 そしてパーツで固定してウィッグを被せる……
 マスクの中も乾いてなくて、頭が挟まれるとスポンジから汗が染み出てきた……

 うぅぅ……気持ち悪い……
 ……どおしよ……もう……アリスちゃんに……
 あぅぅ!……あっ!だめだよ感じちゃ!……ティッシュつけてないんだから……

 あそこがじわじわと濡れてくる……心臓がバクバクしっぱなし……

「そうだ!手袋つけるの忘れてました!」
 上凪さんは、はっ!とした顔をして、私の足元に置いてあったミトンの手袋を拾った。
「手をだしていただけますか?…………あれっ?眞田さん?」
『……あっ!はい!なんですか!』
 私はぼ〜っとしてて全然上凪さんの話を聞いてなかった……
「あの、手袋を……」
『す、すみません!ちょっと考えごとしてて……』
 私は手を差し出し、手袋をつけてもらった……これで完全装備のアリスちゃんになった……

987人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:22:10
 手袋をつけ終わると、上凪さんが手を引っ張って私を立たせた。
「準備も出来ましたし、もう行っちゃいましょう!」
 上凪さんはもう待ちきれない!って感じ……子供たちに早く会いたいみたい……

 んくぅ!……まだ心の準備が……
 ……そうだ!あれでいこう!

『あの、ちょっと待っていただけますか?』
「え?……はい……」
 私は鏡の前に立って自分の胸に手を置いた……

 ふぅ〜……私はもう……私じゃない……
 私は……アリスちゃん!

『よし!』
 胸で拳をギュッ!と握りしめ、私は自分を捨ててアリスちゃんになりきることにした。
 そしたら胸のもやもや感がすーっと消えていった気がした。 
 そんな私を上凪さんは茫然と見ていた……

 そして私たちは会議室を出て一階にある玄関へと向かった。

988人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:24:25
 午前中と比べるとそうでもないけど、途中の階段はやっぱり大変だった。
 衣装がきついし……見づらいし……
 ちょっと動いただけなのにもう汗かいてきちゃった……
 
 玄関に着くと校庭には子供たちとそのお母さん方がいっぱい集まってた。
 子供たちはもう待ちきれないみたい……
 
 校庭を見てたら上凪さんがひょこっと私の前に出てきた。
「すみません、さっき言い忘れてました……
 握手をするときは子供と目線を同じにするようにしてみてください。
 それと、写真を求められた時は基本的には決めポーズをすればだいじょぶです!」

 私は大きく頷き、頑張るぞ!のポーズをしてみせた。
 気持ちはすっかりアリスちゃんになってきてる。

「その調子です♪じゃあ行きましょっか!暑いですけど頑張ってくださいね!」

 こうして二人で一緒に校庭へと走って行った。


真紀ちゃん 着ぐるみ着用!私は今からアリスちゃん!編  完 です

989人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:27:36
 外はやっぱりさっきよりも日差しが強くなってた……

 校庭に入ると子供たちがアリスちゃんとなった私のもとに走ってきた。
 アリスちゃんはやっぱりみんなの人気者だった。
「アリスちゃん!あくしゅ、あくしゅ!」
「ちがうよ!ぼくがさきだよ!」
「えー!あたしだよ!」
 
 ど、どうしよ!どの子と握手すれば!
 
 私はパニックになってた。こんな経験したことないし……

 ピーーー!!
  
 上凪さんは笛を大きく鳴らした。
 その音に驚いてみんなが上凪さんの方を見る……
 上凪さんはニコッと笑った。
「みんな喧嘩しちゃだ〜め♪アリスちゃんが困っちゃうでしょ?
 みんなが並んでくれたら握手会を始めます!だからきちんと一列に並んでね♪」
『はーい!』
 みんな上凪さんの言葉にちゃんと従って、まっすぐ一列に並ぶ。
 上凪さんは小さい子の扱いがすごく上手い……かなり慣れてるみたい……

 子供たちが並ぶと、あ母さん方も子供と手をつないで一緒に並び、列が一列から二列になった。

990人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:31:39
「それではアリスちゃんとの握手会を始めま〜す!」
 いよいよ握手会が始まった。
 1年生は約60人いる……一人ひとり握手してから写真を撮ってもらうとなると結構大変そう……

 私はしゃがみ込み、まず一人目の子と握手をしようとした。
 その子は早坂涼子(はやさかりょうこ)ちゃん。私のクラスの子で萌ちゃんと大の仲良し。
 やっぱり衣装がきついからあそこにふわふわスクール水着が食い込んでくる……

 はぅぅ!……ティッシュ入れてないのに……刺激されちゃう……
 こんなのが……このあと何回もあるの……

 そんなんかで涼子ちゃんと握手をした。

 なんか不思議な感じだった……
 いつも見慣れてる顔なのに……赤いサングラス越しに見ると、二人の間に大きな壁がある気がする……
 それもそのはず……今の私は……アリスちゃんなんだから……

「ありがと!アリスちゃん♪」
 涼子ちゃんはニッコリと笑った……なんか元気をもらえた気がした……
 私はアリスちゃんとして元気に頷いた……

991人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:34:16
「あの……一枚よろしいでしょうか?しゃがんだままでけっこうですので。」
 涼子ちゃんのお母さんがデジカメを片手に私に尋ねてきた。
 私が頷くと涼子ちゃんは私の横に立ち、一緒に写真を撮ってもらった。

 写真を撮り終わり立ち上がると、涼子ちゃんのお母さんが私に手を差し伸べた。
 私は涼子ちゃんのお母さんとも握手した。

 そしたら涼子ちゃんのお母さんが小声で思わぬことを言った!
(暑いけど頑張ってくださいね!眞田先生♪)

 え!な、なんで知ってるの!

 私は一気に現実に引き戻された……
 着ぐるみを着て……そのうえこんな恥かしい恰好をしている自分に……
 
 あぅぅ!……どおしよ……ばれちゃってる……私が……アリスちゃんになってるの……
 んんっ!……や、やだ……恥かしいよぉ……
 
 当たり前といえば当たり前だった。
 1組担任のかおりんがいるのに、2組担任の私がいないのはおかしい……
 それに背恰好を見れば私がアリスちゃんの中に入ってるのが簡単に想像できる……

 んくぅ!……さっきまで……割り切れてたのに……
 ……また……はぅぅ!……感じちゃう……
 始まった……ばっかりなのに……

 あそこからじわじわとおつゆがでてくる……体もどんどんほてってくる……

992人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:36:35
「アリスちゃん、バイバーイ!」
 涼子ちゃんはお母さんと手を繋ぎながらアリスちゃんになった私に手を振って校庭から出ていった。
 私は体を小刻みに震わせながら涼子ちゃんに手を振った。 
 
 もやもやした気持ちがふっけれないまま握手会は続く……
 そのたび立ったり座ったりするから……ふにゃふにゃになったあそこが……スクール水着で刺激されちゃう……

 あぁん!……こんな調子じゃ……だめ!切り変えなきゃ!
 今の私は……アリスちゃんだもん!

 でもほとんどのお母さんに「眞田先生がんばってね♪」って言われちゃう……
 そのたびに……着ぐるみを着てることを実感させられて……感じちゃう……
 あそこがどんどん濡れてきちゃう……

 んんっ!……やだ……染みでちゃうよぉ……
 
 しかも体温が上がってるうえに、この日差しの中だからすごく暑い……全身汗まみれ……
 
 でも午前中に比べればあんまり動いてないからそこまで疲れてない。
 それにみんなと握手すると少しだけど元気がもらえた気がした……
 順調に人が減っていく……
 
 上凪さんは帰っていく子たちに元気に手を振っていた。
「今日お勉強したことを思い出して車にきをつけて帰ってね〜!」
「はーい!」
 みんなも元気に答える。
 そんな子供たちの背中を見る上凪さんはちょっと寂しそうな顔をしてた……

993人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:41:21
 握手会が始まってから1時間が過ぎようとしていた。
 私は着ぐるみの中で感じちゃったり、あそこが擦られちゃったりでよけいに汗ビッショリ……
 でも残すところあと一人となった。
 その子はお母さんの後ろに隠れてて中々顔を見せてくれない……
 お母さんが手を引っ張ってあげて私の前に連れてきてくれた。

 ……萌ちゃん……
 
 その子は萌ちゃんだった……
 私がしゃがみ込むと萌ちゃんは顔を赤くしてまたお母さんの後ろに隠れちゃった……
 私は立ち上がって萌ちゃんのお母さんの方を向いた。
「先ほどはすみませんでした、うちの子がご迷惑をかけてしまって……」
 萌ちゃんのお母さんは私に頭を下げる。 

 そ、そんないですよ!

 私はあわててその頭を上げさせた。
「それと……もし迷惑じゃなかったら、この子のお願い聞いてもらえますか?」

 お願い?

 かなり気になる……私はとりあえず頷いた。
「すみません。」
 そういうとお母さんは萌ちゃんを私の前に連れてきた。
「ほら、萌ちゃん。アリスちゃんに自分の口でお願いして。」
 私はしゃがみ込んで萌ちゃんの顔を見つめる……萌ちゃんは今日の日差しのせいもあって顔が真っ赤だった。

994人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:43:05
 萌ちゃんはモジモジしながらこんなお願いをしてきた。
「アリスちゃん……さっきみたいに……もえを……キュンキュンして……」

 ふふ♪いいよ♪

 私は大きく頷き、両手を広げた。
「あ、ありがと……」
 萌ちゃんは恥かしがりながらも私の胸に頭を沈めた……
 そんな萌ちゃんの頭を抱きかかえ優しくキュンキュンしてあげた……

 汗臭いと思うけど……我慢してね……

「きもちい……まきちゃんせんせえの……おっぱいみたい……」

 ゾクゾクッ!

 え!……あっ!……あぁぁ……

 そういわれた瞬間……私のあそこが一気に濡れていった……
 体がビクビクと痙攣してる……
 ちょっとだけだけど……いっちゃった……

995人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 17:47:34
 キュンキュンを終えると、萌ちゃんのお母さんが私に丁寧に頭を下げた。
「どうもありがとうございました。」
「ありがと♪」
 萌ちゃんもお母さんの真似をしてペコリとかわらしくお辞儀をした。

 萌ちゃんはお母さんに手を引かれながら手を振って校庭を出ていく……

 ……はっ!バイバイしなくちゃ……

 私は意識が薄れながらも立ち上がり、萌ちゃんに手を振った。
 まだ体にさっきの余韻が残ってる……

 萌ちゃんにも……ばれちゃったかな……私がアリスちゃんだってこと……あぁん!……

 そう思うと……また感じちゃう……
  
 だいじょぶだよね……顔見えてないし……
 それにちっちゃい子はアリスちゃんはアリスちゃんだと思ってるもんね……

 茫然と手を振っている私に上凪さんが声をかけてきた。 
「握手会も終わりましたし……戻りましょっか?」
 私は頷き、上凪さんと一緒に玄関に向かった。

 こうしてみんなとの握手会が終わった。


真紀ちゃん アリスちゃんで握手会!&萌ちゃんキュンキュン♪3編  完 です。
ルール破っちゃうんですけどあとちょっとなんで残りを次に載せちゃいます!
自分勝手で本当に申し訳ないです……

996人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 18:04:58
 会議室に戻ると教頭先生とかおりんが待っていた。
 すると教頭先生が私たちに近寄ってきた。
「二人ともこんな暑い中お疲れ様。それと疲れてるところ悪いんだけど……眞田先生、一つお願いできるかしら?」

 教頭先生のお願いって……なんだろ?

『はい……』
 すると教頭先生はポケットからデジカメを取り出した。
「私の子供もアリスちゃんの大ファンなの。写真撮らせてもらっていいかしら?」
『え?……はい!喜んで!』

 そして私はアリスちゃんの決めポーズをして教頭先生に写真を撮ってもらった。
 教頭先生が記念に、と上凪さんとかおりんとも一緒に撮ってもらった。

「ごめんね、疲れてるのに無理言っちゃって……安全教室の分も撮っておいたから後でみんなに渡すわね。
 二人は着替え終わったらそまま帰って体を休めてください、私と岬先生で後かたずけしておくから。
 本当にお疲れ様でした。それじゃあ行きましょっか?岬先生。」
「あっ、はい!じゃあ二人ともお疲れ様です。」
『お疲れ様でした。』

 二人が出て行ってから私は椅子に座り、上凪さんにマスクを脱がしてもらった。
「ふぅ〜」
「今日はほんとにお疲れさまでした。」
 私はブーツと手袋を脱がせてもらった。
 すっごく蒸れてて……ビチャビチャだった……
 続いて上凪さんはふわふわスクール水着と肌タイにのチャックを開け、私の上半身を出してタオルで体を拭いてくれた……
 肌が久しぶりに外気に触れ、一気に体温が下がっていく……すごく気持ちがいい……
 やっぱりこの感じはちょっとくせになりそう……




 椅子の上で涼んでたら上凪さんが冷蔵庫から500mlのペットボトルを持ってきてくれた。
「すみません、なにからなにまでやってもらっちゃって……」
「いえいえ!」
 私はキャップを開け、そのジュースを飲み始めた……

 ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ……ぷはっ!おいしい!ピーチdeジュースだ!

 私は嬉しくなってし上凪さんを見た。
「いつも練習のときに飲まれていたので……好きなのかなって……」
 上凪さんは照れくさそうに笑ってる……私のために買ってくれてたんだ……
「ありがとうございます♪」
 今日の疲れがちょっと緩和された。やっぱりピーチdeジュースはすごくおいしい!




 私があっという間にピーチdeジュースを飲み終えると、上凪さんが下半身の肌タイもスクール水着ごと脱がそうとした……

 ……あっ!だめ!

 私はあわててその手を止めた!
「あ、あとはだいじょぶです!自分でできますから!」
「え?」
 上凪さんはポカンとしながら顔を真っ赤にした私を見た。
「じゃあ……お願いします。」
「はい!」
 そして私にくるりと背中をむけて自分も着替え始めた。

 私も上凪さんに背中をむけて胸に手を置き、大きく息をはいた。

 ふぅ〜危ない危ない……あそこを濡らしてるの見られちゃうとこだっだ……
 
 そして私はスクール水着の股の部分を見る……

 ……やだ!ちょっとシミてる!
 ど、どうしよ……さっき写真撮っちゃったし……
 もしかしたら上凪さんにも……ばれちゃってるかも……

 私はあわててスクール水着ごと肌タイを脱いで、下着姿のまま濡れてる部分をティッシュでゴシゴシと拭いた。

 これでだいじょぶかなぁ……シミとかできちゃあないかなぁ……

 不安になりながらも体をタオルで拭いて、替えの下着に着替えてから朝着てきた服を着た。

997人形遊びEX ◆zEHLoba/D2:2009/07/12(日) 18:06:04
 私が着てた着ぐるみのせいで、部屋が私の匂いで一杯になってた気がした……かなり恥かしい……
 私が振り返ると、上凪さんはもう着替え終わってて婦警さんの服を綺麗に畳んでビニール袋に入れていた。
「あの……着替え終わりました。」
「はい!えっと……じゃあ私はブーツとマスクを片付けますので、ほかのをこの袋に入れてもらえますか?」
「はい、わかりました。」
 私は上凪さんからビニール袋を受け取り、肌タイとスクール水着を畳んで手袋も一緒にその袋に入れた。
 上凪さんはマスクとブーツの中をティッシュで拭いて一つづつ袋に入れてからダンボール箱に入れてた。

 色々大変だったけど……久しぶりに着ぐるみ着れた……
 ちょっと……寂しいなぁ……あぅぅ!……

 アリスちゃんになってた時のことを思い出して……また感じちゃった……

 アリスちゃんの着ぐるみと婦警さんの服をそれぞれダンボール箱に入れて部屋の中を二人で片付けた。
 そして一人一個づつ箱を持って二人で学校を出て、上凪さんの車に箱を積みこんだ。




「今日は暑い中、本当にありがとうございました。」
「こちらこそありがとうございました。」
 二人で顔を見合わせて一緒になってくすくすと笑った。

「眞田さんのアリスちゃんすごく可愛かったですよ♪」
 私は恥かしくて俯きながら顔を真っ赤にした……
 あんなに元気に飛んだり跳ねたりしたことないし……
「そ、そうですか……実は……結構楽しかったです……」
 またあそこが濡れてきちゃった……

 顔を上げると上凪さんもほっぺを赤く染めていた。
 そして上凪さんは私にとんでもないことをきいてきた!
「眞田さん……着ぐるみ着て……感じてたでしょ……」

 ゾクゾクッ!
  
 えっ!……どうして……そのことを……

 驚いて声が出なかった……
 上凪さんを直視したまま動けない……



 上凪さんは顔を真っ赤にしながらこう言った……
「わかりますよ……私も……そうだから……」
「……え!!」
 私はまたびっくりした!

「二人だけの秘密ですよ♪お互い暇な時はお茶でもしましょうね!それでは!」
「……あっ、はい!さようなら……」
 上凪さんはすぐに車に乗り込み、サッとシートベルトをつけてそのまま車で学校を出て行った。
 私はいまだに顔を真っ赤にしながら手を振った……

 上凪さんも……そうなんだ……
 やっぱり私だけじゃないんだ……着ぐるみ着て感じちゃうの……ふふ♪

 同じ性癖を持ってる人に出会えてすごく嬉しくなった……ちょっと変だけど……
 
 私はルンルン気分で自分のアパートに帰った。




 部屋に入ると私はすぐにお風呂に入った。このときの為にあらかじめ沸かしておいた。
 お風呂から出て下着を着てテレビをかける……ちょうどうさみみライダーアリスちゃんがやってた。

 みんなの前でこんなカッコして……恥かしかったなぁ……
 大変だったけど……また……着てみたいかも……はぅぅ!……
 そうだ!今日のこと美優に言ってみよ!最近全然連絡取れなかったし……

 バックの中のケータイを取り出し、美優に電話をかけてみた……
「もしもし、美優?」
『あっ!先輩!おしさしぶりです♪』
「今テレビ見られる?」
『え?一応見れますけど……』
 そういって美優にチャンネルを回させた。

『これ……うさみみライダーアリスちゃんですよね?これがどうかしたんですか?』
 美優はアリスちゃんのことを知っているらしい……
「今日……私……アリスちゃんの……着ぐるみ着たの……」
 自分で言っておいて顔が真っ赤になっちゃった……お風呂に入ったばっかりなのにまたあそこが濡れてきちゃう……

『え!なんで言ってくれなかったんですか!!ずるいですよ自分だけ!!!』
 すごく怒ってる……電話越しにも美優の顔が想像できた。
「ご、ごめんね、ちょっと忙しかったから……」
『それに何で着れたんですか?教えてください!!』
「えっと、それは……」

 ……そうだ!ここは敢えて……ふふ♪

「ひ・み・つ♪」

    <おしまい>


最後をぶっ続けにしちゃって本当にすみませんでした!
そして最後まで読んで頂いた方々に深くお礼申しあげます。

998名無しさん@着ぐるみすと:2009/07/13(月) 00:25:49
すごすぎwwww

うはwww萌えますたww
暑そうな部分とか汗とかたまららんwwww

999名無しさん@着ぐるみすと:2009/07/13(月) 07:17:12
(σ・∀・)σ999ゲッツ!!

1000名無しさん@着ぐるみすと:2009/07/13(月) 07:22:35
次スレ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/846/1247437212/l50

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